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第一章
最期の願い⑥
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「…ひっ…ひっく…はぁぁ…、わたしってば、また泣いちゃったね…。いい大人のはずなのにね…」
こんなに泣いたのはいつぶりだろう??
「別に、涙に年齢なんて関係ないだろ。だから気にすんな」
「うんうん。そうだよ紗代ちゃん。気にしないで」
「いつきちゃん、みつきちゃん。本当に今までずっとずっと見守って来てくれてありがとう。転生したら別々の世界だけど、これからもずっとずっと見守っていてね?
いつきちゃん、みつきちゃん。大好きだよ」
「知ってる…。任せとけ」
「うん。任せて。ずっと見守ってるからね。わたしも大好きだよ、紗代ちゃん」
よかった。今度は泣かないで、ちゃんと自分の気持ちを伝えられた。
「紗代。妾もあちらの世界に行っても、ずっと見守っておるからの。息災で過ごすのじゃぞ」
天照ちゃんからも温かい別れの言葉をもらう。
「ありがとう。天照ちゃん。今回は本当にお世話になりました。閻魔大王様や地球の神様にも、『大変お世話になりました』とお伝えください」
「うむ。任されたぞえ」
後は、エアネスト様にもお礼の言葉を伝えないとね。
「エアネスト様。今回の転生に際し、わたしのわがままを聞いてくださり、ありがとうございます。転生後の世界でもよろしくお願いしますね」
「ええ、紗代さん。お任せください。私も、ずっと見守っておりますからね。
転生後に、何かありましたら、神殿にお越しください。私の言葉も、私からになりますが、天照大御神様やいつきさん、みつきさんのから言葉をお届けする事ができますからね。
さぁ、紗代さん、そろそろ転生の時間です。
ゆっくりと目を閉じて眠ってください。今から紗代さんの魂と体を、転生後の私の世界に馴染む様に造り変えます。
不便の無いよう、紗代さんの自我はそのままにしておきますので、向こうで落ち着いたらステータスの確認をお願いしますね。
次に目を覚ます時は、新しい世界ですよ。それではおやすみなさい──」
エアネスト様がわたしの顔の前に手をかざす。
何だろう、だんだん眠たくなってきた…
次に目を覚ます時は新しい世界かぁ。
不安気持ち半分、楽しみな気持ち半分って感じかな。
「紗代、向こうではあまり無茶すんなよっ!!」
「紗代ちゃん、元気でねっ!!向こうの世界を思いっきり楽しんでねっ!!」
「紗代、達者でな。幸せになるんじゃぞ」
いつきちゃん、みつきちゃん、天照ちゃん、ありがとう。
そしておやすみなさい……
こんなに泣いたのはいつぶりだろう??
「別に、涙に年齢なんて関係ないだろ。だから気にすんな」
「うんうん。そうだよ紗代ちゃん。気にしないで」
「いつきちゃん、みつきちゃん。本当に今までずっとずっと見守って来てくれてありがとう。転生したら別々の世界だけど、これからもずっとずっと見守っていてね?
いつきちゃん、みつきちゃん。大好きだよ」
「知ってる…。任せとけ」
「うん。任せて。ずっと見守ってるからね。わたしも大好きだよ、紗代ちゃん」
よかった。今度は泣かないで、ちゃんと自分の気持ちを伝えられた。
「紗代。妾もあちらの世界に行っても、ずっと見守っておるからの。息災で過ごすのじゃぞ」
天照ちゃんからも温かい別れの言葉をもらう。
「ありがとう。天照ちゃん。今回は本当にお世話になりました。閻魔大王様や地球の神様にも、『大変お世話になりました』とお伝えください」
「うむ。任されたぞえ」
後は、エアネスト様にもお礼の言葉を伝えないとね。
「エアネスト様。今回の転生に際し、わたしのわがままを聞いてくださり、ありがとうございます。転生後の世界でもよろしくお願いしますね」
「ええ、紗代さん。お任せください。私も、ずっと見守っておりますからね。
転生後に、何かありましたら、神殿にお越しください。私の言葉も、私からになりますが、天照大御神様やいつきさん、みつきさんのから言葉をお届けする事ができますからね。
さぁ、紗代さん、そろそろ転生の時間です。
ゆっくりと目を閉じて眠ってください。今から紗代さんの魂と体を、転生後の私の世界に馴染む様に造り変えます。
不便の無いよう、紗代さんの自我はそのままにしておきますので、向こうで落ち着いたらステータスの確認をお願いしますね。
次に目を覚ます時は、新しい世界ですよ。それではおやすみなさい──」
エアネスト様がわたしの顔の前に手をかざす。
何だろう、だんだん眠たくなってきた…
次に目を覚ます時は新しい世界かぁ。
不安気持ち半分、楽しみな気持ち半分って感じかな。
「紗代、向こうではあまり無茶すんなよっ!!」
「紗代ちゃん、元気でねっ!!向こうの世界を思いっきり楽しんでねっ!!」
「紗代、達者でな。幸せになるんじゃぞ」
いつきちゃん、みつきちゃん、天照ちゃん、ありがとう。
そしておやすみなさい……
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