48 / 91
第二章 アカデミー 入学編
スケッチ
しおりを挟む
「ふふ、みんな思い思いに動いててくれていいからね。」
そう言いながらもリッカの手は止まらない。桜の大樹に寄り掛かりながら目の前でころころと戯れている神獣たちやノーツにルキ、そして主、さらには彼らを囲むように丸くなっているウルをスケッチしているのだ。念願の夢である。興奮したようにがっさがっさと描いていくリッカにタイチは呆れ、ノアは驚いたように目を丸くしていた。
「……別人みたいだね。」
「まあ、アレがリッカの大好きなことですから。」
「描く、とは聞いていたけど実際に見せてもらえるとは思わなかったよ。」
「リッカは気まぐれですからね。でも、あれは心を許してる人じゃないと見せません。」
タイチの一言にノアがどこか嬉しそうな顔をする。半年前にノアが思っていたのはたくさんの絵が詰まったスケッチブックを見せてほしいということ。実際に本人に言った訳ではないが察していただろう。そして今、何を言うでもなく連れてこられたこの場所で、リッカはノアに今からスケッチしたいから、ノーツとルキを描かせてほしい、と言ったのだ。こればかりはノアがいいよ、と許可をしてもノーツたちに聞かねば分からないのでそう言った旨のことを言うとノーツもルキも快くうなずいてくれた。
そして、従魔たちや主を一か所に集め、遊んでていいよ。と言ったリッカはさっさと準備をしてスケッチに取り掛かったのである。
スケッチをしている最中は玄武の防護結界があるとは言え無防備になるということ。他人......つまりあまり仲良くない、心を許していない相手がいるところでリッカは滅多にスケッチをしない。それが、ノアがいる場所でもスケッチをし始めたということは、少なくとも彼を認めているということ。それに他ならないだろう。タイチがいるから、というのもあるかもしれないが。
「これっていつもどれくらいかかるの?」
「日によってまちまちですね。長い時もあれば短い時もあります。」
「へえ……あ、そうだ。」
「?……なんですか?」
「半年たったけど、僕にまだ敬語使うのかい?」
二人並んでスケッチをしているリッカを眺めながら二人は言葉を交わす。半年前にノアが敬語を使わなくていいといった時はそう簡単に敬語を取ることはできないとタイチは言った。そのことを言っているのだろう。しかしタイチ的にはこうも思うのだ。
「半年って言っても今日で出会って二日目なんですけど……」
「いやいや、心の整理くらいつけれただろう?やっぱりこそばゆいから敬語外してくれるかい?あの三年の女子生徒には外してたじゃないか。」
「……まあ。」
「じゃあいいんじゃないかな?」
まるでそれ以外は認めないと言わんばかりの圧にタイチはたじろぐ。その様子が横目に見えていたリッカは珍しくノアの味方をしてあげようと口を開いた。これからパーティとして動く以上、こうやって言葉の壁があるのはよくないのだ。もっと心的距離が近くなるようにと手伝ってあげるだけである。
「タイチは固すぎるんだよ。確かに目上の人は敬うべきだけど、敬語はいいって本人に言われてるんだからいいの。もちろん敬わなくていい人もいるけどね。」
ちなみに思い浮かべたのはルーベンのことである。流石のリッカもあれにはかちんと来た。もちろんカガチはまた別である。ただ懐かしさを感じ親近感を覚えているため敬語を使っていないだけである。ちゃんと敬ってはいる。
「……リッカはどっちの味方なんだよ。」
「いっつもタイチの味方でしょ?今日はノアの味方してるだけ。それに、パーティとして親睦は深めなきゃでしょ?」
「う……それも、そうだけど……。」
「あーあ、パーティの仲間なのにノアかわいそー。」
にやりと口元を上げて言うリッカにタイチは観念したように肩を落とした。そして一言、ノアと呟く。その言葉にリッカとノアは満足そうにうなずいた。そして、リッカはそれと同時に下書きを終えたので色絵具と魔法で水を用意する。パレットに色絵具を出して溶かしながら主の頭を撫でた。
「きれいな桜色だねぇ……フィラノでも君たちみたいな綺麗な色はあんまり見たことが無いよ。」
『確かに桜色のものは居ませんね。やはり主ですから特別な何かがあるのかもしれません。』
「へぇ……ノアは何か知ってる?」
「さあ……でも一つ言えるとしたらこの大樹が桜だからかな?色も桜色だし。広さとかも相まってこういう個体が生まれたんじゃないかな?」
『やっぱり特別ってことだね!鳥さんだし……朱雀と仲良くできそう。』
白虎の言葉に主はぴゅいっと鳴くとウルを背にしている朱雀に寄っていき左右と前からぎゅっとくっついた。サイズ的にあまり変わらないので同じサイズの饅頭が四つ固まっているようにも見えた。リッカはおかしそうに笑いながら色を乗せていく。真っ白なスケッチブックに鮮やかな色が乗っていくのを見てノアは感心するようにほほう、と声を上げた。
「なかなか、すごいな。」
「これでもずーっと描き続けてるんだからね。これで下手クソとか言われちゃったら自信なくしちゃう。」
「いやいや、これ下手クソとかいうやついないからな?」
『お母さんの絵は見てると力が湧いてくる感じがするよ。』
「そりゃ心がこもってますから。」
会話をしながらも絵はどんどん完成されていく。その迷いのない手つきは何処からどう見ても経験から来るもので、到底マネできるようなものではなかった。じっとタイチもノアもその完成を見守る中、リッカは気まずそうに口を開いた。
「……見つめすぎ。」
「いやぁ見惚れるほどすごいね。」
「やりにくいからやめてよね。……描き辛いじゃん。」
「照れてるのか?」
「照れてないよ!」
もう、と大きくため息をつくとリッカはスケッチブックとモデルにしている神獣たちを眺め始めた。すでに描き始めて一刻程経っている。ほぼ完成に近かった。
「今日は早い方だな?」
「そんなに時間もかけてられないしね。ノーツもルキもいいモデルさんだね。」
そう言ってリッカが撫でると二匹は嬉しそうにリッカの手にすり寄った。これはもう仕方がないだろう。
「おや、僕に褒められるより嬉しそうな顔をしていないかい?妬けるなぁ。」
「あの夜猫ですら懐いて……いったい何なんだリッカは。」
「何なんだと言われても。僕は僕、としか言えないよ。」
困ったように眉をハの字にしてリッカは呟いた。汚れてしまった水を”消失魔法”で消してしまい、満足したようにスケッチブックの絵を乾かしながら片づけをし始める。リッカの”消失魔法”を見るのが初めてだったノアは多少驚いているようだったがやはりそこは半森人族であろうと魔法に強い森人族の一族。その正体も多少なりとちゃんと理解しているようだった。
「固有魔法か……その年できちんと習得しているのは初めて見たよ。」
「父様もこーちゃんも厳しかったからね。そりゃしっかり習得してるよ。」
「こーちゃん?」
「うん。ほら、さっき言ってた優秀な先生。」
「……黄龍様を、こーちゃん……ね。」
ふと、ノアが遠い目をしていた。耳飾りを知っているノアはその先生の正体にも気づいている。おそらく神獣である黄龍がこーちゃんなんて愛らしい呼び方をされていることに呆れてしまっているだけだ。
「よし、僕のわがままに付き合ってくれてありがとう。また来るから楽しみにしてて。」
荷物をまとめ終えリッカは立ち上がって主たちに向かってそう言った。主たちは嬉しそうにピヨピヨ鳴きながらリッカにすり寄り桜の大樹の上の方へ消えていった。それを見送ってからノーツとルキに向き直る。
「君たちもありがとう。またお願いしてもいい?」
『いいよ。あなた、ここちよい。いい魔力だもの。』
『むしろ大歓迎?神獣様たちも優しいし、今日は楽しかった。』
「そっかそっか、それはよかったよ。」
『どうせそのパーティとやらで一緒なんだろー?じゃあこれからもよろしくなー!』
青龍が元気にそう言うと、ノーツとルキ嬉しそうに頷いた。リッカと同じように立ち上がっていたノアの足元に戻っていく。ウルもいつの間にか立ち上がっているタイチの横に控えている。もう、解散の流れだった。
「じゃあまた明後日だね。明日は楽しんで。」
「ルーベンってやつがいる限り楽しめるかは分からないけどね……。」
「どうせ課外活動だろう……できるだけ視界に入らないように動くか……。」
「ははっ前途多難だ。頑張ってね。」
「はぁ……他人事だと思って……。」
今絡まれた感じから察する懲りていないだろう。生徒会長であるノアと親しいと言う時点で多少緩和するだろうが、その時になってみないと分からない。明日の課外授業に一抹の不安覚えながらリッカ達はその場を後にした。
そう言いながらもリッカの手は止まらない。桜の大樹に寄り掛かりながら目の前でころころと戯れている神獣たちやノーツにルキ、そして主、さらには彼らを囲むように丸くなっているウルをスケッチしているのだ。念願の夢である。興奮したようにがっさがっさと描いていくリッカにタイチは呆れ、ノアは驚いたように目を丸くしていた。
「……別人みたいだね。」
「まあ、アレがリッカの大好きなことですから。」
「描く、とは聞いていたけど実際に見せてもらえるとは思わなかったよ。」
「リッカは気まぐれですからね。でも、あれは心を許してる人じゃないと見せません。」
タイチの一言にノアがどこか嬉しそうな顔をする。半年前にノアが思っていたのはたくさんの絵が詰まったスケッチブックを見せてほしいということ。実際に本人に言った訳ではないが察していただろう。そして今、何を言うでもなく連れてこられたこの場所で、リッカはノアに今からスケッチしたいから、ノーツとルキを描かせてほしい、と言ったのだ。こればかりはノアがいいよ、と許可をしてもノーツたちに聞かねば分からないのでそう言った旨のことを言うとノーツもルキも快くうなずいてくれた。
そして、従魔たちや主を一か所に集め、遊んでていいよ。と言ったリッカはさっさと準備をしてスケッチに取り掛かったのである。
スケッチをしている最中は玄武の防護結界があるとは言え無防備になるということ。他人......つまりあまり仲良くない、心を許していない相手がいるところでリッカは滅多にスケッチをしない。それが、ノアがいる場所でもスケッチをし始めたということは、少なくとも彼を認めているということ。それに他ならないだろう。タイチがいるから、というのもあるかもしれないが。
「これっていつもどれくらいかかるの?」
「日によってまちまちですね。長い時もあれば短い時もあります。」
「へえ……あ、そうだ。」
「?……なんですか?」
「半年たったけど、僕にまだ敬語使うのかい?」
二人並んでスケッチをしているリッカを眺めながら二人は言葉を交わす。半年前にノアが敬語を使わなくていいといった時はそう簡単に敬語を取ることはできないとタイチは言った。そのことを言っているのだろう。しかしタイチ的にはこうも思うのだ。
「半年って言っても今日で出会って二日目なんですけど……」
「いやいや、心の整理くらいつけれただろう?やっぱりこそばゆいから敬語外してくれるかい?あの三年の女子生徒には外してたじゃないか。」
「……まあ。」
「じゃあいいんじゃないかな?」
まるでそれ以外は認めないと言わんばかりの圧にタイチはたじろぐ。その様子が横目に見えていたリッカは珍しくノアの味方をしてあげようと口を開いた。これからパーティとして動く以上、こうやって言葉の壁があるのはよくないのだ。もっと心的距離が近くなるようにと手伝ってあげるだけである。
「タイチは固すぎるんだよ。確かに目上の人は敬うべきだけど、敬語はいいって本人に言われてるんだからいいの。もちろん敬わなくていい人もいるけどね。」
ちなみに思い浮かべたのはルーベンのことである。流石のリッカもあれにはかちんと来た。もちろんカガチはまた別である。ただ懐かしさを感じ親近感を覚えているため敬語を使っていないだけである。ちゃんと敬ってはいる。
「……リッカはどっちの味方なんだよ。」
「いっつもタイチの味方でしょ?今日はノアの味方してるだけ。それに、パーティとして親睦は深めなきゃでしょ?」
「う……それも、そうだけど……。」
「あーあ、パーティの仲間なのにノアかわいそー。」
にやりと口元を上げて言うリッカにタイチは観念したように肩を落とした。そして一言、ノアと呟く。その言葉にリッカとノアは満足そうにうなずいた。そして、リッカはそれと同時に下書きを終えたので色絵具と魔法で水を用意する。パレットに色絵具を出して溶かしながら主の頭を撫でた。
「きれいな桜色だねぇ……フィラノでも君たちみたいな綺麗な色はあんまり見たことが無いよ。」
『確かに桜色のものは居ませんね。やはり主ですから特別な何かがあるのかもしれません。』
「へぇ……ノアは何か知ってる?」
「さあ……でも一つ言えるとしたらこの大樹が桜だからかな?色も桜色だし。広さとかも相まってこういう個体が生まれたんじゃないかな?」
『やっぱり特別ってことだね!鳥さんだし……朱雀と仲良くできそう。』
白虎の言葉に主はぴゅいっと鳴くとウルを背にしている朱雀に寄っていき左右と前からぎゅっとくっついた。サイズ的にあまり変わらないので同じサイズの饅頭が四つ固まっているようにも見えた。リッカはおかしそうに笑いながら色を乗せていく。真っ白なスケッチブックに鮮やかな色が乗っていくのを見てノアは感心するようにほほう、と声を上げた。
「なかなか、すごいな。」
「これでもずーっと描き続けてるんだからね。これで下手クソとか言われちゃったら自信なくしちゃう。」
「いやいや、これ下手クソとかいうやついないからな?」
『お母さんの絵は見てると力が湧いてくる感じがするよ。』
「そりゃ心がこもってますから。」
会話をしながらも絵はどんどん完成されていく。その迷いのない手つきは何処からどう見ても経験から来るもので、到底マネできるようなものではなかった。じっとタイチもノアもその完成を見守る中、リッカは気まずそうに口を開いた。
「……見つめすぎ。」
「いやぁ見惚れるほどすごいね。」
「やりにくいからやめてよね。……描き辛いじゃん。」
「照れてるのか?」
「照れてないよ!」
もう、と大きくため息をつくとリッカはスケッチブックとモデルにしている神獣たちを眺め始めた。すでに描き始めて一刻程経っている。ほぼ完成に近かった。
「今日は早い方だな?」
「そんなに時間もかけてられないしね。ノーツもルキもいいモデルさんだね。」
そう言ってリッカが撫でると二匹は嬉しそうにリッカの手にすり寄った。これはもう仕方がないだろう。
「おや、僕に褒められるより嬉しそうな顔をしていないかい?妬けるなぁ。」
「あの夜猫ですら懐いて……いったい何なんだリッカは。」
「何なんだと言われても。僕は僕、としか言えないよ。」
困ったように眉をハの字にしてリッカは呟いた。汚れてしまった水を”消失魔法”で消してしまい、満足したようにスケッチブックの絵を乾かしながら片づけをし始める。リッカの”消失魔法”を見るのが初めてだったノアは多少驚いているようだったがやはりそこは半森人族であろうと魔法に強い森人族の一族。その正体も多少なりとちゃんと理解しているようだった。
「固有魔法か……その年できちんと習得しているのは初めて見たよ。」
「父様もこーちゃんも厳しかったからね。そりゃしっかり習得してるよ。」
「こーちゃん?」
「うん。ほら、さっき言ってた優秀な先生。」
「……黄龍様を、こーちゃん……ね。」
ふと、ノアが遠い目をしていた。耳飾りを知っているノアはその先生の正体にも気づいている。おそらく神獣である黄龍がこーちゃんなんて愛らしい呼び方をされていることに呆れてしまっているだけだ。
「よし、僕のわがままに付き合ってくれてありがとう。また来るから楽しみにしてて。」
荷物をまとめ終えリッカは立ち上がって主たちに向かってそう言った。主たちは嬉しそうにピヨピヨ鳴きながらリッカにすり寄り桜の大樹の上の方へ消えていった。それを見送ってからノーツとルキに向き直る。
「君たちもありがとう。またお願いしてもいい?」
『いいよ。あなた、ここちよい。いい魔力だもの。』
『むしろ大歓迎?神獣様たちも優しいし、今日は楽しかった。』
「そっかそっか、それはよかったよ。」
『どうせそのパーティとやらで一緒なんだろー?じゃあこれからもよろしくなー!』
青龍が元気にそう言うと、ノーツとルキ嬉しそうに頷いた。リッカと同じように立ち上がっていたノアの足元に戻っていく。ウルもいつの間にか立ち上がっているタイチの横に控えている。もう、解散の流れだった。
「じゃあまた明後日だね。明日は楽しんで。」
「ルーベンってやつがいる限り楽しめるかは分からないけどね……。」
「どうせ課外活動だろう……できるだけ視界に入らないように動くか……。」
「ははっ前途多難だ。頑張ってね。」
「はぁ……他人事だと思って……。」
今絡まれた感じから察する懲りていないだろう。生徒会長であるノアと親しいと言う時点で多少緩和するだろうが、その時になってみないと分からない。明日の課外授業に一抹の不安覚えながらリッカ達はその場を後にした。
1
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢に転生したので、ゲームを無視して自由に生きる。私にしか使えない植物を操る魔法で、食べ物の心配は無いのでスローライフを満喫します。
向原 行人
ファンタジー
死にかけた拍子に前世の記憶が蘇り……どハマりしていた恋愛ゲーム『ときめきメイト』の世界に居ると気付く。
それだけならまだしも、私の名前がルーシーって、思いっきり悪役令嬢じゃない!
しかもルーシーは魔法学園卒業後に、誰とも結ばれる事なく、辺境に飛ばされて孤独な上に苦労する事が分かっている。
……あ、だったら、辺境に飛ばされた後、苦労せずに生きていけるスキルを学園に居る内に習得しておけば良いじゃない。
魔法学園で起こる恋愛イベントを全て無視して、生きていく為のスキルを習得して……と思ったら、いきなりゲームに無かった魔法が使えるようになってしまった。
木から木へと瞬間移動出来るようになったので、学園に通いながら、辺境に飛ばされた後のスローライフの練習をしていたんだけど……自由なスローライフが楽し過ぎるっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
【一秒クッキング】追放された転生人は最強スキルより食にしか興味がないようです~元婚約者と子犬と獣人族母娘との旅~
御峰。
ファンタジー
転生を果たした主人公ノアは剣士家系の子爵家三男として生まれる。
十歳に開花するはずの才能だが、ノアは生まれてすぐに才能【アプリ】を開花していた。
剣士家系の家に嫌気がさしていた主人公は、剣士系のアプリではなく【一秒クッキング】をインストールし、好きな食べ物を食べ歩くと決意する。
十歳に才能なしと判断され婚約破棄されたが、元婚約者セレナも才能【暴食】を開花させて、実家から煙たがれるようになった。
紆余曲折から二人は再び出会い、休息日を一緒に過ごすようになる。
十二歳になり成人となったノアは晴れて(?)実家から追放され家を出ることになった。
自由の身となったノアと家出元婚約者セレナと可愛らしい子犬は世界を歩き回りながら、美味しいご飯を食べまくる旅を始める。
その旅はやがて色んな国の色んな事件に巻き込まれるのだが、この物語はまだ始まったばかりだ。
※ファンタジーカップ用に書き下ろし作品となります。アルファポリス優先投稿となっております。
転生美女は元おばあちゃん!同じ世界の愛し子に転生した孫を守る為、エルフ姉妹ともふもふたちと冒険者になります!《『転生初日に~』スピンオフ》
ひより のどか
ファンタジー
目が覚めたら知らない世界に。しかもここはこの世界の神様達がいる天界らしい。そこで驚くべき話を聞かされる。
私は前の世界で孫を守って死に、この世界に転生したが、ある事情で長いこと眠っていたこと。
そして、可愛い孫も、なんと隣人までもがこの世界に転生し、今は地上で暮らしていること。
早く孫たちの元へ行きたいが、そうもいかない事情が⋯
私は孫を守るため、孫に会うまでに強くなることを決意する。
『待っていて私のかわいい子⋯必ず、強くなって会いに行くから』
そのために私は⋯
『地上に降りて冒険者になる!』
これは転生して若返ったおばあちゃんが、可愛い孫を今度こそ守るため、冒険者になって活躍するお話⋯
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
こちらは『転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました。もふもふとも家族になります!』の可愛いくまの編みぐるみ、おばあちゃんこと凛さんの、天界にいる本体が主人公!
が、こちらだけでも楽しんでいただけるように頑張ります。『転生初日に~』共々、よろしくお願いいたします。
また、全くの別のお話『小さな小さな花うさぎさん達に誘われて』というお話も始めました。
こちらも、よろしくお願いします。
*8/11より、なろう様、カクヨム様、ノベルアップ、ツギクルさんでも投稿始めました。アルファポリスさんが先行です。
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
転生幼子は生きのびたい
えぞぎんぎつね
ファンタジー
大貴族の次男として生まれたノエルは、生後八か月で誘拐されて、凶悪な魔物が跋扈する死の山に捨てられてしまった。
だが、ノエルには前世の記憶がある。それに優れた魔法の才能も。
神獣の猫シルヴァに拾われたノエルは、親を亡くした赤ちゃんの聖獣犬と一緒に、神獣のお乳を飲んで大きくなる。
たくましく育ったノエルはでかい赤ちゃん犬と一緒に、元気に楽しく暮らしていくのだった。
一方、ノエルの生存を信じている両親はノエルを救出するために様々な手段を講じていくのだった。
※ネオページ、カクヨムにも掲載しています
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
莫大な遺産を相続したら異世界でスローライフを楽しむ
翔千
ファンタジー
小鳥遊 紅音は働く28歳OL
十八歳の時に両親を事故で亡くし、引き取り手がなく天涯孤独に。
高校卒業後就職し、仕事に明け暮れる日々。
そんなある日、1人の弁護士が紅音の元を訪ねて来た。
要件は、紅音の母方の曾祖叔父が亡くなったと言うものだった。
曾祖叔父は若い頃に単身外国で会社を立ち上げ生涯独身を貫いき、血縁者が紅音だけだと知り、曾祖叔父の遺産を一部を紅音に譲ると遺言を遺した。
その額なんと、50億円。
あまりの巨額に驚くがなんとか手続きを終える事が出来たが、巨額な遺産の事を何処からか聞きつけ、金の無心に来る輩が次々に紅音の元を訪れ、疲弊した紅音は、誰も知らない土地で一人暮らしをすると決意。
だが、引っ越しを決めた直後、突然、異世界に召喚されてしまった。
だが、持っていた遺産はそのまま異世界でも使えたので、遺産を使って、スローライフを楽しむことにしました。
異世界カントリーライフ ~妖精たちと季節を楽しむ日々~
楠富 つかさ
ファンタジー
都会で忙しさに追われる日々を送っていた主人公は、ふと目を覚ますと異世界の田舎にいた。小さな家と畑、そして妖精たちに囲まれ、四季折々の自然に癒されるスローライフが始まる。時間に縛られず、野菜を育てたり、見知らぬスパイスで料理に挑戦したりと、心温まる日々を満喫する主人公。現代では得られなかった安らぎを感じながら、妖精たちと共に暮らす異世界で、新しい自分を見つける物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる