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#EXTRA 別れと祝福の花祭り(前)
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ルジットの花祭りは、最後、咲き誇る花を夜の海に撒いて、豊作の報告と死者の追悼を行う。死後、海に散骨し、霊魂は海に戻ると考えているルジット人には、重要な祭りのひとつだ。
祭りでは、その日にしか食べられないごちそうも用意されたり、めったに見られない歌劇も披露されるいから、僕らは毎年楽しみにしていた。今年はとくに楽しみで、というのも、三年も会えずにいた兄のサフィールが、ハイリーとともに家に泊まりにきたからだ。
ようやく、一緒に暮らすことにしてくれたんだろうと、僕ら兄弟は喜んだ。サフィールがいない毎日はそれなりに楽しく充実していたが、彼がいれば一層充実することはわかっていたから。とくに弟たちははりきって、空き部屋にサフィールの好きだろうと思われる本や、使われていないシーツを運んだりして、勝手に彼の部屋を作ろうとしていた。
そして当日、久々に会ったサフィールは、顎の線が鋭くなって、肩がちょっと逞しくなったようだった。質素な麻のシャツにパンツという軽装でやってきて、黒髪はやや伸びている。日に焼けた。色白で華奢で物静かという印象だった彼の変化に、僕らは少し戸惑った。玄関先で。
でも、微笑んで「大きくなったねみんな」と言ってくれた声はサフィールのもの。むしろもっと穏やかで優しい声になっていた。
僕らは我先にとサフィールに抱擁した。ジェイドは勢い余ってサフィールごと玄関のタイルにひっくり返った。サフィールは苦笑しただけで怒らなかった。
サフィールとハイリーは祭りに一緒に参加すると言って、昼間の市場で花を買い出しするのに付き合ってくれたのだ。
◆
「え、サフィールもしかしてこのお祭りはじめて?」
「そうだよ。毎年やっていることは知っていたけれど、参加したことはなかったなあ。このお団子美味しいね、そうと知っていたらちゃんと参加したのにね」
祭りのときにしか出てこない、貴重な花の蜜を使ったお団子を気に入ったらしい。サフィールは自分で買ったものを僕にも分けてくれた。
夕方の市場で、僕とサフィールはふたりで花かごを買い求めている。値段に応じて、花の種類と量が違うのだが、サフィールが買ったのは、値段が二番目に高くて、真っ白な花が盛られたものだった。花弁の丸い、ルジットでは祝い事にも弔事にも用いられる花だ。プーリッサでは弔事に白い百合を用いるが、それとは違ってどこか可愛らしい印象のもの。名前をサフィールに聞いたけど、すぐに忘れた。花はあんまり興味ないんだ。
「サフィール、これから一緒に暮らすんだよね。そしたら毎年このお団子一緒に食べよう」
僕の言葉には答えず、サフィールは、頬を緩めて夕焼け空を見上げた。
「ああサフィール、ここにいたんだ。こっちも買い出し終わったから、そろそろ浜辺に行こうか」
弟たちを連れて花を買いに行っていたハイリーが合流して、腕に幾重にもかけた白い花の輪をサフィールにいくつか渡す。そうやって空いた腕に、すかさずジュリアンがひっついて、ジェイドに睨まれていた。いつだって彼女の腕は争奪戦になる。僕は弟たちに譲ることを覚えた。
ハイリーは相変わらず大股で歩くし、緑の目が市場に盛られた花々のそれより鮮やかで、元気を凝縮したようだった。僕は彼女も大好きだから、こうして祭りの夜を一緒に過ごせるのが嬉しかった。そういえば、ハイリーともこの祭りに参加するのは初めてだ。
彼女はきょろきょろと周囲を見回した。頭の天辺で一本に結った赤い髪が、ウマのしっぽみたいに揺れる。
「ドニーとウェリーナは? 一緒に行くなら一度お屋敷に戻ったほうがいいんじゃないかな」
「彼らは今日、お客人と予定があるんだって。僕らだけで行こう」
サフィールの言葉にうなずいて、ハイリーはくるりと踵を返す。
「さて、海まで競争だ」
「転んで怪我をしないようにね、ジュリアン、ジェイド。ハイリーも」
きゃあきゃあ言いながら桟橋を陸の方へ駆けていく弟たちを見送って、僕はサフィールの隣を歩いた。
「行かないの、ユージーン」
「行かない」
機嫌が悪いわけじゃないんだと表明するために、サフィールに向かってにっこりしてみせた。
僕はハイリーも大好きだ。それよりもサフィールのことが好きで、もっと一緒にいたいだけ。
それに、花を撒くならサフィールと一緒にしたかった。両親のために、この花たちをサフィールと一緒に海に捧げたい。
あっという間に小さくなったハイリーと弟たちの後ろ姿を目で追いかけながら、長く伸びた自分とサフィールの影を引き連れて、僕らは浜辺を目指した。
◆
完全に日が落ち、花を放つ時間になるまで、浜辺では有志の演奏が続けられる。やがて音楽が鳴り止んで、集まった人たちがぽつぽつと海に入り、花を水に浮かべ始めた。
僕らもそれに倣う。
毎年、このお祭りで、夜の海に深く入りすぎて何人か亡くなる。それを知っていたのか、ハイリーは用意してきた花輪を僕ら兄弟に渡して、本当に浅い部分までしか進ませなかった。
重たい花輪を遠くに投げるのは難しく、ジュリアンは失敗して戻ってきてしまった。何度か繰り返して、白い花の輪は波に飲まれて消えていった。あちこちに設置された大きな篝火で浜辺は明るいが、海の方までは照らしきれない。そんな夜目でも、暗い海と白い花の対比はわかりやすく、他の人達が投げた花が波の上で光るように揺らめいている。
「ここで待っていてね」
サフィールとハイリーはそう言って、僕らを波打ち際で待たせて、二人で花かごを抱えて海に入っていった。
ハイリーがいるから絶対に大丈夫だとわかっているのに、僕はちょっと緊張した。
サフィールがそのまま海に消えてしまうような気がして。
彼らは花かごの花を掴んでは投げ、掴んでは投げしていたが、花がなくならないことに業を煮やしたらしいハイリーが、ついに花かごをひっくり返して中身を放り出した。
僕らは遠目からそれを見て思わず笑ってしまった。ハイリーらしい。
でも、しばらくして、彼女がうつむいたまま動かなくなってしまったことに気づいて顔を見合わせる。どうしたんだろう。サンダル、流されてしまったのかな。
心配になったが、ここを動くなと言いつけられていた。海に入ろうとしたジェイドを僕が引き止める。
自分の花かごを空にしたサフィールが、そっとハイリーの肩をたたき、そのまましっかり抱きしめた。ハイリーも彼にしがみつく。波音で聞こえなかっただけで、もしかしたらハイリーは声を上げて泣いていたのかもしれない。
ふたりはしっかり抱き合って、波の勢いにぐらつくこともなく、じっとそこにいた。
僕は先程、サフィールが波間に消えてしまうと思ったけれど、そうじゃない。不思議なことに、ハイリーを慰めるサフィールは、彼女よりよっぽどしっかりと、その場に立っているように思えた。
長い追悼の時間が終わって、海に入っている人たちも少なくなってから、二人は波打ち際に戻ってきた。胸から下を濡らしたハイリーは、いつものハイリーだった。泣いたとわかるのは、篝火に照らされた目が潤んでいるからで、それだって塩水が目に入っただけかもしれない。そう思うくらい彼女は、晴れ晴れとした顔で僕らに言った。
「よし、帰ろうか! 今日はだいじな話があるんだよ」
さっそくジュリアンが彼女の腕にしがみつこうとした。しかし、このときはサフィールが彼女の手を握って離さなかったから、彼は渋々僕と手をつないだ。サフィールとハイリーは、互いに腕を絡ませ指を組み合わせ、濡れた服を引きずって屋敷に向かったのだった。
祭りでは、その日にしか食べられないごちそうも用意されたり、めったに見られない歌劇も披露されるいから、僕らは毎年楽しみにしていた。今年はとくに楽しみで、というのも、三年も会えずにいた兄のサフィールが、ハイリーとともに家に泊まりにきたからだ。
ようやく、一緒に暮らすことにしてくれたんだろうと、僕ら兄弟は喜んだ。サフィールがいない毎日はそれなりに楽しく充実していたが、彼がいれば一層充実することはわかっていたから。とくに弟たちははりきって、空き部屋にサフィールの好きだろうと思われる本や、使われていないシーツを運んだりして、勝手に彼の部屋を作ろうとしていた。
そして当日、久々に会ったサフィールは、顎の線が鋭くなって、肩がちょっと逞しくなったようだった。質素な麻のシャツにパンツという軽装でやってきて、黒髪はやや伸びている。日に焼けた。色白で華奢で物静かという印象だった彼の変化に、僕らは少し戸惑った。玄関先で。
でも、微笑んで「大きくなったねみんな」と言ってくれた声はサフィールのもの。むしろもっと穏やかで優しい声になっていた。
僕らは我先にとサフィールに抱擁した。ジェイドは勢い余ってサフィールごと玄関のタイルにひっくり返った。サフィールは苦笑しただけで怒らなかった。
サフィールとハイリーは祭りに一緒に参加すると言って、昼間の市場で花を買い出しするのに付き合ってくれたのだ。
◆
「え、サフィールもしかしてこのお祭りはじめて?」
「そうだよ。毎年やっていることは知っていたけれど、参加したことはなかったなあ。このお団子美味しいね、そうと知っていたらちゃんと参加したのにね」
祭りのときにしか出てこない、貴重な花の蜜を使ったお団子を気に入ったらしい。サフィールは自分で買ったものを僕にも分けてくれた。
夕方の市場で、僕とサフィールはふたりで花かごを買い求めている。値段に応じて、花の種類と量が違うのだが、サフィールが買ったのは、値段が二番目に高くて、真っ白な花が盛られたものだった。花弁の丸い、ルジットでは祝い事にも弔事にも用いられる花だ。プーリッサでは弔事に白い百合を用いるが、それとは違ってどこか可愛らしい印象のもの。名前をサフィールに聞いたけど、すぐに忘れた。花はあんまり興味ないんだ。
「サフィール、これから一緒に暮らすんだよね。そしたら毎年このお団子一緒に食べよう」
僕の言葉には答えず、サフィールは、頬を緩めて夕焼け空を見上げた。
「ああサフィール、ここにいたんだ。こっちも買い出し終わったから、そろそろ浜辺に行こうか」
弟たちを連れて花を買いに行っていたハイリーが合流して、腕に幾重にもかけた白い花の輪をサフィールにいくつか渡す。そうやって空いた腕に、すかさずジュリアンがひっついて、ジェイドに睨まれていた。いつだって彼女の腕は争奪戦になる。僕は弟たちに譲ることを覚えた。
ハイリーは相変わらず大股で歩くし、緑の目が市場に盛られた花々のそれより鮮やかで、元気を凝縮したようだった。僕は彼女も大好きだから、こうして祭りの夜を一緒に過ごせるのが嬉しかった。そういえば、ハイリーともこの祭りに参加するのは初めてだ。
彼女はきょろきょろと周囲を見回した。頭の天辺で一本に結った赤い髪が、ウマのしっぽみたいに揺れる。
「ドニーとウェリーナは? 一緒に行くなら一度お屋敷に戻ったほうがいいんじゃないかな」
「彼らは今日、お客人と予定があるんだって。僕らだけで行こう」
サフィールの言葉にうなずいて、ハイリーはくるりと踵を返す。
「さて、海まで競争だ」
「転んで怪我をしないようにね、ジュリアン、ジェイド。ハイリーも」
きゃあきゃあ言いながら桟橋を陸の方へ駆けていく弟たちを見送って、僕はサフィールの隣を歩いた。
「行かないの、ユージーン」
「行かない」
機嫌が悪いわけじゃないんだと表明するために、サフィールに向かってにっこりしてみせた。
僕はハイリーも大好きだ。それよりもサフィールのことが好きで、もっと一緒にいたいだけ。
それに、花を撒くならサフィールと一緒にしたかった。両親のために、この花たちをサフィールと一緒に海に捧げたい。
あっという間に小さくなったハイリーと弟たちの後ろ姿を目で追いかけながら、長く伸びた自分とサフィールの影を引き連れて、僕らは浜辺を目指した。
◆
完全に日が落ち、花を放つ時間になるまで、浜辺では有志の演奏が続けられる。やがて音楽が鳴り止んで、集まった人たちがぽつぽつと海に入り、花を水に浮かべ始めた。
僕らもそれに倣う。
毎年、このお祭りで、夜の海に深く入りすぎて何人か亡くなる。それを知っていたのか、ハイリーは用意してきた花輪を僕ら兄弟に渡して、本当に浅い部分までしか進ませなかった。
重たい花輪を遠くに投げるのは難しく、ジュリアンは失敗して戻ってきてしまった。何度か繰り返して、白い花の輪は波に飲まれて消えていった。あちこちに設置された大きな篝火で浜辺は明るいが、海の方までは照らしきれない。そんな夜目でも、暗い海と白い花の対比はわかりやすく、他の人達が投げた花が波の上で光るように揺らめいている。
「ここで待っていてね」
サフィールとハイリーはそう言って、僕らを波打ち際で待たせて、二人で花かごを抱えて海に入っていった。
ハイリーがいるから絶対に大丈夫だとわかっているのに、僕はちょっと緊張した。
サフィールがそのまま海に消えてしまうような気がして。
彼らは花かごの花を掴んでは投げ、掴んでは投げしていたが、花がなくならないことに業を煮やしたらしいハイリーが、ついに花かごをひっくり返して中身を放り出した。
僕らは遠目からそれを見て思わず笑ってしまった。ハイリーらしい。
でも、しばらくして、彼女がうつむいたまま動かなくなってしまったことに気づいて顔を見合わせる。どうしたんだろう。サンダル、流されてしまったのかな。
心配になったが、ここを動くなと言いつけられていた。海に入ろうとしたジェイドを僕が引き止める。
自分の花かごを空にしたサフィールが、そっとハイリーの肩をたたき、そのまましっかり抱きしめた。ハイリーも彼にしがみつく。波音で聞こえなかっただけで、もしかしたらハイリーは声を上げて泣いていたのかもしれない。
ふたりはしっかり抱き合って、波の勢いにぐらつくこともなく、じっとそこにいた。
僕は先程、サフィールが波間に消えてしまうと思ったけれど、そうじゃない。不思議なことに、ハイリーを慰めるサフィールは、彼女よりよっぽどしっかりと、その場に立っているように思えた。
長い追悼の時間が終わって、海に入っている人たちも少なくなってから、二人は波打ち際に戻ってきた。胸から下を濡らしたハイリーは、いつものハイリーだった。泣いたとわかるのは、篝火に照らされた目が潤んでいるからで、それだって塩水が目に入っただけかもしれない。そう思うくらい彼女は、晴れ晴れとした顔で僕らに言った。
「よし、帰ろうか! 今日はだいじな話があるんだよ」
さっそくジュリアンが彼女の腕にしがみつこうとした。しかし、このときはサフィールが彼女の手を握って離さなかったから、彼は渋々僕と手をつないだ。サフィールとハイリーは、互いに腕を絡ませ指を組み合わせ、濡れた服を引きずって屋敷に向かったのだった。
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