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28 解毒薬
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薬草を保管している倉庫には、ロイドの方が先に着いた。
大きなテーブルが整然と並んでおり、その上には採れたての薬草が種類ごとに置かれている。
壁に沿って設置されている棚は細かく仕切られており、その大半に乾燥させた薬草が納められている。
すれ違う使用人たちが何事かと振り返る中を、マルクたち一行が歩いてやってきた。
「すみません。時間がもったいないので勝手に始めさせてもらいました」
ロイドはテーブルに並べられている薬草を、端から順番に頬張っていた。
呼びつけておいて何の説明もなく、ひたすら薬草を食べまくるロイドを、五人は半ば呆れた顔で見ていた。
(液体だろうと固形物だろうと、体内に入れたくないのに変わりありませんが、仕方がありません)
片っ端から口に入れては体内器官で粉砕し圧縮する。そして抽出した成分を分析し記録していく。
テーブルの上の薬草を全て口に入れ終わると、次は棚の上段から順に乾燥させた薬草に手をつけた。
(私のデータにない植物がこれほど存在しているとは驚きです。植物学の研究者にとって、ここの土地は垂涎の的なのではないでしょうか。目的の成分のうち三つは既に摂取しました。この調子なら残りの一つもありそうですね)
ロイドは棚の半分ほどを残して口に入れるのを止めた。
四種類の植物の成分を配合して、ある物が完成したのだ。
「少々お待ちください」
ロイドはそれだけ言うと、手近にあった小さな乳鉢を手に取り、へその下辺りに持ってきた。
皆に背を向けて少し背中を丸める。
シャッと音がした。
振り返ったロイドが持っている乳鉢には薄い緑色の液体が入っていた。
デレクが最初に声をかけた。
「なんだ? お前、今、それを吐き出したのか?」
(人間は口から入れたものを口から出すことに抵抗があるのですよね。だから私は腹の方から出したのですが、口から出したように見えたのでしょうか)
「口から吐き出した訳ではありませんので、ご安心ください」
「ロイド。どこから吐き出したかが問題ではないのです」
やれやれとミッチェルが諭す。
ロイドは、「では何が問題なのですか?」と目で訴えてから言った。
「皆さんにお見せしたいのはこれです」
テーブルの上には、あらかじめ毒入りの水を注いだ別の乳鉢を置いてある。
ロイドは自信満々に発表した。
「これは私が飲まされた毒入りの水です。ここに先程作ったこの液体を入れます」
ロイドは手に持った乳鉢を傾けて、緑色の液体を数滴ずつ水に垂らし始めた。
透明な水に緑色の液体がポタポタと垂れる。
水滴が水に触れた瞬間、ぱっと青色に染まった。
「なんと!」
ライアンが食い気味に乳鉢に顔を近付けた。
ロイドが乳鉢を揺らすと全体がほんのりとした青色に色づいた。
「この毒が入っていると、青色に変わるのです」
(いい実験になりました。少し配合比率を変えたデータでリライトしておきます。次はもっと濃い色に変化させることができそうです)
「ちなみに、普通の水に入れても緑色が薄まるだけです」
ロイドは対照実験用に持ってきていたコップにも垂らしてみせた。
緑色の雫はそのまま色が薄まっていく。
コップを揺らすと何事もなかったかのように透明の水が揺れた。
「で、では、陛下のワイングラスにも水を入れて、その緑色の液体を垂らせば、同じ毒が入っているとわかる訳ですね」
ライアンが興奮した様子で言った。
「よし。あの使用人とモーリンを捕らえた後に、皆の前で見せてやるとしよう」
デレクが腕組みをしながら宣言した。
「ライアン、ロイドの緑色の液体を入れる容器はありますか」
ミッチェルが大切そうに、ロイドから乳鉢を両手で受け取った。
「ああ、いくらでも」
ライアンは空の小瓶を取ってきた。
「あ、私にも一つください。少々お待ちを」
ロイドはそう言うと、またも背を向けて対照実験用の水を口に含んだ。
(人間が飲むのですから水で濃度を調整した方がいいですよね。胃や腸を洗浄した方が良い場合はなんと進言すればいいのか悩みますが、まあ今はこれがあればよいでしょう)
空の小瓶をヘソに当てる。そして振り返ると告げた。
「こちらが解毒薬になります」
黄色い液体の入った小瓶を自慢気に差し出すロイドに、その場にいた全員が呆気に取られて言葉を失った。
「犯人が確保されるまでは、どなたかに同じ毒が使われる可能性がありますので。私はいくら盛られても平気ですが、皆さんはそうはいきません。特に舞踏会に出席するイースには持っておいてほしいのです」
「ロイド、君は――」
ミッチェルが唸るのをロイドは遮った。
「すみません。失礼して、貯めておいた薬草のカスを全部出してもいいでしょうか?」
(さすがに体内に残しておきたくはありません。一刻も早く排出したいのです)
「お見苦しい点は、どうかご容赦を」
ロイドはそう言うと、シュポッという音と共に、へその下辺りから緑色の塊を吐き出した。
「ひいい」
イースが顔を歪めて後ずさる。
「あ、今のは魔術です。人間の便とは異なりますのでご安心ください」
「ロイド。君って奴は――」
ミッチェルはなんと言ってこの場を収めればよいのか分からなかった。
ライアンが黙って使用人にロイドの排出物を片付けさせた。
「イースに持たせたい――といっても、スペンサーとダンスをする際に怪しい小瓶など持てないでしょう。ドレスに隠すこともできませんし……」
ミッチェルが言い淀むと、ライアンがマルクに伺いをたてた。
「その緑色の水の小瓶は、モーリンを断罪する時まで私が持っておきましょう。黄色の解毒薬はいざという時に使えなければなりませんから、イースの近くで素早く動ける者がよいのでは?」
「そうじゃのう。デレクやライアンは役目があるからのう。皆の目があるうちは動けぬこともあろうての」
「ではこの中で、一番自由に動けるのは私ですね」
ミッチェルが黄色の液体の入った小瓶を手に取った。
「それがよいの。ロイド。お前に毒を盛った男がモーリンに近付いた時は、即刻人を呼ぶのじゃぞ。ミッチェルがおらなんだら、ワシでもライアンでもよいからの」
「はい。承知しました」
「ふう。よろしく頼むとするかの。ライアン。デレク。いよいよ明日から一連の行事が始まるでの。皆の警護をしっかりの」
「はい」
「はっ!」
「ロイド。イースの護衛はお前に任せたからの」
「はい」
ライアンとデレクに続き、ロイドがかしこまって返事をしたタイミングで、イースはミッチェルの袖口を軽く引っ張った。
ミッチェルはイースの顔を見るまでもなく、ピンときた。
街を見て回りたいのだ。
ロイドが毒を飲まされる事件が発生したからには、王都見学など中止すべきだ。
今、「遊びに出かけたい」と言いだすなど、ブーロン領の跡取りとしても、お妃候補としても、自覚が足りないと自分から白状するようなものだ。
そうだと分かった上で、なおもイースはミッチェルの裾をちぎれそうなほど強く引っ張っている。
ミッチェルが観念して、やんわりとマルクに切り出す。
「あの――。マルク様」
「ほう? なにかの?」
ミッチェルが言葉を詰まらせると、イースが思いきって懇願した。
「お祖父様。色々と危険が迫っているのは承知しています。ですが自由に動けるのは今日だけなのです。少しだけ、一時間だけでもいいので、ロイドと二人で出かけさせてくれませんか」
「ううむ……」
マルクはイースとロイドの顔を代わる代わる見た。
本来ならば両親の庇護の元、自由に好きなことをしているはずの子どもたちだ。
「ふうむ。まあよかろう。ロイドが一緒なら安心だしの」
(イース。ありがとうございます。ドローンの作成したマップの評価をしておきたいと思っていたところです)
ロイドは初めて自然と笑みが溢れた。
大きなテーブルが整然と並んでおり、その上には採れたての薬草が種類ごとに置かれている。
壁に沿って設置されている棚は細かく仕切られており、その大半に乾燥させた薬草が納められている。
すれ違う使用人たちが何事かと振り返る中を、マルクたち一行が歩いてやってきた。
「すみません。時間がもったいないので勝手に始めさせてもらいました」
ロイドはテーブルに並べられている薬草を、端から順番に頬張っていた。
呼びつけておいて何の説明もなく、ひたすら薬草を食べまくるロイドを、五人は半ば呆れた顔で見ていた。
(液体だろうと固形物だろうと、体内に入れたくないのに変わりありませんが、仕方がありません)
片っ端から口に入れては体内器官で粉砕し圧縮する。そして抽出した成分を分析し記録していく。
テーブルの上の薬草を全て口に入れ終わると、次は棚の上段から順に乾燥させた薬草に手をつけた。
(私のデータにない植物がこれほど存在しているとは驚きです。植物学の研究者にとって、ここの土地は垂涎の的なのではないでしょうか。目的の成分のうち三つは既に摂取しました。この調子なら残りの一つもありそうですね)
ロイドは棚の半分ほどを残して口に入れるのを止めた。
四種類の植物の成分を配合して、ある物が完成したのだ。
「少々お待ちください」
ロイドはそれだけ言うと、手近にあった小さな乳鉢を手に取り、へその下辺りに持ってきた。
皆に背を向けて少し背中を丸める。
シャッと音がした。
振り返ったロイドが持っている乳鉢には薄い緑色の液体が入っていた。
デレクが最初に声をかけた。
「なんだ? お前、今、それを吐き出したのか?」
(人間は口から入れたものを口から出すことに抵抗があるのですよね。だから私は腹の方から出したのですが、口から出したように見えたのでしょうか)
「口から吐き出した訳ではありませんので、ご安心ください」
「ロイド。どこから吐き出したかが問題ではないのです」
やれやれとミッチェルが諭す。
ロイドは、「では何が問題なのですか?」と目で訴えてから言った。
「皆さんにお見せしたいのはこれです」
テーブルの上には、あらかじめ毒入りの水を注いだ別の乳鉢を置いてある。
ロイドは自信満々に発表した。
「これは私が飲まされた毒入りの水です。ここに先程作ったこの液体を入れます」
ロイドは手に持った乳鉢を傾けて、緑色の液体を数滴ずつ水に垂らし始めた。
透明な水に緑色の液体がポタポタと垂れる。
水滴が水に触れた瞬間、ぱっと青色に染まった。
「なんと!」
ライアンが食い気味に乳鉢に顔を近付けた。
ロイドが乳鉢を揺らすと全体がほんのりとした青色に色づいた。
「この毒が入っていると、青色に変わるのです」
(いい実験になりました。少し配合比率を変えたデータでリライトしておきます。次はもっと濃い色に変化させることができそうです)
「ちなみに、普通の水に入れても緑色が薄まるだけです」
ロイドは対照実験用に持ってきていたコップにも垂らしてみせた。
緑色の雫はそのまま色が薄まっていく。
コップを揺らすと何事もなかったかのように透明の水が揺れた。
「で、では、陛下のワイングラスにも水を入れて、その緑色の液体を垂らせば、同じ毒が入っているとわかる訳ですね」
ライアンが興奮した様子で言った。
「よし。あの使用人とモーリンを捕らえた後に、皆の前で見せてやるとしよう」
デレクが腕組みをしながら宣言した。
「ライアン、ロイドの緑色の液体を入れる容器はありますか」
ミッチェルが大切そうに、ロイドから乳鉢を両手で受け取った。
「ああ、いくらでも」
ライアンは空の小瓶を取ってきた。
「あ、私にも一つください。少々お待ちを」
ロイドはそう言うと、またも背を向けて対照実験用の水を口に含んだ。
(人間が飲むのですから水で濃度を調整した方がいいですよね。胃や腸を洗浄した方が良い場合はなんと進言すればいいのか悩みますが、まあ今はこれがあればよいでしょう)
空の小瓶をヘソに当てる。そして振り返ると告げた。
「こちらが解毒薬になります」
黄色い液体の入った小瓶を自慢気に差し出すロイドに、その場にいた全員が呆気に取られて言葉を失った。
「犯人が確保されるまでは、どなたかに同じ毒が使われる可能性がありますので。私はいくら盛られても平気ですが、皆さんはそうはいきません。特に舞踏会に出席するイースには持っておいてほしいのです」
「ロイド、君は――」
ミッチェルが唸るのをロイドは遮った。
「すみません。失礼して、貯めておいた薬草のカスを全部出してもいいでしょうか?」
(さすがに体内に残しておきたくはありません。一刻も早く排出したいのです)
「お見苦しい点は、どうかご容赦を」
ロイドはそう言うと、シュポッという音と共に、へその下辺りから緑色の塊を吐き出した。
「ひいい」
イースが顔を歪めて後ずさる。
「あ、今のは魔術です。人間の便とは異なりますのでご安心ください」
「ロイド。君って奴は――」
ミッチェルはなんと言ってこの場を収めればよいのか分からなかった。
ライアンが黙って使用人にロイドの排出物を片付けさせた。
「イースに持たせたい――といっても、スペンサーとダンスをする際に怪しい小瓶など持てないでしょう。ドレスに隠すこともできませんし……」
ミッチェルが言い淀むと、ライアンがマルクに伺いをたてた。
「その緑色の水の小瓶は、モーリンを断罪する時まで私が持っておきましょう。黄色の解毒薬はいざという時に使えなければなりませんから、イースの近くで素早く動ける者がよいのでは?」
「そうじゃのう。デレクやライアンは役目があるからのう。皆の目があるうちは動けぬこともあろうての」
「ではこの中で、一番自由に動けるのは私ですね」
ミッチェルが黄色の液体の入った小瓶を手に取った。
「それがよいの。ロイド。お前に毒を盛った男がモーリンに近付いた時は、即刻人を呼ぶのじゃぞ。ミッチェルがおらなんだら、ワシでもライアンでもよいからの」
「はい。承知しました」
「ふう。よろしく頼むとするかの。ライアン。デレク。いよいよ明日から一連の行事が始まるでの。皆の警護をしっかりの」
「はい」
「はっ!」
「ロイド。イースの護衛はお前に任せたからの」
「はい」
ライアンとデレクに続き、ロイドがかしこまって返事をしたタイミングで、イースはミッチェルの袖口を軽く引っ張った。
ミッチェルはイースの顔を見るまでもなく、ピンときた。
街を見て回りたいのだ。
ロイドが毒を飲まされる事件が発生したからには、王都見学など中止すべきだ。
今、「遊びに出かけたい」と言いだすなど、ブーロン領の跡取りとしても、お妃候補としても、自覚が足りないと自分から白状するようなものだ。
そうだと分かった上で、なおもイースはミッチェルの裾をちぎれそうなほど強く引っ張っている。
ミッチェルが観念して、やんわりとマルクに切り出す。
「あの――。マルク様」
「ほう? なにかの?」
ミッチェルが言葉を詰まらせると、イースが思いきって懇願した。
「お祖父様。色々と危険が迫っているのは承知しています。ですが自由に動けるのは今日だけなのです。少しだけ、一時間だけでもいいので、ロイドと二人で出かけさせてくれませんか」
「ううむ……」
マルクはイースとロイドの顔を代わる代わる見た。
本来ならば両親の庇護の元、自由に好きなことをしているはずの子どもたちだ。
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