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12章
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第144話『さよならではなく、ありがとうを』
数ヶ月後。町の中央広場。
リィナとレオは、セレナを連れて皆の前に立っていた。
リィナは小さなマイクを手に取り、笑顔で言葉を紡ぐ。
「私は、ずっと静かな日々を望んでいたの。誰にも迷惑をかけず、そっと隅で生きていけたらって……」
「でも、皆さんと出会って、ピノと出会って、レオと家族になって。そんな私の人生が、お菓子みたいに甘くて、やさしくて……」
涙ぐみながらも、リィナは笑った。
「この町で、生きてこれてよかったです。ありがとう──」
⸻
最後のページは、こんな一文で締めくくられる。
小さなお菓子屋から始まった奇跡は、今もこの町で続いている。
やさしく、甘く、まるで焼きたてのカヌレのように──
数ヶ月後。町の中央広場。
リィナとレオは、セレナを連れて皆の前に立っていた。
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「私は、ずっと静かな日々を望んでいたの。誰にも迷惑をかけず、そっと隅で生きていけたらって……」
「でも、皆さんと出会って、ピノと出会って、レオと家族になって。そんな私の人生が、お菓子みたいに甘くて、やさしくて……」
涙ぐみながらも、リィナは笑った。
「この町で、生きてこれてよかったです。ありがとう──」
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やさしく、甘く、まるで焼きたてのカヌレのように──
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