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激しく求め合った後ーー
夜は静かにふたりを包み込み、やがて灯りさえも必要としないほど、互いのぬくもりが全てを満たしていった。
ノエルの腕の中で、アリスは眠りに落ちそうになっていた。
重なる鼓動。肌に伝わる息遣い。交わされた想いは、すでにひとつのかたちとなって心に溶け込んでいた。
長い時を経てようやく巡り合ったふたりの夜は、静かに、けれど深く、互いを包んでいく。
ノエルの指が、何度もアリスの髪をなぞり、頬を撫で、名を囁くたびに、アリスの胸にはやさしい痛みのような幸福が滲んでいった。
「……アリス」
「……ノエルさま・・・」
どちらからともなく、そう返し合った夜のひとときは、まるで湖面に落ちたひとしずくのように、波紋となって幸福感が広がっていった。
***
朝――
まだ淡い光の中、鳥たちのさえずりがそっと耳をくすぐる。
アリスはゆっくりと目を開けた。
白い天井、差し込む陽光。
そしてすぐ隣には、まだ静かな寝息を立てて眠るノエルの姿。
その寝顔は、昨夜の熱を忘れていないように、どこか穏やかで、幸せそうだった。
アリスは、そっと指先で彼の髪をなぞった。
(こんな朝を迎える日が来るなんて――)
まるで、夢のようだった。
けれど、夢ではない。確かに、ここにある。
ふたりの間に流れる空気は、夜よりももっと優しくて、柔らかかった。
やがて、ノエルがうっすらと目を開ける。
「……おはよう、アリス」
その声に、アリスは思わず微笑んだ。
「おはようございます、ノエル様」
言葉を交わすだけで、胸が熱くなる。
もう何も飾らずにいられる、この静かな朝が、かけがえのないものだとふたりはわかっていた。
ノエルはアリスの頬に手を添え、少し照れたように言った。
「こうして、君の隣で目覚められる朝を……何度、夢に見たかわからない」
「私もです。……今もまだ少し不思議なんです」
「なら、毎朝こうして、確かめていけばいい。君がいてくれることが、夢じゃないと」
そう言って、彼はアリスの額にそっと口づけた。
「君が隣にいると自制がきかないな」
決まりが悪そうにノエルがつぶやいた。
そんなノエルにアリスが思わず笑ってしまう。
「ふふ・・・、そうなんですか?」
「ああ。昨夜、あんなに求めたのに、もう・・・君が欲しくなる」
「っ・・・?ノエル様?!」
率直なノエルにアリスの頬が真っ赤になり、声がうわずってしまった。
ノエルの腕の中にいたアリスは、自分の腹部に固いモノがあたっているのに気付く。
「ごめん……また、その、良いだろうか」
イタズラを叱られる少年のような様子のノエルにアリスは愛おしい感情が溢れていた。
「はい・・・優しくしてください…」
「アリス!!」
顔を赤らめながら、瞳を潤ませてノエルを見上げるアリスにノエルは欲望の昂まりが抑えられなくなっていた。
勢いよくアリスの上に覆い被さり、唇を奪う。彼女の下唇をそっと噛んで吸い、舌でなぞった。
「あっ・・・んっっ」
アリスは押し寄せる欲望の波にたじろぎ、必死に理性を取り戻そうとする。
キスを深めながらノエルの手は、アリスの柔らかい胸のふくらみを包んだ。
アリスの胸の先端がさらなる刺激を求めて疼き出す。
「あんっノエルさま、はぁ、はぁ」
「アリスのここ、かわいい・・・」
ノエルがアリスの胸の頂を強く吸い始め、舌先で刺激を加えた。
アリスの背中は快感でそり返り、腰が浮きあがった。喉の奥からは懇願の声がもれた。
「あぁっ・・・あん、もうだめっ」
アリスの柔らかな胸を手に包んで撫でる一方で、反対側の胸をさらに強く吸い続ける。
乱れるくらいの興奮の波がアリスを襲った。胸の頂がうずき、琴線に触れる。
その先は胸の先端以上に親密な箇所へとつながっているようで、彼女は腰を浮かせ、下腹部の熱を抑えこもうと思わず両脚を閉じてしまった。
ノエルのもう一つ手が両足の間を這い、閉じた両足を開かされていく。すでに熱でどうにかなってしまいそうに潤っているアリスの芯はトロトロに溶けていた。
ノエルの指がアリスの熱く潤む秘部をなぞった後、ゆっくりと膣に指を沈める。規則的に指が動かされていくうちに、アリスの快感の波が大きく膨らみ、抑えきれなくなった。
「あっあんっ、そこ、気持ちいい、あっ」
強烈な快感に襲われるアリスは声が抑えられなくなっていた。
ノエルの顔がアリスの両足の間に入り、蕾に舌を這わせ、指はアリスの膣を掻き回し、蕾を甘噛みされる。
「ああっっ!」
とうとう達したアリスは絶頂の余韻に全身か震わせた。
「はぁ、はぁ、ノエルさま、・・・」
「アリス・・・身体が火照ってるね。全身ピンク色だ。可愛い・・・」
「あぁっ・・・はぁ、はぁ、ノエルさま・・・
あなたが・・・ほしいです」
アリスは、口ごもりながら、息も絶え絶えに懇願した。
「ああ!アリスっ」
ノエルは感激に震えた。
うなりながら、いたわるように彼女の額に唇を落としてから、潤う秘部に深く押し入った。
アリスの膣は、彼の塊を完全に包みこんだ。満たされた感覚に慣れてくると、ノエルが刻むリズムがもたらす快楽に早くも身を委ねた。
両手をアリスのお尻に滑らせて、高く腰を浮かせ、深々と欲望を貫いた。
彼の鼓動がアリスの胸で重く響いている。何かに駆りたてられるようにノエルが激しく律動するうち、アリスは再び絶頂に達した。
「ノエルさまっ、んっ、ああっ!!」
アリスは叫び声とともに、次々と襲ってくる歓喜の波にのみこまれた。
「アリス、もう、出るっ、んんっ」
ノエルも絶頂を迎えて、アリスの腹部に勢いよく白濁した欲望を吐き出した。
温かい欲望がアリスの腹部に広がり、アリスは絶頂の余韻の中、その温かい不思議な感覚に、満たされていた。
しばらく、アリスに覆い被さっていたノエルは荒い息を整えながら耳元でささやく
「はぁ、はぁ、ああ、君は素晴らしい・・」
「ノエルさま・・・こそ、」
二人は甘く見つめあい、唇を合わせた。
互いの想いが、朝の静けさの中で静かに重なり、やがて、朝の光に溶けていった――。
快楽の波が去り、静かに眠るアリスの髪をそっと撫でながら、ノエルは声には出さず、心の奥でそっと誓う。
(次は、君にちゃんと……“未来”を渡せるように)
そのための準備を、静かに始めることになる。
夜は静かにふたりを包み込み、やがて灯りさえも必要としないほど、互いのぬくもりが全てを満たしていった。
ノエルの腕の中で、アリスは眠りに落ちそうになっていた。
重なる鼓動。肌に伝わる息遣い。交わされた想いは、すでにひとつのかたちとなって心に溶け込んでいた。
長い時を経てようやく巡り合ったふたりの夜は、静かに、けれど深く、互いを包んでいく。
ノエルの指が、何度もアリスの髪をなぞり、頬を撫で、名を囁くたびに、アリスの胸にはやさしい痛みのような幸福が滲んでいった。
「……アリス」
「……ノエルさま・・・」
どちらからともなく、そう返し合った夜のひとときは、まるで湖面に落ちたひとしずくのように、波紋となって幸福感が広がっていった。
***
朝――
まだ淡い光の中、鳥たちのさえずりがそっと耳をくすぐる。
アリスはゆっくりと目を開けた。
白い天井、差し込む陽光。
そしてすぐ隣には、まだ静かな寝息を立てて眠るノエルの姿。
その寝顔は、昨夜の熱を忘れていないように、どこか穏やかで、幸せそうだった。
アリスは、そっと指先で彼の髪をなぞった。
(こんな朝を迎える日が来るなんて――)
まるで、夢のようだった。
けれど、夢ではない。確かに、ここにある。
ふたりの間に流れる空気は、夜よりももっと優しくて、柔らかかった。
やがて、ノエルがうっすらと目を開ける。
「……おはよう、アリス」
その声に、アリスは思わず微笑んだ。
「おはようございます、ノエル様」
言葉を交わすだけで、胸が熱くなる。
もう何も飾らずにいられる、この静かな朝が、かけがえのないものだとふたりはわかっていた。
ノエルはアリスの頬に手を添え、少し照れたように言った。
「こうして、君の隣で目覚められる朝を……何度、夢に見たかわからない」
「私もです。……今もまだ少し不思議なんです」
「なら、毎朝こうして、確かめていけばいい。君がいてくれることが、夢じゃないと」
そう言って、彼はアリスの額にそっと口づけた。
「君が隣にいると自制がきかないな」
決まりが悪そうにノエルがつぶやいた。
そんなノエルにアリスが思わず笑ってしまう。
「ふふ・・・、そうなんですか?」
「ああ。昨夜、あんなに求めたのに、もう・・・君が欲しくなる」
「っ・・・?ノエル様?!」
率直なノエルにアリスの頬が真っ赤になり、声がうわずってしまった。
ノエルの腕の中にいたアリスは、自分の腹部に固いモノがあたっているのに気付く。
「ごめん……また、その、良いだろうか」
イタズラを叱られる少年のような様子のノエルにアリスは愛おしい感情が溢れていた。
「はい・・・優しくしてください…」
「アリス!!」
顔を赤らめながら、瞳を潤ませてノエルを見上げるアリスにノエルは欲望の昂まりが抑えられなくなっていた。
勢いよくアリスの上に覆い被さり、唇を奪う。彼女の下唇をそっと噛んで吸い、舌でなぞった。
「あっ・・・んっっ」
アリスは押し寄せる欲望の波にたじろぎ、必死に理性を取り戻そうとする。
キスを深めながらノエルの手は、アリスの柔らかい胸のふくらみを包んだ。
アリスの胸の先端がさらなる刺激を求めて疼き出す。
「あんっノエルさま、はぁ、はぁ」
「アリスのここ、かわいい・・・」
ノエルがアリスの胸の頂を強く吸い始め、舌先で刺激を加えた。
アリスの背中は快感でそり返り、腰が浮きあがった。喉の奥からは懇願の声がもれた。
「あぁっ・・・あん、もうだめっ」
アリスの柔らかな胸を手に包んで撫でる一方で、反対側の胸をさらに強く吸い続ける。
乱れるくらいの興奮の波がアリスを襲った。胸の頂がうずき、琴線に触れる。
その先は胸の先端以上に親密な箇所へとつながっているようで、彼女は腰を浮かせ、下腹部の熱を抑えこもうと思わず両脚を閉じてしまった。
ノエルのもう一つ手が両足の間を這い、閉じた両足を開かされていく。すでに熱でどうにかなってしまいそうに潤っているアリスの芯はトロトロに溶けていた。
ノエルの指がアリスの熱く潤む秘部をなぞった後、ゆっくりと膣に指を沈める。規則的に指が動かされていくうちに、アリスの快感の波が大きく膨らみ、抑えきれなくなった。
「あっあんっ、そこ、気持ちいい、あっ」
強烈な快感に襲われるアリスは声が抑えられなくなっていた。
ノエルの顔がアリスの両足の間に入り、蕾に舌を這わせ、指はアリスの膣を掻き回し、蕾を甘噛みされる。
「ああっっ!」
とうとう達したアリスは絶頂の余韻に全身か震わせた。
「はぁ、はぁ、ノエルさま、・・・」
「アリス・・・身体が火照ってるね。全身ピンク色だ。可愛い・・・」
「あぁっ・・・はぁ、はぁ、ノエルさま・・・
あなたが・・・ほしいです」
アリスは、口ごもりながら、息も絶え絶えに懇願した。
「ああ!アリスっ」
ノエルは感激に震えた。
うなりながら、いたわるように彼女の額に唇を落としてから、潤う秘部に深く押し入った。
アリスの膣は、彼の塊を完全に包みこんだ。満たされた感覚に慣れてくると、ノエルが刻むリズムがもたらす快楽に早くも身を委ねた。
両手をアリスのお尻に滑らせて、高く腰を浮かせ、深々と欲望を貫いた。
彼の鼓動がアリスの胸で重く響いている。何かに駆りたてられるようにノエルが激しく律動するうち、アリスは再び絶頂に達した。
「ノエルさまっ、んっ、ああっ!!」
アリスは叫び声とともに、次々と襲ってくる歓喜の波にのみこまれた。
「アリス、もう、出るっ、んんっ」
ノエルも絶頂を迎えて、アリスの腹部に勢いよく白濁した欲望を吐き出した。
温かい欲望がアリスの腹部に広がり、アリスは絶頂の余韻の中、その温かい不思議な感覚に、満たされていた。
しばらく、アリスに覆い被さっていたノエルは荒い息を整えながら耳元でささやく
「はぁ、はぁ、ああ、君は素晴らしい・・」
「ノエルさま・・・こそ、」
二人は甘く見つめあい、唇を合わせた。
互いの想いが、朝の静けさの中で静かに重なり、やがて、朝の光に溶けていった――。
快楽の波が去り、静かに眠るアリスの髪をそっと撫でながら、ノエルは声には出さず、心の奥でそっと誓う。
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