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中等部 編
ミネルとアリアの5年間(後編)
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「ミネルー!! ミネル……うぅっ」
僕の名を呼ぶ悲痛な声に、ゆっくりと目を開ける。
「……う、るさい。聞こえている。耳元で叫ぶな」
……ああ、頭がズキズキと痛む。
あの偽物! 思い切り殴りやがって!
「ミネル!? 私が分かる??……ぅぅっ」
「……? 泣いてる、のか?」
僕を見る瞳は赤く、涙で濡れている。
「“アリア”が僕の事で泣くのは悪くないな」
そう呟くと、手を伸ばし、アリアの頬をつたう涙を拭った。
意識を取り戻した事で我に返ったのか、途端にアリアが「止血しなきゃ」と焦っている。
自分のスカートの裾をビリビリと躊躇なく破ると、折りたたんで僕の頭に当てた。
……だから、こいつは……本当にお嬢様なのか!?
僕の前だからいいものの、他の奴の前ではやらないよう、後で叱ってやろう。
あと、ハンカチぐらい持ち歩け。
「人を呼んでくるから、待ってて!」
「待て。やみくもに行くな。あのシジクと名乗った奴が連れて行かなかった仕事場の方へ行け。そこに“本物の”シジクが僕を待ってるはずだ。会う約束をしていたからな」
「えっ? あっ、分かった!!」
今にも走り出しそうなアリアを引き留め、素早く指示を出す。
僕の意図が理解できたのか、こくりと頷くと、今度こそ駆け出して行った。
アリアは変なところで、頭が回るんだよな。
それにしても、まさか偽物が出てくるとはな……。
僕とした事が完全に気を緩めていたようだ。
状況確認もせず、殴っただけで『仕事は果たせた』とか言ってるようなバカだ。
きっとかなりの下っ端か、金で雇われただけの素人に毛が生えただけの人間か……。
犯人は、学校ができる事を面白くないと思っている人物の可能性が高いな。
……“上院”?
いや、それならもっと優秀な連中を雇うはずだ。
という事は──学校内部の可能性が高いな。
生徒か、先生か……学校関係者か。
仮に学校関係者だとしたら、セレスを狙うだろう。
学校側に協力を要請し、動かしたのはセレスなのだから。
そう考えると学校関係者の線も消える。
それとも、僕を狙えば“学校を作る計画”がなくなるとでも思ったのか?
まあ、狙いどころとしては悪くない。
とはいえ、計画が単純すぎる。
つまり犯人は──生徒か。
あれこれ考えている内に、息を切らしたアリアが複数の大人たちを連れて来た。
「ミネル、ごめんね。お待たせ!」
連れて来られた人間の内、リーダー格ぽい男が僕の頭を見る。
おそらく、この人が“シジク”さんだろう。
今にして思えば、こっちの方が棟梁として“しっくり”くる。
「うわぁ、こりゃひどい。《癒しの魔法》が使える奴を連れた来たので……おい! すぐに治療しろ」
「はい!」
“シジク”さんに指示された男は、僕のケガした頭をすぐに治療した。
次第に傷が消え、それと同時に痛みも引いていく。
一回で治った事から考えると、ケガの程度としては、そこまでひどいものでは無かったのだろう。
「すいません。助かりました」
立ち上がろうとする僕を、“シジク”さんがそっと制した。
「かなり出血していたんで、急に立ち上がらない方がいいですよ。……そう、ゆっくりと」
のろのろと立ち上がった僕に、“シジク”さんが改めて声を掛ける。
「はじめまして。シジクです。なかなか来ないから、どうしたのかな? と思っていました」
「すいません」
謝った後、事の経緯を説明しようとすると、アリアが僕の隣にやってきた。
「はじめまして。アリアと申します。お待たせしてすいません。私から何があったのか説明させて頂きます」
僕を気遣ったのか、今までの経緯について、アリアが代わりにシジクさんへと説明する。
「……なるほど。その小屋ってどの辺りか分かります?」
アリアが“偽物のシジク”に案内された小屋の場所を伝える。
「おい、お前ら! 多分、もぬけの殻だとは思うが、どうなってるか見てこい。犯人のヒントになるものがあれば持ってこい!」
「はい!」
「分かりました!」
きちんと統率の取れたチームらしいな。
……ただ、行かせた連中は本当に信用できるのか?
「シジクさん、待ってください」
「どうしました?」
「僕たちを襲った犯人は、今日、約束した時間にシジクさんと会う事を知っていました。それもシジクさんの名前までちゃんと調べています」
「……なるほど。うちの中にスパイ的な奴がいるかもって事ですね?」
シジクさんの言葉に黙って頷く。
……思っていたより、頭の回転が速いな。
「今行かせた奴らは問題ないです。俺の信頼している奴らなんで。それに今日……実は無断欠勤した奴がいるんですよ。状況的にも、そいつが怪しいですね。ただ──」
「分かってます。多分、僕の周囲に……今回の黒幕がいます」
僕がシジクさんと会う事を知っている人物は限られている。
しかも、シジクさんと会う事を決めたのは昨日だ。
両親を通して会う約束をしてもらったから、僕の両親はもちろん知っている。
アリアには今日向かっている途中で伝えた。
だから、両親やアリアには出来るはずないし、そもそもこんな事をするはずもない。
他に今日の事を話した人物は? 思い出せ、思い出せ……。
──運転手!?
運転手には昨日のうちに今日行く場所を伝えてあった!
そう考えると、今、ここにいないのも納得がいく。
普段、家族で出掛ける時はお抱えの運転手に頼むが、僕一人の場合は馴染みの業者を利用する事もある。
顔見知りとはいえ、油断したな……。
ただ、黒幕とは考えにくい。
いつからかは分からないが、“学校を作る計画”が本格的になってきたタイミングで金でも積まれたか?
“シジクの偽物”を追いかけても運転手に辿り着くだけで、黒幕まではいかないだろう。
……戻ったら、運転手を見つけ出すしかないな。
ただ“シジクの偽物”は、この僕にケガさせたんだ。その代償は大きい!!
必ず捕まえて、自分のやった事を死ぬほど後悔させてやる!!!
「ミネル―? 考え込んでるとこ悪いけど、貧血気味だと思うし、今日シジクさんと話すのはやめておく??」
「ああ、すまない。いや、大丈夫だ。すぐに話せる」
シジクさんが「それなら……」と、自分の肩を寄せてきた。
「歩くと少しふらつくはずです。肩につかまってください。仕事場で話しましょう」
「すいません」
シジクさんの肩を借りながら、仕事場までの道を歩く。
アリアが心配そうな表情で、こちらをチラチラと見てくる。
「ミネル、ありがとね」
「……ケガはないのか?」
「うん。ミネルが庇ってくれたから大丈夫だよ。ごめんね。巻き込んで……」
はぁ~、本当にこいつは。
「今更だな。悪いと思ってるなら……」
申し訳なさそうにうつむくアリアへ、言い聞かせるように話を続ける。
「今後もこういう事を思いついたら、真っ先に僕に話せ。そして、巻き込め」
「……へっ? それって……?」
止めたってどうせ聞きやしないんだ。
それなら、僕の見える範囲で行動してくれた方がまだマシだ。
「同じ事は言わない」
「う、うん! 分かったよ、ミネル」
アリアが満面の笑みを浮かべる。
僕の為に泣く顔も悪くないが、僕の言った事で笑う顔はもっと悪くないな。
僕の名を呼ぶ悲痛な声に、ゆっくりと目を開ける。
「……う、るさい。聞こえている。耳元で叫ぶな」
……ああ、頭がズキズキと痛む。
あの偽物! 思い切り殴りやがって!
「ミネル!? 私が分かる??……ぅぅっ」
「……? 泣いてる、のか?」
僕を見る瞳は赤く、涙で濡れている。
「“アリア”が僕の事で泣くのは悪くないな」
そう呟くと、手を伸ばし、アリアの頬をつたう涙を拭った。
意識を取り戻した事で我に返ったのか、途端にアリアが「止血しなきゃ」と焦っている。
自分のスカートの裾をビリビリと躊躇なく破ると、折りたたんで僕の頭に当てた。
……だから、こいつは……本当にお嬢様なのか!?
僕の前だからいいものの、他の奴の前ではやらないよう、後で叱ってやろう。
あと、ハンカチぐらい持ち歩け。
「人を呼んでくるから、待ってて!」
「待て。やみくもに行くな。あのシジクと名乗った奴が連れて行かなかった仕事場の方へ行け。そこに“本物の”シジクが僕を待ってるはずだ。会う約束をしていたからな」
「えっ? あっ、分かった!!」
今にも走り出しそうなアリアを引き留め、素早く指示を出す。
僕の意図が理解できたのか、こくりと頷くと、今度こそ駆け出して行った。
アリアは変なところで、頭が回るんだよな。
それにしても、まさか偽物が出てくるとはな……。
僕とした事が完全に気を緩めていたようだ。
状況確認もせず、殴っただけで『仕事は果たせた』とか言ってるようなバカだ。
きっとかなりの下っ端か、金で雇われただけの素人に毛が生えただけの人間か……。
犯人は、学校ができる事を面白くないと思っている人物の可能性が高いな。
……“上院”?
いや、それならもっと優秀な連中を雇うはずだ。
という事は──学校内部の可能性が高いな。
生徒か、先生か……学校関係者か。
仮に学校関係者だとしたら、セレスを狙うだろう。
学校側に協力を要請し、動かしたのはセレスなのだから。
そう考えると学校関係者の線も消える。
それとも、僕を狙えば“学校を作る計画”がなくなるとでも思ったのか?
まあ、狙いどころとしては悪くない。
とはいえ、計画が単純すぎる。
つまり犯人は──生徒か。
あれこれ考えている内に、息を切らしたアリアが複数の大人たちを連れて来た。
「ミネル、ごめんね。お待たせ!」
連れて来られた人間の内、リーダー格ぽい男が僕の頭を見る。
おそらく、この人が“シジク”さんだろう。
今にして思えば、こっちの方が棟梁として“しっくり”くる。
「うわぁ、こりゃひどい。《癒しの魔法》が使える奴を連れた来たので……おい! すぐに治療しろ」
「はい!」
“シジク”さんに指示された男は、僕のケガした頭をすぐに治療した。
次第に傷が消え、それと同時に痛みも引いていく。
一回で治った事から考えると、ケガの程度としては、そこまでひどいものでは無かったのだろう。
「すいません。助かりました」
立ち上がろうとする僕を、“シジク”さんがそっと制した。
「かなり出血していたんで、急に立ち上がらない方がいいですよ。……そう、ゆっくりと」
のろのろと立ち上がった僕に、“シジク”さんが改めて声を掛ける。
「はじめまして。シジクです。なかなか来ないから、どうしたのかな? と思っていました」
「すいません」
謝った後、事の経緯を説明しようとすると、アリアが僕の隣にやってきた。
「はじめまして。アリアと申します。お待たせしてすいません。私から何があったのか説明させて頂きます」
僕を気遣ったのか、今までの経緯について、アリアが代わりにシジクさんへと説明する。
「……なるほど。その小屋ってどの辺りか分かります?」
アリアが“偽物のシジク”に案内された小屋の場所を伝える。
「おい、お前ら! 多分、もぬけの殻だとは思うが、どうなってるか見てこい。犯人のヒントになるものがあれば持ってこい!」
「はい!」
「分かりました!」
きちんと統率の取れたチームらしいな。
……ただ、行かせた連中は本当に信用できるのか?
「シジクさん、待ってください」
「どうしました?」
「僕たちを襲った犯人は、今日、約束した時間にシジクさんと会う事を知っていました。それもシジクさんの名前までちゃんと調べています」
「……なるほど。うちの中にスパイ的な奴がいるかもって事ですね?」
シジクさんの言葉に黙って頷く。
……思っていたより、頭の回転が速いな。
「今行かせた奴らは問題ないです。俺の信頼している奴らなんで。それに今日……実は無断欠勤した奴がいるんですよ。状況的にも、そいつが怪しいですね。ただ──」
「分かってます。多分、僕の周囲に……今回の黒幕がいます」
僕がシジクさんと会う事を知っている人物は限られている。
しかも、シジクさんと会う事を決めたのは昨日だ。
両親を通して会う約束をしてもらったから、僕の両親はもちろん知っている。
アリアには今日向かっている途中で伝えた。
だから、両親やアリアには出来るはずないし、そもそもこんな事をするはずもない。
他に今日の事を話した人物は? 思い出せ、思い出せ……。
──運転手!?
運転手には昨日のうちに今日行く場所を伝えてあった!
そう考えると、今、ここにいないのも納得がいく。
普段、家族で出掛ける時はお抱えの運転手に頼むが、僕一人の場合は馴染みの業者を利用する事もある。
顔見知りとはいえ、油断したな……。
ただ、黒幕とは考えにくい。
いつからかは分からないが、“学校を作る計画”が本格的になってきたタイミングで金でも積まれたか?
“シジクの偽物”を追いかけても運転手に辿り着くだけで、黒幕まではいかないだろう。
……戻ったら、運転手を見つけ出すしかないな。
ただ“シジクの偽物”は、この僕にケガさせたんだ。その代償は大きい!!
必ず捕まえて、自分のやった事を死ぬほど後悔させてやる!!!
「ミネル―? 考え込んでるとこ悪いけど、貧血気味だと思うし、今日シジクさんと話すのはやめておく??」
「ああ、すまない。いや、大丈夫だ。すぐに話せる」
シジクさんが「それなら……」と、自分の肩を寄せてきた。
「歩くと少しふらつくはずです。肩につかまってください。仕事場で話しましょう」
「すいません」
シジクさんの肩を借りながら、仕事場までの道を歩く。
アリアが心配そうな表情で、こちらをチラチラと見てくる。
「ミネル、ありがとね」
「……ケガはないのか?」
「うん。ミネルが庇ってくれたから大丈夫だよ。ごめんね。巻き込んで……」
はぁ~、本当にこいつは。
「今更だな。悪いと思ってるなら……」
申し訳なさそうにうつむくアリアへ、言い聞かせるように話を続ける。
「今後もこういう事を思いついたら、真っ先に僕に話せ。そして、巻き込め」
「……へっ? それって……?」
止めたってどうせ聞きやしないんだ。
それなら、僕の見える範囲で行動してくれた方がまだマシだ。
「同じ事は言わない」
「う、うん! 分かったよ、ミネル」
アリアが満面の笑みを浮かべる。
僕の為に泣く顔も悪くないが、僕の言った事で笑う顔はもっと悪くないな。
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