砕け散った琥珀糖たちの墓場

高殿アカリ

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Story 01 side.ANKO

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私たちの出会いは必然であり、偶然だった。



その日、私は浮気相手の元へ向かうお父様の後ろを静かにつけていた。



彼が鼻歌混じりに入っていったのは、近所にある集合住宅の一室だ。



そこは毎朝、私が高校に向かうバスの窓から見ている景色の一部でもあった。



なるほど、日常の中にこそ亀裂は紛れ込んでいるのか。

今か今かと寝首を掻こうと息を潜めて。
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