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第二十八話
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為朝は阿蘇の山で自分の答えをみつけ、隈本城に帰ってきた。為朝がいない間の報告を行おうとする義久を宗運は遠ざけ、為朝の屋敷で為朝は宗運と向かい合っていた。
「まずは御無事の帰還、喜ばしく思います」
「うむ。それにみてくれこの赫月の毛皮」
「ははは、伝説の類かと思っておりましたが、本当にこのような大きな熊がおったのですな。どうでしょう、為朝様。この毛皮は為朝様の武勇の証として隈本城の軍議の間に飾っては?」
「おう、それはいい。是非そうしてくれ」
宗運の賛辞に為朝は和やかに笑う。
その笑いが終わった後、宗運は真剣な表情で口を開いた。
「悩みは解けましたか?」
その言葉に為朝は少し驚く。
「気づいていたのか」
「うまく隠しておられましたが、私と愚弟二人には何か悩んでいるとわかっておりました」
宗運の言葉に為朝は困ったように頭をかく。
「うむ……そうだな。実は」
「いえ、答えは結構」
「……なんだと?」
宗運の言葉に為朝が悩みの内容を打ち明けようと思ったところで、宗運は止めてきた。
そして宗運は真剣な眼差しで言葉を続ける。
「我ら甲斐三兄弟を筆頭に家臣一同、為朝様にどこまでも付き従う所存」
そう言って宗運が差し出してきた紙には宗運を最初に家臣達の血判が入った血判書であった。
それをみつめる為朝をみつつ、宗運は改めて頭を下げる。
「我らはどこまでも為朝様と共に……」
その言葉に為朝は目をつむって天井を見上げる。
(俺は良い家臣に恵まれたな)
そう思ってから血判書を畳んで懐に入れると為朝は口を開く。
「宗運」
「は」
「俺は日本を統一する」
「はは!! なれば我ら家臣一同その爪牙となりましょう!!」
改めての宗運の宣言に為朝のお腹にずしりと重いものがのしかかると同時に、高揚と興奮がやってくる。
「頼む……いや、これは改めてみんなを集めてから言うとしよう」
「それがよろしいでしょう。みな、為朝様のご帰還を指折り数えて待っておりました」
宗運の笑いながらの言葉に為朝も笑みをこぼす。
そして改めて座り直しながら宗運が口を開く。
「しかし、為朝様が期日内に帰ってきていただいてよかったです」
「うん? 年を越したら何か問題あったか?」
為朝の言葉に宗運は苦笑いである。
「年明けには尾張の織田家から為朝様のご正室が来られることになっております」
「……おお!! そうだった!!」
悩み事と山籠もりで為朝はすっかり忘れていたが、信長の姉を正室に迎えるという話は為朝が山籠もりする前に決まっており、後は輿入れの日付を決めるだけであった。
すっかり忘れていたという為朝に呆れながらも宗運は言葉を続ける。
「輿入れについてですが、まずは織田家の御一行様は私の屋敷に入っていただき、そこから結納の儀を行わせていただきます」
「ああ、そのあたりは宗運に任せる。俺が聞いておきたいのは一つだ」
「なんでしょう」
宗運の問いに為朝は真剣な顔で口を開く。
「結納の儀で俺がやったらまずいことだけ教えてくれ」
為朝のあんまりの言葉に宗運は頭痛を抑えるように米神を抑える。そして大きなため息を吐くと言葉を続ける。
「あまりあれこれ言っても為朝様は無視しかねません。家宰としての私の願いとしては、結納の儀が終わるまでキチンとその場に座っていただければ細かいことは言いません」
「おお!! 流石は宗運。わかった。任せておけ」
その場に座って置物になっておけばいいという宗運の言葉に為朝は嬉しそうに笑う。だが、宗運は幼少期から為朝を知っている。だから結納の儀の最中に飽きて親常や鎮西二十烈士を引き連れてどっかに出かける可能性もあると思っている。
とりあえず当日は忙しくするであろう宗運は見張りとして親房を為朝の側に置いておくことを決める。親房を近くに置いておけば黙って逃げるという真似はしないと思ってのことだ。さらにもし脱走したとしての親房ならば行方を把握するだろうという信頼もある。
なお、親常はこういう時に全く役に立たないのは兄二人にはよくわかっていることでもある。
「次に隈本城の築城と城下町、そして隈本湊についてですが……」
「ああ、城下町はみてきた。また大きくなったか?」
山籠もりから帰ってくる時に城下町を通った為朝は城下町がまた大きくなっていることに気付いていた。
その言葉に宗運は頷く。
「うまい具合に政、商が噛み合った結果、他国から逃げてくる農民や、一旗揚げようとする侍も多数流れ込んできております。仕官を望む者も増えており、私の一存で様々な役目につけております」
「おお、そうか。流石は宗運。うまいこと運んでくれておるな」
「お言葉ありがたく」
為朝の言葉に宗運は改めて頭を下げると、再び真剣な顔で為朝をみる。
「ですが、やはり人材不足は否めません」
「具体的にはどのような人材だ?」
「足軽を率いる武士は足りております。問題はそれらを纏めて統率、指揮できる者がおりません」
宗運の言葉に為朝も思わず唸る。
確かに為朝の家臣で一軍を率いることができるのは宗運だけであろう。
為朝も大将という立場ではあるが、その本質は一部隊を率いるのがせいぜいであろう。
「だが、なぁ。一軍を率いることができる者など、それこそ少弐家の宗筑後入道のようにその家の重臣であろう。そう簡単に見つかるものか……」
「今はとりあえず栄の奴に頼んで日本全土で来てくれる人物がいないか探してもらっておりますが……将来的には島津家の義久や義弘はその立場になるとしても、あの二人はまだ若く……」
「経験が足りない、か」
「その通りです」
宗運の言葉に為朝は腕を組んで首をひねるが、すぐに膝をぴしりと叩く。
「うむ、悩んでいても仕方ない。まずは栄がいい者を見つけてきてくれることを願うとしよう」
「ですな。それと少弐家に対する調略の状況や鉄砲の製造状況ですが……まぁ、これは明日、直家や惟民殿に直接報告していただきましょう」
「おう、ということは今日はもう休んでいいか? 流石に疲れていてな」
その言葉に宗運は悪戯っ気に笑う。
「ええ、私も為朝様には今日くらいゆっくり休んでいただきたいのですが……おい、もう入ってきてよいぞ」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!!!!!!!!」
宗運の言葉に元気よく返事しながらスパーンと襖を開いて現れたのは為朝の祐筆である馬琴であった。
馬琴は持っている紙束と筆や硯を為朝の側に置くといい笑顔を為朝に向ける。
「さぁ!! 為朝様!! 山籠もりで何があってどうやって赫月を討ったなど一から十まで全てこの馬琴に教えてください!! それで私はまた物語にするので!!」
馬琴のあんまりな言葉に為朝は助けを求めるように宗運をみる。その視線を受けて宗運はからからと笑った。
「実は馬琴が書いた為朝様の物語は本となって日本各地に売られております。その本をみてやってくる者もいるので」
「そう!! 私の書く為朝様の物語は最早阿蘇家中だけでなく、日本各地に望まれております!! さぁさぁ!! 為朝様の武勇伝を第一に聞けるとか私は果報者すぎて涎が垂れちゃう!! さぁさぁ!! さあさあ!!」
馬琴の笑顔での押しの強さに負ける形で山雄との出会いから為朝は語り始めたのであった。
「まずは御無事の帰還、喜ばしく思います」
「うむ。それにみてくれこの赫月の毛皮」
「ははは、伝説の類かと思っておりましたが、本当にこのような大きな熊がおったのですな。どうでしょう、為朝様。この毛皮は為朝様の武勇の証として隈本城の軍議の間に飾っては?」
「おう、それはいい。是非そうしてくれ」
宗運の賛辞に為朝は和やかに笑う。
その笑いが終わった後、宗運は真剣な表情で口を開いた。
「悩みは解けましたか?」
その言葉に為朝は少し驚く。
「気づいていたのか」
「うまく隠しておられましたが、私と愚弟二人には何か悩んでいるとわかっておりました」
宗運の言葉に為朝は困ったように頭をかく。
「うむ……そうだな。実は」
「いえ、答えは結構」
「……なんだと?」
宗運の言葉に為朝が悩みの内容を打ち明けようと思ったところで、宗運は止めてきた。
そして宗運は真剣な眼差しで言葉を続ける。
「我ら甲斐三兄弟を筆頭に家臣一同、為朝様にどこまでも付き従う所存」
そう言って宗運が差し出してきた紙には宗運を最初に家臣達の血判が入った血判書であった。
それをみつめる為朝をみつつ、宗運は改めて頭を下げる。
「我らはどこまでも為朝様と共に……」
その言葉に為朝は目をつむって天井を見上げる。
(俺は良い家臣に恵まれたな)
そう思ってから血判書を畳んで懐に入れると為朝は口を開く。
「宗運」
「は」
「俺は日本を統一する」
「はは!! なれば我ら家臣一同その爪牙となりましょう!!」
改めての宗運の宣言に為朝のお腹にずしりと重いものがのしかかると同時に、高揚と興奮がやってくる。
「頼む……いや、これは改めてみんなを集めてから言うとしよう」
「それがよろしいでしょう。みな、為朝様のご帰還を指折り数えて待っておりました」
宗運の笑いながらの言葉に為朝も笑みをこぼす。
そして改めて座り直しながら宗運が口を開く。
「しかし、為朝様が期日内に帰ってきていただいてよかったです」
「うん? 年を越したら何か問題あったか?」
為朝の言葉に宗運は苦笑いである。
「年明けには尾張の織田家から為朝様のご正室が来られることになっております」
「……おお!! そうだった!!」
悩み事と山籠もりで為朝はすっかり忘れていたが、信長の姉を正室に迎えるという話は為朝が山籠もりする前に決まっており、後は輿入れの日付を決めるだけであった。
すっかり忘れていたという為朝に呆れながらも宗運は言葉を続ける。
「輿入れについてですが、まずは織田家の御一行様は私の屋敷に入っていただき、そこから結納の儀を行わせていただきます」
「ああ、そのあたりは宗運に任せる。俺が聞いておきたいのは一つだ」
「なんでしょう」
宗運の問いに為朝は真剣な顔で口を開く。
「結納の儀で俺がやったらまずいことだけ教えてくれ」
為朝のあんまりの言葉に宗運は頭痛を抑えるように米神を抑える。そして大きなため息を吐くと言葉を続ける。
「あまりあれこれ言っても為朝様は無視しかねません。家宰としての私の願いとしては、結納の儀が終わるまでキチンとその場に座っていただければ細かいことは言いません」
「おお!! 流石は宗運。わかった。任せておけ」
その場に座って置物になっておけばいいという宗運の言葉に為朝は嬉しそうに笑う。だが、宗運は幼少期から為朝を知っている。だから結納の儀の最中に飽きて親常や鎮西二十烈士を引き連れてどっかに出かける可能性もあると思っている。
とりあえず当日は忙しくするであろう宗運は見張りとして親房を為朝の側に置いておくことを決める。親房を近くに置いておけば黙って逃げるという真似はしないと思ってのことだ。さらにもし脱走したとしての親房ならば行方を把握するだろうという信頼もある。
なお、親常はこういう時に全く役に立たないのは兄二人にはよくわかっていることでもある。
「次に隈本城の築城と城下町、そして隈本湊についてですが……」
「ああ、城下町はみてきた。また大きくなったか?」
山籠もりから帰ってくる時に城下町を通った為朝は城下町がまた大きくなっていることに気付いていた。
その言葉に宗運は頷く。
「うまい具合に政、商が噛み合った結果、他国から逃げてくる農民や、一旗揚げようとする侍も多数流れ込んできております。仕官を望む者も増えており、私の一存で様々な役目につけております」
「おお、そうか。流石は宗運。うまいこと運んでくれておるな」
「お言葉ありがたく」
為朝の言葉に宗運は改めて頭を下げると、再び真剣な顔で為朝をみる。
「ですが、やはり人材不足は否めません」
「具体的にはどのような人材だ?」
「足軽を率いる武士は足りております。問題はそれらを纏めて統率、指揮できる者がおりません」
宗運の言葉に為朝も思わず唸る。
確かに為朝の家臣で一軍を率いることができるのは宗運だけであろう。
為朝も大将という立場ではあるが、その本質は一部隊を率いるのがせいぜいであろう。
「だが、なぁ。一軍を率いることができる者など、それこそ少弐家の宗筑後入道のようにその家の重臣であろう。そう簡単に見つかるものか……」
「今はとりあえず栄の奴に頼んで日本全土で来てくれる人物がいないか探してもらっておりますが……将来的には島津家の義久や義弘はその立場になるとしても、あの二人はまだ若く……」
「経験が足りない、か」
「その通りです」
宗運の言葉に為朝は腕を組んで首をひねるが、すぐに膝をぴしりと叩く。
「うむ、悩んでいても仕方ない。まずは栄がいい者を見つけてきてくれることを願うとしよう」
「ですな。それと少弐家に対する調略の状況や鉄砲の製造状況ですが……まぁ、これは明日、直家や惟民殿に直接報告していただきましょう」
「おう、ということは今日はもう休んでいいか? 流石に疲れていてな」
その言葉に宗運は悪戯っ気に笑う。
「ええ、私も為朝様には今日くらいゆっくり休んでいただきたいのですが……おい、もう入ってきてよいぞ」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!!!!!!!!」
宗運の言葉に元気よく返事しながらスパーンと襖を開いて現れたのは為朝の祐筆である馬琴であった。
馬琴は持っている紙束と筆や硯を為朝の側に置くといい笑顔を為朝に向ける。
「さぁ!! 為朝様!! 山籠もりで何があってどうやって赫月を討ったなど一から十まで全てこの馬琴に教えてください!! それで私はまた物語にするので!!」
馬琴のあんまりな言葉に為朝は助けを求めるように宗運をみる。その視線を受けて宗運はからからと笑った。
「実は馬琴が書いた為朝様の物語は本となって日本各地に売られております。その本をみてやってくる者もいるので」
「そう!! 私の書く為朝様の物語は最早阿蘇家中だけでなく、日本各地に望まれております!! さぁさぁ!! 為朝様の武勇伝を第一に聞けるとか私は果報者すぎて涎が垂れちゃう!! さぁさぁ!! さあさあ!!」
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