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異世界地球編
4歳 杖作成その1
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「有望だとは思っていたが、これほどとはな」
そう言うのはイツキの祖父アーディン。
3歳でイツキと対面した翌日から魔法の稽古をつけていた。
ほぼ1年経った今では魔力の面ではアーディンはイツキに敵わず、技術でなんとか優勢にしている状態だった。
「お前は魔力だけならエルフで1番だろうな」
「でもおじいちゃんに勝てません」
近距離でも中距離でも長距離でもイツキは祖父から一本も取ることができないでいた。
「経験が違うからな、そうそう負けられないさ」
そんなこと言われても目標は世界征服だ。
目の前の壁を早々に乗り越えなくてはならない。
そこでふと、前世の魔法使いについて思いが至る。
指○物語やハリー○ポッターでは魔法使いは杖を使っていた。
「そういえば、魔法を使いやすくする道具ってありませんか?」
「あるといえばある。ただし、人間の技術だ。使えばもっと村で肩身が狭くなるぞ」
「そんなことでわたしは止められませんよ。どんな技術なんですか?」
「聞いたところでは2種類あるそうだ。1つは魔法が使えない者が魔法を使えるようにするもの。もう一つは魔法が使えるものがその魔法の威力を高めるために使うものだ」
そんなことを聞いたら欲しくなるのが人の常。
「おじいちゃん。その魔法の威力を高める道具が欲しいな」
イツキはおねだりしてみた。
「そうかそうか。だが作れる人間の職人は遥か西にいる。丸1日飛び続けられる魔力が必要だな」
「丸1日……2日かけたら必ず着くかな。でもお母さん許してくれるかなぁ……」
「そう悩むこともない。俺がついていくといえば心配されないだろう」
母親のウルラは心配したものの、結果からいえば許可を出した。
ただし、万が一があるので、アーディンが飛行中にイツキを抱くことが条件とされた。
「それじゃあお母さん、行ってきます」
「気をつけてね。お父さんもお気をつけて」
「ああ、任せておけ」
手を振り別れを済ませたら出発だ。
アーディンがイツキを両手で持ち上げると、イツキは飛行魔法でアーディンに重さを感じさせないようにする。
アーディンも飛行魔法を使い飛び上がるとイツキを両手で抱えるようにして飛んでいく。
そうして飛ぶこと6時間、2人はファスティギウムの街に降り立った。
ファスティギウムの街は日本で言うところの大阪に位置する。
街に降り立った2人がまずしたことは役場に行くことだった。
というのも、アーディンの戦友を探すためだ。
ファスティギウムの街は村よりも発展しており、住民の名簿が管理されている。
その名簿も魔法具で、あいうえお順や住所順等にソートできるようになっていた。
アーディンも名簿を年齢でソートし戦友を見つけた。
「元警察と現役商人とどちらがいいか?」
「うーん、商人さんの方がいいかな。珍しいものが見られるかもしれないし」
「ではそちらに行こうか」
そう言うとアーディンはイツキの手を引いて街中を歩くと1軒の商家の前で止まった。
ビーズののれんをくぐると畳の上に豚の獣人が座っていた。
「いらっしゃい。どのような用件でっしゃろか?」
アーディンは獣人を見て知り合いかどうか判断しようとした。
「お前はメルカトール……ではないな。メルカトールを呼んでくれ」
「失礼やけどアンタ、どちらさまでっしゃろか?」
「アーディンだ。戦争に来たエルフのアーディンといえばわかるだろう」
「少々お待ちおくんなはれ」
そう言うと豚の獣人は2階に上がっていった。
するとすぐにドタドタという足音とともに別の豚の獣人が下りてきた。
「おお、アーディンはんや。お久しぶりやなぁ」
「久しぶりだな、メルカトール。息災か?」
「おかげさまで順調にきとります。2階へどうぞ」
メルカトールの案内で2階に上がる。
ちなみに足袋は脱いだ。
「代替わりもしまして、今は孫の教育中です。おおい、タベルナ。お茶をはようお出しせんか」
「はい、ただいま」
その声と同時にやっぱり豚の獣人が上がってきた。
手にしたお盆の上には3つの白磁茶碗が乗っており、中には抹茶が入っていた。
抹茶が配られるとメルカトールが紹介する。
「うちの孫娘のタベルナです。ええ眼を持っとる自慢の孫です」
「タベルナです。よろしゅうお願いしまんね」
正直顔で見分けるのは難しいとイツキは思った。
とりあえず、タベルナの衣装は着物だったのでそれで判断しようとした。
「俺はアーディン。こっちは俺の孫娘、イツキだ」
「イツキと申します。よろしくお願いします」
「それで、アーディンはんはどのような用件でうちに来たさかいしょうか?」
メルカトールに問われアーディンは答える。
「1泊させてもらいたくてな。それに商家なら珍しい物があるかもと孫にせがまれてな」
「わかりましてん。1日面倒見させてもらいまっせ。タベルナ。ここはええからイツキはんを案内してあげなさい」
「はい。ではイツキ様、参りましょうか」
イツキは出されたお茶を一気飲みするとタベルナの後について下りていった。
「イツキはんはどないな品物をご覧になりたいのやろか?」
「特にこれというものはないんだけど、あまり手に入らない物がいいかな」
「あまり手に入らへん物といえば、まずはあれやな」
そう言うと1つの木箱を取り出す。
開けると中には布が大量に詰め込まれており、タベルナはそれを乱雑に取り払っていった。
そうして出てきたのは直径10センチほどの紅玉だった
「どうや。魔王国産の大ルビー。めったに手に入らんで。」
「すごいですね。でもどうしてここに?」
現代でもめったに見られない大きさだ。
「店が渡来の品を扱ってる言うんを表すために飾っときたかったらしいけど、丁度ええもんが来てしまってこれは仕舞っとこう言うことになったんやわ」
「丁度ええもん?」
「店に入る時みたやろ?ガラス玉を仰山使ったのれんや。あれは人間の国の物やったかな。まぁ、うちからしてみればあないなもの、材料費の価値しかあらへん物やけどね」
中世のガラス玉貿易を知っている身としてイツキはタベルナの見識に驚いた。
「手厳しいね」
「そら目利きできんと生きていけへんからな。あ、同じ透明な球でもこっちは値打ちがあるで」
そう言ってまた1つ木箱を取り出す。
中から出てきたのは直径30センチほどもある水晶玉だった。
「これくらいのものになるとめったに手に入らんからなぁ」
「かなり高そうだけど売れるの?」
「じい様は投機目的だと言ってたけどなぁ。そう簡単には売る気ないんと違うかなぁ」
そう言って開けた箱を元に戻していく。
「次は本でもどうや?」
「本も取り扱ってるんだ」
前世においてはライトノベルの読者だったイツキは胸を躍らせる。
「恋愛もの、歴史もの、物語、詩集、何でも揃うてるで」
イツキは物語に手を伸ばしそうになるが、魔法技術について調べるのが先だと自重した。
「魔法の技術書みたいなものもある?」
「そうやなぁ、魔王国史に魔王が魔法をつこうとる場面が書かれてるくらいやな」
「ちょっと読ませていただきます」
魔王国史に書かれている魔王の姿は英雄だか神だかわからないような書き方だった。
腕を振りおろしただけで遠くの人間の兵士たちが地に伏し死んでおり、さらに延長線上の海が割れた等数々の逸話が残されていた。
1年前に王になることを目指したイツキにとっての目標がそこにはあった。
(遠い。が、決して届かない距離ではない。腕を振りおろす動作があるのは完全な詠唱破棄ができていないということだとすれば、驚異的なのは圧倒的な魔力に他ならない)
イツキは生まれてからのトレーニングで魔力については自信があった。
しかし、魔法の効果を鮮明にイメージし、呪文を唱えなければ魔法が使えない。
だが、一緒に練習する祖父は自由に魔法を使っていた。
(魔王がどんな種族かは知らないが、エルフより魔法の扱いが苦手ということか)
祖父との訓練を厳しいものにするという決意をイツキはした。
「あ、これなんかどうや。クインクエ島決戦、じい様たちが参加したっていう戦争を基にした物語やで。」
「読みます!」
後日祖父母に本の話をするイツキであった。
そう言うのはイツキの祖父アーディン。
3歳でイツキと対面した翌日から魔法の稽古をつけていた。
ほぼ1年経った今では魔力の面ではアーディンはイツキに敵わず、技術でなんとか優勢にしている状態だった。
「お前は魔力だけならエルフで1番だろうな」
「でもおじいちゃんに勝てません」
近距離でも中距離でも長距離でもイツキは祖父から一本も取ることができないでいた。
「経験が違うからな、そうそう負けられないさ」
そんなこと言われても目標は世界征服だ。
目の前の壁を早々に乗り越えなくてはならない。
そこでふと、前世の魔法使いについて思いが至る。
指○物語やハリー○ポッターでは魔法使いは杖を使っていた。
「そういえば、魔法を使いやすくする道具ってありませんか?」
「あるといえばある。ただし、人間の技術だ。使えばもっと村で肩身が狭くなるぞ」
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「聞いたところでは2種類あるそうだ。1つは魔法が使えない者が魔法を使えるようにするもの。もう一つは魔法が使えるものがその魔法の威力を高めるために使うものだ」
そんなことを聞いたら欲しくなるのが人の常。
「おじいちゃん。その魔法の威力を高める道具が欲しいな」
イツキはおねだりしてみた。
「そうかそうか。だが作れる人間の職人は遥か西にいる。丸1日飛び続けられる魔力が必要だな」
「丸1日……2日かけたら必ず着くかな。でもお母さん許してくれるかなぁ……」
「そう悩むこともない。俺がついていくといえば心配されないだろう」
母親のウルラは心配したものの、結果からいえば許可を出した。
ただし、万が一があるので、アーディンが飛行中にイツキを抱くことが条件とされた。
「それじゃあお母さん、行ってきます」
「気をつけてね。お父さんもお気をつけて」
「ああ、任せておけ」
手を振り別れを済ませたら出発だ。
アーディンがイツキを両手で持ち上げると、イツキは飛行魔法でアーディンに重さを感じさせないようにする。
アーディンも飛行魔法を使い飛び上がるとイツキを両手で抱えるようにして飛んでいく。
そうして飛ぶこと6時間、2人はファスティギウムの街に降り立った。
ファスティギウムの街は日本で言うところの大阪に位置する。
街に降り立った2人がまずしたことは役場に行くことだった。
というのも、アーディンの戦友を探すためだ。
ファスティギウムの街は村よりも発展しており、住民の名簿が管理されている。
その名簿も魔法具で、あいうえお順や住所順等にソートできるようになっていた。
アーディンも名簿を年齢でソートし戦友を見つけた。
「元警察と現役商人とどちらがいいか?」
「うーん、商人さんの方がいいかな。珍しいものが見られるかもしれないし」
「ではそちらに行こうか」
そう言うとアーディンはイツキの手を引いて街中を歩くと1軒の商家の前で止まった。
ビーズののれんをくぐると畳の上に豚の獣人が座っていた。
「いらっしゃい。どのような用件でっしゃろか?」
アーディンは獣人を見て知り合いかどうか判断しようとした。
「お前はメルカトール……ではないな。メルカトールを呼んでくれ」
「失礼やけどアンタ、どちらさまでっしゃろか?」
「アーディンだ。戦争に来たエルフのアーディンといえばわかるだろう」
「少々お待ちおくんなはれ」
そう言うと豚の獣人は2階に上がっていった。
するとすぐにドタドタという足音とともに別の豚の獣人が下りてきた。
「おお、アーディンはんや。お久しぶりやなぁ」
「久しぶりだな、メルカトール。息災か?」
「おかげさまで順調にきとります。2階へどうぞ」
メルカトールの案内で2階に上がる。
ちなみに足袋は脱いだ。
「代替わりもしまして、今は孫の教育中です。おおい、タベルナ。お茶をはようお出しせんか」
「はい、ただいま」
その声と同時にやっぱり豚の獣人が上がってきた。
手にしたお盆の上には3つの白磁茶碗が乗っており、中には抹茶が入っていた。
抹茶が配られるとメルカトールが紹介する。
「うちの孫娘のタベルナです。ええ眼を持っとる自慢の孫です」
「タベルナです。よろしゅうお願いしまんね」
正直顔で見分けるのは難しいとイツキは思った。
とりあえず、タベルナの衣装は着物だったのでそれで判断しようとした。
「俺はアーディン。こっちは俺の孫娘、イツキだ」
「イツキと申します。よろしくお願いします」
「それで、アーディンはんはどのような用件でうちに来たさかいしょうか?」
メルカトールに問われアーディンは答える。
「1泊させてもらいたくてな。それに商家なら珍しい物があるかもと孫にせがまれてな」
「わかりましてん。1日面倒見させてもらいまっせ。タベルナ。ここはええからイツキはんを案内してあげなさい」
「はい。ではイツキ様、参りましょうか」
イツキは出されたお茶を一気飲みするとタベルナの後について下りていった。
「イツキはんはどないな品物をご覧になりたいのやろか?」
「特にこれというものはないんだけど、あまり手に入らない物がいいかな」
「あまり手に入らへん物といえば、まずはあれやな」
そう言うと1つの木箱を取り出す。
開けると中には布が大量に詰め込まれており、タベルナはそれを乱雑に取り払っていった。
そうして出てきたのは直径10センチほどの紅玉だった
「どうや。魔王国産の大ルビー。めったに手に入らんで。」
「すごいですね。でもどうしてここに?」
現代でもめったに見られない大きさだ。
「店が渡来の品を扱ってる言うんを表すために飾っときたかったらしいけど、丁度ええもんが来てしまってこれは仕舞っとこう言うことになったんやわ」
「丁度ええもん?」
「店に入る時みたやろ?ガラス玉を仰山使ったのれんや。あれは人間の国の物やったかな。まぁ、うちからしてみればあないなもの、材料費の価値しかあらへん物やけどね」
中世のガラス玉貿易を知っている身としてイツキはタベルナの見識に驚いた。
「手厳しいね」
「そら目利きできんと生きていけへんからな。あ、同じ透明な球でもこっちは値打ちがあるで」
そう言ってまた1つ木箱を取り出す。
中から出てきたのは直径30センチほどもある水晶玉だった。
「これくらいのものになるとめったに手に入らんからなぁ」
「かなり高そうだけど売れるの?」
「じい様は投機目的だと言ってたけどなぁ。そう簡単には売る気ないんと違うかなぁ」
そう言って開けた箱を元に戻していく。
「次は本でもどうや?」
「本も取り扱ってるんだ」
前世においてはライトノベルの読者だったイツキは胸を躍らせる。
「恋愛もの、歴史もの、物語、詩集、何でも揃うてるで」
イツキは物語に手を伸ばしそうになるが、魔法技術について調べるのが先だと自重した。
「魔法の技術書みたいなものもある?」
「そうやなぁ、魔王国史に魔王が魔法をつこうとる場面が書かれてるくらいやな」
「ちょっと読ませていただきます」
魔王国史に書かれている魔王の姿は英雄だか神だかわからないような書き方だった。
腕を振りおろしただけで遠くの人間の兵士たちが地に伏し死んでおり、さらに延長線上の海が割れた等数々の逸話が残されていた。
1年前に王になることを目指したイツキにとっての目標がそこにはあった。
(遠い。が、決して届かない距離ではない。腕を振りおろす動作があるのは完全な詠唱破棄ができていないということだとすれば、驚異的なのは圧倒的な魔力に他ならない)
イツキは生まれてからのトレーニングで魔力については自信があった。
しかし、魔法の効果を鮮明にイメージし、呪文を唱えなければ魔法が使えない。
だが、一緒に練習する祖父は自由に魔法を使っていた。
(魔王がどんな種族かは知らないが、エルフより魔法の扱いが苦手ということか)
祖父との訓練を厳しいものにするという決意をイツキはした。
「あ、これなんかどうや。クインクエ島決戦、じい様たちが参加したっていう戦争を基にした物語やで。」
「読みます!」
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