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異世界地球編
15歳 休暇その2
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2日目はシドニーへ移動する。
途中、グレートバリアリーフの美しさにみんなで驚嘆した。
シドニーに来たのはオペラを楽しむためだ。
到着したら高そうなホテルにチェックイン。
ここもスイートで7人でも大丈夫なところだ。
ホテルを確保したら、オペラの始まる夕方まで港を散策。
すると面白い物を見つけた。
アイスクリーム屋さんだ。
残念ながらチョコミントはなかったが、バニラやチョコ、クッキーアンドクリームといったアイスクリームを買った。
イツキはクッキーアンドクリームだ。
「イツキ、一口交換よ」
「しかたないなあ」
アウィスと食べさせ合う。
チョコはクッキーアンドクリームよりさらに甘かった。
「よくこんなの食べられるね」
「そう?おいしいじゃない」
アウィスは味覚障害なのかもしれないとイツキは心配に思った。
港の見えるベンチで友達とアイスを食べさせ合いながらゆっくりと時間を使う。
(なんていう贅沢、前世で見たらごちそうさまでしたとしか思いかねない……)
そんな贅沢な時間の遣い方をしていると時間になったのでオペラ座に向かう。
今日の演目は『魔王物語』。
(劇で見たからいいよ!)
そうは思ったがせっかくなので見ていった。
まず冒頭の名づけのシーン。
母親役の人が見事なソプラノで喜びの歌を歌うと、男の子もボーイソプラノでその歌を引き継ぐ。
「神よ!それを守護する聖霊よ!救世主を遣わしたことを感謝いたします♪我が子を遣わしたことを感謝いたします♪」
「神よ!それを守護する聖霊よ!私を遣わしたことを感謝いたします♪この地に使わしたことを感謝いたします♪」
(神って何者なんだろうね。案外死神がこの世界の神様とかありうるかも?)
次に雨を降らすシーン。
村長はバスで地に響くように歌う。
男の子もボーイソプラノで歌う。
「おお!神よ!明日をも知れぬ我らに何という仕打ちか!我らに滅びの日が来たとでも言うのか!」
「神は我を遣わした!その時より神の加護は受けられぬ!我が加護を授けるよう神が遣わしたのだ!」
そして男の子から男性にチェンジして話は続く。
村長役の人にも劣らぬ低音で魔王が叫ぶ。
「神が私を遣わした理由が今わかった!神は人間を滅ぼせと言っているのだ!同じく知性を持つものを奴隷とする人間を滅ぼせと言っているのだ!滅びの日を人間に与えよと言っているのだ!」
そして一言叫んで第1幕は終わる。
「人間共よ!滅びの日は来たれリ!」
(劇を見た時も思ったが、引き込まれるな)
「劇で見たから別にいいかと思ってたけど、やっぱり劇と歌劇じゃ違うね」
「当然よ。何といっても歌がつくんだから」
アウィスは誇らしげだ。
だが、話している中身が薄い。
(何を当然のことを誇らしげに言ってるんだか……まあ、本人は満足そうだし、いいか)
「フランマとアンビティオは魔王にあったことはあるんだっけ?」
「結成式での挨拶ぐらいですね。遠かったのでよく見えませんでした」
「私もそんな感じです」
ということなので実際に合った私からの評価を伝えておく。
「実際の魔王ってあの男優さんの半分くらいのかっこよさだよ」
「本当ですか!?」
「実際に魔王に会って確認できるように戦功を積まないとね」
「はい」
そして第2幕が上がる。
「神は我に人間を滅ぼせという!しかし我は1人しかいない!どうすればよいというのか!」
そう言って嘆く魔王に1人の男が近寄る。
テナーボイスで優しく怪しく囁く。
「お困りかな、神より遣われし男よ♪必要とあれば手を貸すぞ♪」
「では証明せよ!我にとって有益であるということを!」
「では証明して見せましょう♪人間の軍を滅ぼして♪」
そして一度舞台から捌け、獣人の兵士が入ってきて報告をする。
そして獣人の兵士が捌けると再び男が戻ってくる。
「いかがでしょうか、神より遣われし男よ♪救世主よ♪私の力を欲するか?」
「何を代償にしても欲しい!何が必要か!」
「必要なのはあなたです♪あなたの命をいただきます♪」
そうして男が手をかざすも魔王は気にもしない。
「なんという力!命は諦めましょう♪その代わりに契約をしましょう♪私があなたのために力を振るうと♪」
「配下に加わるなら何でもいい!」
そういって男が差し出す紙を受け取るとサインをして紙は燃え上がった。
「はい♪我ら全てが魔王とともにあります♪」
その声に両サイドから人が入ってくる。
その数71人。
男も含めて72柱を表現しているのだろう。
そして全員で歌が始まる。
「その日は怒りの日、世界を破壊し、灰燼に帰すでしょう。ダビデとシビラの告げし通りに。審判が来られてすべてを厳しく裁かれるとき、その人間の慄きはどれほどのものでしょうか。」
モーツァルトのレクイエムの一節だ。
合唱が終わると魔王以外の人は退場する。
そして次に入ってきたのは人間の女性。
白いフード付きのマントでその身を隠す。
そして女性の差し出した宝玉に魔王が封印される。
次に始まったのは宰相の嘆きの歌だ。
「私が居ながら、陛下を救うことができなかった。王を守れない宰相に何の価値があろうか。ここで潔く散ろう。もうすぐ人間の軍も到着する。人間共と刺し違えてもこの責任は取る」
そう決意を新たにしたところに鎧を付けた獣人がやってくる。
格が高そうだ。
「待たれよ。敵を滅するは武人の役目。宰相は宝玉を持って安全なところに逃げるのです。魔王様の復活するその日まで、宝玉を守るのです。」
そして獣人と宰相は別の方向に捌ける。
宰相は宝玉を持ったままだ。
そして次の場面、宰相が別の方向から入ってくる。
そして許しを請う歌だ。
「魔王様、お許しください。勇敢な将軍たちを無為に死なせてしまいました。この罰を与えるために復活なさってください。復活なさってください」
そして歌が終わると宝珠が割れ、魔王が復活した。
ここからはイツキも聞いたことがあるベートーベンの第9だ。
「抱き合いなさい、数百万の人々よ!このキスを全世界に!全世界に!兄弟よ!星々の世界に神がいることを信じるのだ!我々の神が!抱き合いなさい!抱き合いなさい!このキスを全世界に!全世界に!全世界に!このキスを全世界に!全世界に!全ての!世界に!全世界に!歓喜よ!美しい火花よ!美しい火花よ!天上の楽園の乙女よ!歓喜よ!美しい火花よ!火花よ!」
そうして歌劇は終わった。
「いやあ、これも面白かったわね」
アウィスは帰る途中にそう言う。
「そうですね。話を知ってても面白かったですし」
イツキはそう返答した。
ウェスは主演のブロマイドを買ってにやけている。
アモルは心ここにあらずなウェスをうまく誘導している。
(さすが年長者)
フランマもアンビティオも楽しかったと感想を言い合っている。
ホテルに帰ったら遅い夕食だ。
そこでも感想を言い合う。
「魔王様って100年も封印されてたんでしょ?あの珠割ったらもっと早くに出てこられたんじゃないの?」
「それで出てくるって確信があったら割っていただろう。時間がかかったのはそういった決断ができずに魔王様が自力で復活したからだ」
「まあ、割ってもう復活できませんってなるよりはいいのでしょうね」
「今だから割ったらどうこうと話ができるが、知らなければ大事に保管しておくと思うぞ」
アウィスの意見にアモルとイツキが反論する。
「そうかなあ、一か八かの勝負に出てもよかったんじゃないかな?」
「魔王国の本土まで攻め込まれていたらそれもあっただろうな。幸いそこまでじゃなかったからこうして歌劇も楽しめるわけだ」
そういってアモルが話を閉じる。
夕食も終わって、今日もスイートに宿泊だ。
今日はアウィスをフランマ、アンビティオ、トントと寝かせた。
イツキ達は別室だ。
その部屋で、ウェスが寝るのを見計らってアモルに質問する。
「アモルさん、魔法で女同士が子供を産むって可能なんですか?」
「できることはできるが、そんな趣味だったのか?」
「いえ、興味本位です。気にしないでください」
「何なら実践するが?」
アモルはイツキに抱きつく。
もちろん冗談だ。
「いえ、いいです。止めてください。離して!」
しかし、イツキにはそうは思えなかったので、イツキを抱き枕にしようとしたアモルの冗談は失敗に終わる。
「好きな娘ができたら相談しなさい」
「そんなことありえません」
そんな感じで2日目が終了した。
途中、グレートバリアリーフの美しさにみんなで驚嘆した。
シドニーに来たのはオペラを楽しむためだ。
到着したら高そうなホテルにチェックイン。
ここもスイートで7人でも大丈夫なところだ。
ホテルを確保したら、オペラの始まる夕方まで港を散策。
すると面白い物を見つけた。
アイスクリーム屋さんだ。
残念ながらチョコミントはなかったが、バニラやチョコ、クッキーアンドクリームといったアイスクリームを買った。
イツキはクッキーアンドクリームだ。
「イツキ、一口交換よ」
「しかたないなあ」
アウィスと食べさせ合う。
チョコはクッキーアンドクリームよりさらに甘かった。
「よくこんなの食べられるね」
「そう?おいしいじゃない」
アウィスは味覚障害なのかもしれないとイツキは心配に思った。
港の見えるベンチで友達とアイスを食べさせ合いながらゆっくりと時間を使う。
(なんていう贅沢、前世で見たらごちそうさまでしたとしか思いかねない……)
そんな贅沢な時間の遣い方をしていると時間になったのでオペラ座に向かう。
今日の演目は『魔王物語』。
(劇で見たからいいよ!)
そうは思ったがせっかくなので見ていった。
まず冒頭の名づけのシーン。
母親役の人が見事なソプラノで喜びの歌を歌うと、男の子もボーイソプラノでその歌を引き継ぐ。
「神よ!それを守護する聖霊よ!救世主を遣わしたことを感謝いたします♪我が子を遣わしたことを感謝いたします♪」
「神よ!それを守護する聖霊よ!私を遣わしたことを感謝いたします♪この地に使わしたことを感謝いたします♪」
(神って何者なんだろうね。案外死神がこの世界の神様とかありうるかも?)
次に雨を降らすシーン。
村長はバスで地に響くように歌う。
男の子もボーイソプラノで歌う。
「おお!神よ!明日をも知れぬ我らに何という仕打ちか!我らに滅びの日が来たとでも言うのか!」
「神は我を遣わした!その時より神の加護は受けられぬ!我が加護を授けるよう神が遣わしたのだ!」
そして男の子から男性にチェンジして話は続く。
村長役の人にも劣らぬ低音で魔王が叫ぶ。
「神が私を遣わした理由が今わかった!神は人間を滅ぼせと言っているのだ!同じく知性を持つものを奴隷とする人間を滅ぼせと言っているのだ!滅びの日を人間に与えよと言っているのだ!」
そして一言叫んで第1幕は終わる。
「人間共よ!滅びの日は来たれリ!」
(劇を見た時も思ったが、引き込まれるな)
「劇で見たから別にいいかと思ってたけど、やっぱり劇と歌劇じゃ違うね」
「当然よ。何といっても歌がつくんだから」
アウィスは誇らしげだ。
だが、話している中身が薄い。
(何を当然のことを誇らしげに言ってるんだか……まあ、本人は満足そうだし、いいか)
「フランマとアンビティオは魔王にあったことはあるんだっけ?」
「結成式での挨拶ぐらいですね。遠かったのでよく見えませんでした」
「私もそんな感じです」
ということなので実際に合った私からの評価を伝えておく。
「実際の魔王ってあの男優さんの半分くらいのかっこよさだよ」
「本当ですか!?」
「実際に魔王に会って確認できるように戦功を積まないとね」
「はい」
そして第2幕が上がる。
「神は我に人間を滅ぼせという!しかし我は1人しかいない!どうすればよいというのか!」
そう言って嘆く魔王に1人の男が近寄る。
テナーボイスで優しく怪しく囁く。
「お困りかな、神より遣われし男よ♪必要とあれば手を貸すぞ♪」
「では証明せよ!我にとって有益であるということを!」
「では証明して見せましょう♪人間の軍を滅ぼして♪」
そして一度舞台から捌け、獣人の兵士が入ってきて報告をする。
そして獣人の兵士が捌けると再び男が戻ってくる。
「いかがでしょうか、神より遣われし男よ♪救世主よ♪私の力を欲するか?」
「何を代償にしても欲しい!何が必要か!」
「必要なのはあなたです♪あなたの命をいただきます♪」
そうして男が手をかざすも魔王は気にもしない。
「なんという力!命は諦めましょう♪その代わりに契約をしましょう♪私があなたのために力を振るうと♪」
「配下に加わるなら何でもいい!」
そういって男が差し出す紙を受け取るとサインをして紙は燃え上がった。
「はい♪我ら全てが魔王とともにあります♪」
その声に両サイドから人が入ってくる。
その数71人。
男も含めて72柱を表現しているのだろう。
そして全員で歌が始まる。
「その日は怒りの日、世界を破壊し、灰燼に帰すでしょう。ダビデとシビラの告げし通りに。審判が来られてすべてを厳しく裁かれるとき、その人間の慄きはどれほどのものでしょうか。」
モーツァルトのレクイエムの一節だ。
合唱が終わると魔王以外の人は退場する。
そして次に入ってきたのは人間の女性。
白いフード付きのマントでその身を隠す。
そして女性の差し出した宝玉に魔王が封印される。
次に始まったのは宰相の嘆きの歌だ。
「私が居ながら、陛下を救うことができなかった。王を守れない宰相に何の価値があろうか。ここで潔く散ろう。もうすぐ人間の軍も到着する。人間共と刺し違えてもこの責任は取る」
そう決意を新たにしたところに鎧を付けた獣人がやってくる。
格が高そうだ。
「待たれよ。敵を滅するは武人の役目。宰相は宝玉を持って安全なところに逃げるのです。魔王様の復活するその日まで、宝玉を守るのです。」
そして獣人と宰相は別の方向に捌ける。
宰相は宝玉を持ったままだ。
そして次の場面、宰相が別の方向から入ってくる。
そして許しを請う歌だ。
「魔王様、お許しください。勇敢な将軍たちを無為に死なせてしまいました。この罰を与えるために復活なさってください。復活なさってください」
そして歌が終わると宝珠が割れ、魔王が復活した。
ここからはイツキも聞いたことがあるベートーベンの第9だ。
「抱き合いなさい、数百万の人々よ!このキスを全世界に!全世界に!兄弟よ!星々の世界に神がいることを信じるのだ!我々の神が!抱き合いなさい!抱き合いなさい!このキスを全世界に!全世界に!全世界に!このキスを全世界に!全世界に!全ての!世界に!全世界に!歓喜よ!美しい火花よ!美しい火花よ!天上の楽園の乙女よ!歓喜よ!美しい火花よ!火花よ!」
そうして歌劇は終わった。
「いやあ、これも面白かったわね」
アウィスは帰る途中にそう言う。
「そうですね。話を知ってても面白かったですし」
イツキはそう返答した。
ウェスは主演のブロマイドを買ってにやけている。
アモルは心ここにあらずなウェスをうまく誘導している。
(さすが年長者)
フランマもアンビティオも楽しかったと感想を言い合っている。
ホテルに帰ったら遅い夕食だ。
そこでも感想を言い合う。
「魔王様って100年も封印されてたんでしょ?あの珠割ったらもっと早くに出てこられたんじゃないの?」
「それで出てくるって確信があったら割っていただろう。時間がかかったのはそういった決断ができずに魔王様が自力で復活したからだ」
「まあ、割ってもう復活できませんってなるよりはいいのでしょうね」
「今だから割ったらどうこうと話ができるが、知らなければ大事に保管しておくと思うぞ」
アウィスの意見にアモルとイツキが反論する。
「そうかなあ、一か八かの勝負に出てもよかったんじゃないかな?」
「魔王国の本土まで攻め込まれていたらそれもあっただろうな。幸いそこまでじゃなかったからこうして歌劇も楽しめるわけだ」
そういってアモルが話を閉じる。
夕食も終わって、今日もスイートに宿泊だ。
今日はアウィスをフランマ、アンビティオ、トントと寝かせた。
イツキ達は別室だ。
その部屋で、ウェスが寝るのを見計らってアモルに質問する。
「アモルさん、魔法で女同士が子供を産むって可能なんですか?」
「できることはできるが、そんな趣味だったのか?」
「いえ、興味本位です。気にしないでください」
「何なら実践するが?」
アモルはイツキに抱きつく。
もちろん冗談だ。
「いえ、いいです。止めてください。離して!」
しかし、イツキにはそうは思えなかったので、イツキを抱き枕にしようとしたアモルの冗談は失敗に終わる。
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