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異世界地球編
15歳 将軍会議その2
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将軍会議はまだまだ続く。
ロンガ将軍が司会となって会議を進める。
「では次にインドシナ半島について陸軍大臣から説明してもらおう」
「はい。こちらも順調に統治しております。たまに人間が来ますがその数は少数で兵力に問題はありません。」
「うむ。これについて意見のある者の挙手を求める」
イツキは迷わず手を挙げた。
「イツキ空軍少将」
「先ほども言った通り、インドシナ半島からは東進、北進することを想定しています。侵攻するだけの兵力はあるでしょうか?」
「ではこの回答も踏まえて反論、意見のある者の挙手を求める」
すぐに手が挙がった。
「エクセルキトゥス陸軍大将」
「現在、陸軍はインド半島西側への兵力拡充を行っているため、インドシナ半島については現状維持できる程度の兵力しか置いておりません」
その回答にイツキは再び手を挙げる。
「イツキ空軍少将」
「今後、シベリアまで行くときに陸軍の兵力は必要不可欠です。人間牧場で毎年10万を超える人員の補充ができるのですから、前線に配置するようにしていただきたい。輸送力の問題であれば海軍に協力を求める必要があると思いますがいかがでしょうか?」
すぐに手が挙がった。
「エクセルキトゥス陸軍大将」
「現状、海軍の特別輸送艦隊に兵員を輸送してもらっているのみで、それ以外の海軍の協力は得られておりません」
「なんだと、海軍のせいだとでも言うのか!」
そんなヤジが飛ぶ。
「静粛に!エクセルキトゥス陸軍大将、続きを」
「はい。海軍に輸送能力が余っているのであればそれを使いたいのが正直なところです」
「ではこの回答も踏まえて反論、意見のある者の挙手を求める」
すぐに手が挙がった。
「フォルネウス海軍大将」
「本土防衛のために船は余裕を持って運行させております。もし本土を危険にさらしてもよいというのであれば輸送力の向上を図れると思いますが」
「ではこの回答も踏まえて反論、意見のある者の挙手を求める」
イツキは迷わず手を挙げた。
「イツキ空軍少将」
「現在、魔王国の影響範囲は拡大しております。なので、敵が西から来ればインド半島で、東から来ればどこかの島でこれを発見できると思います。そうなった場合、真っ先に動くのは空軍です。海軍ではありません。そこはお間違えの無い様に。ですので海軍の現有戦力のすべてで陸軍を輸送することを提案いたします」
「ではこの提案も踏まえて反論、意見のある者の挙手を求める」
すぐに手が挙がった。
「フォルネウス海軍大将」
「後詰もいらないのでしょうか?」
イツキは手を挙げて答える。
「イツキ空軍少将」
「空軍の現有戦力であればどんな戦いであろうと問題はありません。小船も1隻足りとも無事には帰させません」
今度は力なく手が挙がった。
「フォルネウス海軍大将」
「海軍は陸軍の要望があれば、その戦力をバンコクやダッカに送ることを約束する」
すぐに手が挙がった。
「エクセルキトゥス陸軍大将」
「では、海軍の現有戦力を持ってバンコクとハイデラバードへ兵員の輸送をお願いする。規模は毎年10万人だ」
すぐに手が挙がった。
「フォルネウス海軍大将」
「了解した。特別輸送艦隊以外の船に関しても兵員の輸送に着くものとする」
会場はどよめいた。
海軍が陸軍に白旗を上げたためである。
「静粛に!この回答も踏まえて反論、意見のある者の挙手を求める」
海軍としてはそんな要求は飲みたくないが、大臣が言ったことに反論するわけにもいかなかった。
結果として誰も手を挙げない。
「では次に島嶼部の現状について海軍大臣から説明してもらおう」
「島嶼部は特に問題ありません。軍が関与する事例もなくなりました」
「うむ。これについて意見のある者の挙手を求める」
これにはだれも手を挙げなかった。
「では次に魔王国本土について陸軍大臣から説明をしてもらおう」
「陸軍では現在新兵の訓練中です。東西南北に各25,000名を配置し訓練に当たっております。現状の東西南北各方面隊も異状は特になく、本土の統治は極めて良好と言えるでしょう」
「うむ。これについて意見のある者の挙手を求める」
イツキはちょっと気になったことがあったので手を挙げた。
「イツキ空軍少将」
「インド半島から獣人奴隷が多数本土に来たと思いますが特に問題は起こしていないのでしょうか?」
すぐに手が挙がった。
「エクセルキトゥス陸軍大将」
「当初は軋轢があったようだが今は融和している。特段問題はないだろう」
イツキは手を挙げた。
「イツキ空軍少将」
「それが聞けて良かったです。安心しました」
「他にこれについて意見のある者の挙手を求める」
これにはだれも手を挙げなかった。
「それではその他要望がある者は挙手して発言するように」
イツキは手を挙げた。
「イツキ空軍少将」
「カシー城に庭園を造りたいのでハルファス将軍の協力を求めたいです」
そこで同席していたハルファス将軍が手を挙げる。
「ハルファス陸軍中将」
「小官としては問題ありません。設計図や絵さえあればお望みの庭園を造りましょう」
イツキは手を挙げる。
「イツキ海軍少将」
「それを聞けて安心しました。庭園の図面は後日送らせていただきます。また、人間の女性奴隷を1人いただきたいのですが、できるだけ見目麗しい方がいいのですがいかがでしょうか?」
イツキの言葉に誰もが困惑する。
そして一人の男が手を挙げた。
「エクセルキトゥス陸軍大将」
「インド半島では100万ともなる奴隷を手に入れられた。その中には目麗しいのもいるだろう。現地の司令官への書簡を渡すので好きに探して持っていくといい」
イツキは手を挙げる。
「イツキ海軍少将」
「ご協力いただき感謝いたします」
「ではその他要望がある者は挙手して発言するように」
今度は誰も手を挙げなかった。
「それでは最後に魔王様からお言葉を賜る」
そう言うと全員が起立し、魔王の方を向く。
「今回は有意義な会議だったと言えるだろう。鉄道の延伸計画にシンガポールでのレール工場建設、海軍の全面協力の元、陸軍が派兵をする。実にすばらしい成果と言える。今後鉄道を高速化させようとする試みも面白いが、そうなると、魔車の設計も変えねばならないだろう。より広い軌道でより速く走らせるのだ。ひとまずは空軍の実験の結果を待とう。その結果、現状では問題があるようであれば改良せねばならないだろう。ひとまずはレールの生産に留め、設置は当分待つように。以上だ」
『はい』
皆で礼をすると魔王は去っていく。
魔王が部屋から出ると会議は終わりだ。
「ナベリウス大臣、列車の実験をするなんて聞いてなかったんですけど?」
「今言ったじゃないか。頼んだぞ」
ということで、後日実験をすることになった。
鉄道は機関車のみで、場所はパース~ウルル城前駅まで。
脱線してもいいように魔力供給棹にグルんグルんと鎖で固定されてしまっている。
メーターも以前の10倍まで測れるようなメーターになっている。
スピードメーターもより大きな数字を計測できるようなものにしてあった。
乗り込むのはイツキ、アウィス、ウェス、アモルの4人。
「みんな頑張るよ!」
『はい』
その声でスタートした。
スタートからフルスロットルでメーターが振り切れるぎりぎりを供給していく。
アウィス達も同様だ。
速度はどんどん上がり、時速100キロを超える。
その後も速度はどんどん上がり、時速200キロを突破。
そのまま進むかと思ったら浮遊感があり、機関車は側面から地面に落ちた。
脱線だ。
鎖で固定していたため4人の命に別条はないが、フラフラはしている。
この実験により魔王は高速化のためには線路の引き直して曲がりを緩やかにすることや曲がり角には盛り土をしてバンクを付けること、軌道の拡張、それに合わせた魔車の設計をすることとなる。
ロンガ将軍が司会となって会議を進める。
「では次にインドシナ半島について陸軍大臣から説明してもらおう」
「はい。こちらも順調に統治しております。たまに人間が来ますがその数は少数で兵力に問題はありません。」
「うむ。これについて意見のある者の挙手を求める」
イツキは迷わず手を挙げた。
「イツキ空軍少将」
「先ほども言った通り、インドシナ半島からは東進、北進することを想定しています。侵攻するだけの兵力はあるでしょうか?」
「ではこの回答も踏まえて反論、意見のある者の挙手を求める」
すぐに手が挙がった。
「エクセルキトゥス陸軍大将」
「現在、陸軍はインド半島西側への兵力拡充を行っているため、インドシナ半島については現状維持できる程度の兵力しか置いておりません」
その回答にイツキは再び手を挙げる。
「イツキ空軍少将」
「今後、シベリアまで行くときに陸軍の兵力は必要不可欠です。人間牧場で毎年10万を超える人員の補充ができるのですから、前線に配置するようにしていただきたい。輸送力の問題であれば海軍に協力を求める必要があると思いますがいかがでしょうか?」
すぐに手が挙がった。
「エクセルキトゥス陸軍大将」
「現状、海軍の特別輸送艦隊に兵員を輸送してもらっているのみで、それ以外の海軍の協力は得られておりません」
「なんだと、海軍のせいだとでも言うのか!」
そんなヤジが飛ぶ。
「静粛に!エクセルキトゥス陸軍大将、続きを」
「はい。海軍に輸送能力が余っているのであればそれを使いたいのが正直なところです」
「ではこの回答も踏まえて反論、意見のある者の挙手を求める」
すぐに手が挙がった。
「フォルネウス海軍大将」
「本土防衛のために船は余裕を持って運行させております。もし本土を危険にさらしてもよいというのであれば輸送力の向上を図れると思いますが」
「ではこの回答も踏まえて反論、意見のある者の挙手を求める」
イツキは迷わず手を挙げた。
「イツキ空軍少将」
「現在、魔王国の影響範囲は拡大しております。なので、敵が西から来ればインド半島で、東から来ればどこかの島でこれを発見できると思います。そうなった場合、真っ先に動くのは空軍です。海軍ではありません。そこはお間違えの無い様に。ですので海軍の現有戦力のすべてで陸軍を輸送することを提案いたします」
「ではこの提案も踏まえて反論、意見のある者の挙手を求める」
すぐに手が挙がった。
「フォルネウス海軍大将」
「後詰もいらないのでしょうか?」
イツキは手を挙げて答える。
「イツキ空軍少将」
「空軍の現有戦力であればどんな戦いであろうと問題はありません。小船も1隻足りとも無事には帰させません」
今度は力なく手が挙がった。
「フォルネウス海軍大将」
「海軍は陸軍の要望があれば、その戦力をバンコクやダッカに送ることを約束する」
すぐに手が挙がった。
「エクセルキトゥス陸軍大将」
「では、海軍の現有戦力を持ってバンコクとハイデラバードへ兵員の輸送をお願いする。規模は毎年10万人だ」
すぐに手が挙がった。
「フォルネウス海軍大将」
「了解した。特別輸送艦隊以外の船に関しても兵員の輸送に着くものとする」
会場はどよめいた。
海軍が陸軍に白旗を上げたためである。
「静粛に!この回答も踏まえて反論、意見のある者の挙手を求める」
海軍としてはそんな要求は飲みたくないが、大臣が言ったことに反論するわけにもいかなかった。
結果として誰も手を挙げない。
「では次に島嶼部の現状について海軍大臣から説明してもらおう」
「島嶼部は特に問題ありません。軍が関与する事例もなくなりました」
「うむ。これについて意見のある者の挙手を求める」
これにはだれも手を挙げなかった。
「では次に魔王国本土について陸軍大臣から説明をしてもらおう」
「陸軍では現在新兵の訓練中です。東西南北に各25,000名を配置し訓練に当たっております。現状の東西南北各方面隊も異状は特になく、本土の統治は極めて良好と言えるでしょう」
「うむ。これについて意見のある者の挙手を求める」
イツキはちょっと気になったことがあったので手を挙げた。
「イツキ空軍少将」
「インド半島から獣人奴隷が多数本土に来たと思いますが特に問題は起こしていないのでしょうか?」
すぐに手が挙がった。
「エクセルキトゥス陸軍大将」
「当初は軋轢があったようだが今は融和している。特段問題はないだろう」
イツキは手を挙げた。
「イツキ空軍少将」
「それが聞けて良かったです。安心しました」
「他にこれについて意見のある者の挙手を求める」
これにはだれも手を挙げなかった。
「それではその他要望がある者は挙手して発言するように」
イツキは手を挙げた。
「イツキ空軍少将」
「カシー城に庭園を造りたいのでハルファス将軍の協力を求めたいです」
そこで同席していたハルファス将軍が手を挙げる。
「ハルファス陸軍中将」
「小官としては問題ありません。設計図や絵さえあればお望みの庭園を造りましょう」
イツキは手を挙げる。
「イツキ海軍少将」
「それを聞けて安心しました。庭園の図面は後日送らせていただきます。また、人間の女性奴隷を1人いただきたいのですが、できるだけ見目麗しい方がいいのですがいかがでしょうか?」
イツキの言葉に誰もが困惑する。
そして一人の男が手を挙げた。
「エクセルキトゥス陸軍大将」
「インド半島では100万ともなる奴隷を手に入れられた。その中には目麗しいのもいるだろう。現地の司令官への書簡を渡すので好きに探して持っていくといい」
イツキは手を挙げる。
「イツキ海軍少将」
「ご協力いただき感謝いたします」
「ではその他要望がある者は挙手して発言するように」
今度は誰も手を挙げなかった。
「それでは最後に魔王様からお言葉を賜る」
そう言うと全員が起立し、魔王の方を向く。
「今回は有意義な会議だったと言えるだろう。鉄道の延伸計画にシンガポールでのレール工場建設、海軍の全面協力の元、陸軍が派兵をする。実にすばらしい成果と言える。今後鉄道を高速化させようとする試みも面白いが、そうなると、魔車の設計も変えねばならないだろう。より広い軌道でより速く走らせるのだ。ひとまずは空軍の実験の結果を待とう。その結果、現状では問題があるようであれば改良せねばならないだろう。ひとまずはレールの生産に留め、設置は当分待つように。以上だ」
『はい』
皆で礼をすると魔王は去っていく。
魔王が部屋から出ると会議は終わりだ。
「ナベリウス大臣、列車の実験をするなんて聞いてなかったんですけど?」
「今言ったじゃないか。頼んだぞ」
ということで、後日実験をすることになった。
鉄道は機関車のみで、場所はパース~ウルル城前駅まで。
脱線してもいいように魔力供給棹にグルんグルんと鎖で固定されてしまっている。
メーターも以前の10倍まで測れるようなメーターになっている。
スピードメーターもより大きな数字を計測できるようなものにしてあった。
乗り込むのはイツキ、アウィス、ウェス、アモルの4人。
「みんな頑張るよ!」
『はい』
その声でスタートした。
スタートからフルスロットルでメーターが振り切れるぎりぎりを供給していく。
アウィス達も同様だ。
速度はどんどん上がり、時速100キロを超える。
その後も速度はどんどん上がり、時速200キロを突破。
そのまま進むかと思ったら浮遊感があり、機関車は側面から地面に落ちた。
脱線だ。
鎖で固定していたため4人の命に別条はないが、フラフラはしている。
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