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異世界地球編
18歳~25歳 人間の切り札
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ウラジオストクから鉄道を伸ばして5年、新魔王暦23年10月1日、魔王国軍の鉄道はエカテリンブルクへと到達した。
その間、イツキは酷使された。
夏は鉄道の延伸を見守り、必要があれば土木工事。
冬はカスピ海周辺からアラビア半島、アフリカ大陸まで奴隷狩りに連れ出された。
その結果、ターチョンやハイデラバードからの陸軍の前進を止めるものはなくなっていた。
アフリカ全土が魔王国の軍の治めるところになり、アラビア半島についても全てを魔王国の軍が治めるところになった。
カスピ海周辺も占領し、ボスボラス海峡を挟んでイスタンブールと対峙するようにもなった。
そして冬が来たので、イツキ達は陸軍の渡河のためイスタンブールとジブラルタルを執拗に攻撃し、戦力を殺ぐことに成功。
簡易的な船を作りながら渡河をすることに成功し拠点を作る。
翌年、鉄道はモスクワまで延伸。
陸軍はイベリア半島やバルカン半島を占領し、人間の領土を征服するまであと少しのところまで来ていた。
その頃になると人間の国家も対応し始めた。
「団長、陸軍から通信が入ってるぞ」
アモルがちょっと真剣に言うので何事かとイツキは身構えた。
「陸軍はなんと?」
「敵に魔法使いの部隊がいるので、これを撃滅して欲しいとのことだ」
ついに人間も魔法使いを集中的に運用し始めたかとイツキは感心すると同時に落胆した。
(そんな急ごしらえの魔法使い隊に翻弄される陸軍は何と情けないことか!?)
「敵の人数はわかってるのかな?」
「いえ、不明だと」
「では、最大戦力を持って叩かなければいけないな。マルコシアス団長に各団の出動要請をお願いします」
「わかった」
ということでアモルにマルコシアスとの連絡を取ってもらってる間に小隊メンバーに教えておく。
「アウィス、ウェス、アンビティオ、フランマ、これから出動ですよ。久しぶりの戦闘です。鈍ってませんよね?」
「誰に言ってるのよ。準備はバッチリよ」
アウィスは大丈夫そうだ。
「今日は土木作業じゃないんですね」
ウェスは反応がちょっと違うような気がする。
土木作業の方が戦闘より困難という感じの答えだ。
「戦闘準備はできております」
アンビティオは相変わらず固い。
(もう少し何とかならないものか……)
「戦闘ですか……ああ、はい、大丈夫です」
フランマはちょっと不安だ。
(まぁ、普通の戦闘でやられるようなものは自分の小隊には居ないと思いたい)
ということで戦闘開始だ。
相手は城砦に籠って徹底抗戦の構えだ。
陸軍に対してはそれでいいのだろうけど、上が死角になっている。
イツキ達は上空1,000メートルから魔力エネルギー弾を城砦へと降らせた。
簡単な屋根くらいなら破壊して魔法攻撃が頭から降り注いだ敵軍は大混乱に陥る。
たまに反撃が来るものの当たる者はいない。
逆に反撃してきたものを徹底して狙った。
そうして敵の注意が上を向いたところで陸軍は突撃を開始。
上空と地上の両面からの構成に対応できなかった人間の軍は城砦を枕に壊滅した。
「まともな戦闘にならなかったわね」
アウィスは残念そう。
「確かに相手は弱かったけど、不甲斐ないのは陸軍だよ。あれだけの戦力に足止めされるんだから」
「そうだな。自分たちでもう少し何とかして欲しいところだな」
イツキとアモルの指摘は厳しい。
そういったやり取りが何度かあり、空軍は全力でこれをサポート。
人間の軍を圧倒していった。
すると陸軍から別の依頼があった。
「団長、陸軍から通信が入ってる」
アモルがちょっと真剣に言うので何事かとイツキは身構えた。
「陸軍はなんと?」
「敵に飛行魔法使いの部隊がいるので、これを撃滅して欲しいとのことだ」
(ついに人間も飛行魔法使いの部隊を組織したか。これでドッグファイトもできるか!?)
「敵の人数は?」
「いえ、不明だと」
「では、最大戦力を持って叩かなければいけないな。マルコシアス団長に各団の出動要請をお願いします」
「わかった」
ということで、戦闘の準備だ。
初めての空軍対空軍の戦いだと思うとイツキは居ても立っても居られなかった。
速やかに部隊を集めると、マルコシアスに催促の連絡も入れた。
「他の団はまだ準備できないんですか?」
「だったら先に行け!」
上の許可ももらったので、第1戦闘攻撃団のみで出撃する。
連絡のあった陸軍部隊の上空には人間の魔法使いらしき反応があった。
(ここは上を取って一気に攻める!)
イツキは団員に上昇を命じた。
上を取っても、相手の魔法使い隊はこちらに気づく様子はなかった。
総勢100名ほどの人間の飛行魔法使いの部隊が下を飛んでいた。
「一人一殺でいくぞ。各員目標を設定!」
イツキがそう言うと、団の中で相手の誰を狙うかという相談が始まった。
そして1分後、目標は定まったようだ。
「では突撃!」
第1戦闘攻撃団員は急降下し、敵飛行魔法使い隊に肉薄した。
そして魔力エネルギー弾をぶつけ気絶させていった。
(なんだ、こんな弱さは。これじゃあ、ドッグファイトなんてできもしないじゃないか)
イツキは相手の弱さに打ちひしがれた。
もう少し骨のある相手がいればよかったのだが、あっけなく人間の飛行魔法使い隊は全滅した。
以前にハイデラバードで人間の魔法使いを尋問した際、空を飛びながら攻撃はできないということを聞いたことをイツキは思い出していた。
地上に落ちた人間の魔法使いを調べると、魔法の袋に岩を入れていたようで、それを落として攻撃していたのだとわかった。
そんな人間の飛行魔法使い隊も各地にいるようで、陸軍からは再三の応援要請がイツキの元へ届けられた。
応援要請がイツキに届いたら、マルコシアス団長に話をして各戦闘攻撃団で殲滅するようになっていた。
飛ぶことしかできない人間の飛行魔法使い隊にイツキ達が負けるわけもなく、魔力エネルギー弾を雨霰と打ちまくって相手を気絶させ地面に落して倒した。
そんなことをしていると各地で人間側から講和の申し入れがあったようだ。
イツキ達にも同席して欲しいとある部隊から依頼があったので同席させてもらった。
使者は白いフード付きのマントを被った女性だった。
「お会いいただけて光栄です」
「時間がさほどあるわけではない。用件を聞こう」
陸軍の豚人の将軍が話を進める。
「この人間の秘宝を差し上げますのでこちらの要望をお聞きいただければと思います」
そう言って女性は懐から透明な宝玉を取り出した。
「どのような願いだ?」
「ヨーロッパからの撤兵と停戦です」
「何をばかなことを!この状態から撤退など思いもよらぬことだ!」
「撤兵していただかないと、こちらとしても最後の切り札を使わざるを得なくなります。そちらとしてもそれは嫌なのではないでしょうか?」
「どんな切り札があるのかは知らないが、ここに至って撤退など上に進言できぬわ。さっさと帰れ!」
「どのような結果になってもその決断を後悔なさらないことを願っておりますね」
そうして女性は去っていった。
そんな茶番を見ていると、城下町で見た魔王物語そっくりだったなと思う。
各地の陸軍で同様の要望がなされたようだが、結果としてどの軍も停戦を拒否し、進撃を再開した。
そして陸軍がイタリア半島に侵攻しようとしたところでローマから光が立ち上った。
「なにあれ?」
その時イツキ達はワルシャワにいた。
アウィスの問いに誰も答えることができなかった。
光が消えた時、そこには1,000人の天使の兵がそこには居た。
(これが人間の切り札か!?)
イツキは強敵との対峙を予感した。
その間、イツキは酷使された。
夏は鉄道の延伸を見守り、必要があれば土木工事。
冬はカスピ海周辺からアラビア半島、アフリカ大陸まで奴隷狩りに連れ出された。
その結果、ターチョンやハイデラバードからの陸軍の前進を止めるものはなくなっていた。
アフリカ全土が魔王国の軍の治めるところになり、アラビア半島についても全てを魔王国の軍が治めるところになった。
カスピ海周辺も占領し、ボスボラス海峡を挟んでイスタンブールと対峙するようにもなった。
そして冬が来たので、イツキ達は陸軍の渡河のためイスタンブールとジブラルタルを執拗に攻撃し、戦力を殺ぐことに成功。
簡易的な船を作りながら渡河をすることに成功し拠点を作る。
翌年、鉄道はモスクワまで延伸。
陸軍はイベリア半島やバルカン半島を占領し、人間の領土を征服するまであと少しのところまで来ていた。
その頃になると人間の国家も対応し始めた。
「団長、陸軍から通信が入ってるぞ」
アモルがちょっと真剣に言うので何事かとイツキは身構えた。
「陸軍はなんと?」
「敵に魔法使いの部隊がいるので、これを撃滅して欲しいとのことだ」
ついに人間も魔法使いを集中的に運用し始めたかとイツキは感心すると同時に落胆した。
(そんな急ごしらえの魔法使い隊に翻弄される陸軍は何と情けないことか!?)
「敵の人数はわかってるのかな?」
「いえ、不明だと」
「では、最大戦力を持って叩かなければいけないな。マルコシアス団長に各団の出動要請をお願いします」
「わかった」
ということでアモルにマルコシアスとの連絡を取ってもらってる間に小隊メンバーに教えておく。
「アウィス、ウェス、アンビティオ、フランマ、これから出動ですよ。久しぶりの戦闘です。鈍ってませんよね?」
「誰に言ってるのよ。準備はバッチリよ」
アウィスは大丈夫そうだ。
「今日は土木作業じゃないんですね」
ウェスは反応がちょっと違うような気がする。
土木作業の方が戦闘より困難という感じの答えだ。
「戦闘準備はできております」
アンビティオは相変わらず固い。
(もう少し何とかならないものか……)
「戦闘ですか……ああ、はい、大丈夫です」
フランマはちょっと不安だ。
(まぁ、普通の戦闘でやられるようなものは自分の小隊には居ないと思いたい)
ということで戦闘開始だ。
相手は城砦に籠って徹底抗戦の構えだ。
陸軍に対してはそれでいいのだろうけど、上が死角になっている。
イツキ達は上空1,000メートルから魔力エネルギー弾を城砦へと降らせた。
簡単な屋根くらいなら破壊して魔法攻撃が頭から降り注いだ敵軍は大混乱に陥る。
たまに反撃が来るものの当たる者はいない。
逆に反撃してきたものを徹底して狙った。
そうして敵の注意が上を向いたところで陸軍は突撃を開始。
上空と地上の両面からの構成に対応できなかった人間の軍は城砦を枕に壊滅した。
「まともな戦闘にならなかったわね」
アウィスは残念そう。
「確かに相手は弱かったけど、不甲斐ないのは陸軍だよ。あれだけの戦力に足止めされるんだから」
「そうだな。自分たちでもう少し何とかして欲しいところだな」
イツキとアモルの指摘は厳しい。
そういったやり取りが何度かあり、空軍は全力でこれをサポート。
人間の軍を圧倒していった。
すると陸軍から別の依頼があった。
「団長、陸軍から通信が入ってる」
アモルがちょっと真剣に言うので何事かとイツキは身構えた。
「陸軍はなんと?」
「敵に飛行魔法使いの部隊がいるので、これを撃滅して欲しいとのことだ」
(ついに人間も飛行魔法使いの部隊を組織したか。これでドッグファイトもできるか!?)
「敵の人数は?」
「いえ、不明だと」
「では、最大戦力を持って叩かなければいけないな。マルコシアス団長に各団の出動要請をお願いします」
「わかった」
ということで、戦闘の準備だ。
初めての空軍対空軍の戦いだと思うとイツキは居ても立っても居られなかった。
速やかに部隊を集めると、マルコシアスに催促の連絡も入れた。
「他の団はまだ準備できないんですか?」
「だったら先に行け!」
上の許可ももらったので、第1戦闘攻撃団のみで出撃する。
連絡のあった陸軍部隊の上空には人間の魔法使いらしき反応があった。
(ここは上を取って一気に攻める!)
イツキは団員に上昇を命じた。
上を取っても、相手の魔法使い隊はこちらに気づく様子はなかった。
総勢100名ほどの人間の飛行魔法使いの部隊が下を飛んでいた。
「一人一殺でいくぞ。各員目標を設定!」
イツキがそう言うと、団の中で相手の誰を狙うかという相談が始まった。
そして1分後、目標は定まったようだ。
「では突撃!」
第1戦闘攻撃団員は急降下し、敵飛行魔法使い隊に肉薄した。
そして魔力エネルギー弾をぶつけ気絶させていった。
(なんだ、こんな弱さは。これじゃあ、ドッグファイトなんてできもしないじゃないか)
イツキは相手の弱さに打ちひしがれた。
もう少し骨のある相手がいればよかったのだが、あっけなく人間の飛行魔法使い隊は全滅した。
以前にハイデラバードで人間の魔法使いを尋問した際、空を飛びながら攻撃はできないということを聞いたことをイツキは思い出していた。
地上に落ちた人間の魔法使いを調べると、魔法の袋に岩を入れていたようで、それを落として攻撃していたのだとわかった。
そんな人間の飛行魔法使い隊も各地にいるようで、陸軍からは再三の応援要請がイツキの元へ届けられた。
応援要請がイツキに届いたら、マルコシアス団長に話をして各戦闘攻撃団で殲滅するようになっていた。
飛ぶことしかできない人間の飛行魔法使い隊にイツキ達が負けるわけもなく、魔力エネルギー弾を雨霰と打ちまくって相手を気絶させ地面に落して倒した。
そんなことをしていると各地で人間側から講和の申し入れがあったようだ。
イツキ達にも同席して欲しいとある部隊から依頼があったので同席させてもらった。
使者は白いフード付きのマントを被った女性だった。
「お会いいただけて光栄です」
「時間がさほどあるわけではない。用件を聞こう」
陸軍の豚人の将軍が話を進める。
「この人間の秘宝を差し上げますのでこちらの要望をお聞きいただければと思います」
そう言って女性は懐から透明な宝玉を取り出した。
「どのような願いだ?」
「ヨーロッパからの撤兵と停戦です」
「何をばかなことを!この状態から撤退など思いもよらぬことだ!」
「撤兵していただかないと、こちらとしても最後の切り札を使わざるを得なくなります。そちらとしてもそれは嫌なのではないでしょうか?」
「どんな切り札があるのかは知らないが、ここに至って撤退など上に進言できぬわ。さっさと帰れ!」
「どのような結果になってもその決断を後悔なさらないことを願っておりますね」
そうして女性は去っていった。
そんな茶番を見ていると、城下町で見た魔王物語そっくりだったなと思う。
各地の陸軍で同様の要望がなされたようだが、結果としてどの軍も停戦を拒否し、進撃を再開した。
そして陸軍がイタリア半島に侵攻しようとしたところでローマから光が立ち上った。
「なにあれ?」
その時イツキ達はワルシャワにいた。
アウィスの問いに誰も答えることができなかった。
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イツキは強敵との対峙を予感した。
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