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43.砦の待遇
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※『38.一旦帰宅』からの続きになります。
―――――――――――――――
「…わっ!おいっ!砦だ!砦だぞ!」
「凄い…、一瞬で移動したぞ…」
「大聖女様の力…、なんて凄いんだ」
森の拠点から、この砦に撤退する全員をカプセルバリアで包み、砦の広場に瞬間移動した。
「皆さんいらっしゃいますか?置いてきた人いませんよね?確認お願いします!」
一応叫んだが、皆さん瞬間移動したことの驚きで戸惑ったり、怖がったりで聞いてない。
「レイ様、本当にお疲れ様でした。我々を速やかにこの砦に戻して頂き感謝致します。森の中を馬で移動するのもかなり疲労するので、兵士たちの残された体力を考えると、とても助かりました」
ハルバードさんがまた私の前に跪き、私の手を取りまた手の甲に唇を付けた。はぁ~心臓って爆発するかな…しないよね…?
「当主様~!なにかに付けて大聖女様の手を取って、ズルくないですか~?」
「そうだ!俺たちも大聖女様にご挨拶したいのに当主様ばっかりズルいぞ!」
兵士さんたちが騒ぎ出した、
「…なっ!私は皆を代表して感謝を伝えているのだ!ず、ズルいとは、違っ、うぞ…」
ハルバードさんはまた怒ってしまったのか、顔を真っ赤にして、耳まで赤い。そして、謎に兵士さんたちにニヤニヤした顔で見られている。
「お、お前たち!早く準備だ!今日の晩餐では酒が飲み放題だ!正装して準備をしろ!」
いえーっっい!!やったーっ!!と耳を突き抜ける兵士さんの喜びの声に圧倒され立ち尽くしていると、
「レイ様、兵士たちが失礼致しました。今宵は一旦討伐遠征が終了ということで、晩餐と言う名の酒盛りです。レイ様にもぜひご出席願いたいのですが、お疲れではないですか?」
長らく魔物討伐のせいでテント生活だったもの、美味しいものを食べたりお酒も飲みたいよね。よそ者の私が参加して皆さんに気を遣わせないかな?
「私は大丈夫ですが、兵士の皆さんもご家族の方も、気心知れた仲間と過ごせた方が楽しめるのではないですか?」
「いえいえ、皆ぜひ大聖女様に参加して頂いて、話しをしたいのです。我々が大聖女様と食事をする機会なんて有り得ないのですから。レイ様が参加してくれたら皆喜びます」
ハルバードさんの顔を見るととても楽しそうな顔をしている。それなら私も一緒に楽しませてもらおうかな。
「わかりました。それでは遠慮なく参加させて頂きます」
「良かった。貴女のお部屋も用意しております。対応は使用人に任せておりますので、なんの心配もありませんから」
そう言うとハルバードさんは嬉しそうに微笑んだ。そして、私の手を取り屋敷の中の部屋の前まで案内してくれた。
「まあ!ご当主様!……っ!失礼致しました。大聖女様、ようこそおいで下さいました。私はこの屋敷で侍女長をしておりますブリジットと申します。こちらは侍女のハンナです。私どもで大聖女様のお世話をさせて頂きます」
チラッとハルバードさんを見ると、優しく頷いてくれた。
こういうメイドさんのような人には嫌な記憶しか無い。怖いけど、この人たちは大丈夫そうかな…、ハルバードさんがいなくなったら怖い人に豹変するかも。そうしたらすぐにメルトル村に帰ろう。
「レ、レイと言います。よろしくお願いします」
「ブリジット、ハンナ、大聖女レイ様をくれぐれも頼むよ?王家の失態は聞いてるよね?お前たちのプロとしての仕事をしてくれ」
「いやですわ、ご当主。あの様な王都の品も教養もない使用人どもと一緒にしないで下さいませ。私たちは辺境の地を誇りに思っております」
ハルバードさんはクスクスと笑うと、私の手にまた唇をあて、それではまた後ほどと、恐ろしく美しい顔で去って行った。私の心臓は止まりかけているのですけど?
「さあ!大聖女様!お疲れ様でございました。これから入浴とマッサージ、ドレスの試着にヘアメイクを行います。私どもにお任せ下さいませ!」
ブリジットさんとハンナさん、その他にも3人のメイドさんたちが満面の笑顔で私を見ている。私、食べられたりしないかな…でもお城の時の雰囲気とはまるで違った。
「よ、よろしくお願い致します」
私のこの言葉が合図だったのか、この後皆さん一斉に私を部屋に引きずり込み、とても楽しそうに私をお風呂に入れ磨き上げ、ドレスを着せて髪を複雑に結って、薄くメイクをしてくれた。
仕上がった私に鏡を見せてくれた。一瞬またお父さん!?って思いかけたけど、それはそれは完成された私だった。
「大聖女様、とてもお美しいです…!」
全身が見える鏡の前で、これが私?と信じられず、上下にピョコピョコ動いてみたがやっぱり私だった。元の世界でこんなドレスを着ることなんて有り得ないから、何だか嬉しかった。
それに侍女さんメイドさんたちは、終始大切なものを扱うように接してくれた。何かまた嫌がらせを受けたらすぐに瞬間移動!と思っていたのも忘れたくらい。
「ご当主様がお迎えに来ました」
部屋のドアを開けてハルバードさんが入って来た。…うぐっ!なんてカッコいいのっ!
凄く豪華な白い服に勲章みたいなバッチがたくさん付いていて、腰にはきらびやかな剣を付けている。
美しい銀色の髪は後ろに撫で付けつつ、片耳だけに髪をかけている。心臓がまた止まりかけた。私の死因は何になるの…?
見るとハルバードさんはまた顔を真っ赤にしている。ん?え?ご立腹?このドレスやり過ぎってか?え?
「ご当主様、きちんと言葉になさらないと、大聖女様が戸惑っておられます」
ブリジットさんはハルバードさんのお母さんみたい、さっきから容赦ないな。
「わ、わかってる!…その、レイ様、とてもその、美しくて言葉が出ませんでした。私の色のそのドレス、とてもよく似合っています」
ハルバードさんは沸騰するのかと思うくらい赤い。でも私ももしかしたら同じくらい赤いかもしれない。顔が熱い!
「あ、ありがとうございます。ハルバードさんも、素敵です。あの、その、私の色とは?」
「そうですわね、大聖女様は異国からいらっしゃって、こちらでの婚約者同士の愛情表現は初めてで―――」
「ブリジット!婚約しゃ…って、コンヤクシャ…って!…違う!ブリジット!余計なことは言うな!」
「まあ?仕事が恋人かと思ってた坊ちゃまにやっと春が来たかと思ってますのに」
いよいよ汗まで滲んできたハルバードさんは、
「さあ、レイ様もう行きましょう。ここにいて楽しいのはブリジットだけです。皆が貴女を待っております」
よくわからないけど、ハルバードさんに差し出された手を掴むと、何だか女の人扱いされているようで嬉しかった。
でも今更だけどハルバードさんて彼女とかいないのかな?
この世界では成人したらすぐに結婚する人は多いって言ってたし…
そっち系の修羅場は絶対にヤダ!
このメス豚!とか、この泥棒ネコっ!って言われたくない、怖い…!
はぁ…恋愛ど素人には正解がわからない…。相談できるお友だちが欲しいな。今度マーゴットさんにでも相談してみよう。
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「…わっ!おいっ!砦だ!砦だぞ!」
「凄い…、一瞬で移動したぞ…」
「大聖女様の力…、なんて凄いんだ」
森の拠点から、この砦に撤退する全員をカプセルバリアで包み、砦の広場に瞬間移動した。
「皆さんいらっしゃいますか?置いてきた人いませんよね?確認お願いします!」
一応叫んだが、皆さん瞬間移動したことの驚きで戸惑ったり、怖がったりで聞いてない。
「レイ様、本当にお疲れ様でした。我々を速やかにこの砦に戻して頂き感謝致します。森の中を馬で移動するのもかなり疲労するので、兵士たちの残された体力を考えると、とても助かりました」
ハルバードさんがまた私の前に跪き、私の手を取りまた手の甲に唇を付けた。はぁ~心臓って爆発するかな…しないよね…?
「当主様~!なにかに付けて大聖女様の手を取って、ズルくないですか~?」
「そうだ!俺たちも大聖女様にご挨拶したいのに当主様ばっかりズルいぞ!」
兵士さんたちが騒ぎ出した、
「…なっ!私は皆を代表して感謝を伝えているのだ!ず、ズルいとは、違っ、うぞ…」
ハルバードさんはまた怒ってしまったのか、顔を真っ赤にして、耳まで赤い。そして、謎に兵士さんたちにニヤニヤした顔で見られている。
「お、お前たち!早く準備だ!今日の晩餐では酒が飲み放題だ!正装して準備をしろ!」
いえーっっい!!やったーっ!!と耳を突き抜ける兵士さんの喜びの声に圧倒され立ち尽くしていると、
「レイ様、兵士たちが失礼致しました。今宵は一旦討伐遠征が終了ということで、晩餐と言う名の酒盛りです。レイ様にもぜひご出席願いたいのですが、お疲れではないですか?」
長らく魔物討伐のせいでテント生活だったもの、美味しいものを食べたりお酒も飲みたいよね。よそ者の私が参加して皆さんに気を遣わせないかな?
「私は大丈夫ですが、兵士の皆さんもご家族の方も、気心知れた仲間と過ごせた方が楽しめるのではないですか?」
「いえいえ、皆ぜひ大聖女様に参加して頂いて、話しをしたいのです。我々が大聖女様と食事をする機会なんて有り得ないのですから。レイ様が参加してくれたら皆喜びます」
ハルバードさんの顔を見るととても楽しそうな顔をしている。それなら私も一緒に楽しませてもらおうかな。
「わかりました。それでは遠慮なく参加させて頂きます」
「良かった。貴女のお部屋も用意しております。対応は使用人に任せておりますので、なんの心配もありませんから」
そう言うとハルバードさんは嬉しそうに微笑んだ。そして、私の手を取り屋敷の中の部屋の前まで案内してくれた。
「まあ!ご当主様!……っ!失礼致しました。大聖女様、ようこそおいで下さいました。私はこの屋敷で侍女長をしておりますブリジットと申します。こちらは侍女のハンナです。私どもで大聖女様のお世話をさせて頂きます」
チラッとハルバードさんを見ると、優しく頷いてくれた。
こういうメイドさんのような人には嫌な記憶しか無い。怖いけど、この人たちは大丈夫そうかな…、ハルバードさんがいなくなったら怖い人に豹変するかも。そうしたらすぐにメルトル村に帰ろう。
「レ、レイと言います。よろしくお願いします」
「ブリジット、ハンナ、大聖女レイ様をくれぐれも頼むよ?王家の失態は聞いてるよね?お前たちのプロとしての仕事をしてくれ」
「いやですわ、ご当主。あの様な王都の品も教養もない使用人どもと一緒にしないで下さいませ。私たちは辺境の地を誇りに思っております」
ハルバードさんはクスクスと笑うと、私の手にまた唇をあて、それではまた後ほどと、恐ろしく美しい顔で去って行った。私の心臓は止まりかけているのですけど?
「さあ!大聖女様!お疲れ様でございました。これから入浴とマッサージ、ドレスの試着にヘアメイクを行います。私どもにお任せ下さいませ!」
ブリジットさんとハンナさん、その他にも3人のメイドさんたちが満面の笑顔で私を見ている。私、食べられたりしないかな…でもお城の時の雰囲気とはまるで違った。
「よ、よろしくお願い致します」
私のこの言葉が合図だったのか、この後皆さん一斉に私を部屋に引きずり込み、とても楽しそうに私をお風呂に入れ磨き上げ、ドレスを着せて髪を複雑に結って、薄くメイクをしてくれた。
仕上がった私に鏡を見せてくれた。一瞬またお父さん!?って思いかけたけど、それはそれは完成された私だった。
「大聖女様、とてもお美しいです…!」
全身が見える鏡の前で、これが私?と信じられず、上下にピョコピョコ動いてみたがやっぱり私だった。元の世界でこんなドレスを着ることなんて有り得ないから、何だか嬉しかった。
それに侍女さんメイドさんたちは、終始大切なものを扱うように接してくれた。何かまた嫌がらせを受けたらすぐに瞬間移動!と思っていたのも忘れたくらい。
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部屋のドアを開けてハルバードさんが入って来た。…うぐっ!なんてカッコいいのっ!
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美しい銀色の髪は後ろに撫で付けつつ、片耳だけに髪をかけている。心臓がまた止まりかけた。私の死因は何になるの…?
見るとハルバードさんはまた顔を真っ赤にしている。ん?え?ご立腹?このドレスやり過ぎってか?え?
「ご当主様、きちんと言葉になさらないと、大聖女様が戸惑っておられます」
ブリジットさんはハルバードさんのお母さんみたい、さっきから容赦ないな。
「わ、わかってる!…その、レイ様、とてもその、美しくて言葉が出ませんでした。私の色のそのドレス、とてもよく似合っています」
ハルバードさんは沸騰するのかと思うくらい赤い。でも私ももしかしたら同じくらい赤いかもしれない。顔が熱い!
「あ、ありがとうございます。ハルバードさんも、素敵です。あの、その、私の色とは?」
「そうですわね、大聖女様は異国からいらっしゃって、こちらでの婚約者同士の愛情表現は初めてで―――」
「ブリジット!婚約しゃ…って、コンヤクシャ…って!…違う!ブリジット!余計なことは言うな!」
「まあ?仕事が恋人かと思ってた坊ちゃまにやっと春が来たかと思ってますのに」
いよいよ汗まで滲んできたハルバードさんは、
「さあ、レイ様もう行きましょう。ここにいて楽しいのはブリジットだけです。皆が貴女を待っております」
よくわからないけど、ハルバードさんに差し出された手を掴むと、何だか女の人扱いされているようで嬉しかった。
でも今更だけどハルバードさんて彼女とかいないのかな?
この世界では成人したらすぐに結婚する人は多いって言ってたし…
そっち系の修羅場は絶対にヤダ!
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