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88.異世界に転生した私
「ハル、私と結婚してくれてありがとう」
結婚式の夜、メルトル村で夜更けまで皆と楽しい時間を過ごし、私はララさんの家に泊まり、ハルは男の人たちのお酒に付き合ってから城に帰った。
翌朝、城に帰ると、ブリジットさんが待ってましたとばかりに目の前にいた。
「おかえりなさいませ、奥様。さあさ、湯浴みをして頂きます。こちらへ」
プロメイドチームに、有無を言わさずお風呂に入れられ、あちこちマッサージされピカピカにされると、寝室に押し込まれた。
普段は置いていないテーブルにはフルーツやお酒、ジュースがどっさり用意されていた。
ん?これはもしや……
「美麗、おかえり。本当は昨日の夜からこの部屋にいる予定だったけど、その分ズラせばいいからね、今日から一週間はこの部屋から出られないよ?」
おそらく素肌にガウンを着たハルが現れた。
ハルのうっとりとした嬉しそうな表情は、間違いなくそれだ。
「愚痴じゃないよ?愚痴じゃないけどね、この日を俺はずっと、本当に、ずっと待ってたよ?」
そう言うと、やけにペラペラのパジャマだと思った私の姿を見て、横抱きに抱えると、ベッドに優しく寝かせた。
嬉しそうな、でも少し悪い顔をして私の口の中に舌を滑り込ませると、私の身体の敏感な部分を丁寧に触りだした。
「美麗、好きだよ…」
いよいよという時、ハルの…ハルのハルをチラッと見た。
…ヒッ!何あれ…、あんな、に、巨大なの?嘘でしょ、入るわけ無い…!
「ハル?…そ、そんな、その、入らないよ?もう少し、その…小さくして?」
ハルはお構いなしとばかりに、
「仕方無いよね?美麗がこうさせたんだから!大丈夫、愛してるよ?俺を受け入れて?ね?」
そこからは本当に一週間、バスルームに行く以外ベッドから降ろしてもらえなかった。私、は、初めてなんですけど…?
ハルの体力が恐ろしかった。
もう朝だか昼だか夜だかもわからず、閉められたカーテンの隙間から少しだけ漏れる陽の光で、あー…朝…なの?と思うと、すぐに口の中をハルの舌で塞がれた。
途中途中で、私の口の中にフルーツを入れ、水分を取らせ、お風呂に一緒に入り、お風呂でも色々と好き勝手をして、お風呂から出ると今度はベッドの上でまた好き勝手した。
ハルっていつ疲れるの……?
私をひっくり返したり、持ち上げたり、抱き抱えたり、ソファーに移動したり、立たせてみたり……、私の身体の隅々まで舐め回し、ありとあらゆる好き勝手な事をしていた。
何度も言うけど、私、初めてなんですけど?
「うん、嬉しいよ美麗、美麗にとって俺しか知らない。こんなに嬉しいことはないよ!一生俺だけだ、俺が美麗のすべてを知る男で、夫だ、たまらない…!」
そのあとますます興奮するハルは更に激しく動き続けた。
本当にこの人いつ疲れるの……。
私がいよいよ白目をむいて無理…もう無理…と思ったところで、
「あーあ、もう3日経ったねぇ…一週間もきっとあっという間だよね?ねえ美麗、もう一月、いやもう一週間で良いからここにいよう?ね?いいでしょ?美麗、ね?お願い……」
へ…?まだ3日……?体感的にはもうそろそろだと思ったのに…?
ハルは紫の大きな瞳をウルウルさせて、お願い…と見つめてくる。泣きそうな顔をしてお願いされると……。
今日で3日経ってるの…?それであと一週間か…、全部で10日ってこと…?
そんな仔犬みたいな可愛い顔したって…したってもう……ウルウルして泣いても、もう体力的には……可愛い…。
(あっ、ブリジット?もう一週間ここにいるから!しっ、静かにして!バレるから!まだ3日しか経ってないことになってるから!大丈夫だって、全然無理はさせてないから!またフルーツと飲み物一週間分隣の部屋に置いといてね)
ちょっと!?聞こえてるんですけど?
「ハル…?聞こえてるんですけど?」
「あーん美麗、正気に戻っちゃダーメ!はい、お口あーんして?」
あーんとすると、またハルの舌が優しくゆっくり私の口の中を味わっている。
…………仕方ないか……一年も待たせたもんね。待っててくれたもんね。一週間が二週間になるくらい、ハルが喜んでくれるのなら……。
「美麗、好きだよ、愛してる」
エンドレスだった。
何これ、時空が歪んでるの…?
更に5日は経っていると思ったのに、
「え?美麗、大丈夫?まだ2日しか経ってないよ?はい、あーんして?」
ハルがやっと満足して、仕方ないと部屋を出ることにした時には、一月経っていた。
「美麗、ごめんよ~…!許して…?ね?だって美麗も悪いんだよ?可愛い過ぎるから、仕方ないでしょ?可愛い美麗を貪りた―――ムグッ」
「もお!ハル黙って…!」
はぁ~、城の皆さんに一月も寝室に籠ってたって、生温かい目で見られて、恥ずかしくてもう城の中も歩けないよ…!
「ごめんね?美麗、愛してるよ」
はぁ~、結局私はハルを許すんだよね…、この人が大好きだから。
「お詫びの印に、シャルロッテが結婚式の前から隣国の城に泊まってと言ってきてるから、少し先に行ってても良いよ?」
「え?本当に!?シャルりんから連絡が来たの?嬉しい!ハルいいの?ありがとうハル!大好き!」
「チュッてしてくれたら、明日から行ってもいいよ?」
「え?ホントに…?チュッ」
「美麗?そんな小鳥みたいなチュッだったら、それはちょっと、…ねぇ?」
ああ、そっか。まあ結婚して、チュッとする以上のこと散々されたし…。
チュッ…。
ん?んん~っ……はぁ、んっ!
「……んん、ってハル!!」
「バレた?もう少しでベッドに運べたのにーもう!」
ハルは私を溺愛している。
私にその自覚があるほど、私を甘やかし愛してくれている。
たった一人でも良いから、私を気に掛けてくれる人がいたらと、あの時はつらくて悲しかった。
でも、知らない世界に来て、何もかも異質な私をこんなにも愛してくれて、大切に守ってくれる人がいる。
それだけで私は幸せだ。ハルがいるだけで私はこの世界で生きていける。
この日々を大切にしていきたい。
孤独だった私を家族として受け入れてくれたメルトル村の人たち。
そして、妻としての役割はヘタクソだけど、私を愛してくれて、助けてくれるハルやブリジットさんハンナと城の皆さん。
私をもはや孫のように溺愛するザイカラル家。
身分など気にせず、私を親友として受け入れてくれるシャルりんやメグりんたち。
私はあと70年ちょっと生きるのは確定している。
大切な人たちすべてを見送ることになるだろう。
今それを思うととても切ないけど、みんなが私を置いて旅立つことが辛いと感じるくらい、みんなを大切にして愛していきたい。
本当なら元の世界で、お父さんお母さん裕太と毎日一緒で、念願の製薬会社で働くことができて、毎日平凡で平和な日々を送っていただろう。
そんな私がこんな人生になるなんて夢にも思わなかった。
だけど、人もかたちも違うけど、家族ができて自分の仕事もある。
元の世界より、こっちの世界での生活が長くなるから、だんだん元の世界のことを忘れてしまうかもしれない、今はそれが怖い。
でも今、元の世界に戻してあげると言われても、悩むくらいにはこの世界に愛着が湧いてきている。そんな自分に罪悪感のような感情もある。
大切な人たちと引き離されるのは辛いけど、知らない場所で自分の居場所を作ることにかけては、私がこの星で最強だと思いたい。
今日も私の大切な居場所で大切な人たちと平和に過ごすことの幸せを噛み締める。
そして私は大切な家族たちをすべて見送った。
ハルは私を一人おいて逝けないと、涙を流しながら旅立った。
私たちに子供は授からなかった。
でも、ユートくんのお子さんやメイベルさんのお孫さん、ティリーちゃんニコラちゃんのお孫さんなど、たくさんの人が私を見送ってくれた。
「レイさま…また会える…?」
「そうね、きっとまたどこかで会えるわ。出会うはずのない人に出会って結婚した私が言うのだから」
私は100歳となり旅立つ日となった。
このたくさんの信じられないような出来事があった日々が終わる。
この世界の子供たちが、平和に生きていけるよう土台は作ったつもりだ。
あとは皆に任せましょう……
「みんな、ありがとう。あなたたちのお陰で寂しくないわ…ありがとう」
そう言って私は瞼を閉じた。
結婚式の夜、メルトル村で夜更けまで皆と楽しい時間を過ごし、私はララさんの家に泊まり、ハルは男の人たちのお酒に付き合ってから城に帰った。
翌朝、城に帰ると、ブリジットさんが待ってましたとばかりに目の前にいた。
「おかえりなさいませ、奥様。さあさ、湯浴みをして頂きます。こちらへ」
プロメイドチームに、有無を言わさずお風呂に入れられ、あちこちマッサージされピカピカにされると、寝室に押し込まれた。
普段は置いていないテーブルにはフルーツやお酒、ジュースがどっさり用意されていた。
ん?これはもしや……
「美麗、おかえり。本当は昨日の夜からこの部屋にいる予定だったけど、その分ズラせばいいからね、今日から一週間はこの部屋から出られないよ?」
おそらく素肌にガウンを着たハルが現れた。
ハルのうっとりとした嬉しそうな表情は、間違いなくそれだ。
「愚痴じゃないよ?愚痴じゃないけどね、この日を俺はずっと、本当に、ずっと待ってたよ?」
そう言うと、やけにペラペラのパジャマだと思った私の姿を見て、横抱きに抱えると、ベッドに優しく寝かせた。
嬉しそうな、でも少し悪い顔をして私の口の中に舌を滑り込ませると、私の身体の敏感な部分を丁寧に触りだした。
「美麗、好きだよ…」
いよいよという時、ハルの…ハルのハルをチラッと見た。
…ヒッ!何あれ…、あんな、に、巨大なの?嘘でしょ、入るわけ無い…!
「ハル?…そ、そんな、その、入らないよ?もう少し、その…小さくして?」
ハルはお構いなしとばかりに、
「仕方無いよね?美麗がこうさせたんだから!大丈夫、愛してるよ?俺を受け入れて?ね?」
そこからは本当に一週間、バスルームに行く以外ベッドから降ろしてもらえなかった。私、は、初めてなんですけど…?
ハルの体力が恐ろしかった。
もう朝だか昼だか夜だかもわからず、閉められたカーテンの隙間から少しだけ漏れる陽の光で、あー…朝…なの?と思うと、すぐに口の中をハルの舌で塞がれた。
途中途中で、私の口の中にフルーツを入れ、水分を取らせ、お風呂に一緒に入り、お風呂でも色々と好き勝手をして、お風呂から出ると今度はベッドの上でまた好き勝手した。
ハルっていつ疲れるの……?
私をひっくり返したり、持ち上げたり、抱き抱えたり、ソファーに移動したり、立たせてみたり……、私の身体の隅々まで舐め回し、ありとあらゆる好き勝手な事をしていた。
何度も言うけど、私、初めてなんですけど?
「うん、嬉しいよ美麗、美麗にとって俺しか知らない。こんなに嬉しいことはないよ!一生俺だけだ、俺が美麗のすべてを知る男で、夫だ、たまらない…!」
そのあとますます興奮するハルは更に激しく動き続けた。
本当にこの人いつ疲れるの……。
私がいよいよ白目をむいて無理…もう無理…と思ったところで、
「あーあ、もう3日経ったねぇ…一週間もきっとあっという間だよね?ねえ美麗、もう一月、いやもう一週間で良いからここにいよう?ね?いいでしょ?美麗、ね?お願い……」
へ…?まだ3日……?体感的にはもうそろそろだと思ったのに…?
ハルは紫の大きな瞳をウルウルさせて、お願い…と見つめてくる。泣きそうな顔をしてお願いされると……。
今日で3日経ってるの…?それであと一週間か…、全部で10日ってこと…?
そんな仔犬みたいな可愛い顔したって…したってもう……ウルウルして泣いても、もう体力的には……可愛い…。
(あっ、ブリジット?もう一週間ここにいるから!しっ、静かにして!バレるから!まだ3日しか経ってないことになってるから!大丈夫だって、全然無理はさせてないから!またフルーツと飲み物一週間分隣の部屋に置いといてね)
ちょっと!?聞こえてるんですけど?
「ハル…?聞こえてるんですけど?」
「あーん美麗、正気に戻っちゃダーメ!はい、お口あーんして?」
あーんとすると、またハルの舌が優しくゆっくり私の口の中を味わっている。
…………仕方ないか……一年も待たせたもんね。待っててくれたもんね。一週間が二週間になるくらい、ハルが喜んでくれるのなら……。
「美麗、好きだよ、愛してる」
エンドレスだった。
何これ、時空が歪んでるの…?
更に5日は経っていると思ったのに、
「え?美麗、大丈夫?まだ2日しか経ってないよ?はい、あーんして?」
ハルがやっと満足して、仕方ないと部屋を出ることにした時には、一月経っていた。
「美麗、ごめんよ~…!許して…?ね?だって美麗も悪いんだよ?可愛い過ぎるから、仕方ないでしょ?可愛い美麗を貪りた―――ムグッ」
「もお!ハル黙って…!」
はぁ~、城の皆さんに一月も寝室に籠ってたって、生温かい目で見られて、恥ずかしくてもう城の中も歩けないよ…!
「ごめんね?美麗、愛してるよ」
はぁ~、結局私はハルを許すんだよね…、この人が大好きだから。
「お詫びの印に、シャルロッテが結婚式の前から隣国の城に泊まってと言ってきてるから、少し先に行ってても良いよ?」
「え?本当に!?シャルりんから連絡が来たの?嬉しい!ハルいいの?ありがとうハル!大好き!」
「チュッてしてくれたら、明日から行ってもいいよ?」
「え?ホントに…?チュッ」
「美麗?そんな小鳥みたいなチュッだったら、それはちょっと、…ねぇ?」
ああ、そっか。まあ結婚して、チュッとする以上のこと散々されたし…。
チュッ…。
ん?んん~っ……はぁ、んっ!
「……んん、ってハル!!」
「バレた?もう少しでベッドに運べたのにーもう!」
ハルは私を溺愛している。
私にその自覚があるほど、私を甘やかし愛してくれている。
たった一人でも良いから、私を気に掛けてくれる人がいたらと、あの時はつらくて悲しかった。
でも、知らない世界に来て、何もかも異質な私をこんなにも愛してくれて、大切に守ってくれる人がいる。
それだけで私は幸せだ。ハルがいるだけで私はこの世界で生きていける。
この日々を大切にしていきたい。
孤独だった私を家族として受け入れてくれたメルトル村の人たち。
そして、妻としての役割はヘタクソだけど、私を愛してくれて、助けてくれるハルやブリジットさんハンナと城の皆さん。
私をもはや孫のように溺愛するザイカラル家。
身分など気にせず、私を親友として受け入れてくれるシャルりんやメグりんたち。
私はあと70年ちょっと生きるのは確定している。
大切な人たちすべてを見送ることになるだろう。
今それを思うととても切ないけど、みんなが私を置いて旅立つことが辛いと感じるくらい、みんなを大切にして愛していきたい。
本当なら元の世界で、お父さんお母さん裕太と毎日一緒で、念願の製薬会社で働くことができて、毎日平凡で平和な日々を送っていただろう。
そんな私がこんな人生になるなんて夢にも思わなかった。
だけど、人もかたちも違うけど、家族ができて自分の仕事もある。
元の世界より、こっちの世界での生活が長くなるから、だんだん元の世界のことを忘れてしまうかもしれない、今はそれが怖い。
でも今、元の世界に戻してあげると言われても、悩むくらいにはこの世界に愛着が湧いてきている。そんな自分に罪悪感のような感情もある。
大切な人たちと引き離されるのは辛いけど、知らない場所で自分の居場所を作ることにかけては、私がこの星で最強だと思いたい。
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そして私は大切な家族たちをすべて見送った。
ハルは私を一人おいて逝けないと、涙を流しながら旅立った。
私たちに子供は授からなかった。
でも、ユートくんのお子さんやメイベルさんのお孫さん、ティリーちゃんニコラちゃんのお孫さんなど、たくさんの人が私を見送ってくれた。
「レイさま…また会える…?」
「そうね、きっとまたどこかで会えるわ。出会うはずのない人に出会って結婚した私が言うのだから」
私は100歳となり旅立つ日となった。
このたくさんの信じられないような出来事があった日々が終わる。
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