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3 不時着
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ワープした先は、おだやかな宙域だった。
先ほどまでの嵐が嘘のような静けさ。リュウはふうっと肩で息を吐いた。
俺はいつから息を詰めていたのだろうか。
「座標はわかるか」
穏やかなレイの声。
「XZ一173、YY 386…」
「ベルンからずいぶん離れたな。強引なことしたから燃料も食ってるし、緻密な計算をしてくれるコンピュータはなし、長距離ワープは宇宙船がもちそうもない、か」
いかにも処置なしという感じである。
てっきり叱られると思ったのに、レイは何も言わないままである。
沈黙に耐えかねて、「レイ」と小さく呼んでみた。「俺に何かできることがあれば…」
「おまえにできることは、ない」
きっぱりとした台詞にリュウは思い切り傷ついた。
「ベルンの座標は知ってるな。ここからどれくらい離れているかわかるか? この近くで立ち寄れそうな惑星は? コンピュータなしで宇宙船を操縦できるか? それとも、宇宙船の外へ出て損傷を直せるのか?」
もちろん、リュウにはなにひとつできなかった。
まともな宇宙船を、まともに飛ばすことさえできないのだ。それが、知らない宙域で故障したクリスタル号を飛ばせるはずもない。
「レイ、俺の不注意で…」
謝ろうとしたのを遮られた。きっと、謝って済む問題ではないのだろう。
「ああ、おまえの不注意だ。そのために俺たちはふたりとも死にかけた。
それに、これから俺は、この宙域で宇宙船を不時着させる惑星を探さないといけない。反省してるなら俺の邪魔にならないように隅の方にでも立ってろ!」
宿題を忘れた子どもを廊下に立たせる教師のように、レイが命じた。
黙って従うしかないリュウは、それからずっと、操縦席から離れた場所に直立不動の姿勢で立っていた。
悪戦苦闘というには、あまりにも優雅なレイの姿、操縦パネルを踊る指先から目を反らすこともできずに。忘れられた存在として。
リュウは、これほど、自分が無力だと感じたことはなかった。
「俺が外に出て様子を見るわけにもいかないし。不時着と行ってもクリスタル号を直さないといけないとなると…、キケロまで行き着けるか…」
そうつぶやいたきり、レイは何もしゃべらなくなった。
時折、座標を確かめながら、それでも、難なく惑星キケロへと進路を定めたようだ。メイン・コンピュータの助けもなしに。
そして、5時間が経った…。
「こちらクリスタル。船舶番号『V-2845』宇宙船の損傷とコンピュータ制御の故障により、緊急着陸を許可願います」
「こちらキケロ管制官。船舶番号『V-2845』、どの程度の損傷ですか?」
この辺りでは大きな宙港を持つキケロへの着陸待ちをしている宇宙船は多いらしく、損傷の程度によっては待たせようと言うのだろう。
「外壁第二層まで損傷。通常航行には大きな影響はなし。ただし、長距離ワープには耐えられません。
それと…。メイン・コンピュータの故障により、自動操縦不能。すべて手動にて操縦中」
「えっ! では、誘導が必要ですね」
「いえ、必要ありません。できればドックに近い24番ラインへの着陸許可を願います」
「しばらく、そのまま待機を。順番待ちの宇宙船があるし、管制司令塔の許可を得て周囲の宇宙船を退避させますので…」
管制官の返答に、レイは通信マイクに叩きつけるようにして叫んだ。
「24番に宇宙船が入っていなければ、すぐに着陸させろ。ほかの宇宙船を壊すようなまねはしない。燃料が底をついてるんだ。悠長に着陸の順番や宇宙船の退避を待っている時間はない!」
有無を言わせぬ強い口調に、管制官がたじろぎ、決断をくだした。
「わかりました! 24番ラインは…、空いています。着陸を許可します」
「ありがとう。取り乱して済まなかった」
そこで初めて、レイは思い出したようにリュウを振り返り、声をかけた。
「着陸する。どこにでも座ってベルトを締めろ」
「はい」
モタモタしていて叱られるのはいやだ。
リュウは返事をすると同時にレイの隣の席に滑り込んだ。それでも、ずっと立っていたため足が素直に曲がろうとしない。思ったより時間がかかってしまった。
そんな俺をレイは冷ややかに見つめ、席についたのを確認すると同時に、着陸操作を開始した。
大気圏に入ると惑星キケロがスクリーンいっぱいに広がった。地表が迫ってくる。眼下に宙港が見える。
クリスタル号は計ってでもいるかのようにぴたりと24番ラインの格納庫近くに降り立ったのだ。
コンピュータが壊れていると聞いてハラハラしながら着陸を見守っていた管制官たちは、その操縦の精確さにため息をもらす。そして、肉眼でもわかる損傷のひどさに愕然としたのだった。
「船舶番号『V-2845』、ようこそキケロへ。すぐに宙港事務所で、緊急着陸の報告および事由の提示をお願いします」
「わかりました。すぐ伺います」
本来なら、もう惑星ベルンに帰り着いている頃だった。ようやく宙港事務所から解放されたレイは、リュウの意思など関係なしに星間連絡船の指定席をひとり分予約した。
修理に時間がかかるから、先に戻れというのである。
クリスタル号は見た目からしても、かなりの惨状であった。コンピュータ関係が損傷しているのもわかっていた。
レイが大切にしていた宇宙船が自分のせいでボロボロになったのだから、リュウは最後まで付き合いたかった。
「先に帰るんだ。次の星間連絡船に乗っても、士官訓練センターには遅刻だよ。クリスタル号が直るまでここにいたら、有無を言わさず辞めさせられるだろっ。それとも、おまえは宇宙船で働くのは無理だとわかったのか。俺も向いてないと思うけど…。
宇宙に出るのをあきらめるんなら、一緒にいればいい」
口調はいつもと変わらなかったが、辛辣さは隠しようもなかった。
──いやだ、あきらめたりするもんか! 俺の夢は、レイと一緒にクリスタル号で働くことなんだから──
現実は、夢からだんだん離れていくような気がして、リュウはぐっとくちびるを噛みしめる。
「俺はクリスタル号の修理を頼んでくるから。リュウはホテルで休んでていいよ」
レイが片手をあげて歩み去ろうとする。リュウは途端に見捨てられたようで、心細くなった。
「…、一緒に行くよ」
するとレイは顔をしかめる。
「おまえがいても役に立たないってのが、まだわからないの? 連絡船に乗るまで、ゆっくり休んでいればいい。この惑星は俺にとっても鬼門のひとつだし…」
リュウはその言葉を鋭く遮った。
「足手まといだろうが何だろうが、俺もいく。危険ならなおさらだ」
リュウは頑固についていくと言い張った。
レイはリュウに目をやり、追い払うのが無理だと覚ったようだった。言い出したら聞かないリュウの頑固さを知っているのである。
「わかったよ。どうしてもっていうなら、来ればいい。まあ、曲がりなりにも宇宙軍の制服を着てるから大丈夫だとは思うけど…、自分の身は自分で守るんだよ。それから、銃はいつでも抜けるようにしておいて」
物騒なことをサラリと言い、レイはドックへと歩を進めた。
テロテロのパープルのシャツにボロっちいジーンズというお気楽な恰好で。
先ほどまでの嵐が嘘のような静けさ。リュウはふうっと肩で息を吐いた。
俺はいつから息を詰めていたのだろうか。
「座標はわかるか」
穏やかなレイの声。
「XZ一173、YY 386…」
「ベルンからずいぶん離れたな。強引なことしたから燃料も食ってるし、緻密な計算をしてくれるコンピュータはなし、長距離ワープは宇宙船がもちそうもない、か」
いかにも処置なしという感じである。
てっきり叱られると思ったのに、レイは何も言わないままである。
沈黙に耐えかねて、「レイ」と小さく呼んでみた。「俺に何かできることがあれば…」
「おまえにできることは、ない」
きっぱりとした台詞にリュウは思い切り傷ついた。
「ベルンの座標は知ってるな。ここからどれくらい離れているかわかるか? この近くで立ち寄れそうな惑星は? コンピュータなしで宇宙船を操縦できるか? それとも、宇宙船の外へ出て損傷を直せるのか?」
もちろん、リュウにはなにひとつできなかった。
まともな宇宙船を、まともに飛ばすことさえできないのだ。それが、知らない宙域で故障したクリスタル号を飛ばせるはずもない。
「レイ、俺の不注意で…」
謝ろうとしたのを遮られた。きっと、謝って済む問題ではないのだろう。
「ああ、おまえの不注意だ。そのために俺たちはふたりとも死にかけた。
それに、これから俺は、この宙域で宇宙船を不時着させる惑星を探さないといけない。反省してるなら俺の邪魔にならないように隅の方にでも立ってろ!」
宿題を忘れた子どもを廊下に立たせる教師のように、レイが命じた。
黙って従うしかないリュウは、それからずっと、操縦席から離れた場所に直立不動の姿勢で立っていた。
悪戦苦闘というには、あまりにも優雅なレイの姿、操縦パネルを踊る指先から目を反らすこともできずに。忘れられた存在として。
リュウは、これほど、自分が無力だと感じたことはなかった。
「俺が外に出て様子を見るわけにもいかないし。不時着と行ってもクリスタル号を直さないといけないとなると…、キケロまで行き着けるか…」
そうつぶやいたきり、レイは何もしゃべらなくなった。
時折、座標を確かめながら、それでも、難なく惑星キケロへと進路を定めたようだ。メイン・コンピュータの助けもなしに。
そして、5時間が経った…。
「こちらクリスタル。船舶番号『V-2845』宇宙船の損傷とコンピュータ制御の故障により、緊急着陸を許可願います」
「こちらキケロ管制官。船舶番号『V-2845』、どの程度の損傷ですか?」
この辺りでは大きな宙港を持つキケロへの着陸待ちをしている宇宙船は多いらしく、損傷の程度によっては待たせようと言うのだろう。
「外壁第二層まで損傷。通常航行には大きな影響はなし。ただし、長距離ワープには耐えられません。
それと…。メイン・コンピュータの故障により、自動操縦不能。すべて手動にて操縦中」
「えっ! では、誘導が必要ですね」
「いえ、必要ありません。できればドックに近い24番ラインへの着陸許可を願います」
「しばらく、そのまま待機を。順番待ちの宇宙船があるし、管制司令塔の許可を得て周囲の宇宙船を退避させますので…」
管制官の返答に、レイは通信マイクに叩きつけるようにして叫んだ。
「24番に宇宙船が入っていなければ、すぐに着陸させろ。ほかの宇宙船を壊すようなまねはしない。燃料が底をついてるんだ。悠長に着陸の順番や宇宙船の退避を待っている時間はない!」
有無を言わせぬ強い口調に、管制官がたじろぎ、決断をくだした。
「わかりました! 24番ラインは…、空いています。着陸を許可します」
「ありがとう。取り乱して済まなかった」
そこで初めて、レイは思い出したようにリュウを振り返り、声をかけた。
「着陸する。どこにでも座ってベルトを締めろ」
「はい」
モタモタしていて叱られるのはいやだ。
リュウは返事をすると同時にレイの隣の席に滑り込んだ。それでも、ずっと立っていたため足が素直に曲がろうとしない。思ったより時間がかかってしまった。
そんな俺をレイは冷ややかに見つめ、席についたのを確認すると同時に、着陸操作を開始した。
大気圏に入ると惑星キケロがスクリーンいっぱいに広がった。地表が迫ってくる。眼下に宙港が見える。
クリスタル号は計ってでもいるかのようにぴたりと24番ラインの格納庫近くに降り立ったのだ。
コンピュータが壊れていると聞いてハラハラしながら着陸を見守っていた管制官たちは、その操縦の精確さにため息をもらす。そして、肉眼でもわかる損傷のひどさに愕然としたのだった。
「船舶番号『V-2845』、ようこそキケロへ。すぐに宙港事務所で、緊急着陸の報告および事由の提示をお願いします」
「わかりました。すぐ伺います」
本来なら、もう惑星ベルンに帰り着いている頃だった。ようやく宙港事務所から解放されたレイは、リュウの意思など関係なしに星間連絡船の指定席をひとり分予約した。
修理に時間がかかるから、先に戻れというのである。
クリスタル号は見た目からしても、かなりの惨状であった。コンピュータ関係が損傷しているのもわかっていた。
レイが大切にしていた宇宙船が自分のせいでボロボロになったのだから、リュウは最後まで付き合いたかった。
「先に帰るんだ。次の星間連絡船に乗っても、士官訓練センターには遅刻だよ。クリスタル号が直るまでここにいたら、有無を言わさず辞めさせられるだろっ。それとも、おまえは宇宙船で働くのは無理だとわかったのか。俺も向いてないと思うけど…。
宇宙に出るのをあきらめるんなら、一緒にいればいい」
口調はいつもと変わらなかったが、辛辣さは隠しようもなかった。
──いやだ、あきらめたりするもんか! 俺の夢は、レイと一緒にクリスタル号で働くことなんだから──
現実は、夢からだんだん離れていくような気がして、リュウはぐっとくちびるを噛みしめる。
「俺はクリスタル号の修理を頼んでくるから。リュウはホテルで休んでていいよ」
レイが片手をあげて歩み去ろうとする。リュウは途端に見捨てられたようで、心細くなった。
「…、一緒に行くよ」
するとレイは顔をしかめる。
「おまえがいても役に立たないってのが、まだわからないの? 連絡船に乗るまで、ゆっくり休んでいればいい。この惑星は俺にとっても鬼門のひとつだし…」
リュウはその言葉を鋭く遮った。
「足手まといだろうが何だろうが、俺もいく。危険ならなおさらだ」
リュウは頑固についていくと言い張った。
レイはリュウに目をやり、追い払うのが無理だと覚ったようだった。言い出したら聞かないリュウの頑固さを知っているのである。
「わかったよ。どうしてもっていうなら、来ればいい。まあ、曲がりなりにも宇宙軍の制服を着てるから大丈夫だとは思うけど…、自分の身は自分で守るんだよ。それから、銃はいつでも抜けるようにしておいて」
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