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同期が望んだ言葉(2)
しおりを挟む「これくらい広がったのなら、そろそろいけるんじゃないか? これは初心者向けだからそこまでしっかり解さなくても大丈夫なようだ」
「…………そこら辺の判断はお任せします」
その割には随分と丁寧に時間をかけていたから大丈夫なんじゃないの? 私は研究を重ねた外崎と違って丸っきり初心者だからね、すべてこの身をお任せしますよ。
と言うか、もうその尻尾を挿れてしまってよ……外崎……。
このままお尻を弄られ続けるくらいならば、尻尾を一思いにつけられた方がまだマシだ。
もうここまで振り切れた私は、顔を上げて外崎の方へと肩越しに振り返った。
「もう……挿れてよ……外崎」
そこまですれば十分でしょう?
彼に恥じらいながら言うと、何故か外崎は天を仰いだ。
「…………ありがとう、羽和子。俺がずっとお前に言ってほしかった言葉第五位をここで…………ありがとう」
何故か滅茶苦茶感謝された私は『おめでとう』と返すしかなかった。
外崎、プレイだけじゃなくて、言葉までリストした上にランキングまでつけていたんだね。
何だろうなぁ……別に幻滅するとかじゃないけれど、外崎の私の中のイメージが今日一日で随分と変わったような気がする。気がするんじゃなくて、確実に変わった。
「じゃあ、挿れるぞ」
弾んだ声で尻尾を手に取った外崎は、プラグ部分にまたローションを塗りたくって私のお尻の穴に押し当てた。
「……あぁ……はいって……ぅぁっ……あっ! あぁっンっ!」
先端が細いプラグは徐々に太くなっていって、徐々に私に圧迫感を与えてくる。
ある程度まで挿いると、残りはお尻の穴に吸い込まれるようにクプンっと飲み込まれた。
…………はい……ちゃったぁ。
私は朧げな頭で下半身に感じる違和感だけを拾い取っていた。
「あぁ、羽和子。何て可愛い猫なんだ……」
外崎の恍惚とした声が聞こえてくる。
猫耳を親指で撫で、人差し指で外耳をなぞり、そこからうなじに流れて背中に。窪みを追うように尾てい骨まで運ばれた指は、くるりと尻尾の根元を円を描くようになぞっていった。
ゾクゾクする。
お尻の穴を散々弄られた影響か、身体が過敏になって少しの刺激でもそれらを快楽に変えてしまっていた。
まるで全身が性感帯になってしまったかのように、私の身体は外崎の指に翻弄されてはあられもない声を上げた。
外崎はそんな私の身体を返し、仰向けにしてしまう。今、外崎の顔を真正面から見てしまったら絶対にヤバいのに彼は容赦なく私と向き合い、また無遠慮にこの猫の姿を見つめた。
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