33 / 61
異世界&冒険者
話がいろんな方向に飛ぶねぇ……。
しおりを挟む
昼ごはんを食べ終わった後、俺と愛花はまたレニーさんに呼ばれて奥の部屋に入った。
因みにサーシャとミーシャはまだ食堂で昼ごはんを食べている。
二人きりにするのは心配だったが、レニーさんとは別のギルドの受付嬢さんが見てくれるというので任せてきた。
「待たせたわね」
「いえいえ、丁度昼ごはん食べ終わったところだったので大丈夫ですよ」
本当に、ずっと見られていたのかと思うほどにピッタリのタイミングだったのだ。
「まあ見てたから分かってはいたんだけどね」
見られてたわ。
あれ?でもレニーさんは受付の方にはいなかったはず。
何処から見てたんだ?
「何処から見てたんですか?」
「場所はギルドの奥よ。どうやって見ていたのかっていうと、私のスキルね」
ああ、スキルか。
細かくは分からないけど恐らく特定の対象をなんらかの制限付きで見れたりするのだろう。
「もっともこのスキルを使っている間は目の色が変わるから周囲にはすぐバレるんだけどね。普通なら」
やっぱり代償があったか。
スキルを使っていることがバレるのはこのスキルに関しては致命傷だと思うけどな。
でも普通ならってどういうことだ?
「え?レニーさんの目の色、変わってないですよ?」
とは愛花の言葉。
俺はそんなこと全く気付きませんでした。
「あ、分かった?実はね、幻影魔法を使って隠してるのよ。今魔法を解くわね」
そう言って魔法を解いた後のレニーさんを見てみる。
先程までは真っ赤な赤い瞳だったのが今は金色の瞳になっている。
スキルを使っていると金色の瞳になるのか。
これは確かに目立つな。
赤い瞳の人がいきなり金色の瞳に変わったら誰だって気付くだろう。
前髪とかで隠せれば良かったのだけれど、レニーさんの髪は額の少し下で切り揃えられていて難しそうだ。
というかレニーさん、落ち着いてよく見るとカッコいいな。
身長も百七十はあるだろうし髪は緑色のショートでスタイルもしっかりしている。
実は結構モテているのでは?
「何考えているのか知らないけど、私はまだ独身よ」
いやいやいや!
絶対分かってるよね!?
俺の考え読んでますよね!?
じゃなきゃこんな答えを返してくる筈がない。
「そんなこと今は話してません!早くお金と引き換えてください!」
ヒェッ!?
愛花さんご立腹!?
なんで!?
「あらあら。うふふっ。大丈夫よ、狙ってないから」
「むぅ……」
狙うって何を?
まさか命!?
い、いやそんなことはない、はず。
「ま、カイトくんの勘違いは置いといて、お金の話に戻りましょうか」
「何の勘違いですか!?いやそれはこの際どうでもいいです。それよりもあのスキルって使うと体の一部が変化するんですか?」
そうだ。
勘違いなんかよりこっちの方が重要だ。
将来使うとなった時にデメリットを知っているのといないのじゃ、大きな差だからな。
「そうね……。変わることもあるって言っておくわ。詳しいことはもう少しあなた達が強くなってからね」
……そんな簡単には教えてくれないか。
まあ、いい。
聞けるときが来たらまた聞こう。
「分かりました」
「いい返事ね。それじゃ、これが依頼報酬の金貨三枚。それから十四匹分の追加報酬が金貨八枚、なんだけどあなた達は異例の才能があるってことでさらに金貨二枚。合計金貨十三枚ね」
異例の才能って……。
そんなに特別なことはしてないんだけどな。
それに百歩譲って異例だったとしてもそれが原因で金貨二枚追加って、よく分からん。
「異例の才能って、なんかプレッシャー感じるんですけど……」
愛花も同じだったらしい。
「気にしないでいいわよ。私の期待を込めただけだから」
「「それをプレッシャーというんです」」
「二人とも仲が良いわねーー!そんなお二人さんは金貨を持って待ち人二人の所へお帰りくださーい。さあさあ出口はあちらですよーー!」
「あっ、ちょっと!」
「うわ!?押さないでくださいよ!」
愛花と二人揃って押し出された。
「……あれ図星ってことだよな?」
「……そういうことなんじゃない?」
ええ……。
気楽にやりたいんだけどなあ。
因みにサーシャとミーシャはまだ食堂で昼ごはんを食べている。
二人きりにするのは心配だったが、レニーさんとは別のギルドの受付嬢さんが見てくれるというので任せてきた。
「待たせたわね」
「いえいえ、丁度昼ごはん食べ終わったところだったので大丈夫ですよ」
本当に、ずっと見られていたのかと思うほどにピッタリのタイミングだったのだ。
「まあ見てたから分かってはいたんだけどね」
見られてたわ。
あれ?でもレニーさんは受付の方にはいなかったはず。
何処から見てたんだ?
「何処から見てたんですか?」
「場所はギルドの奥よ。どうやって見ていたのかっていうと、私のスキルね」
ああ、スキルか。
細かくは分からないけど恐らく特定の対象をなんらかの制限付きで見れたりするのだろう。
「もっともこのスキルを使っている間は目の色が変わるから周囲にはすぐバレるんだけどね。普通なら」
やっぱり代償があったか。
スキルを使っていることがバレるのはこのスキルに関しては致命傷だと思うけどな。
でも普通ならってどういうことだ?
「え?レニーさんの目の色、変わってないですよ?」
とは愛花の言葉。
俺はそんなこと全く気付きませんでした。
「あ、分かった?実はね、幻影魔法を使って隠してるのよ。今魔法を解くわね」
そう言って魔法を解いた後のレニーさんを見てみる。
先程までは真っ赤な赤い瞳だったのが今は金色の瞳になっている。
スキルを使っていると金色の瞳になるのか。
これは確かに目立つな。
赤い瞳の人がいきなり金色の瞳に変わったら誰だって気付くだろう。
前髪とかで隠せれば良かったのだけれど、レニーさんの髪は額の少し下で切り揃えられていて難しそうだ。
というかレニーさん、落ち着いてよく見るとカッコいいな。
身長も百七十はあるだろうし髪は緑色のショートでスタイルもしっかりしている。
実は結構モテているのでは?
「何考えているのか知らないけど、私はまだ独身よ」
いやいやいや!
絶対分かってるよね!?
俺の考え読んでますよね!?
じゃなきゃこんな答えを返してくる筈がない。
「そんなこと今は話してません!早くお金と引き換えてください!」
ヒェッ!?
愛花さんご立腹!?
なんで!?
「あらあら。うふふっ。大丈夫よ、狙ってないから」
「むぅ……」
狙うって何を?
まさか命!?
い、いやそんなことはない、はず。
「ま、カイトくんの勘違いは置いといて、お金の話に戻りましょうか」
「何の勘違いですか!?いやそれはこの際どうでもいいです。それよりもあのスキルって使うと体の一部が変化するんですか?」
そうだ。
勘違いなんかよりこっちの方が重要だ。
将来使うとなった時にデメリットを知っているのといないのじゃ、大きな差だからな。
「そうね……。変わることもあるって言っておくわ。詳しいことはもう少しあなた達が強くなってからね」
……そんな簡単には教えてくれないか。
まあ、いい。
聞けるときが来たらまた聞こう。
「分かりました」
「いい返事ね。それじゃ、これが依頼報酬の金貨三枚。それから十四匹分の追加報酬が金貨八枚、なんだけどあなた達は異例の才能があるってことでさらに金貨二枚。合計金貨十三枚ね」
異例の才能って……。
そんなに特別なことはしてないんだけどな。
それに百歩譲って異例だったとしてもそれが原因で金貨二枚追加って、よく分からん。
「異例の才能って、なんかプレッシャー感じるんですけど……」
愛花も同じだったらしい。
「気にしないでいいわよ。私の期待を込めただけだから」
「「それをプレッシャーというんです」」
「二人とも仲が良いわねーー!そんなお二人さんは金貨を持って待ち人二人の所へお帰りくださーい。さあさあ出口はあちらですよーー!」
「あっ、ちょっと!」
「うわ!?押さないでくださいよ!」
愛花と二人揃って押し出された。
「……あれ図星ってことだよな?」
「……そういうことなんじゃない?」
ええ……。
気楽にやりたいんだけどなあ。
11
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
扱いの悪い勇者パーティを啖呵切って離脱した俺、辺境で美女たちと国を作ったらいつの間にか国もハーレムも大陸最強になっていた。
みにぶた🐽
ファンタジー
いいねありがとうございます!反応あるも励みになります。
勇者パーティから“手柄横取り”でパーティ離脱した俺に残ったのは、地球の本を召喚し、読み終えた物語を魔法として再現できるチートスキル《幻想書庫》だけ。
辺境の獣人少女を助けた俺は、物語魔法で水を引き、結界を張り、知恵と技術で開拓村を発展させていく。やがてエルフや元貴族も加わり、村は多種族共和国へ――そして、旧王国と勇者が再び迫る。
だが俺には『三国志』も『孫子』も『トロイの木馬』もある。折伏し、仲間に変える――物語で世界をひっくり返す成り上がり建国譚、開幕!
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…
アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。
そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
美醜逆転世界の学園に戻ったおっさんは気付かない
仙道
ファンタジー
柴田宏(しばたひろし)は学生時代から不細工といじめられ、ニートになった。
トラックにはねられ転移した先は美醜が逆転した現実世界。
しかも体は学生に戻っていたため、仕方なく学校に行くことに。
先輩、同級生、後輩でハーレムを作ってしまう。
男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺
マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。
その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。
彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。
そして....彼の身体は大丈夫なのか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる