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ネトゲに意図せず転生した
不本意な同盟
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「ねえ、なんかいっぱいこっちに向かって来てるんだけど……」
ロボットを操縦している恵美から通信が入ってきた、後方を確認してみると、大型の鳥のような魔物が大量にこちらに向かってきていた。
「なんで、アレが……」
「あの魔物がどうしたんですか?」
「あの魔物は基本的に群れを作らないし人、というかこんな大きな物に襲うことが無い臆病な生き物なんだ、図体ばかりは大きいから初心者が中級者になる時の試験に使われるような魔物なんだ」
「つまりこうして大量に陣形を組んで向かって来るのはおかしいと?」
「そうだよ、陸地からも遠いし、できれば一思いに仕留めてくれるとありがたい」
「わかった、サヨも」
「うん」
サヨが大型の銃器を2丁取り出してコンテナに固定する、それから予備の弾薬を取り出して銃に接続する。
「……めっちゃ大掛かりなだね」
「そうだよね、サヨこれは?」
「えっとちょっと離れてるから弾速が早い方が良いと思って、レールガンにしたの、これなら偏差撃ちとか気にしなくてもいいかなって」
「なるほど」
「イイネ!」
自分としては武器の種類だけ聞いたつもりだったが転生者の方にも分かるようにしっかりと説明してくれた、転生者はレールガンという事でテンションが上がっていた。
レールガンを密室で撃つと音が大きすぎるので3人はまず防音用のヘッドホンを装着する、それからサヨと2人でレールガンを構えて狙い撃っていく。
電気の力を利用して撃ちこむので独特な発射音がする、それから発射毎に充電するので1発撃つのに5秒かかってしまう、それでもしっかりと狙えばちゃんと当たるので着実に数を減らしていく。
「下にもいるみたい」
「マジか」
恵美の通信が入ったので下を見ると海中を大型の水生魔物がこちらに向かっている。
「アレも普段徒党を組んで来るタイプじゃない感じですよね?」
「そうですねそもそも水生生物は小型じゃない限りはこんな規模の群れは作らないって、コレは本当におかしいですよ……」
「コレは戦うよりも逃げた方がよさそうだよ」
「それはそうだ、サヨ一気に行こう」
「うん」
レールガンを片付けてロボットに追加装備を取り付ける、大型のブースターを取り付けて推進力で無理やり飛ばすような装備だ。
「いつの間にそんな物を……」
「装備の更新はいつもやってるんだぁ」
ロボットに新装備を取り付けている時はとても楽しそうにしていた。
「楽しそうだからいいか……」
「はっや……」
装備を追加してから出力を全開するとミサイルと同じくらいの速度が出ていた。
ロボットを操縦している恵美から通信が入ってきた、後方を確認してみると、大型の鳥のような魔物が大量にこちらに向かってきていた。
「なんで、アレが……」
「あの魔物がどうしたんですか?」
「あの魔物は基本的に群れを作らないし人、というかこんな大きな物に襲うことが無い臆病な生き物なんだ、図体ばかりは大きいから初心者が中級者になる時の試験に使われるような魔物なんだ」
「つまりこうして大量に陣形を組んで向かって来るのはおかしいと?」
「そうだよ、陸地からも遠いし、できれば一思いに仕留めてくれるとありがたい」
「わかった、サヨも」
「うん」
サヨが大型の銃器を2丁取り出してコンテナに固定する、それから予備の弾薬を取り出して銃に接続する。
「……めっちゃ大掛かりなだね」
「そうだよね、サヨこれは?」
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「なるほど」
「イイネ!」
自分としては武器の種類だけ聞いたつもりだったが転生者の方にも分かるようにしっかりと説明してくれた、転生者はレールガンという事でテンションが上がっていた。
レールガンを密室で撃つと音が大きすぎるので3人はまず防音用のヘッドホンを装着する、それからサヨと2人でレールガンを構えて狙い撃っていく。
電気の力を利用して撃ちこむので独特な発射音がする、それから発射毎に充電するので1発撃つのに5秒かかってしまう、それでもしっかりと狙えばちゃんと当たるので着実に数を減らしていく。
「下にもいるみたい」
「マジか」
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「アレも普段徒党を組んで来るタイプじゃない感じですよね?」
「そうですねそもそも水生生物は小型じゃない限りはこんな規模の群れは作らないって、コレは本当におかしいですよ……」
「コレは戦うよりも逃げた方がよさそうだよ」
「それはそうだ、サヨ一気に行こう」
「うん」
レールガンを片付けてロボットに追加装備を取り付ける、大型のブースターを取り付けて推進力で無理やり飛ばすような装備だ。
「いつの間にそんな物を……」
「装備の更新はいつもやってるんだぁ」
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