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悪魔でシスターですから
普通ではない異変
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「それじゃあまずは君のじゃあ簡単かもしれないけど討伐にしようか」
意気揚々と3枚の依頼書を持ってきた、文字が読めないので内容は分からないが口ぶりからモンスターを討伐する系だろう、それなら昨日の戦闘で十分に行けたので対処はできるだろう。
「自分には字が読めないのでその辺の判断は任せますよ」
「いいね、じゃあ早速行こうか、と言いたいけれどもどうやら君はこの村には歓迎されてないみたいだし、ここから一番近い町に移動しながらにしよう、そんな訳で移動中にできる任務はコレ!」
「はぁ?」
自信満々に用紙を見せられても文字が読めないのでわからない、一応二足歩行の豚っぽい絵が描いてある。
「種類はよくわからないってあるけど要はオーク種の巣を何とかすればいいんだよ、なあに君には簡単だろう?」
「ですかね……」
なんだかテンションが高くなってきておりちょっと引いてしまった。
「それじゃあ受付してくるね」
さっそうと受付で何やら手続きをしていた、なにやらいろいろまくしたてていたが受付の人は事務的に受け流して坦々と処理していく、トッコウさんはそんな事はお構いなしにいろいろと話し込んで書類を作成してもらっていた。
「必要な物は手に入れたし、それじゃあ行こうか」
「はぁはい」
2人とも荷物が少ないので外に出てそのままオーク種の討伐に向かった。
「依頼書的にはこの辺かな?」
しばらく道なり進んでいると近くに川の音が聞こえてきた頃に立ち止まり依頼書を穴が開くほどに見ていた。
「ちなみにさ、この周辺に身長2メートル前後のモンスターが複数集まっている所とか分かったりしない?」
「流石にそれは、わからないかな?」
(一応11時の方向に反応があるっぽいよ?)
(うーん能力はあまり開示しない方がいいから黙ってたらいいんじゃない?)
(あーそっか……)
「……ソユコト」
恵美が提案してサヨが窘める、いろいろできる事を見せてしまえばその色々でこき使われてしまうだろう、だったら戦闘くらいしかできる事がありません、という事にしておく。
「自分はそういうの得意じゃないんだよなぁ、でもしょうがない」
トッコウが鞄から筒状の物を取り出して何か始めた、彼の周囲に魔法のような物が集まって何かしているようだ。
「……はぁ、やっぱり本業にかなわないなぁ、でもあっちに方向にいるのはわかった、行こうか」
11時の方向を指さしてその方向に歩き出した、道は無いので膝ほどの高さのある草むらを強引に進んで行くことになった。
「アレですかね?」
「アレ……だね」
草むらを進むせいで音を立てて進むと二足歩行の豚のような物達がこん棒を振り回しながら向かってきた。
「アレが依頼されたオークだ、さっそく対処お願い!」
「まかされよ【我が操りし炎は敵を貫通する】、アレ?」
普通に炎を撃ちだして攻撃しようと勝手に魔法の内容を口にしていた、放たれた魔法は言葉通りにオークを貫通して大穴を開けた。
(なんでわざわざ魔法を命令してるの、昨日はそんな事なかったよね?)
(確かに、えーっとあぁバグかなぁ?、なんか魔法の発動に対する挙動がおかしくなってるみたい)
「なんとかなるかな?」
他から見ると独り言に見えるように言葉を選んで話す、一応戦闘中なので端末を取り出して確認する事はできそうにない。
(ごめん、この状態だとシステムに介入できないみたい)
「じゃあしょうがないか、【我が操りし炎は敵を貫通する】よし」
魔法の発動にいちいち命令する必要はあるものの、威力は十分だし特に消耗している感じもないのでひとまずはコレでいくしかないだろう。
それから数回の攻撃で遭遇したオーク達は対処できた、1回の魔法で倒せるのなら十分いけるだろう。
「うん依頼にある数は十分だね、それにして群を作っているのは初めてみたし、こちらを見るなり襲い掛かってくるなんて初めてだよ」
「普通は違うんのですか?」
「そうだね、普通は群なんか作らないし人を見ただけで真っ直ぐ襲って来るような知性の低いモンスターじゃないんだよ」
「知性があると?」
「人と比べると遅くはあるが一応学習するんだ、幼い個体ならともかくそこそこ生きているような個体達がこんな事をしてくる事は、そうだな聞いている生態からするとアリエナイんだけどねぇ」
「じゃあこのオーク達の行動はおかしいと?」
「そうだね、コレは結構厄介な事になっているかもしれないね」
「厄介、ですか?」
「そうだね、モンスターを操っている存在がいて、しかもこちらに即攻撃してきたって事はそういった命令なりがされているから早めに対処した方がよさそうだ」
「そういったのはギルドの仕事では?」
「それはそうなんだけど、自分の国の事だしね、それに元凶はモンスターだったら討伐すればそれで終わりなんだけど、もし人だったら教会も動かないといけないからね」
「モンスターを操る人がいると教会が動くのですか?」
「あぁえーっと、この国の治安維持もしているからね、君の故郷にもそういった諸々を兼ねた組織はあるだろう?」
「祈りをささげているだけではないのですね、私の知識ではそういったものでしかなく」
「うんまぁ、歴史的には祈りから始まったっていわれているからあながち間違いじゃないんだけど、まぁいろんな事をしている組織だと思ってくればいいんじゃないかな」
「そういう事にしておきます」
「ああそうしてくれ、さてこんなにオークがいるとは思わなかったし、急いで町までいって報告に行かないとね、本来ならこのまま放置しちゃいけないけど数が数だし仕方ない」
「はい」
町までは距離があったもののトッコウが急いでいたのもありまだ太陽が沈みかける前に到着した。
教会の関係者なので簡単な受付で中に入り込み、そのまま急いでギルドの受付に事情を話していく、普通なら鼻で笑われて済まされそうな話題のようだが、そこはトッコウの人柄か何かで信用されてすぐさま人が集まられて調査に行ってしまった。
「あっという間に行っちゃいましたね……」
「コレも日頃の行いだね、信用は積み上げるに限る」
「そうですね、説得力があります」
「でしょう? 自分達はこの件は終わりだからこの町の教会で泊まろうか、報酬金とかは今はバタバタしてるから早くても明日だろうね」
「わかりました」
それからまっすぐに教会に向った、先ほどまでいた教会よりは丈夫そうだ以外は普通の建物だ。
「あらら、ようこそいらっしゃました」
中にはいると偶然居合わせたシスターが迎え入れてくれた。
「こんな所に珍しいですね、アレで派遣されたのですか?」
「そんな感じだね、いきなりだけど2人で1泊いいかな?」
「ええ、構いませんよ、ただ時間的に夕食は自分達で用意してくださいね」
「もちろんさ、泊めてくれるだけでもありがたいからね、まずはご飯にいってくるよ」
「はい、いってらっしゃいませ」
それから教会に入る事なく引き返してにぎわっている方向にあるきだす。
「そういえば結構移動したけど、疲れている様子が見えないけどまだ余裕だったりするかな?」
「うーん、このまま次の戦闘があるのは面倒かな」
「面倒、か凄いね君は、さて僕の手持ちはあるから好きな物を食べに行こうじゃないか」
「といってもココに初めてきたから何があるか……」
「おっとそうだったね、じゃあ僕の好みの所にしようか」
「はい」
トッコウについて行った先の食堂は他の比べると少し高級志向なのか他の客も落ち着いた印象がある、味はそれなりに美味しかったが肉料理だという事以外はよくわからなかった。
食事が終わったので教会に行き、用意されていた部屋に泊まった。
意気揚々と3枚の依頼書を持ってきた、文字が読めないので内容は分からないが口ぶりからモンスターを討伐する系だろう、それなら昨日の戦闘で十分に行けたので対処はできるだろう。
「自分には字が読めないのでその辺の判断は任せますよ」
「いいね、じゃあ早速行こうか、と言いたいけれどもどうやら君はこの村には歓迎されてないみたいだし、ここから一番近い町に移動しながらにしよう、そんな訳で移動中にできる任務はコレ!」
「はぁ?」
自信満々に用紙を見せられても文字が読めないのでわからない、一応二足歩行の豚っぽい絵が描いてある。
「種類はよくわからないってあるけど要はオーク種の巣を何とかすればいいんだよ、なあに君には簡単だろう?」
「ですかね……」
なんだかテンションが高くなってきておりちょっと引いてしまった。
「それじゃあ受付してくるね」
さっそうと受付で何やら手続きをしていた、なにやらいろいろまくしたてていたが受付の人は事務的に受け流して坦々と処理していく、トッコウさんはそんな事はお構いなしにいろいろと話し込んで書類を作成してもらっていた。
「必要な物は手に入れたし、それじゃあ行こうか」
「はぁはい」
2人とも荷物が少ないので外に出てそのままオーク種の討伐に向かった。
「依頼書的にはこの辺かな?」
しばらく道なり進んでいると近くに川の音が聞こえてきた頃に立ち止まり依頼書を穴が開くほどに見ていた。
「ちなみにさ、この周辺に身長2メートル前後のモンスターが複数集まっている所とか分かったりしない?」
「流石にそれは、わからないかな?」
(一応11時の方向に反応があるっぽいよ?)
(うーん能力はあまり開示しない方がいいから黙ってたらいいんじゃない?)
(あーそっか……)
「……ソユコト」
恵美が提案してサヨが窘める、いろいろできる事を見せてしまえばその色々でこき使われてしまうだろう、だったら戦闘くらいしかできる事がありません、という事にしておく。
「自分はそういうの得意じゃないんだよなぁ、でもしょうがない」
トッコウが鞄から筒状の物を取り出して何か始めた、彼の周囲に魔法のような物が集まって何かしているようだ。
「……はぁ、やっぱり本業にかなわないなぁ、でもあっちに方向にいるのはわかった、行こうか」
11時の方向を指さしてその方向に歩き出した、道は無いので膝ほどの高さのある草むらを強引に進んで行くことになった。
「アレですかね?」
「アレ……だね」
草むらを進むせいで音を立てて進むと二足歩行の豚のような物達がこん棒を振り回しながら向かってきた。
「アレが依頼されたオークだ、さっそく対処お願い!」
「まかされよ【我が操りし炎は敵を貫通する】、アレ?」
普通に炎を撃ちだして攻撃しようと勝手に魔法の内容を口にしていた、放たれた魔法は言葉通りにオークを貫通して大穴を開けた。
(なんでわざわざ魔法を命令してるの、昨日はそんな事なかったよね?)
(確かに、えーっとあぁバグかなぁ?、なんか魔法の発動に対する挙動がおかしくなってるみたい)
「なんとかなるかな?」
他から見ると独り言に見えるように言葉を選んで話す、一応戦闘中なので端末を取り出して確認する事はできそうにない。
(ごめん、この状態だとシステムに介入できないみたい)
「じゃあしょうがないか、【我が操りし炎は敵を貫通する】よし」
魔法の発動にいちいち命令する必要はあるものの、威力は十分だし特に消耗している感じもないのでひとまずはコレでいくしかないだろう。
それから数回の攻撃で遭遇したオーク達は対処できた、1回の魔法で倒せるのなら十分いけるだろう。
「うん依頼にある数は十分だね、それにして群を作っているのは初めてみたし、こちらを見るなり襲い掛かってくるなんて初めてだよ」
「普通は違うんのですか?」
「そうだね、普通は群なんか作らないし人を見ただけで真っ直ぐ襲って来るような知性の低いモンスターじゃないんだよ」
「知性があると?」
「人と比べると遅くはあるが一応学習するんだ、幼い個体ならともかくそこそこ生きているような個体達がこんな事をしてくる事は、そうだな聞いている生態からするとアリエナイんだけどねぇ」
「じゃあこのオーク達の行動はおかしいと?」
「そうだね、コレは結構厄介な事になっているかもしれないね」
「厄介、ですか?」
「そうだね、モンスターを操っている存在がいて、しかもこちらに即攻撃してきたって事はそういった命令なりがされているから早めに対処した方がよさそうだ」
「そういったのはギルドの仕事では?」
「それはそうなんだけど、自分の国の事だしね、それに元凶はモンスターだったら討伐すればそれで終わりなんだけど、もし人だったら教会も動かないといけないからね」
「モンスターを操る人がいると教会が動くのですか?」
「あぁえーっと、この国の治安維持もしているからね、君の故郷にもそういった諸々を兼ねた組織はあるだろう?」
「祈りをささげているだけではないのですね、私の知識ではそういったものでしかなく」
「うんまぁ、歴史的には祈りから始まったっていわれているからあながち間違いじゃないんだけど、まぁいろんな事をしている組織だと思ってくればいいんじゃないかな」
「そういう事にしておきます」
「ああそうしてくれ、さてこんなにオークがいるとは思わなかったし、急いで町までいって報告に行かないとね、本来ならこのまま放置しちゃいけないけど数が数だし仕方ない」
「はい」
町までは距離があったもののトッコウが急いでいたのもありまだ太陽が沈みかける前に到着した。
教会の関係者なので簡単な受付で中に入り込み、そのまま急いでギルドの受付に事情を話していく、普通なら鼻で笑われて済まされそうな話題のようだが、そこはトッコウの人柄か何かで信用されてすぐさま人が集まられて調査に行ってしまった。
「あっという間に行っちゃいましたね……」
「コレも日頃の行いだね、信用は積み上げるに限る」
「そうですね、説得力があります」
「でしょう? 自分達はこの件は終わりだからこの町の教会で泊まろうか、報酬金とかは今はバタバタしてるから早くても明日だろうね」
「わかりました」
それからまっすぐに教会に向った、先ほどまでいた教会よりは丈夫そうだ以外は普通の建物だ。
「あらら、ようこそいらっしゃました」
中にはいると偶然居合わせたシスターが迎え入れてくれた。
「こんな所に珍しいですね、アレで派遣されたのですか?」
「そんな感じだね、いきなりだけど2人で1泊いいかな?」
「ええ、構いませんよ、ただ時間的に夕食は自分達で用意してくださいね」
「もちろんさ、泊めてくれるだけでもありがたいからね、まずはご飯にいってくるよ」
「はい、いってらっしゃいませ」
それから教会に入る事なく引き返してにぎわっている方向にあるきだす。
「そういえば結構移動したけど、疲れている様子が見えないけどまだ余裕だったりするかな?」
「うーん、このまま次の戦闘があるのは面倒かな」
「面倒、か凄いね君は、さて僕の手持ちはあるから好きな物を食べに行こうじゃないか」
「といってもココに初めてきたから何があるか……」
「おっとそうだったね、じゃあ僕の好みの所にしようか」
「はい」
トッコウについて行った先の食堂は他の比べると少し高級志向なのか他の客も落ち着いた印象がある、味はそれなりに美味しかったが肉料理だという事以外はよくわからなかった。
食事が終わったので教会に行き、用意されていた部屋に泊まった。
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