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0章 転生
十七、夜に…
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「ふぁぁ…よし、ガラハド。もう大丈夫だ、心配かけてすまんな」
「い、いや…大丈夫だ…」
っと、傷が多すぎて治癒でも治りきらなかったみたいだな…
「傷は治りきらなかったみたいだな…うーん」
「いいや、これで良いんだ。むしろ、ここまで治してくれた分、王宮の治癒士には感謝している」
「…よし、今回の詫びと礼も兼ねて、明日お前の傷を全て治してやる。
その前に…少し、話をしよう。
そうだな、俺がこの世界に来て思ったこと…とでも言っておこうか。
俺が神に転生させられ、この世界に来たのは理由は聞いていないからまだ分からない。
しかし、俺は、向こうの世界で既に死を迎え、俺はそれに納得した上で死んでいたんだ。
だから、今回の人生では死後の生活…まぁ、適当にダラけて、それで自由に暮らそうとしていたんだ。
だから、時を見計らって王位継承権は破棄する予定だったし、なんなら旅に出てもいいと思っていた。
しかし、王族っつう立場はあまりに面倒なんだと気付いた。
こっちに来て親が国のトップとわかった瞬間、一瞬楽にできると思ったが、深く考えるとそんなものは存在しない。
俺の兄弟は全て、敵になるだろうということがわかった。
そこでお前に接触したんだ。初めは、国王が信頼している騎士ならば相当強いな、そんな程度に思っていたから、成長するまでの子守り役とでも思っておこうと思ったが…うん、そうだな。やっぱり…
──ガラハド、お前、俺のものになれ」
「!だ、だが…」
「安心しろ、この国の王が誰だろうが…これは決定事項だ。お前は心から俺の味方をしてくれた。
はじめに俺が言ったことを覚えているか?
俺は他者からの攻撃では死なないから、本当に危険な時は守る相手を選べと──
俺はな、あの時"誰"という指定こそしていなかったが、お前ならば間違いなく国王や妃を選択すると思った。
しかし…結果はどうだ、お前は俺を選んでくれた。
本当に嬉しくもあったが、こっちの世界で生きようという意志のない俺からすれば、お前に申し訳ない気持ちで一杯だったんだ。
だからこそ…この世界で生きる意志をくれたお前を、傍に置いておきたいんだ。
そのためなら…国王だかなんだか知らないが、真っ向から相手をしてやる」
「…その口調は舐められないようにするためか?」
「くく…ああ、そうだな!やっぱお前は良い奴だ。
俺の意図を全て読み取ってくれる!」
「…分かった。誓いを…この世界での騎士の誓いは知っているか?」
「いいや?知らない。だが…理解はできる」
俺はそう言って、騎士の誓いについて検索したあと、1本の剣を用意した。
「…そなたの矛となり、そなたの盾となるべくこの剣を以て、我に忠誠を誓いたまえ、ガラハドよ」
「…はっ、畏まりました──ユーグ・シル・ファイダー様」
「くく、その呼び名だと完全に俺の派閥に入っちまうぞ?」
「問題ない…お前が真っ向から知力で相手をするなら、俺は真っ向から武力で相手をしてやる。
2人合わせれば文武両道、向かう敵無しだ!」
「そうだな…文武両道、たしかにその通りかもしれん。
さて…そんじゃ、これは一旦消しておこう」
「あっ…な、なんで剣を…」
「いやな、あれは急ピッチで創ったもんだから、存在するだけで俺の魔力を食らうんだ。
だから、今度正式に俺の能力をも詰め込んだ剣を作ってやる。
それまで待っていてくれ」
「ああ…分かった」
「さて、それじゃあ…ガラハド、早速で悪いが、明日の朝、国王相手に交渉といこう」
「分かった」
「い、いや…大丈夫だ…」
っと、傷が多すぎて治癒でも治りきらなかったみたいだな…
「傷は治りきらなかったみたいだな…うーん」
「いいや、これで良いんだ。むしろ、ここまで治してくれた分、王宮の治癒士には感謝している」
「…よし、今回の詫びと礼も兼ねて、明日お前の傷を全て治してやる。
その前に…少し、話をしよう。
そうだな、俺がこの世界に来て思ったこと…とでも言っておこうか。
俺が神に転生させられ、この世界に来たのは理由は聞いていないからまだ分からない。
しかし、俺は、向こうの世界で既に死を迎え、俺はそれに納得した上で死んでいたんだ。
だから、今回の人生では死後の生活…まぁ、適当にダラけて、それで自由に暮らそうとしていたんだ。
だから、時を見計らって王位継承権は破棄する予定だったし、なんなら旅に出てもいいと思っていた。
しかし、王族っつう立場はあまりに面倒なんだと気付いた。
こっちに来て親が国のトップとわかった瞬間、一瞬楽にできると思ったが、深く考えるとそんなものは存在しない。
俺の兄弟は全て、敵になるだろうということがわかった。
そこでお前に接触したんだ。初めは、国王が信頼している騎士ならば相当強いな、そんな程度に思っていたから、成長するまでの子守り役とでも思っておこうと思ったが…うん、そうだな。やっぱり…
──ガラハド、お前、俺のものになれ」
「!だ、だが…」
「安心しろ、この国の王が誰だろうが…これは決定事項だ。お前は心から俺の味方をしてくれた。
はじめに俺が言ったことを覚えているか?
俺は他者からの攻撃では死なないから、本当に危険な時は守る相手を選べと──
俺はな、あの時"誰"という指定こそしていなかったが、お前ならば間違いなく国王や妃を選択すると思った。
しかし…結果はどうだ、お前は俺を選んでくれた。
本当に嬉しくもあったが、こっちの世界で生きようという意志のない俺からすれば、お前に申し訳ない気持ちで一杯だったんだ。
だからこそ…この世界で生きる意志をくれたお前を、傍に置いておきたいんだ。
そのためなら…国王だかなんだか知らないが、真っ向から相手をしてやる」
「…その口調は舐められないようにするためか?」
「くく…ああ、そうだな!やっぱお前は良い奴だ。
俺の意図を全て読み取ってくれる!」
「…分かった。誓いを…この世界での騎士の誓いは知っているか?」
「いいや?知らない。だが…理解はできる」
俺はそう言って、騎士の誓いについて検索したあと、1本の剣を用意した。
「…そなたの矛となり、そなたの盾となるべくこの剣を以て、我に忠誠を誓いたまえ、ガラハドよ」
「…はっ、畏まりました──ユーグ・シル・ファイダー様」
「くく、その呼び名だと完全に俺の派閥に入っちまうぞ?」
「問題ない…お前が真っ向から知力で相手をするなら、俺は真っ向から武力で相手をしてやる。
2人合わせれば文武両道、向かう敵無しだ!」
「そうだな…文武両道、たしかにその通りかもしれん。
さて…そんじゃ、これは一旦消しておこう」
「あっ…な、なんで剣を…」
「いやな、あれは急ピッチで創ったもんだから、存在するだけで俺の魔力を食らうんだ。
だから、今度正式に俺の能力をも詰め込んだ剣を作ってやる。
それまで待っていてくれ」
「ああ…分かった」
「さて、それじゃあ…ガラハド、早速で悪いが、明日の朝、国王相手に交渉といこう」
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