箱庭の支配人──稀人は異世界で自由を満喫します?

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2章 自慢の仲間

七十八、第一世界

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「さて、取り敢えずこれで第二世界の用は終わったから、次は第一世界」

俺は2体に後を頼むと、そのまま第一世界へと移動した。

「…お、結構変わってきてるなぁ…だが、やっぱ森を中心にしたからか属性によっては少し住み辛そうだな…
よし、お前達、要望があったら言ってくれ」

精霊の言葉は、基本的に魔力に乗せて喋っているため人間には聞けない。
しか俺は、箱庭に反響した魔力を聞き取った。

『属性にあった環境を作りたい』
「うーん、なるほど…てなると、火属性だったらやっぱ火山とか良いのか?」
『ああ。属性に関するものが近くにあると落ち着くからな』
「なるほどな…なら、世界樹!挿し木をくれないか?」

世界樹に向かってそう叫ぶと、世界樹が風に揺られ、彼の元に何本かの挿し木が落ちてきた。

「ありがとうな!あとは…世界樹の内部に属性を付与して、改造…よし、順にとりあえずこれを持っていてくれ。
それじゃ、とりあえず…そのままここで住む精霊は戻ってくれて構わない。
環境を整えたい精霊の方は、こっちに集まってくれ」

そして集まったのは、
火・水・風・光・闇の精霊だった。
一応他の精霊に聞いてみると、基本的に時空とかは場所さえあれば切り離して別次元に住んだり、植物なんかはそもそも自然溢れる場所が良かったり…意外とこの環境で揃っている精霊が多いらしい。

「じゃあ、とりあえず火は火山地帯、水は海で…闇と、もう一体土の精霊を作って…2人は地下に行こう。
あと、光と風は…」
『空、空が良い』
『僕も風を感じられるなら、空で良いかな』
「空か…なら、2人はそれでいいな。
ただ、2人は最後に作ることになるが大丈夫か?」
『『うん』』
「じゃ、取り敢えず…まずは火と水から行こう。
とりあえず、全員着いてきてくれ。
水の精霊は海を作るのもあって、1度この大陸見ときたいしな」

そういって、俺たちはその世界を全貌できる空へと向かった。

「うーん、どれくらいあれば行けるかな…よし、いっその事ある程度広めてから…川を作って、そっからかなり広めた辺りから海を作って…
あとは、その海に別の孤島を作って、そこを火山地帯に…
取り敢えずは、これで住んでくれ。
その添え木は植えたら俺の魔力で育つようになってるからな。
あとは、精霊が増えたり、手狭になってきたらまた言ってくれ。島を拡張するから。
水の精霊は、どっかに神殿でも作ってもいいし、出来たらサンゴ礁とかも作ってほしいかな」
『生物も作っていいのか?』
「うーん、そうだな。だが、作れるのか?」
『問題ない。それと…土の精霊をこっちにもくれ。
俺と土の精霊なら、主の力を借りなくても作れるし、地形の変更とかもできるからな。
あとは、俺自身が火山を自由に操作できるから、昔は生きてたディノ種なんかも作ってみてぇんだ』
「ディノ種?まぁ、良いぞ。んじゃ、引き続きがんばってく…ってか、お前らいよいよ性別が出てきてるな」
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