愛する息子へ

村上しんご

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息子の卑劣な行為

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 男女の関係になった筈なのに、タクヤとの距離を取り続けようとする真紀子の態度は相変わらずだった。



 3歳になったばかりの子供と大人の関係を持った背徳感は、ジワジワと彼女の心を蝕み続けて次第に生気を無くさせていた。

 誰に話しても自分が加害者としか受け取られないこの関係性は、犯された被害者なのに自分が悪いことをしているとしか感じられない気持ちにさせている。

 たとえどこかに訴えたとしても3歳の幼児が、子供を産んでいる30歳に近い女性を犯して、手玉に取っているなど鼻で笑って誰も信じてくれないだろう。



 気付かないフリをしている私の演技も拍車を掛けているのか、彼女はこの事を誰にも言えずに1人で抱えて卑屈になり、以前のような生き生きとした姿は無くなってしまっていた。

 しかもこの関係を続ける気など彼女には更々ないのに、タクヤに求められると抗い切れずにその身体を嫌々ながらも差し出していく。

 あれ以来、彼女は逢う度にタクヤに身体をせがまれて、誰も見てない所で強引に関係を繰り返されていた。



 タクヤの味をみっちりと刻み込まれた彼女の身体は、もはやそれが無くては生きていけない程に、どっぷりと深みにハマっていて逃げ出す事など出来ないだろう。

 嫌そうな素振りで自分を偽ろうとしていても、タクヤに挿入されて絶頂を迎える時の彼女は、自ら求める様に腰を振りだしている。

 そしていつの間にかタクヤにしがみ付いている自分自身に気付き、慌ててその身体から逃れようとする。



 既に身体はタクヤに依存してるのに彼女自身はそれに全く気付いていない。身も心もタクヤの手中に収められるのはもはや時間の問題で、彼女はもう後戻りできない所まできてしまっている。

 私からの連絡で家を訪ねてきた真紀子は、いつもの様に浮かない顔でぼんやりと俯いていた。

 まるで弱みを握られた人間が脅されている様なその態度に、タクヤはニヤニヤと笑いながら舌舐めずりを繰り返している。



 そんな事など知らない由紀子ちゃんは、勝手知ったる我が家の様に、家の中に上がり込み無邪気にはしゃぎ回っている。



「さあ、おばさん…中に入ってよ…」



 そう言いながら背後に回って真紀子を家の中に招き入れるタクヤは、そのお尻を嫌らしく撫で回しながら、ワンピースのスカートをじわじわと捲り上げていった。

 気付かないフリをする私の前で、彼女の桃の様なツルンとした奇麗なお尻が徐々に剥き出しにされて、タクヤの指がその谷間にゆっくりと埋もれていく。

 タクヤと約束でもしたのか、あれから真紀子が家を訪ねて来るときはいつも下着を履いてこない。しかも履き慣れていない筈のスカートをずっと履き続けて、いつでもその下半身をタクヤの自由にさせている。



 何も着けていないお尻をあからさまにされた彼女は、恥ずかしさに震えながらも、隠そうともせずにされるがままに身を委ねていった。

 耐え忍ぶその顔は屈辱に歪んで泣き出しそうなのに、タクヤはそんな彼女を甚振る様に、谷間に埋め込ませた指でお尻の穴をじわじわと刺激していた。

 俯いたままの彼女の息がまだ玄関先だというのに、次第に激しくなり悩ましい吐息まで漏れ始めている。



 何も見てないフリをする私はそんな彼女の事など放っといて、由紀子ちゃんを後を追ってリビングに向かっていった。

 何も知らない由紀子ちゃんに、こんな情けない母親の姿を見せる訳にはいかなかった。

 どうせ今日も真紀子はタクヤの手で、思う存分調教されていくことだろう。



 咲子の様に自ら求める様になるまでは、タクヤは容赦なく彼女を攻め続けて、ボロボロになるまでその身体をオモチャにする筈だ。

 私にせがんで買わせた大人のオモチャは、事前に靴箱の隅に用意されていて、タクヤはニヤニヤと笑いながらそれに手を伸ばしている。



「由紀子ちゃん、一緒にケーキ食べようか?…由紀子ちゃんの為に買って来たんだよ!」



「うん、食べる!食べる!」



 私は由紀子ちゃんにそう言うと、キッチンに用意していたケーキとジュースを持ってきて、リビングのテーブルの上に並べていった。



「どうぞぉ~」



「わぁ~美味しそう~…いただきま~す」



 子供らしい反応で大喜びをする由紀子ちゃんは、まだ姿を見せない母親の事などすっかり忘れているかのように、夢中になってケーキを食べ始めていく。

 口の周りに食べかすを付けながら、ケーキを食べていく無邪気な姿に、私はついさっきまでのタクヤと真紀子のドロドロとしたやり取りも忘れて和んでいた。



「ああっ!ずるいなぁ~」



 そんな時、タクヤが遅れて真紀子の手を引きながらリビングにやってくる。

 青ざめた顔で俯き加減の真紀子は、いつも以上に元気も無く、心ここにあらずといった様子で何処かソワソワしている。

 辺りを彷徨う虚ろな視線は、小さなリモコンを握り締めている、タクヤの手を頻りに気にしている。



「おばさんも座って一緒にケーキ食べようよ」



「……う…うん……」



 そんな真紀子が遠慮がちにソファーに腰を掛けると、スカートの中から無機質な機械音がヴィーンヴィーンと静かに鳴り響いていった。

 それと同時に身体をビクンビクンと震わせる真紀子は、微かに開いた唇を震わせながら、遠い目をして天を見上げていく。

 やり切れない思いを内に秘めた儚げなその表情は、見ているこっちの気持ちまで切なくさせて、モヤモヤとした思いを募らせていく。



 耳を澄ましていなければ聴こえてこないような微かな音は、タクヤの手に握られた小さなリモコンの操作によって、徐々にその音量を増しているのに由紀子ちゃんは気付かない。

 意地悪な顔でニヤニヤと笑うタクヤは、真紀子に見せつける様にそれをテーブルの上に置き、リモコンのボリュームを上げたり下げたりを繰り返していった。



「タクヤく~ん…それなぁ~に?」



 何も知らない由紀子ちゃんは思わせぶりに操作されている、タクヤのリモコンが気に掛かり、食べているケーキも置き去りにしてそれに興味を示していく。



「何だろうね…由紀子ちゃんも触ってみる?…何か面白い事が起こるかもよ…」



 その言葉に心ここにあらずでボーっと遠くを見つめていた真紀子が急に我に返り、血相を変えてそのリモコンを奪い取ろうとしていく。



「ダ、ダメっ!由紀子はそれに触っちゃダメーっ!」



 しかしリモコンはすんでのところでタクヤに奪われて、無情にも由紀子ちゃんに手渡されていく。



「おばさん…邪魔しないでよ…」



 物珍しいその形状に興味津々な由紀子ちゃんは、悪びれた様子もなく手にしたリモコンのスイッチを、手当たり次第に次から次へと押していった。

 すると真紀子の股間から機械的な音が激しく響き渡り、その身体がビクンビクンと痙攣を繰り返すと同時に、彼女は白目を剥いて天を見上げていく。

 口をポッカリと広げて虚ろな顔をするその姿はとても切なげで、まるで魂を吸い取られた抜け殻の様に空っぽになっている。



「何これぇ~別に何も起こらないじゃん!」



 いくらスイッチを押しても目に見える様な変化は何も起こらずに、由紀子ちゃんは興が冷めたように、手にしたリモコンをタクヤに突き返していった。

 またケーキを頬張っていく由紀子ちゃんは、目の前で激しく息を切らす母親の変化には全く気付いていない。

 未だに振動を繰り返し続ける股間のバイブは、真紀子のアソコを刺激し続けて、着々と次のピークへ向けて彼女を誘っている。



 昨日の夜に私もタクヤにこのオモチャを試されたが、吸引付きのこのバイブは強力で、吸われながらの中への振動は、望んでもいないのに私を何度も絶頂に迎わせていた。

 何も気付かずにケーキを頬張る娘の前で、真紀子は何度も絶頂を迎えている筈なのに、だらしのない姿は見せまいと必死に正気を保とうとしていた。

 しかし健気に耐えるその姿にタクヤが黙っている筈も無く、意地悪は増々エスカレートし、吸引のボタンは押され続けて激しさを増していく。



 悔しそうにじんわりと涙を浮かべる真紀子の前で、タクヤが楽しそうにニヤニヤと笑っていく。

 そんな時、ケーキを食べ終えた由紀子ちゃんが眠気を催してきたのか、ウトウトしながら相槌を打ち始めていった。



「お母さん…由紀子ちゃん眠そうだよ…皆でお昼寝でもしようか?」



 何かを企んでいるかの様なタクヤの言葉に、真紀子は困惑気味の顔をしながら、力を無くした様にうな垂れていった。

 既に嫌らしい女の匂いをプンプンとリビング中に充満させながらも、彼女はタクヤの女にされている事を決して認め様とはしなかった。

 お昼寝と言いながらもタクヤは挿入する気が満々で、半ズボンの股間の部分に逞しくテントを張り巡らせている。



 それを恐る恐る見つめる真紀子は嫌そうな顔をしながらも、タクヤには気付かれまいとひたすら顔を隠し続けていた。



「そうね…じゃあ皆で寝室に移動しましょうか?」



 タクヤの提案を素直に受け入れる私の言葉に落胆する真紀子は、最後の希望まで失ってしまったかのように、何もかも諦めてタクヤに手を引かれるままその後を付いていく。



「お母さんは由紀子ちゃん連れて来て…」



 私はタクヤの言葉に従う様に、由紀子ちゃんを抱き抱えると、2人の後を追って寝室へと向かっていった。

 寝室ではタクヤが枕とタオルケットを準備して、私たちの到着を今か今かと待っている。

 部屋の中に敷き詰められたカーペットには、無造作に枕が4つ並べられ、私はその一番端の枕に由紀子ちゃんを寝かせていく。



「おばさんは由紀子ちゃんの隣ね…」



 するとタクヤは呆然と立ち竦んでいる真紀子に、由紀子ちゃんの隣に添い寝するように促していく。

 やんわりとした口調て言ってはいるものの、高圧的なその態度には断ってはならないという空気が滲み出ていて、真紀子はそれに大人しく従うしかなかった。

 真紀子はタクヤの言葉通りに、おずおずとした様子を見せながら由紀子ちゃんの隣に寝転がり、自分と由紀子ちゃんの身体にタオルケットを被せていく。



 由紀子ちゃんを見守りながら添い寝する真紀子の背後には、当然の様にタクヤが寄り添う様に寝転がり、その背中に自分の身体をピッタリと密着させていく。

 タクヤを挟んで私も寝転がるが、見向きもしないタクヤは、早速真紀子の被ったタオルケットを捲り上げてその下半身をゆっくりと露出させていく。

 その途端に背後からでも分かるぐらいに震える始める真紀子は、抵抗したくても出来ない感じを滲み出し、ひたすら耐え忍ぶその姿に、タクヤは興奮を見せ始めていった。



 そしてワンピースのスカートがタクヤの小さな手で、ゆっくりと捲られて桃の様に奇麗なお尻が、抵抗も出来ずに剥き出しにされていく。

 それと同時に身体中に力が込められて、お尻の谷間はギュッと閉じられていくのに、タクヤはズボンを下げて準備万端の硬くなったアレを剥き出しにしていった。

 パンパンに膨らんだ先っぽでお尻を舐める様に撫で回し、真紀子の身体がその感触に反応してビクビクと痙攣を繰り返していく。



「ああ…中に入っているモノを取り出さなきゃね…」



 タクヤはそう言って挿入されていたバイブをゆっくりと引く抜くと、周りに滴った愛液をペロペロと舐めだしていった。



「おばさんのお汁美味しいなぁ~」



 彼女の耳元でそう呟きながら抜いたばかりのバイブを見せつけるタクヤは、想像以上にトロトロになっているそれを見て恥ずかしがる彼女の反応に喜んでいる。

 タクヤは枕元にそれを置くと何の前置きも無しに、大きくなったアレを唐突に彼女の中にズブッと埋め込んでいった。



「んっふっ!!!」



 突然の挿入で声が漏れそうになる彼女は慌てて両手で口を塞ぎ、声が漏れるのを必死になって堪えている。

 しかしタクヤは中を掻き回す様にゆっくりと腰を動かして、彼女の口からすすり泣く様な声が次第に漏れ始めていった。鳴り出して

 結合した部分からクチュクチュという卑猥な音が鳴り出して寝室中に響き渡っていく。



 気持ち良さそうな顔で淡々と腰を動かすタクヤは、由紀子ちゃんに顔を向ける彼女の正面に手を回し、ワンピースの胸元のボタンを一つ一つ外していった。



「さぁ、オッパイ、オッパイ…」



 背後から淡々と突き続けながら、そう言って胸のボタンを外していくタクヤは、もはや由紀子ちゃんが居る事など全く気にしていない。

 真紀子は頻りに首を振って、止めて欲しいと頼んでいるのにタクヤの手は止まらずに、その胸は私たちの居る前でプルンと弾け出していった。

 胸の先っぽをクリクリと捏ねながら、ゆっくりとアレの出し入れを繰り返していくタクヤは、真紀子を辱めることに喜びすら感じている。



 ウットリと真紀子を見つめるその顔は、夢見心地で快感に浸っているが、悶える彼女を攻め続ける腰の動きは激しさを増すばかりで少しも止まる気配が無い。

 死に物狂いで堪えてはいるものの、突かれ続けているうちに徐々にお尻が突き出している事を、真紀子は分かっているのだろうか。

 フーフーと荒い呼吸を繰り返し、必死に口をつぐむ彼女の事などお構いなしに、アレの出し入れは延々と続けられ、彼女の身体がついにヒクヒクと痙攣を繰り返していく。



 スヤスヤと眠る娘の前で彼女は大きく目を見開き、何かを叫ぶかのように大きく口を広げていった。

 涙を浮かべながら途方に暮れるその顔は母親の尊厳まで失って、ボロボロに傷ついた彼女の心情がまざまざと溢れ出している。

 グッタリと横たわり大粒の涙を流しながら感傷に浸る彼女は、もはやタクヤの女にされている事に逆らう気力すら残っていない。



 アレを咥え込んだ彼女のアソコから、精通の無かった筈のタクヤの白く濁ったモノが、太股を伝ってタラリと滴り落ちていく。
 大粒の涙を流し続ける真紀子は、天井を見上げながらいつまでも途方に暮れていた。



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