愛する息子へ

村上しんご

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堕ちていく私

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 公共の場で高校生の男の子と一つになってしまった私は、こんな関係は終わりにしたいと思いながらも疚しい関係をダラダラと続けていた。



 信二と言うこの男の子は私立の高校に通う1年生で、その残念な外見と陰湿な雰囲気で、今まで同性にすらも相手にされていなかったのか、いつも一人ぼっちで性格はかなり歪んでいた。

 最初は年頃の男の子だから当然かとも思ったが、覚えたてのテクニックで私を自分の物にしてしまおうという意欲が半端ではない。

 今までの人生の積もり積もった鬱憤を晴らすかのように性交に没頭し、子孫を残そうとしてるかの様に大量の精子を躊躇いなく私の中に注ぎ込んでくる。



 考えてみれば信二は、このままいけば一生女に縁が無いだろう。そんな信二が自由に如何わしい事をできる相手を手に入れたのだから、どんな事をしたって手放す筈が無い。

 身体を重ねる毎に横暴な態度になっていく信二には、やっとの思いで手に入れたオモチャを、誰にも奪われたくはないという気概が滲み出ている。

 その貪欲な欲望は全身全霊で私を弄ぶ事に向けられて、精魂尽きるまで相手にさせられる私は、その根ちっこさにほとほと嫌気がさしていた。



 信二には悪いがその交わりはタクヤと違って全く魅力を感じない。独り善がりな性行為で信二に攻められているよりも、タクヤの優しい指先で胸を弄ばれている方がよっぽどマシだとすら思えている。

 そんな私の心情を見透かしているのか、信二は求めてくる回数も増えて激しくなる一方だが、それとは真逆に私の気持ちは冷める一方だった。

 私を気持ち良くさせてるつもりなのだろうが、触れ合う彼の全てが気持ち悪くて堪らなかった。



 平日のいつもの時間に呼び出された私は、憂鬱な気持ちで信二との待ち合わせ場所に向かっていた。

 家に残してきたタクヤは咲子と子作りの真っ最中で、出掛ける私の事など気にも留めてはいなかった。

 待ち合わせ場所に向かう私の足取りは重く、口からは溜息ばかりが洩れている。



 私の身体を舐め回しながらニヤリと笑う、あの悍ましい顔を思い浮かべる度に身体中に鳥肌が立っていく。

 待ち合わせ場所に遅れて到着した私は、既に制服姿で待っている信二に、声を掛けることに戸惑っていた。

 出来ればこのままスルーして、何事も無かったように家に帰りたかったが、それをすれば信二は私の家まで訪ねて来てしまうだろう。



 相手をしてあげなければ駄々っ子の様に癇癪を起こす信二は、それの事しか頭になく周りなど何も見えていない。

 もし私がこの関係を終わりにしようと言ったとして、逆上する信二は何をするかも分からない。



「また、学校サボったの?」



 携帯を見ながら何かをブツブツと呟いていた信二は、私の声に気付くとキラキラと瞳を輝かせながら私に目を向けてきた。



「あっ、清美さん!」



 そう言いながら目を向ける陶酔しきったその顔は、既に私の裸でも頭に思い描いているかのように、だらしなく口を広げてニタニタと頬が緩んでいる。

 そんな他愛のない姿さえも気持ち悪いとしか思えない私は、もう身体中が信二の事を受け付けなくなっているのだろう。



「こんな事ばかりしてると碌な大人にならないわよ…」



 少しキレ気味に話しているのに、信二はその空気すら分からずにウットリと此方を見つめ、イラつく私は増々腹が立っていった。



「だって清美さんの身体が頭から離れないんだもん…」



 甘える様に言ってくるその言い方も気に食わない。私の股間の辺りに向けられた視線は、衣服の上から大切なところを透視して見てるかの様で、ゾワゾワとしたむず痒さがその部分から走っている。



「ふざけた事言わないで!さっさと行くわよ!」



 漸く私の苛立ちに気が付いたのか、その言葉でシュンとなる信二は、トボトボと私の後を歩き出していった。

 お互いが無言のまま暫く歩くと、いつも使っているホテルに到着し、再びテンションを上げる信二は私の腰に手を回して嫌らしくお尻を撫でていった。



「さぁ、早く入ろうよ…清美さん…」



 悍ましさを感じて咄嗟に信二の手を振り払う私は、何も言わずにタッチパネルを操作して、颯爽とホテルの1室にチェックインしていく。

 私の後を追って部屋に入ってくる信二は、まだベッドルームに到着すらしてないのに、背後から唐突に私の身体を抱きしめて、背中に頬ずりを繰り返しながら胸を揉み回していった。

 ブラウスの上から鷲掴みにされた胸は、信二の掌に揉まれながら、ゆっくりと形を変えていく。



「清美さん…しゃぶってぇ~…」



 その拘束から早く逃れたい私は、信二の顔を睨み付けながら「先にシャワー浴びてきて!」と吐き捨てる様に言った。



「僕、もう我慢できない…この前してくれたみたいにしてよ…良いでしょ?清美さん…」



 そう言って私の背中にベッタリとくっ付きながらゴネる信二は、こうなると私の言う事など聞きはしない。

 私は大きく溜め息を付きながら、ベッドルーム続く廊下の真ん中で、信二の前にしゃがみ込んでいった。

 学生ズボンの股間の部分は既に大きくなって、中のモノが飛び出そうと立派なテントを張っている。



 私は信二のベルトをカチャカチャと外し、学生ズボンを下ろすとパンツの中から、のっぺりとしたアレを指先で取り出していった。

 汗と酸っぱい匂いの入り混じった異臭の漂う信二のソレは、既にビンビンになってビクンビクンと激しく脈打っている。

 私の唇がソレの目前にあって、見下ろす信二はニヤニヤしながら舌舐めずりを頻繁に繰り返していた。



 ゆっくりと唇を近付けて軽いキスを繰り返すとビクビクと跳ね回り、私は制止させるように根元の部分を掌で包み込んでいった。

 ウットリとした顔で私の仕草を見下ろす信二は、徐々に呼吸を乱しながらも、私の頭を愛おしむ様に撫で回していく。

 キスを繰り返しながら軽く舌を這わせていくと、信二の口から甘い溜め息が漏れて、クネクネと身を捩らせていく。



「ああっ…清美さ~ん…ああっ…気持ちいい~…清美さ~ん…」



 繰り返される信二の譫言を聴きながら、私は唾液の滴った舌先で、チロチロとソレの裏筋を舐め回していった。

 興奮する信二はもう何も見えなくなっているかのように、薄目になりながら手にした私の髪を激しく掻き乱していく。

 先端の割れ目からは先走り汁が止めどなく溢れ出て、私は糸を引かせながらそれを掬う様に、舌先で割れ目を何度も擦っていく。



 すすり泣く様な信二の声を聴きながら、私はまったりとそれを咥え込んで、温かな体温で先っぽを包み込んでいった。

 口に包まれた平べったい先っぽは、強烈な臭いを放ちながらも思った以上に熱くなり、陸に上がった魚の様に口の中でビクビクと暴れ回っている。

 ジュポジュポと音を立てながら出し入れをゆっくり繰り返していくと、泣き出しそうに私を見つめる彼の顔が見る見る真っ赤になっていく。



 絡ませた舌をクルクル回しながらそれを繰り返していくと、口の中の硬くなったモノはビクビクと痙攣を繰り返し、先端があっと言う間に大きく膨らんで何かが勢いよく飛び出してくる。



「ああああああああ!イッちゃう!イッちゃう!出るーーーーーっ!」



 彼の絶叫と共に私の顔が股間に強く押し付けられて、口の中でビュルビュルとまき散らされる大量の精子は、喉奥にまで流れ込んで私はゴホゴホと咽ていった。

 全てを出し尽くして放心する信二は、肩で大きく息をして朦朧となりながらも、私の奉仕を労うように優しく頭を撫でていった。



「ハァハァ…今度は清美さんの番だよ…」



 恍惚の表情で私を見つめるその顔は、まるで女神でも称えているようだが、私は彼の言葉に落胆するしかなかった。



「ま、待って…先にシャワーを浴びさせて…」



 口の中に溜まった大量の精子を床に吐き捨てる私は、先にシャワーを浴びさせてとお願いするが、彼は嫌がる私の手を引いて無理矢理ベッドルームに連れていった。



「そんなの必要ないよ…清美さんの体臭を味わえなくなっちゃうじゃん…」



 気持ちの悪い彼のその言葉に私はドン引きしていた。青ざめる私をベッドに押し倒す彼は、覆い被さる様に身体を重ねて、私の胸に顔を埋めていく。



「清美さ~ん…清美さ~ん…」



 私の胸に埋もれながら子供の様に甘えてくる彼の姿に、更なる悍ましさを感じる私は、身体中には虫唾が走っているのにそれを我慢するしかない。

 この関係を今日で清算しようと考えていた私は、せめてもの償いとして今日は信二の好きなようにさせようと考えていた。

 胸に頬ずりを繰り返しながら、ブラウスのボタンがプチプチと外されて、私のブラジャーが徐々に剥き出しになっていく。



 胸の天辺の辺りをブラジャーごと口に含んでいく彼は、滴る唾液でそれをジンワリと湿らせていった。



「ハァハァ…良い匂いだぁ~堪んないよぉ…」



 彼の唾液でベチョベチョになっていくブラジャーの感触が、余計に気持ち悪さを掻き立てている。

 興奮する彼の吐息が敏感な部分を熱くして、気持ち良くも無いのに先端がプクッと膨らんでいく。



「さぁ、清美さんの可愛いいオッパイとご対面~!」



 そう言ってブラジャーが下にずらされて、何故だか大切な部分を見られる事に屈辱を感じる私は、歯を食いしばって瞳をきつく閉じていった。

 今日は我慢すると決めたのに、信二の言動がどうしても私の感情を逆なでしていく。

 剥き出しになった胸を見てニンマリと微笑む信二は、触れそうなくらい唇を近付けているのに、そこで舌舐めずりを何度も繰り返してジッとそれを眺めている。



「あっ!もう立ってる…ビンビンじゃん…」



 そう言って先っぽの観察を始める信二は、指先でチョンチョンとソコを突きながら、私の反応を楽しそうに見つめている。

 私は何だか彼がふざけている様な気がして、どこにも向けられない激しい怒りを感じていた。

 人を馬鹿にしたような彼の言動は、辱めを感じさせる事に長けているのか、いつも屈辱的な思いを募らせていく。



 かと言ってそんな事で怒っているのを悟られるのは、もっと屈辱的で何故だか恥ずかしい。

 私はそんな屈辱に耐えながら、むず痒さを感じるその部分を彼の指先で淡々と甚振られていった。



「清美さん…顔を真っ赤にさせてどうしたの?」



 そんな心情を知らない信二は、私が感じているとでも思っているのか、楽しそうに天辺を摘まんで捏ね始めていく。

 信二の指で引っ張られたりクリクリと回されるその部分は、少しづつ形を変えながらジンジンと熱くなっていく。



「気持ち良いんでしょ~?」



 何も言わずに唇を噛んで顔を背ける私の反応を見て、信二はニヤニヤと笑っている。



「舐めちゃおっかなぁ~」



 そう言いながら私の胸に顔を埋めていく信二は、突き出した舌先でぷっくりと膨らんだ先端の部分を、チロチロと擽り始めていった。

 そしてその途端にビクビクと身体を痙攣させる私の反応を見つめながら、それをスッポリと咥え込んでいく。

 決して気持ち良いと思っている訳じゃないのに、信二の舌の動きに身体が反応して言う事を聞いてくれない。

 口の中でヌルヌルと舐め回されて、そこから伝わる感触が少しづつ身体中を可笑しくさせていくのに、私は何も出来ずに身を任せていた。



 気持ち悪いと思っている筈なのに、呼吸が乱れて身体が熱くなっていく。

 舐め回されてしっぽりと濡れたその部分はジワジワと疼き始めて、アソコからラブジュースがどんどん溢れ出してくる。

 信二の身体を抱きしめる事などしたくない私は、いつの間にかベッドのシーツを強く握りしめ、これ以上反応は見せまいと何とか踏ん張っている。



 しかし先端をクルクルと舐め回す舌の動きは根ちっこく続けられ、認めたくは無いのに身体中の力が抜けて気持ちいいと思い始めていた。



「へへへ…清美さんはもう僕無しじゃ居られないね…」



 徐々に感じていく私の姿を見て、己のテクニックを過信する信二は、この状況に酔いしれる様に身体中の至る所をその手で優しく撫でていく。

 しつこいくらいの乳房への愛撫で身体中が敏感になった私は、さりげなく移動をしていく手の動きにすら反応して身体をビクつかせている。

 もう私はこれから信二が何をしようとしているのかさえ見てはいられない。



 悔し気に瞳を閉じる私は、そんな情けない自分の表情を見られたく無くて、両手で顔を覆い隠していった。



「あれ?恥ずかしくなっちゃったのかな?」



 しかし胸の先端をチュパチュパとしゃぶりながら、私のスカートを少しずつ捲っていく信二は、またしても的外れな事を言い出して私を更に苛立たせていく。

 捲られて徐々に露わになっていくパンティは、私の感情とは裏腹にビッショリと湿っていて、既に取り返しの付かない状況になっていた。

 そこに手を伸ばしていく信二は、しっとりと滴ったアソコの塩梅を確認すると、馬鹿にでもするかのようにクスッと笑いだしていく。



「清美さんのココ…僕のが欲しくて堪らないみたいだね…」



「馬鹿な事言わないで!」



 私を小馬鹿にする信二はそう言って、パンティの上から湿った部分をなぞる様に、アソコをゆっくりと甚振り始めていった。

 立てた爪で敏感な所を行ったり来たりされているアソコは、既にパンティの中で涎を垂らしながら、準備万端とでも言いたげにパックリと口を広げている。

 信二は隠れた部分のそんな状況を肌身で感じているのか、嬉しそうにしながらいつまでもそこを甚振り続けていった。



 私は不機嫌な態度で誤魔化そうとしているが、込み上げてくる切い思いは蓄積されて、声を我慢しながらその快感を必死になって耐えている。

 認めたくはないが気持ち悪いと思えば思うほど、その愛撫は私の触れられたくない心の部分を擽って、身体が勝手にどんどん反応し始めていく。

 どんなに抗おうとしても私の中に眠る本能が、ピョッコリ顔を覗かせて未知の扉を開こうとする。



 このまま否定を続けても、いつかは堕とされてしまうのに、こんな奴に気持ち良くさせられるなんて絶対認めたくはない。



「清美さん、ココも舐めちゃおっか?」



 そう言って私を見下ろす信二の顔は、含み笑いを堪えながら嫌らしくニヤニヤとほくそ笑んでいる。



「嫌よ!シャワー浴びさせてくれなかったんだから、そんなトコ舐めないで!」



「へへへへへっ…」



 私の言葉など聞く耳を持たない信二は、そんな反応に満足げな顔を見せながら、下半身に向かってゆっくりと顔を移動させていった。



「嫌っ!止めて!…余計な事しなくて良いから早く済ませちゃって!」



 移動していく信二の頭を必死になって止めようとしてるのに、信二は私の手を掻い潜り硬く閉じた脚を強引に開かせて大切な部分に顔を埋めていく。

 パンティの上から敏感な部分にピタリと触れた唇は、大きく息を繰り返しながらこんもりとした肉の部分をハムハムと甘噛みし始めていった。



「ちょっぴりオシッコ臭いけど…良い匂いだぁ~」



 そう言って私の神経を逆撫でする信二には、怒らせている自覚など全く無い。本能の赴くままセックスを楽しもうとしてるだけなのに、些細な言動が私の心に拒絶反応を起こさせている。

 湿った部分に吸い付いた唇は、パンティに染み込んだ愛液をチュウチュウと啜り始めて、私はまたしてもその悍ましさにゾッとするしかなかった。



「清美さんの粘膜美味しいなぁ~ちょっぴり酸っぱくて僕の好みだぁ~」



 そう言いながら突き出された舌が、割れ目に沿って行ったり来たりを繰り返して、私は堪らずに信二の頭を押し退けていった。

 そこからじんわりと伝わってくる信二の体温ですら気持ち悪いのに、大切な部分を舐められてると思うと何故だか悔しくて堪らない。

 信二の唾液が染み込んで履いているパンティは、もう履きたくも無くて直ぐにでも捨てるしか無いとまで思わせていた。



 しかしパンティをベチョベチョに濡らしていく信二の舌は、隙間から潜り込んで私のアソコを直に舐め始めていく。

 思わず「ひゃっ!」と声を上げる私は、そのヌルヌルとした蠢く感触に再び全身の力が抜け始め、彼のされるがままになっていった。

 陰毛をサリサリと掻き分けて、割れ目を抉じ開ける様に入ってくるヌルヌルとした感触は、ピチャピチャと音を立てながら私の中をゆっくりと掻き回していく。



 次第に虚ろになっていく私の瞳は焦点が定まらず、何もない所をぼんやりと見つめて彷徨い始めていく。

 信二の頭を押し退けている手には全く力が入らずに添えられているだけで、その役割は全く果たしていなかった。

 何度も身体を重ね合ううちに、信二は学習したのか私の弱い所を把握して、的確にそこばかりに狙いを定めてくる。



 気持ちでは拒否している筈なのに、私は自分でも知らないうちに信二の顔を股間に強く押し付けて、その頭を優しく撫で回していた。

 ずっと声を出すことを我慢していたのも拍車を掛けてしまったのか、その行動と共に牙城が崩れたように、悩ましい声が漏れて身体が悶え始めていく。



「清美さん…もう我慢できないでしょ?」



 その言葉と共に再び私に覆いかぶさってくる信二は、慌ただしくズボンとパンツを脱ぎ捨てて、私のパンティをずらすと、のっぺりとした硬くなったモノを割れ目の中心に宛がっていった。

 熱くなったその温もりを肌で感じる私は、まるでそれを欲しがるように腰を振り、信二を受け入れるかの様にその身体をギュッと抱きしめていく。

 平べったいモノが中にズブズブと埋もれていくのと同時に、唇は奪われて私はいつの間にか信二の唇を無我夢中で貪っていた。



 関係を続けているうちに、身も心も信二を受け入れ始めている事を、本当は心の奥底でずっと分かっていた。

 しかしそれを一度でも認めてしまったら、私は信二にのめり込み離れられなくなってしまうだろう。

 私のアソコが信二の形に合わせて、収縮を繰り返しながらそれを優しく包み込んでいく。



 彼の腰がゆっくりと動き始めて出し入れが始まると、逃さないと言いたげに中の壁がうねりながらマッタリとソレに絡み付いていく。



「やっぱり清美さんの中は気持ちいいよぉ~最高だぁ~」



 その言葉と共に信二の腰の動きは速くなり、私はその身体にしがみ付きながら、無我夢中で背中を撫で回していた。

 心の中で込み上げた切なさが破裂しそうな程膨らんで、もう周りなど何も見えなくなっていた。

 私の中をニュルニュルと擦り続ける感触に身も心もとろけだして、もうどうなっちゃっても良いとさえ思い始めている。



「き、清美さん…イク…イッちゃうよ…イ、イクーーーーーっ!!!」



 絶叫と共にビュルビュルとまき散らされる熱い精子を受け止めながら、私は信二の身体をギュッと抱きしめて、何かを失った様な気持ちのまま虚しく絶頂を迎えていった。



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