愛する息子へ

村上しんご

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裏切り

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「清美さんから連絡をくれるなんてどうしたの?…僕が欲しくなっちゃった?」



 滅多にない私からの連絡を受けて、それに喜ぶ信二は浮かれていた。

 待ち合わせ場所に到着した私にそう言いながら、冴えない顔でニヤニヤと笑顔を見せるその姿は、いつも以上の気持ちの悪さが滲み出ている。

 しかし欲情を押さえ切れない私は、一刻も早く信二に挿入して貰って何もかも忘れさせて欲しくて堪らない。



 タクヤと咲良が一つになろうとする光景を見て、既にその気になっている私は、今すぐにでも自分もあんな風に挿入して貰いたくて、ホテルまで我慢する事など到底不可能だった。



「ねぇ…もう待ちきれないの…どこでも良いから直ぐにハメてよ…」



 ここが公衆の場だというのにそう言って信二に縋寄る私は、既に理性など持ち合わせていなかった。

 顔を真っ赤に染めながら潤んだ瞳で信二を見つめる私は、雌の匂いをプンプンさせながら交尾をして欲しいと恥じらいも無くお願いしてるのだ。

 欲情を剥き出しにして自分を欲しがる私の姿に、ゴクリと生唾を飲み込む信二も、我を忘れて興奮を露わにしていく。



 慌ただしく周りをキョロキョロと見渡す信二は、公衆の多目的トイレを見付けると、私の手を引いてそこに向かって一目散に歩き出していった。



「き、清美さん…そこ!…そこで良いよね?」



 初めての野外での交わりに興奮して、信二の目は血走って周りなど何も見えていない。

 人気の少ない小さな公園だとはいえ、平日の昼間に制服姿の高校生と年の離れた人妻が、一緒にトイレに入いるのは誰が見ても異様にしか思えなかった。

 誰かに見られたら大事になりかねないと思い、私は信二を制する様に足の動きを止めていった。



「ちょっと待って…私が先に入るからアナタは後から入って来て…」



 その言葉に何でと言いたげにキョトンとする信二は、暫くするとハッと我に返り、周りの状況をゆっくりと見回していった。

 砂場やブランコの側で遊ぶ母子連れの姿を見て、信二は漸く私の言葉を理解したのか、少しづつ落ち着きを取り戻していった。



「じゃあ、僕が先に入るから清美さんが後から来てよ…」



 そう言って何故か嬉しそうに笑う信二は、絶対に頭の中で何かを企んでいる。



「分かったわ…10分くらいしたら中に入るから、そのくらい経ったらドアのカギを開けておいて…」



 私がそう言うと意気揚々とトイレに向かう信二は、ドアの前でキョロキョロと周りを見回して、挙動不審な様子のままトイレの中に消えていく。

 本当はあの勢いのまま一緒に中に入って、メチャメチャにされたかったが、もし誰かに見られて通報でもされたら私の人生は直ぐに終わってしまうだろう。

 私のスカートの中は既にパンティすらも履いてなく、剥き出しのアソコが準備万端と言いたげにパックリと口を広げて信二のアレを待っている。



 砂場で遊ぶ男の子の姿がタクヤと重なって見えて、プールでの光景を思い出す私は、もう衝動を押さえる事など出来なかった。

 いつも以上に途方もなく長く感じる時の流れが、信二との交わりを邪魔している様でもどかしくて恨めしい。

 ふと思い浮かべた信二の硬くなったモノが頭から離れなくなり、私はもう待つ事すら出来ずに、いつの間にか多目的トイレに向かってフラフラと歩き出していた。



 頭の中ではタクヤと咲良の挿入場面が、走馬灯のように駆け巡り私の判断力を狂わせている。

 ドアを開けるとフタの締まった便座の上に腰を降ろす信二は、下半身を丸出しにして股間で大きくなったアソコをビンビンに反り立たせていた。



「清美さん…準備OKだよ~直ぐにハメたいんでしょ~」



 そう言ってのっぺりとしたその部分を見せつける信二の態度に、気持ちの悪さを感じるものの今の私にはそんな事などどうでも良かった。

 直ぐにでも硬くなったその大きなモノで、飢えた私の中をいっぱいに埋め尽くして欲しくて、私は導かれる様に信二の膝の上に跨っていく。

 自らスカートを捲って準備万端のアソコを剥き出しにすると、硬くなったモノに手を添えながら、そこに目掛けてゆっくりと腰を沈めていく。



「もうパンティ脱いでたんだぁ…ホントに僕が欲しくて堪らなかったんだねぇ…ふぇふぇふぇ…」



 そう言って優越感に浸りながら薄気味悪く笑う信二は、私に身を任せてトロリと滴った割れ目の中に、パンパンに膨らんだモノを飲み込まれていった。



「わぁ~~~~~…やっぱり清美さんのは最高だぁ~」



 硬くなったモノが根元まで飲み込まれると、信二は満足そうにそう言いながら、甘える様に私の胸に顔を埋めて身体をギュッと抱きしめていく。

 疼きまくっていたアソコが信二でいっぱいになり、私は満足しようと無我夢中で腰を前後に動かしていった。



「清美さん!そんなに激しく腰を振らないで!出るから!…ダメ!出るってばぁ!」



 私の中の感触が気持ち良すぎるのか、入れたばかりだというのに泣きそうな顔でそう叫び始める信二は、さっきまでのウットリした様子など今はどこにも無い。

 必死になって射精を堪える信二の事などお構いなしに、私はクチュクチュとアソコの音を立てながら、腰を前後に振り続けて快感を貪っていった。



「だ…だめーっ!でっ…出るーーーーーっ!!」



 しかしそう叫びながら私の背中を強く抱き締める信二は、我慢しきれずに中に大量の精子を、ビュルビュルとまき散らしていく。

 それに満足しない私は放出中にも関わらず、自分も絶頂を迎えようと狂った様に腰を振り続けていた。

 なのに中のモノは精子を全て出し尽くすと、力を失くした様に挿入したままゆっくりと萎み始めていった。



 満足げな様子で私の身体にしがみ付きながら、絶頂の余韻に浸っている信二とは対照的に、悶々としたままの私は、この中途半端な気持ちをどうして良いのかさえ分からずに怒りが込み上げてくる。



「ちゃんと満足させてよ!」



 私は情けない信二の姿を睨み付けながら、吐き捨てる様にそう言って、繋がり合った身体から離れると直ぐに便座の前に跪いていった。

 私の粘膜に濡れてフニャフニャになっているソレは、水を与えられなかった植物のように萎れていて、さっきまでの逞しさなど微塵も感じられない。

 私はそんな元気の無いモノを掌に包み込むと、夢見心地でグッタリとする信二を見つめながら、それを口の中に含んで全体を咥え込んでいく。



 フニャフニャのソレは口の中で暴れることも無く、私の舌で自由自在に舐め回されて、芯の部分が少しづつ硬さを見せ始めていく。



「何してるの…?」



 そんな時突然聴こえた背後からの声に、私は信二のソレを咥えたまま石の様に固まっていた。

 夢中になってたとはいえ、誰かが入ってきた気配など全く感じられず、混乱する私は頭の中を必死になって整理していた。

 ここに入った瞬間に信二の性器を見て欲情してしまった私は、繋がる事に夢中になってはいたものの、カギを閉め忘れたつもりなど無い。



 何処かからいつの間にか現れた第三者は、交尾に夢中になっていた私たちの一部始終をずっと見ていたのだろうか。

 冷や汗を垂らしながら恐る恐る振り返ると、そこにはボロボロの服を着た5歳くらいの男の子が佇んでいた。

 薄汚れた身なりでボサボサの髪をした、ホームレスの様なその風貌は、どう見ても訳アリで真面な環境で育ってきたとは思えない。



 半立ちのモノを手にした私の姿を、キラキラと見つめるその眼差しは、何をしてるのかと興味津々で疚しい思いなど少しも感じられなかった。



「君…いつの間に入ってきたの?」



 予想外の観客の登場に何故か嬉しそうな信二は、臆することも無くそう言って、射精を終えたばかりのあられもない姿を誇らしげに見せびらかしている。

 男女の交わりさえまだ理解してない男の子は、私たちのこの行為が秘め事で、人が見てはイケない事だという事さえ分かっていないだろう。

 如何わしい雰囲気が充満するこの場で、男の子のあどけない様子は余りにも眩しくて、直視する事さえも何故だか罪の意識を感じてしまう。



 罪悪感に耐えきれなくなった私は、男の子の幼気な眼差しから逃れる様に、ゆっくりと顔を背けていった。



「ずっとここに居たよ…何してるの?」



 そう言ってキョトンとする男の子は、私と信二が許されない関係だという事も理解していない。

 目の前で行われていた不思議な行為が何なのかと、疑問に思った事を率直に私たちに問い掛けているのだ。



「僕とお姉さんは子供を作る為に、とっても良い事をしてたんだよ…」



 そう言って私に目を向けながら嫌らしく笑う信二は、男の子がずっとここに居たという事に驚くことも無く、寧ろ見られていたことを喜んでいるかの様に得意げになっていた。

 一方で高校生と如何わしい事をしていた現場を見られた私は、余りのショックでどうしたら良いのか分からずに途方に暮れていた。

 しかも何も知らない幼い子供に、そんな姿を見られてしまうなど、性的虐待をしてるのと何ら変わらない。



「えっ?子供作ってたの?良い事って…?」



 子供を作るという言葉にキラキラと瞳を輝かせる男の子の姿に、私は目を向けることも出来ずに、うな垂れたまま時が過ぎるのをジッと待っていた。



「ああ…とっても気持ちいい事してたんだ…」



「えっ?気持ちいいの…?」



 しかし得意げになって会話を続ける信二は、男の子が如何わしい事に興味を持つように、積極的に話を誘導している。

 私は嫌な予感を感じながらも2人の会話に口を挟む事も出来ずに沈黙を貫いていた。



「ああ…凄く気持ち良いんだ…」



「へぇ~良いなぁ~僕も子供欲しいなぁ~…僕、ずっと一人ぼっちだから寂しいんだ…」



 どんな環境で過ごしてきたのか分からないが、男の子の言葉には切実な思いが滲み出ている。

 自分の家族を作る事で一人ぼっちの寂しさを、解消できるとでも思っているのだろうか。

 そんな男の子の寂しさに付け込もうとする信二は、瞳をギラギラと輝かせながら、何かを企てているかのようにニヤリと微笑んでいった。



「子供作っているトコ…見てみる?」



 余りに馬鹿げた信二の言葉に愕然とする私は言葉さえ失っていた。

 こんな幼い子供にそんな事をしている所を見せつけるなど、正気の沙汰とはとても思えない。



「えっ?…良いの?…見たい!」



「何言ってるの!?こんな子供の前で!」



 耐えきれずに声を上げる私の姿を嘲笑う様に、信二は私を見下ろしてニヤニヤとほくそ笑んでいる。

 自分も同じことをすれば子供を作る事ができると、希望を抱く男の子の前で、信二は私を引き寄せると背後から抱き付いて胸を鷲掴みにしていった。



「ちょっと!何してるの!止めてよ!」



 ジタバタと手足を動かして必死に抵抗しているが、私の力では信二に抗う事など到底できなかった。

 信二の手でブラウスのボタンは一つ一つ外されて、胸を開けられる私はキラキラと瞳を輝かせる男の子の前で、ブラジャーに包まれた胸の膨らみを剥き出しにしていった。



「オッパイ見せてくれるの!?」



 そう言って露わになっていく私の胸に好奇心を抱く男の子には、信二と違って卑猥な感情など何処にも見られない。



「ふふふ…ペロ~ン!」



 信二はふざけた態度で私のブラジャーを一気に託し上げて、赤裸々に現れた胸の膨らみを此れ見よがしに男の子に見せつけていった。



「わぁ~奇麗だなぁ~」



 零れ落ちる様にプルンと揺れて現れた私の胸を見て、男の子は嬉しそうに言いながら瞳をキラキラと輝かせている。

 屈託の無いその純粋な眼差しは余りにもピュアで、急に恥ずかしさが込み上げる私は、男の子にこんな惨めな姿を見られたく無くて必死になって藻掻いていた。

 背後から信二に抱き抱えられる私は、男の子から顔を背ける様にうな垂れて、垂れ下がってくる前髪で真っ赤になった顔を隠していく。



 剥き出しになった胸を何とか隠そうとするが信二に両手首を掴まれて、開けっ広げになった胸はまた男の子に晒されていった。



「ふふふっ…吸ってみるかい?」



 信二はそう言って膨らんだ胸の天辺の周りを指先で撫でながら、ニヤリと不敵な笑みを浮かべている。



「だ、だめ~っ!!!」



「えっ!ホントにぃ~」



 渾身の叫びも無視されて信二の手に握られた私の胸は、男の子に向けて差し出されていった。

 ゆっくりと近付いてくる男の子の小さな姿が、どうしてもタクヤと重なって見えて、妙な感情が湧き上がってしまう。

 男の子の小さな唇が私の胸に吸い付いて、先っぽをチュウチュウと吸い始めていく。



「ダメーーーーーーーっ!!!ホントにダメーっ!」



 絶頂を迎えることが出来なくて疼いていた私の身体は、敏感になり過ぎて男の子のたどたどしい舌使いにも勝手に反応を見せ始めていく。

 泣き出しそうな顔をしてビクンビクンと痙攣を繰り返している私の反応に、信二はニヤニヤしながら喜んでいる。

 赤ちゃんが授乳でもするかのように、オッパイを貪る男の子の姿は可愛くて堪らないのに、エッチな気持ちが込み上げて正常な判断が出来なくなっていく。



「もぉ~こんな事しちゃダメなのにぃ~!」



 悔しそうな顔で声を上げる私は、いつの間にか男の子の頭を抱え込んで、愛おしむ様にその後頭部を撫で回していた。

 おぼつか無い舌の動きで先っぽをクルクルと転がされて、居ても立っても居られなくなった私は、悩ましい声を上げて男の子にしがみ付いている。



「清美さん…こんな子供にオッパイ吸われて感じちゃったの?」



 そう言って背後から私の顔を覗き込む信二は、スカートの中に手を忍び込ませて、私の敏感な部分を指先でピンピンと弾きだしていった。

 こんな子供にすら欲情をしてしまう私は、既に可笑しくなって人としてのモラルすら失いつつあるのだろうか。

 抱かれたくて堪らなかったタクヤの面影が、この男の子と重なって自分自身を制御できなくなっていく。



「ねぇ君も子作りしてみようか?ズボンを脱いでアソコ出してごらん…」



 信二の言葉に顔を上げる男の子は、何故かモジモジとしながら俯いていく。



「え~っ…僕、お姉さんのオッパイ吸っていたら何故だか硬くなっちゃった…」



 そう言って恥ずかしそうに股間を押さえる男の子の姿に、私の子宮がキュンキュンと疼き始めている。



「子作りするんだから硬くなって良いんだよ…そうじゃなきゃお姉さんの中に入らないからね…」



「えっ?そうなの?お姉さんの何処かにココを入れるの?」



「そうだよ…だからズボンを脱いで出してごらん…」



 信二は明らかに私たち2人を合体させようと目論んでいる。

 普段の私ならば絶対にそんな事など許しはしないが、今の私は完全に何処か可笑しくなっていた。

 男の子は恥ずかしそうにしながらもズボンとパンツをゆっくり脱いで、硬くなった小さなモノを剥き出しにさせていく。



 ピョッコリと飛び出した小指ほどの小さなソレは、何故だかとても可愛く見えて私の母性本能を擽っていく。



「清美さん…しゃぶってあげて…」



 信二の言葉に私は躊躇うことも無く、引き寄せられるように男の子の股間にゆっくりと顔を埋めていった。



「えっ?しゃぶるの?何だか怖いよぉ…」



 徐々に股間に迫ってくる私の唇に戸惑う男の子は、そう言いながらビクビクと腰を引かせていく。



「とっても気持ちいいからお姉さんに任せてごらん…」



 そう言いながら満足げにニヤニヤと笑う信二は、私たち2人の様子をAVでも見ているかのように楽しんでいる。

 私は指先で軽く摘まんだそのモノにチュッチュとキスを繰り返し、躊躇いがちに舌を突き出して根元からゆっくりと舐めまわしていった。



「く…擽ったいよぉ…」



 そう言って顔を顰める男の子は初めて味わう舌の感触に、どうして良いのか分からずに小刻みに身体を震わせている。

 私の舌に反応してピクピクと揺れ動く、小さなアソコが可愛らしく思えて堪らない。

 私は男の子を見つめながら、アンモニアの匂いが立ち込める皮の被った小さなソレを、パクっと咥え込んでゆっくりと出し入れを繰り返していった。



「わぁ~~~~~なにこれぇ~」



 私の温もりにスッポリと包まれて、険しかった男の子の顔付が、見る見るウットリとし始めていく。

 口の中で元気に飛び跳ねている小さなモノは、私の舌に乗せられてクルクルと舐め回されている。

 淡々と続けられる出し入れで、男の子の呼吸が荒くなり、その顔付がまた険しくなっていく。



「何か…変だよ…あっ!何か変!ああっ!」



 男の子のその言葉と共に口の中のモノはピクピクと激しく震えだし、何も放出してないのにゆっくりと萎み始めていった。

 何かを達成したかのように放心する男の子は、私に咥えられたまま呆然とその場に立ち竦んでいる。

 肩で大きく息を繰り返す心もとないその姿に、私の母性本能が疼きだして居ても立っても居られなくさせていく。



 私は口の中に入ったままの萎んだモノを、ゆっくりと舐めまわして挿入が出来るようにと復活させていた。

 こんな小さなモノでは満足しないのは分かっているのに、この子と繋がりたいという欲望を押さえる事など出来なかった。



「そろそろ子作りしてみようか?」



 そんな私の様子を見てニヤける信二は、そう言いながら男の子に挿入を促していく。



「えっ?これが子作りじゃなかったの?」



「違うよ…ここに入れるんだよ…」



 そう言って私の脚をM字に開かせる信二は、準備万端のアソコを御開帳させて、赤裸々になったその部分を男の子にまざまざと見せつけていく。

 しかし子供にはグロテスクにしか見えない女性器の生々しさに、男の子は明らかに引いた様子で言葉さえも失っていた。

 複雑な心境の私は目を丸くする男の子の視線から逃れる様に、ゆっくりと顔を背けていった。



「ほら…挿れてごらん…気持ちいいよぉ~」



「き…気持ちいいの?」



 男の子は躊躇いながらも、信二の言った気持ち良いという言葉に乗せられて合体しようと、ゆっくりと私に近付いてくる。

 信二が指を差すお汁の滴ったその部分に、復活したばかりの小さなモノが突き立てられて、それはツルンと飲み込まれて一気に姿を消していった。

 細くて短い中途半端な感触にもどかしい思いは募るばかりなのに、繋がったこの子が愛おしく思えて堪らない。



 中に入った小さなモノを存分に味わおうと、アソコがうねりながらそれに纏わり付き、奥へ奥へと吸い込んでいく。

 私は堪らずに男の子の身体をギュッと抱きしめて、その背中を無我夢中で撫で回していった。



「あったか~い…吸い込まれてる!」



 そう言って初めての感触に感動を見せる男の子は、中の柔らかさを味わうように腰を動かしていく。

 躊躇いがちなその動きは、訳もわからずにグリグリと結合部分を擦り付けてるだけなのに、、何故だか私を堪らない気持ちにさせていく。

 中で蠢いている硬くなったモノの感触は歯痒いだけなのに、一つになっている小さな存在が愛おしく思えてどうしようもない。



 私は堪らずに男の子の腰の動きに合わせる様に、一緒に気持ち良くなろうと自ら腰を動かしていった。

 クチュクチュと音を立てながら出し入れを繰り返していくと、次第に男の子の腰の動きは激しくなり呼吸もハァハァと荒くなっていく。

 瞳を閉じて必死になって腰を振っている男の子の姿が可愛くて、私はその子の頭を引き寄せて小さな唇を無我夢中で貪っていった。



「ん゛ーーん゛ん゛ーーーーーーーーっ!」



 男の子の呻き声と共に中で硬くなったモノがピクピクと痙攣を始めて、小さな身体が全身全霊で私にしがみ付いてくる。

 絶頂を迎えてもいないのに小さな身体を優しく抱き締める私は、何故だかとっても幸せで穏やかな気持ちに包まれていた。



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