愛する息子へ

村上しんご

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溺れていく私…

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 あの男の子の可愛らしさにのめり込んでしまった私は、許されない事だと分かっていながらも、この禁断の関係から逃れる事など出来なくなっていた。



 暇を見付けてはあの公園に1人で向かい、多目的トイレに籠って男の子と性交を繰り返していた。

 愛情に飢えたその子の名前は正彦と言って、唯一の肉親である筈の母親にすら育児放棄で見放されている。

 シングルマザーのこの子の母親は男が出来る度にその家に入り浸り、正彦を1人にして家には殆ど帰らなくなかった。



 正彦はその寂しさを紛らわす様に私との逢瀬に夢中になり、私は不憫なこの子を慰めようと渾身的な誠心誠意の交わりで心の傷を癒している。

 お互いの傷を舐め合うような合体を繰り返しているうちに、私たちはいつの間にか心まで結びつき離れられなくなっていた。

 ずっと一つになりたかったタクヤの面影もこの子と重なって、より愛着が深まっている。



 正彦を養子として引き取って夢の様な生活も思い浮かべていたが、真面な環境とは言えない私の家庭ではそれも現実的にはあり得なかった。



「お姉さん…これから何処行くの?」



 正彦を連れ立って近場の観光地を訪れたのは、私からのせめてもの労いだった。

 母親のフリをして観光地を巡り、年相応の子供の様に遊戯施設で遊ばせて、この子の抱える日頃の苦しみを、この旅で忘れさせてあげたかった。



「マー君、今日はママって呼ばなきゃダメだよ…」



 どうせ今日もこの子の母親は男の所に入り浸って、正彦の居る家には帰って来ないだろう。

 今日で5歳を迎えるこの子に一人ぼっちの荒れたアパートで、寂しい誕生日を過ごさせる事など私には出来なかった。



「今日はここに泊りましょう…もう予約は取ってあるんだよ!」



 それにいつも多目的トイレの中で愛し合い、誰かにバレたらと気が気ではない。

 こんな幼い子供とラブホテルに入る訳にもいかず、落ち着いた所で私の身体を存分に味あわせてあげるには、ビジネスホテルで一泊をするしかなかった。



「お泊りするの?ホントにぃ?」



 日頃感情を余り表に出さないマー君が、私の言葉に瞳をキラキラと輝かせている。

 私は受付で宿泊の手続きを済ませると、マー君の手を取ってカードキーに書かれたナンバーの部屋へと向かっていった。

 その道すがら私の手を強く握りしめてくる、この小さな手が愛らしくて堪らない。



 いつもとは違って今日は子供らしさを見せるマー君の姿に、母性本能が疼いてキスをしたくて堪らないのに、人目を気にしてずっと我慢していた。

 エレベーターを降りて部屋に入った瞬間に、私は我慢しきれずにマー君の身体を抱きしめてその唇を無我夢中で貪っていく。

 私に抱きしめられたまま身を任せるマー君は、私の動きに合わせて絡ませた舌をゆっくりと動かしている。



 お互いの舌が求め合うように絡みつき、興奮を押さえる事の出来ない私は、今すぐにでもハメたくて居ても立っても居られなくなっていた。

 マー君を迎え入れる為にアソコからは愛液がダラダラと溢れ出し、履いているピンクのパンティがビッショリと濡れている。



「マー君…一緒にお風呂入ろうか?…ママが奇麗にしてあげるからね…」



 その言葉にコクリと頷くマー君が可愛くて堪らない。私はオデコに優しくキスをすると、その手を取りながらバスルームへと向かっていく。

 一枚ずつ服を脱がせていくと虐待されてきた痕跡が至る所に現れて、私は不憫に思いながらもその事に触れることは出来なかった。

 既に硬くなってピョッコリと突き出しているモノを、何も言わずに口に含んで気持ち良くさせていく。



 それに身を任せるマー君は求める様に私の手を探し、探り当てた手に指を絡ませてギュッと握り締めていった。

 私を心から信頼しているのか、マー君は私のすることを全て受け入れて拒否することは無い。

 されるがままに身を任せる素直なところが、今までの男たちとは違って新鮮で、私はそんなマー君が愛おしくて堪らなかった。



 私が首を動かして出し入れを始めると、口の中のモノはピクピクと蠢いて、マー君の顔が見る見る虚ろになっていく。

 私は泣き出しそうなその顔をジッと見つめながら、舌で先端をクルクルと舐め回し絞り出す様に出し入れを繰り返していった。

 遠い目をして身体を震わせながら、気持ちが良いのを必死に堪えてるその姿が意地らしい。



 いつの間にかマー君の瞳はゆっくりと閉じられて、微かに開いた口からは荒々しい息遣いが、一定のリズムで繰り返されていく。



「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…ああ~っ!」



 まだ精通が無くて精子は出てこないが、マー君の悩ましい溜め息と共に、口の中のモノはピクピクと痙攣を繰り返し、私は激しく首を動かしていった。

 カチカチだったソレは私の唾液に塗れながら出し入れを繰り返されて、力を失くした様にゆっくりと萎み始めていった。

 私の手を握り締めたまま、ビクンビクンと身体を震わせるマー君は、潤んだ瞳で私の顔をジッと見ている。



 母親を見る様な信頼に満ちたその眼差しに、居ても立っても居られない衝動が込み上げて、胸がキュンキュンと時めいてくる。

 咥えたまま急いで服を脱いでいく私は、もう周りなど何も見えてなどいなかった。

 私の舌に舐め回されてムクムクと復活していくモノを早く膣の中に迎え入れたくて、その事ばかりが頭の中を埋め尽くしている。



「マー君…しちゃおうか?」



 裸になった私はそう言いながら顔を見上げると、マー君はコクリと頷いて私の身体を優しく押し倒していった。

 脱衣所のマットを背に寝転がる私は、大きく手足を広げてマー君を迎え入れていく。

 しっとりと濡れて準備万端の私のアソコに、マー君の小さなモノが優しく宛がわれて、少しずつ埋もれ始めていく。



 小指の様に細くて短いその感触に蟠りはあるものの、小さな身体で私を抱きしめてくる健気な姿に、私は幸せを感じずには居られなかった。



「ああっ…ママ~…」



 譫言の様にそう言いながら、気持ち良さそうに私の胸に顔を埋めてくるマー君が、可愛らしくて堪らない。

 中に入った小さなモノは喜びを表す様にピクピクと跳ね回り、ヘコヘコと動き始めるマー君の腰の動きに合わせてたどたどしく出し入れを繰り返していく。

 衝撃的な刺激では無いものの中に入ったその動きまで可愛くて、私は堪らずにマー君を背中をギュッと抱き締めていく。



「マ………マー君………ママの……オッパイ吸ってくれる?」



 顔を真っ赤に染めて私がそう言うと、マー君は小さな唇で先っぽを咥えながら、チュウチュウと音を立てて吸い始めていった。

 先端に沿って回る薄っぺらい舌の動きが意地らしくて、マー君を抱きしめて天井を見上げる私は、遠い目をしながら悩ましい声を上げて視線を漂わせていた。

 穢れの無い子供にこんな嫌らしい事をさせるなんて、ダメなのは分かっているのに、込み上げてくる欲望は少しも収まらない。



 私はマー君の背中を愛おしむ様に撫で回し、その小さな身体の感触を、貪るように味わい尽していった。



「ママ~…ママ~…」



 うねりながら中のモノをじっくりと締め付けていく感触が気持ち良いのか、マー君は私の事を呼び続けながら次第に腰の動きを激しくさせていく。

 密着するプニプニとした柔らかい肌が私の肌と擦れ合って、まるで優しく撫でられてる様な感触は気持ちが良くって堪らなかった。

 余りにも幼くてか弱げなこの子は、私が守ってあげなければならないと思いつつも、欲情は全く収まる気配すらない。



 私はマー君の腰を引き寄せて、クチュクチュと卑猥な音を立てながら、自ら左右に腰を動かし始めていった。



「あっ…ママっ…ママっ…ああっ!」



 陰部を擦り合わせる様な私の腰の動きで、温みを帯びた中のモノがピクピクと痙攣をし始める。

 それでも貪欲な私のアソコは、吸引する様に中のモノを絞り続けて、悶絶するマー君は私の胸に顔を埋めてグッタリとしていった。

 身体中をピクピクと痙攣させるマー君は、私の腕に抱かれながら、気を失ってしまったかのようにピクリとも動かない。



 私は精根尽きて夢見心地なマー君の身体を抱きしめながら、何とも言えない幸せな気分に酔いしれていた。



「ママ~…すっごく気持ち良かったよ…お風呂入ろう…」



 暫くすると正気を取り戻したマー君が、そう言いながら私の顔を覗き込み、チュッチュチュッチュとキスを繰り返してくる。

 私もそれに合わせる様に唇を重ねると、マー君の頭を強引に引き寄せて、口の中で絡ませた舌をクルクルと回していった。

 お互いの舌が唾液を交換する様に絡み合い、トローンとするマー君がまた呼吸を荒げていく。



 中に入った萎れたモノはまたムクムクと膨らんで、私は自ら腰をゆっくりと回し始めていった。



「じっとしてて…今度は僕がママを気持ち良くさせてあげる…」



 マー君はそう言って私に腰の動きを止めさせると、胸の先端を擽る様にチロチロと舐め始めていった。

 私の好きな攻められ方をいつの間に覚えたのか、優しく舐められ続けるその部分はジンジンと火照り始め、私はその覚束無い舌の動きに耐えることが出来ず声を上げていた。

 淡々と続けられるソコへの愛撫には愛情がたっぷりと込められていて、私を気持ち良くさせようというマー君の思いが沸々と伝わっている。



 ビクンビクンと痙攣を繰り返し大きく身体を仰け反らしていく私は、切ない思いが込み上げてどうしたら良いのかも分からなくなっていった。



「マ…マー君…とっても上手だよ…ああっ…マ~君っ…」



 私の反応に瞳を輝かせるマー君は得意げにもならずに、大切なモノでも扱うように胸への愛撫を繰り返し続けている。

 中に入ったモノを私のアソコがうねりながら締め付けて、マー君だって気持ち良い筈なのに、我慢して愛撫しているその姿に切ない思いが募り始めていく。



「ママのアソコもペロペロしてあげるからね…」



「ダ…ダメだよ…マー君…お風呂入ってないから汚いよ…」



「汚くなんかないよ…」



 そう言って笑顔を見せるマー君は、中のモノを引き抜くと私の股間にゆっくりと顔を埋めていく。

 寸前までマー君の硬くなったモノが入っていた私のアソコは、陰毛までビッショリと濡れて、未だにダラダラと涎を垂らしてパックリと口を広げている。

 雌の匂いがプンプン漂うそんなアソコに、唇から突き出されたマー君の舌が、ゆっくりと這いずり回り割れ目に沿って徘徊していく。



 ぷっくらと膨らんだ蕾の部分を小さな指で優しく撫でながら、入り口を行ったり来たりする舌の感触に切なさが増々込み上げて、私はマー君の頭をギュッと引き寄せていった。



「ママ~…ママのお汁とっても美味しいよ…」



 そんな事を言いながらアソコは舐め続けられて、余りの気持ち良さに私の意識が軽く飛んでいく。

 自分を気持ち良くしてくれたところを労おうとするマー君の思いが、痛いくらいに伝わって身体中が性感帯の様に敏感になっていく。

 私を大切にしてくれるこの子が愛おしくて堪らない。



「マ、マー君!ママ…イッちゃうよ………イク、イク、イクーーーーーっ!」



 マー君の頭を狂った様に撫で回しながら大きく仰け反る私は、そう叫んでピクピクと身体を痙攣させていった。



「ママ~…気持ち良かった…?」



 そう言いながらグッタリする私の顔を不安気に覗き込むマー君は、口元を私のお汁でビッショリと濡らしている。

 私を気遣うその優しさに居ても立っても居られなくなる私はマー君の頭を引き寄せて、またチュッチュチュッチュとキスを繰り返していく。



「マー君…もうベッドに行っちゃおうか?」



「うん…」



 2人の交わりはいつまで経っても終わらずに、マー君の小さな身体に跨る私は、ビジネスホテルのベッドを夜通しギシギシと軋ませていった。





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