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「涙があふれても」
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土曜日の夜、俺が1人暮らしをしているマンションで俺の彼女の真衣がつくってくれた夜ご飯を食べた後、リビングルームで2人でドラマを見て、その後、真衣が沸かしてくれたお風呂にそれぞれに入って、そして、今、また俺と真衣はリビングルームにある白色の長ソファーで並んで座ってくつろいでいた。
俺と真衣がこんな風に会うのは俺の仕事が最近、忙しかったので1ヶ月ぶりだった。
だけど、俺は例えどんなに会えない日が俺と真衣との間で続こうとどんなことがあろうともう離れることはないと思えるようになっていた。
それは多分、真衣も同じだと俺は思っている。
勿論、こんな風に思えるようになるまでには色々なことがあったけど。
そう。勿論、傷つけ合ってるな、もう一緒にはいれないかもしれないな。
そんなことを思った時もあった。
だけど、どんな時でも真衣は俺とずっと一緒にいたいと言ってくれて、俺の傍にずっといてくれて、俺にかけがえのない愛があるんだということを教えてくれたから。
「なあ真衣」
俺はいきなり真衣を抱きしめて真衣の名前を呼んだ。
だから真衣は少し驚いた顔をしたけど、でも、すぐに笑顔になった。
「何?」
「もしもな、これから先、俺と真衣との間にまた涙があふれてしまうような出来事があったとしても、もう俺は絶対に真衣を離さないからな」
「なあに? 急にどうしたの?」
真衣は優しい笑顔と口調でそう言う。
「うん、何か急に言いたくなったんだ。俺らはまたお互いに24歳で若いけど、でも、俺はもう真衣とずっと一緒に生きていきたいって思ってるし、真衣じゃなきゃ嫌だから」
「……潤也」
「俺は真衣にかけがえのない愛があるんだって教えてもらったから」
「潤也」
「だから、真衣、これからもずっと俺の傍にいて、ずっと俺にかけがえのない愛を与え続けてくれよな」
俺がそう言うと真衣は俺の顔を暫くじっと見た後、優しい笑顔で、だけど、力強い口調で、
「うん、潤也の傍にずっといるよ。そして、私も涙があふれそうな出来事が潤也と私の間に起きたとしても必ず潤也への愛を貫き通すよ」
そう言ってくれた。
そして、俺達はキスをして、その後は2人で手を繋いでもっと愛を確かめ合うために寝室へと向かった。
END
俺と真衣がこんな風に会うのは俺の仕事が最近、忙しかったので1ヶ月ぶりだった。
だけど、俺は例えどんなに会えない日が俺と真衣との間で続こうとどんなことがあろうともう離れることはないと思えるようになっていた。
それは多分、真衣も同じだと俺は思っている。
勿論、こんな風に思えるようになるまでには色々なことがあったけど。
そう。勿論、傷つけ合ってるな、もう一緒にはいれないかもしれないな。
そんなことを思った時もあった。
だけど、どんな時でも真衣は俺とずっと一緒にいたいと言ってくれて、俺の傍にずっといてくれて、俺にかけがえのない愛があるんだということを教えてくれたから。
「なあ真衣」
俺はいきなり真衣を抱きしめて真衣の名前を呼んだ。
だから真衣は少し驚いた顔をしたけど、でも、すぐに笑顔になった。
「何?」
「もしもな、これから先、俺と真衣との間にまた涙があふれてしまうような出来事があったとしても、もう俺は絶対に真衣を離さないからな」
「なあに? 急にどうしたの?」
真衣は優しい笑顔と口調でそう言う。
「うん、何か急に言いたくなったんだ。俺らはまたお互いに24歳で若いけど、でも、俺はもう真衣とずっと一緒に生きていきたいって思ってるし、真衣じゃなきゃ嫌だから」
「……潤也」
「俺は真衣にかけがえのない愛があるんだって教えてもらったから」
「潤也」
「だから、真衣、これからもずっと俺の傍にいて、ずっと俺にかけがえのない愛を与え続けてくれよな」
俺がそう言うと真衣は俺の顔を暫くじっと見た後、優しい笑顔で、だけど、力強い口調で、
「うん、潤也の傍にずっといるよ。そして、私も涙があふれそうな出来事が潤也と私の間に起きたとしても必ず潤也への愛を貫き通すよ」
そう言ってくれた。
そして、俺達はキスをして、その後は2人で手を繋いでもっと愛を確かめ合うために寝室へと向かった。
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