わたしの家の“変わったルール”

ロアケーキ

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お皿を割った罰 (姉目線)

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私には“まい”という妹がいる。
年は1つ下で、血は繋がっていない。

それでも私はまいのことが好きだった。
初めて妹ができた時はとても嬉しかったし、「お姉ちゃん」って呼ばれるのは憧れだったから夢のような気持ちだった。



でも、“あの日”は訪れた。
まいのパパが出て行って、ママの様子が変わったあの日。

「今日からお姉ちゃんの罪は、あんたにお仕置きすることにしたわ。」

この言葉を聞いてから、私はまいの迷惑にならないよう、“良い子”になろうと心がけた。

ただ、“出来の良い”まいとは違い、私がただ生活するだけでも“まい”はお仕置きをされてしまう。

これまで私がされていたお仕置きは、厳しさを増量し、ベルトコンベアー式にまいのもとに向かっていく。



いつからだろう、私はその“流れ”に慣れてしまっていた。
むしろ、『自分がお仕置きされないんだからラッキー』くらいに思っているくらいだ。

最近は、それとは別の感覚が生まれ、私が犯した罪で妹がお仕置きされるのを見ていると、“大切なところが熱くなる”感覚に襲われてしまう。

『この悪いことをしたら、どうなるんだろ…』
その好奇心が働き、今回、私はママが大事にしていたお皿を“割ってみた”。

案の定、私は怒られなかった。
更には心配までされた。

そして、まいには厳しいお仕置きが言い渡された。
私は罪悪感よりも、『今日はどんなお仕置きになるんだろ♫』という気持ちで頭がいっぱいだった。



バヂンッ!

「いっ…!?」

お仕置きが始まった。
この様子だと、今日はかなり厳しいお仕置きコースらしい。

久しぶりの厳しいお仕置きに、私の大切なところは、温度が上がっていた。

バヂンッ!

「いっだぁい!」

太ももを叩かれるたびに、部屋中に悲鳴が響き渡る。
すでに、太ももは手形の痣だらけでかなり辛そうだった。

『いたそう…』
私は自分の太ももをさすりながら、“姿勢を崩すことが許されない”妹のお仕置きを見守った。



「…もういいわよ。」

ママが許可を出した瞬間、まいは太ももを押されながらうずくまった。
顔を真っ赤にしてすすり泣く妹は、必死に痛みを堪えていた。

「さて、ウォーミングアップは終わりよ。着ている服を全て脱ぎなさい。」

休憩時間は全く与えず、ママが冷たい表情でまいを見下ろす。

まいはフラフラになりながらも立ち上がり、服を脱ぎ始めた。
シャツを脱ぐと最近“膨らみ始めた胸”が顔を出した。

『私よりも大きい…。』
自分の胸を押さえながら妹の胸と見比べる。
僅かな差ではあるが、自分よりも大きい胸へ、私は不貞腐れた視線を送った。

「次は悪いお尻にお仕置きするわ。ヘアブラシで百叩きよ。」

そんな私の思いを他所に、話は進んでいく。
まいは青い顔をしながら膝の上に行き、お仕置きを受ける準備をしていた。



バッヂィィン!!!

「ぎゃぁぁぁあ!!」

もの凄い音が部屋中に響き渡る。
それと同時にまいのお尻の真ん中に、ヘアブラシの形をした青紫色の痣がくっきりと浮かび上がった。

きっと、ママの大事にしていたお皿を“割ってしまった”ことが、逆鱗に触れてしまったんだと思う…。

バッヂィィィン!!!バッヂィィィン!!!

「あ゛ぁぁぁぁ!!いだぁぁぁい!!!」

今度は左右のお尻に連続でヘアブラシが振り下ろされる。
だった3発でお尻全体が青紫色に変色していた。



「ハァ…ハァ…さあ、終わりよ。…あら?」

その後、宣言通り100回ヘアブラシが振り下ろされた頃、ママの声がした。

まいは途中からぐったりして動かなくなったけど、ママは気にせず叩いていた。

お仕置きが終わり、まいの様子を伺うと、どうやら気を失っているみたいだった。

ママはまいを膝から下ろし、床に寝かせた。

バヂンッ!

「ほら、早く起きなさいっ!」

頰を叩かれ、真っ赤な手形を作りながら、まいは目を覚ました。

起きたばかりで状況を把握できていないのか、ボーッとしていた。

「…まい?お尻…大丈夫?」

「おしり?」

“優しい”私はまいのお尻の心配をする。
その言葉で状況を理解したのか、お尻の状態を確認していた。

「…い、い、いっだぁぁぁいっ!」

散々叩かれた痛みが押し寄せたのか、まいはお尻を押さえながら転げ回った。
押さえた瞬間、更に痛そうにしていたから、きっと“触るだけ”でも痛い状態なのだろう。

「うるさいわね。お仕置きが足りないのかしら?」

「もう嫌だぁぁ!わだしわるぐないのにぃぃ!!」

ついに限界を迎えたのか、普段はお仕置きに文句を言わないまいがママに反抗した。

「…そう。じゃあ出ていくのね?」

「…え?」

「この家のルールに従えないんなら、もういる必要はないでしょう?」

ママの言葉で、私はとても焦っていた。
もし、まいが出て行ってしまったら、“私は”どうなってしまうのだろう…。
これからのお仕置きは私が受けなくちゃいけないし、“この感覚”を味わうこともできなくなってしまう…。

「………お、お仕置きを受けます。」

そんなことを思っていると、まいはお仕置きを受ける決意をした。
正直、かなりホッとした私がいた。

「じゃあ次のお仕置きをするわ。テーブルの上でオムツ替えの姿勢になりなさい。」

どうやら次は“あのお仕置き”らしい。
まいは言われた通りにテーブルの上で姿勢を取った。
私のいる位置からは、まいの大切なところが丸見えだった。

「今からこの性器にお仕置きよ。平手で百叩きだからね。」

やっぱり“このお仕置き”だった。
しばらく、まともに歩くことができなくなってしまうお仕置き…。

ビッヂン!!

「いっだぁぁぁい!」

お仕置きが始まり、部屋中に“大切なところを叩かれる音”が響き渡る。
その余りにも痛々しい様子に、私は自分の大切なところを抑えて、震えていた。

バジッ!パァン!バシッ!バヂンッ!

「いだいっ!いっだぁぁぃ!もういやっ!」

その後も、ママの腕は振り下ろされ、その度にまいの悲鳴が上がる。
夕日が照らす部屋の中、汗を反射しながら跳ねる妹が綺麗に見えた。



「さて、最後はお立たせよ。早く立ちなさい。」

「うぅ…。」

ようやく、100回の罰を終え、まいは息を切らしている。
無情にも、次の罰を告げられ、すぐに動くことが出来なそうだった。

そんなまいと目が合う。
その可憐な姿に、私は頰が赤くなり、口を押さえていた。

「じゃあ仕上げの1発よ。しっかり歯を食いしばりなさい。」

「…はい、お願いします!」

バッヂィィィンッ!!!

その後、まいはなんとか立ち上がり、お立たせの姿勢となった。
最後の1発をもらい、悲鳴をあげながらもなんとか耐えていた。

「それじゃ、これでお仕置きは終わりよ。」

「…おじおぎ、ありがどぉございまじだぁ…。」

「反省中にお尻さすったりしてたら、また最初からだからね。」

「…あ゛い、わがりまじだぁ…。」

やっとお仕置きが終わり、まいは汗と涙でぐちゃぐちゃになった顔でママにお礼を言った。

まいが反省の姿勢をとり、ママが二階に向かう。
私はポケットにしまっていたスマホを取り出し、まいの身体を画面の中に収めた。

“カシャッ”

この写真は、後で私がする“行為”で使われることになる。
もう、スマホのアルバムは、まいのお仕置きの写真で埋め尽くされていた。

「まい…、ごめんね。」

「……。」

「おしり、痛い?」

「…すっごく痛いっ」

まいは凄く不機嫌そうに、私を睨みつけながら答える。
…その様子に、私はこのお尻を苛めたくなった。

「少しでも良くなるように。お姉ちゃんがなでなでしてあげるね。」

「…!?さ、触らないでっ!?」

「え…?」

まいがそう言うのはわかっていた。
だから、私は更にまいを困らせてみることにする。

「まい…、お姉ちゃんのこと嫌いなの…?」

「ち、違っ!?」

「…だって、嫌いだから触ってほしくないんでしょ?」

“あの日”以来、涙を流すのが上手くなった私は、いつものように泣き真似をする。
私が泣くとお仕置きされるのがわかっているまいは、焦り出していた。

「さ、触っていいからっ!だから泣かないでっ!!」

「よかった♫」

なでなで

「いっ!?」

案の定、まいは折れ、私に触る許可をくれる。
私は“特に痛がっている部分”を撫でながら、反抗的な妹に追加罰を与えていく。

なでなで、なでなで

「お姉ちゃんっ!!もう、やめてっ!!」

「え…、やっぱり、嫌いなの?」

「…っ!?」

再度、泣き真似をすると、まいは言葉を詰まらせた。
その後も、私の撫でる手は止まることなく、お尻にダメージを与えていった。



そのやりとりを繰り返していると、ついにまいがお尻を庇い出した。
私は“ニヤリ”と笑い、大声でまいの様子を心配すると、声を聞いたママが降りてくる。

その後、まいの“必死の言い訳”は虚しく、お仕置きはやり直しとなってしまう。



お仕置き後、3日間はまともに座ることが出来なくなった妹のために、私も学校を休み“手厚い看護”をしてあげた。

苛めの続きをたっぷりすることが出来て、とても満足な3日間となったのだった。

「完」
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