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“リモート”教育
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日がだんだんと短くなり、衣替えをする季節。
わたしはコーヒーカップを片手に穏やかな休日を過ごしていた。
最近飲めるようになったブラックコーヒーは、苦味とともに上品な安らぎを与えてくれる。
自分が大人の階段を登っている感覚に酔いしれ、スマホでゲームを始めようとした時だった。
ピコンッ♫
ふと、一通のメールがパソコンに届く音がする。
…そして、その一通のメールがわたしの穏やかな時間を壊すきっかけとなるのだった。
パソコンに届くメールとなると、心当たりは1つしかない。
カチッ
わたしは強ばりながら、そのメールを開く。
「…やっぱり。」
メールの送り主はわたしの“母”からだった。
その内容はこうだ。
『ゆうほ、今日を“定期的なお仕置き”の日にするわ。
いつものように動画を撮って、このメール宛てに送りなさい。
・平手100発
・太ももをヘアブラシ100発
これがお仕置きの内容よ。
もし今日中に送らなかったらどうなるか、……わかってるわね?』
…予想通りの送り主と内容。
わたしの顔がサーッと青くなっていくのを感じた。
・
わたしの両親は以前から、海外で仕事をしている。
その仕事の影響から、わたしの住んでる日本に帰ってくる日は少ない。
元々はわたしも日本と海外を行き来していたが、流石に大変だった。
そこでわたしが10歳になる頃、両親はマンションの一室を買い、わたしの“半一人暮らし”の生活が始まった。
…だが、うちは他の家よりも“躾”が厳しい家庭だ。
マンションを買う時の約束として、わたしのお仕置きは基本的に“リモート”で行うことになる。
しかも、一人暮らしのため、わたしが“自分”でお仕置きしなければいけなくなった。
……それから8年経つが、わたしへのお仕置きは未だに続いている。
・
「…はぁ。」
先ほどまでの穏やかさが嘘のように、わたしの顔には疲労の色が付いていた。
「……早く終わらせて寝よ。」
時刻は夕方の16時ごろ。
時間がたくさんあるともいえない中、わたしは立ち上がり、“お道具”を取りに部屋に向かう。
…大体、母の“宣告”はいつも急なのだ。
せめて、前日や午前中までに言ってくれれば、まだ余裕があるのに。
前回は友達と遊んでる際にメールが届き、帰宅した時には2時間ほどの猶予しかなかった。
あの時は焦りながら準備したため、“挨拶”などを省き、結局“やり直し”とされてしまう結末だった。
『お母さんの、バカ…。』
頭の中で母へ暴言を吐きながら“道具”を取り、リビングに戻ってくる。
持ってきたのは、ビデオカメラとヘアブラシだ。
…このビデオカメラへ、これからわたしの“醜態”を映し出さなければならない。
震える手でビデオカメラを固定し、深呼吸をすると録画を始めた。
ピッ♫
録画の音が鳴り、わたしは気持ちを切り替える。
カメラの映る場所へ移動し、上着に手をかけた。
スルンッ
エアコンをかけてはいるが、肌が空気に触れる面積を広げると、肌寒さが押し寄せてくる。
スルッ、スルッ…バサッ
次にシャツ、スカートを脱ぎ、わたしの肌を隠すのはブラとパンツの下着だけになった。
パチッ
ブラのホックを外し、両胸を抱くように抱え、ゆっくりと胸を晒していく。
そして最後となるパンツに手をかけるが、なかなかそこから進まない。
「…っ。」
スルッ…
恐らく時間にして10秒、体感時間だとさらに時間をかけ、わたしは一気にパンツを下ろす。
この年頃になって、生まれたままの身体をさらけ出すこの格好は、“恥ずかしい”という感情で押しつぶされていた。
我が家のお仕置きは、必ず“服を全て脱いだ”状態で行われる。
それは、大人の身体に成長した今も同じ。
そして、涙目になりながら、たった今脱いだ服を丁寧にたたんでいく。
たたみ終わると、わたしは改めてカメラの前に正座し、ゆっくりと頭を下げた。
「これから、“厳しいお仕置き”を始めさせていただきます。」
この“宣誓”から、わたしのお仕置きは始まるのだった。
・
カメラの前で四つん這いとなり、“恥ずかしい部分”を見せつける姿勢となる。
控えめに膨らんだ胸が揺れ、すっかり濃さを増した“あそこ”からは、スースーとした感覚が伝わってきた。
足を肩幅に広げお尻を突き出すため、今ごろは“お尻の穴”も丸見えの状態であろう。
「…これから、平手打ちのお仕置きをさせていただきます。」
その“屈辱的”なセリフで恥ずかしさに頰を赤く染めながら、わたしは右手を振り上げる。
バヂンッ!
「んっ!」
勢いよく振り下ろした手は、お尻の右側に当たった。
右手とお尻の当たった部分に、ジンジンとした痛みが押し寄せる。
当然だ。
だって、“全力”で叩いているのだから。
そんな自問自答を頭の中で行いながら、わたしは再度、右手を振り上げる。
…このお仕置きの辛いところは、お仕置き後も、“この映像”が残り続けることだ。
両親は、わたしの“この映像”を、何年も残し続けているらしい。
たまに、両親が帰宅して、数年前のお仕置きを見せられることがあった。
「恥ずかしいからやめて。」といった暁には、とても恥ずかしくて厳しい“折檻”を、母から直々にされた記憶もある。
だから、それ以降は、恥ずかしさに耐えながら、“自分のお仕置き”を見守るのだった。
・
バヂィィンッ!
「あ゛あぁっ!」
それから50回ほど右側を叩き続け、お尻には無数の手形が覆っていた。
自分でお尻を出し、叩いて叫び声をあげる
…側から見たら、なんとも滑稽な姿に見えるかもしれないが、わたしは必死だった。
以前、手を抜いてお仕置きをした際、「やり直し」のメールが送られてきた。
だがわたしは面倒になり、そのメールを“無視"した。
すると後日、帰宅した両親から、“恐ろしい折檻”をされたため、トラウマとなってしまったからだ。
「つ、次は左側を叩かせていただきます…。」
そう言うと腕を入れ替え、左手を高くあげる。
この“きつい姿勢”で痺れかけている左手だが、手を抜くわけにはいかない。
わたしはギュッと目を閉じると、白さが保たれたお尻に目掛け腕を振り下ろした。
・
「はぁ…、はあっ。」
あれから更に時間が経ち、ようやく計100叩きのお仕置きが終わる。
気がつくと辺りは暗く日が落ち、自分の手の赤みを確認できないくらいになっていた。
わたしは慌ててカーテンを閉め、電気をつける。
そして、ビデオの前へかがみ、お尻を見せつけた。
「み、見づらくなっててごめんなさいっ!平手100発終わりましたっ!!」
…これで暗くて見えなかったからやり直しなどと言われたらたまったものではない。
わたしは震えながら返事が来ることのないビデオカメラへお尻を向け続けるのだった。
・
それから5分後、時刻は17時を回っていた。
わたしは右手にヘアブラシを持ち、カメラの前で正座した。
そして、両足を広げ、左手を後ろに組む。
相変わらず“大事な部分”を晒しながら、わたしは口を開いた。
「こ、これからヘアブラシのお仕置きを始めさせていただきます。」
その言葉を言い切ると、高々と右手をあげる。
ビッヂィィンッ!!
「いっだぁぁいっ!!」
右太ももの内側、茂みから少し離れた部分に振り下ろし、悲鳴を上げた。
ゆっくりとヘアブラシをあげると、そこには青紫色の痣が浮かび上がっていた。
…グスッ
その痛みというよりは、自分の今していることへの“情けなさ”で、頬から涙が一筋垂れていく。
だが、“全力”でやらなければいけない以上、休みを入れることは許されない。
再度右手を上げ、今度は左側の太ももへ振り下ろした。
ビッヂィィンッ!!
「ぎゃぁぁぁっ!!」
太ももの真ん中に激しい痛みが走り、また部屋中に悲鳴が響く。
ビッヂィィンッ!!ビッヂィィンッ!!
「いだいぃぃっ!!もうゆるじてぇっ!?」
自分で痛みを与え、許しをこう
もはや、何が何だか分からなくなりそうな中、わたしは自分を痛め続けた。
痣は一つ、また一つと増えていく。
滝のように汗を流しながら、必死に数を重ねていった。
・
「グスッ…へアブラジのおじおぎ終わりました。」
ようやく決められた数が終わる頃、わたしの太ももは無数の痣に覆われ、目も当てられない状態になっていた。
中には内出血している部分もあり、その惨状はお尻よりもひどいかも知れない。
そしてわたしは正座したまま手を頭の上に組み、“反省”の姿勢となった。
そのままビデオカメラをしっかりと見つめる。
…これは、今味わった痛みを身体に馴染ませるための時間だ。
毎回きっちり“1時間”分設けられ、下半身の痛み・足の痺れと戦いながらの反省は、もはや“追加罰”のように感じている。
チラリと時計を見やり、その気が遠くなる時間を恨めしく思う。
もはやわたしにとってこのときは、“内心”で両親に悪態をつく時間だった。
・
ようやく1時間の時が経つころ、わたしの身体からは暑さが抜け、流れた汗に冷やされていた。
「これで、お仕置きを終了させていただきます。」
少し震え声で深く土下座し、ビデオの停止ボタンを押す。
ピピッ♫
「……いっだぁぁいっ!あと寒いっ!風邪ひいちゃう!…もうなんでいつも“こんなこと”しなくちゃいけないのぉっ!?」
リモートの中継が終わり、これまで我慢していた感情が一気に押し寄せる。
「……う、う…うわぁぁんっ!!」
《お仕置きが終わっても、大声で泣かないこと》
初めてお仕置きされた時からの決まりも、両親がいないこの場だからこそ破れる“特権”だ。
…それからしばらく泣き続けた後、メールでビデオを送信する。
その返信がくるのは“翌日”だ。
わたしは疲れた身体でシャワーを浴び、その後ベットへダイブし眠りにつく。
お仕置き前に脱いだ服を回収する気力は、すでになかった。
・
……そして翌日。
メールでお仕置きの“やり直し”を言い渡された…。
「完」
わたしはコーヒーカップを片手に穏やかな休日を過ごしていた。
最近飲めるようになったブラックコーヒーは、苦味とともに上品な安らぎを与えてくれる。
自分が大人の階段を登っている感覚に酔いしれ、スマホでゲームを始めようとした時だった。
ピコンッ♫
ふと、一通のメールがパソコンに届く音がする。
…そして、その一通のメールがわたしの穏やかな時間を壊すきっかけとなるのだった。
パソコンに届くメールとなると、心当たりは1つしかない。
カチッ
わたしは強ばりながら、そのメールを開く。
「…やっぱり。」
メールの送り主はわたしの“母”からだった。
その内容はこうだ。
『ゆうほ、今日を“定期的なお仕置き”の日にするわ。
いつものように動画を撮って、このメール宛てに送りなさい。
・平手100発
・太ももをヘアブラシ100発
これがお仕置きの内容よ。
もし今日中に送らなかったらどうなるか、……わかってるわね?』
…予想通りの送り主と内容。
わたしの顔がサーッと青くなっていくのを感じた。
・
わたしの両親は以前から、海外で仕事をしている。
その仕事の影響から、わたしの住んでる日本に帰ってくる日は少ない。
元々はわたしも日本と海外を行き来していたが、流石に大変だった。
そこでわたしが10歳になる頃、両親はマンションの一室を買い、わたしの“半一人暮らし”の生活が始まった。
…だが、うちは他の家よりも“躾”が厳しい家庭だ。
マンションを買う時の約束として、わたしのお仕置きは基本的に“リモート”で行うことになる。
しかも、一人暮らしのため、わたしが“自分”でお仕置きしなければいけなくなった。
……それから8年経つが、わたしへのお仕置きは未だに続いている。
・
「…はぁ。」
先ほどまでの穏やかさが嘘のように、わたしの顔には疲労の色が付いていた。
「……早く終わらせて寝よ。」
時刻は夕方の16時ごろ。
時間がたくさんあるともいえない中、わたしは立ち上がり、“お道具”を取りに部屋に向かう。
…大体、母の“宣告”はいつも急なのだ。
せめて、前日や午前中までに言ってくれれば、まだ余裕があるのに。
前回は友達と遊んでる際にメールが届き、帰宅した時には2時間ほどの猶予しかなかった。
あの時は焦りながら準備したため、“挨拶”などを省き、結局“やり直し”とされてしまう結末だった。
『お母さんの、バカ…。』
頭の中で母へ暴言を吐きながら“道具”を取り、リビングに戻ってくる。
持ってきたのは、ビデオカメラとヘアブラシだ。
…このビデオカメラへ、これからわたしの“醜態”を映し出さなければならない。
震える手でビデオカメラを固定し、深呼吸をすると録画を始めた。
ピッ♫
録画の音が鳴り、わたしは気持ちを切り替える。
カメラの映る場所へ移動し、上着に手をかけた。
スルンッ
エアコンをかけてはいるが、肌が空気に触れる面積を広げると、肌寒さが押し寄せてくる。
スルッ、スルッ…バサッ
次にシャツ、スカートを脱ぎ、わたしの肌を隠すのはブラとパンツの下着だけになった。
パチッ
ブラのホックを外し、両胸を抱くように抱え、ゆっくりと胸を晒していく。
そして最後となるパンツに手をかけるが、なかなかそこから進まない。
「…っ。」
スルッ…
恐らく時間にして10秒、体感時間だとさらに時間をかけ、わたしは一気にパンツを下ろす。
この年頃になって、生まれたままの身体をさらけ出すこの格好は、“恥ずかしい”という感情で押しつぶされていた。
我が家のお仕置きは、必ず“服を全て脱いだ”状態で行われる。
それは、大人の身体に成長した今も同じ。
そして、涙目になりながら、たった今脱いだ服を丁寧にたたんでいく。
たたみ終わると、わたしは改めてカメラの前に正座し、ゆっくりと頭を下げた。
「これから、“厳しいお仕置き”を始めさせていただきます。」
この“宣誓”から、わたしのお仕置きは始まるのだった。
・
カメラの前で四つん這いとなり、“恥ずかしい部分”を見せつける姿勢となる。
控えめに膨らんだ胸が揺れ、すっかり濃さを増した“あそこ”からは、スースーとした感覚が伝わってきた。
足を肩幅に広げお尻を突き出すため、今ごろは“お尻の穴”も丸見えの状態であろう。
「…これから、平手打ちのお仕置きをさせていただきます。」
その“屈辱的”なセリフで恥ずかしさに頰を赤く染めながら、わたしは右手を振り上げる。
バヂンッ!
「んっ!」
勢いよく振り下ろした手は、お尻の右側に当たった。
右手とお尻の当たった部分に、ジンジンとした痛みが押し寄せる。
当然だ。
だって、“全力”で叩いているのだから。
そんな自問自答を頭の中で行いながら、わたしは再度、右手を振り上げる。
…このお仕置きの辛いところは、お仕置き後も、“この映像”が残り続けることだ。
両親は、わたしの“この映像”を、何年も残し続けているらしい。
たまに、両親が帰宅して、数年前のお仕置きを見せられることがあった。
「恥ずかしいからやめて。」といった暁には、とても恥ずかしくて厳しい“折檻”を、母から直々にされた記憶もある。
だから、それ以降は、恥ずかしさに耐えながら、“自分のお仕置き”を見守るのだった。
・
バヂィィンッ!
「あ゛あぁっ!」
それから50回ほど右側を叩き続け、お尻には無数の手形が覆っていた。
自分でお尻を出し、叩いて叫び声をあげる
…側から見たら、なんとも滑稽な姿に見えるかもしれないが、わたしは必死だった。
以前、手を抜いてお仕置きをした際、「やり直し」のメールが送られてきた。
だがわたしは面倒になり、そのメールを“無視"した。
すると後日、帰宅した両親から、“恐ろしい折檻”をされたため、トラウマとなってしまったからだ。
「つ、次は左側を叩かせていただきます…。」
そう言うと腕を入れ替え、左手を高くあげる。
この“きつい姿勢”で痺れかけている左手だが、手を抜くわけにはいかない。
わたしはギュッと目を閉じると、白さが保たれたお尻に目掛け腕を振り下ろした。
・
「はぁ…、はあっ。」
あれから更に時間が経ち、ようやく計100叩きのお仕置きが終わる。
気がつくと辺りは暗く日が落ち、自分の手の赤みを確認できないくらいになっていた。
わたしは慌ててカーテンを閉め、電気をつける。
そして、ビデオの前へかがみ、お尻を見せつけた。
「み、見づらくなっててごめんなさいっ!平手100発終わりましたっ!!」
…これで暗くて見えなかったからやり直しなどと言われたらたまったものではない。
わたしは震えながら返事が来ることのないビデオカメラへお尻を向け続けるのだった。
・
それから5分後、時刻は17時を回っていた。
わたしは右手にヘアブラシを持ち、カメラの前で正座した。
そして、両足を広げ、左手を後ろに組む。
相変わらず“大事な部分”を晒しながら、わたしは口を開いた。
「こ、これからヘアブラシのお仕置きを始めさせていただきます。」
その言葉を言い切ると、高々と右手をあげる。
ビッヂィィンッ!!
「いっだぁぁいっ!!」
右太ももの内側、茂みから少し離れた部分に振り下ろし、悲鳴を上げた。
ゆっくりとヘアブラシをあげると、そこには青紫色の痣が浮かび上がっていた。
…グスッ
その痛みというよりは、自分の今していることへの“情けなさ”で、頬から涙が一筋垂れていく。
だが、“全力”でやらなければいけない以上、休みを入れることは許されない。
再度右手を上げ、今度は左側の太ももへ振り下ろした。
ビッヂィィンッ!!
「ぎゃぁぁぁっ!!」
太ももの真ん中に激しい痛みが走り、また部屋中に悲鳴が響く。
ビッヂィィンッ!!ビッヂィィンッ!!
「いだいぃぃっ!!もうゆるじてぇっ!?」
自分で痛みを与え、許しをこう
もはや、何が何だか分からなくなりそうな中、わたしは自分を痛め続けた。
痣は一つ、また一つと増えていく。
滝のように汗を流しながら、必死に数を重ねていった。
・
「グスッ…へアブラジのおじおぎ終わりました。」
ようやく決められた数が終わる頃、わたしの太ももは無数の痣に覆われ、目も当てられない状態になっていた。
中には内出血している部分もあり、その惨状はお尻よりもひどいかも知れない。
そしてわたしは正座したまま手を頭の上に組み、“反省”の姿勢となった。
そのままビデオカメラをしっかりと見つめる。
…これは、今味わった痛みを身体に馴染ませるための時間だ。
毎回きっちり“1時間”分設けられ、下半身の痛み・足の痺れと戦いながらの反省は、もはや“追加罰”のように感じている。
チラリと時計を見やり、その気が遠くなる時間を恨めしく思う。
もはやわたしにとってこのときは、“内心”で両親に悪態をつく時間だった。
・
ようやく1時間の時が経つころ、わたしの身体からは暑さが抜け、流れた汗に冷やされていた。
「これで、お仕置きを終了させていただきます。」
少し震え声で深く土下座し、ビデオの停止ボタンを押す。
ピピッ♫
「……いっだぁぁいっ!あと寒いっ!風邪ひいちゃう!…もうなんでいつも“こんなこと”しなくちゃいけないのぉっ!?」
リモートの中継が終わり、これまで我慢していた感情が一気に押し寄せる。
「……う、う…うわぁぁんっ!!」
《お仕置きが終わっても、大声で泣かないこと》
初めてお仕置きされた時からの決まりも、両親がいないこの場だからこそ破れる“特権”だ。
…それからしばらく泣き続けた後、メールでビデオを送信する。
その返信がくるのは“翌日”だ。
わたしは疲れた身体でシャワーを浴び、その後ベットへダイブし眠りにつく。
お仕置き前に脱いだ服を回収する気力は、すでになかった。
・
……そして翌日。
メールでお仕置きの“やり直し”を言い渡された…。
「完」
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