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“お残し”は許しませんっ!3(ちなつ目線)
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「うぅぅ…、お股いだぃぃ…。」
学校から届いた通知表の出来が悪く、ママとおにぃちゃんから厳しいお仕置きを受けた日。
私のお股は青紫色の痣に覆われズキズキと鈍い痛みが続いていた。
お仕置き後、お風呂に入る時はもちろん、おトイレやベッドに入った今だって痛すぎて寝付くことが出来ずにいる。
…“これまで”の経験から、この痛みはあと数日ほど続くことが予想できた。
『なんで私が“こんな目”に合わなくちゃいけないのぉ…。』
痛々しいお股を服の上から優しく撫でながら、今日のことを思い出す。
ママが怖いのは昔からのことだけど、最近はおにぃちゃんが“生意気”になった気がする。
ちょっと成績がいいからってママに褒められて、私が70点のテストを持ち帰ってきてもママは褒めてくれないのに…。
その瞬間、最近のおにぃちゃんに対するイライラが増していく。
『もう、おにぃちゃんもまたママから“お仕置き”されればいいのに。……そうだ。』
私の頭の中がスッとする作戦を思いつくと、口に手を当てながら笑みが溢れるのを抑える。
…そのためにはまず。
ガチャッ
パチッ
こっそりとドアを開け、真っ暗なリビングに着くと電気を付ける。
そのまま隣のキッチンに行き、冷蔵庫の扉を開けた。
「えーと、確かここに…、あったっ!!…あっ」
見つかった嬉しさからつい叫んでしまった口を押さえ、周りを確認する。
…ママやおにぃちゃんが起きた気配はなく、キッチンは静まり返っていた。
「…はぁっ。」
ホッと胸を撫で下ろすと、冷蔵庫からキンキンに冷えた“ママのビールの缶”を取り出した。
「…えいっ!」
プシュッ
缶の蓋を頑張って開けると、お目当ての“黄色い液体”が缶の淵に数滴付く。
…私が考えた“作戦”はこうだ。
この液体を寝ているおにぃちゃんのお股に垂らして、水溜まりを作る。
朝になって“お漏らし”に気づいたおにぃちゃんがママに報告し、お股を沢山お仕置きされる。
……完璧だ。
「ふふっ。」
泣き叫ぶ生意気なおにぃちゃんが浮かび、抑えていた笑みが溢れ出る。
後はこれをおにぃちゃんの部屋にもって…
「…あんた、何やってんの?」
「ひゃんっ!?」
ガンッ
乾いたキッチンに、今は1番聞きたくない声が響き渡り、私の身体が跳ね上がる。
それと同時に手が滑り、ママのビールを床に落とし、中身を溢してしまった。
「それっ、ママのビールじゃないのっ?…しかも床に溢してっ!!」
恐る恐る後ろを振り向くと、そこには腕を組み、私を睨みつけるママが立っていた。
「あ、…あのっ。」
それがわかった瞬間、私の頭の中が真っ白になり、うまく言葉を出せずにいる。
「何をしてるのって聞いてるのっ!!」
ギュッ
「いだいぃっ!?」
突然私の左耳が上に引っ張られ、激痛が脳に伝わってくる。
「正直に言いなさいっ!!」
ギュウウッ
「ああ゛ぁっ!?…マ、ママのビールをおにぃちゃんのお股にかけようとしてましたぁっ!!」
「なんでそんなことしようとしたのっ!?」
ギュッ
「い゛いぃっ!?お、おにぃちゃんがお漏らししたって事にして、ママからお仕置きされるためぇっ!?」
「またそんなバカなこと考えてっ!?」
ギュウウッ
「いっだぁぁいぃっ!?」
パッ
耳に与えられる激痛が突然止み、私は耳を庇いながらうずくまった。
耳が取れていないことに対する安心感と、“作戦”が完全にバレてしまった恐怖感からママの顔を見れずにいる。
「……あんた、今日あんなに痛いお仕置きをしてあげたのに、全然反省していないじゃない。」
ビクッ
先ほどまで怒鳴るように怒っていたママの声がいきなり静かなトーンに変わる。
これは“本気”で怒っている合図なのを、私は短くないお仕置き生活で“学んで”いた。
「マ、ママッ!そのっ…」
「ちなつ、あんたにはこんな生ぬるいお仕置きじゃ足りないみたいだから、今日からは“毎日”お仕置きをしてあげるわ。」
「ま、毎日っ!?」
「きっとそれでも足りないだろうから、明日からの1ヶ月間は“おしっこ管理”のお仕置きも追加するわ。…この家にいる間はママの指示するタイミング以外でおしっこを禁止します。」
「そ、そんなぁ…。」
「もし指示したタイミング以外でおしっこをしたくなったら、“お庭”でさせてあげる。…もちろん、お股には我慢出来なかった罰をたっぷりあげるから、覚悟しなさい。」
「い、いやだぁ…。」
あまりの内容に、私はお股を庇いながら涙が溢れ出す。
「あら、まだ反抗するのね。…いいわ、今から与えるお仕置きでそんなことも言えなくなるだろうし。」
「ご、ごめんなさ…」
「さあちなつ、着てる服を全部脱いでリビングに来なさい。テーブルの上で“おむつ替え”の姿勢になるの。」
その言葉を聞いた瞬間、私は自分の“これから”を悟って首を横にブンブンと振った。
バヂンッ!
「いい゛ぃぃっ!?」
その振っている左頬が思いっきり叩かれ、私は動きを止めた。
「言う通りにするまで叩き続けるわよ?」
ママは腕を大きく振り上げながら、私を睨みつける。
「い、今脱ぐっ!脱ぐからぁぁっ!!」
その恐怖感からパジャマの上下とクマさんの柄の入ったパンツを脱ぎ捨て、リビングに急いで走って行く。
テーブルに上がっておむつ替えの姿勢になると、今日のお仕置きで痛々しい色になったお股が視界に入った。
「じゃあお仕置きを始めるわよ。…ご近所迷惑になるから叫び声は出さないようにしなさい。」
バチャッ
「ひいぃっ!?」
ママは水道からコップに水を汲み、それを私のお股にかける。
いきなりの冷たさとお股から感じる激痛に、早くも私の口からは悲鳴が溢れ出た。
「じゃあ今日は久しぶりに“これ”を使うわよ。…明日からのお仕置きでも毎日使うから“予備”も買っておかないといけないわね。」
「……もう、やだぁ。」
ママの手には、滅多なことでは使われない“ケイン”と言う細長い木の棒が握られていた。
この棒からは想像を絶する痛みが与えられ、これまでに“たった一度”しか使われていないのに、私の1番嫌いなお道具として“堂々の一位”を獲得しているほどだ。
「ほらちなつ、なにボーッとしてるの、今からお股の“中”を叩いてあげるから、自分で開きなさい。」
「……ママ、ごめんなさい。…ちなつ、いい子になります。……だから、…だから」
もはやこれ以上の痛みの想像が出来ず、私は声を震わせながら必死に許しを求める。
「だから“いい子”になるためにお仕置きを受けるんでしょ?…早くしないとお兄ちゃんを起こして手伝ってもらうわよ。」
「……。」
スッ
「い゛っ…」
身体が私の意思とは関係なく勝手にお股を開き、押し寄せる激痛が私の身体を駆け巡る。
…なんで、“こんなこと”になっちゃったんだろ。
……ただ、おにぃちゃんの“痛がる姿”を見たかっただけなのに。
何気なくチラッと横を見ると、部屋の隅にある姿見に“自分の姿”が映っていた。
…これから痛がる様子を嫌というほど晒し出すことになるだろう、その“哀れな姿”が。
「…あはっ。」
もはや呪いのように自分へ“返ってくる”状況に、乾いた笑いが溢れる。
…正面に顔を戻すと、そこには高々と上げたケインを振り下ろす“ママの姿”が映るのだった。
「完」
学校から届いた通知表の出来が悪く、ママとおにぃちゃんから厳しいお仕置きを受けた日。
私のお股は青紫色の痣に覆われズキズキと鈍い痛みが続いていた。
お仕置き後、お風呂に入る時はもちろん、おトイレやベッドに入った今だって痛すぎて寝付くことが出来ずにいる。
…“これまで”の経験から、この痛みはあと数日ほど続くことが予想できた。
『なんで私が“こんな目”に合わなくちゃいけないのぉ…。』
痛々しいお股を服の上から優しく撫でながら、今日のことを思い出す。
ママが怖いのは昔からのことだけど、最近はおにぃちゃんが“生意気”になった気がする。
ちょっと成績がいいからってママに褒められて、私が70点のテストを持ち帰ってきてもママは褒めてくれないのに…。
その瞬間、最近のおにぃちゃんに対するイライラが増していく。
『もう、おにぃちゃんもまたママから“お仕置き”されればいいのに。……そうだ。』
私の頭の中がスッとする作戦を思いつくと、口に手を当てながら笑みが溢れるのを抑える。
…そのためにはまず。
ガチャッ
パチッ
こっそりとドアを開け、真っ暗なリビングに着くと電気を付ける。
そのまま隣のキッチンに行き、冷蔵庫の扉を開けた。
「えーと、確かここに…、あったっ!!…あっ」
見つかった嬉しさからつい叫んでしまった口を押さえ、周りを確認する。
…ママやおにぃちゃんが起きた気配はなく、キッチンは静まり返っていた。
「…はぁっ。」
ホッと胸を撫で下ろすと、冷蔵庫からキンキンに冷えた“ママのビールの缶”を取り出した。
「…えいっ!」
プシュッ
缶の蓋を頑張って開けると、お目当ての“黄色い液体”が缶の淵に数滴付く。
…私が考えた“作戦”はこうだ。
この液体を寝ているおにぃちゃんのお股に垂らして、水溜まりを作る。
朝になって“お漏らし”に気づいたおにぃちゃんがママに報告し、お股を沢山お仕置きされる。
……完璧だ。
「ふふっ。」
泣き叫ぶ生意気なおにぃちゃんが浮かび、抑えていた笑みが溢れ出る。
後はこれをおにぃちゃんの部屋にもって…
「…あんた、何やってんの?」
「ひゃんっ!?」
ガンッ
乾いたキッチンに、今は1番聞きたくない声が響き渡り、私の身体が跳ね上がる。
それと同時に手が滑り、ママのビールを床に落とし、中身を溢してしまった。
「それっ、ママのビールじゃないのっ?…しかも床に溢してっ!!」
恐る恐る後ろを振り向くと、そこには腕を組み、私を睨みつけるママが立っていた。
「あ、…あのっ。」
それがわかった瞬間、私の頭の中が真っ白になり、うまく言葉を出せずにいる。
「何をしてるのって聞いてるのっ!!」
ギュッ
「いだいぃっ!?」
突然私の左耳が上に引っ張られ、激痛が脳に伝わってくる。
「正直に言いなさいっ!!」
ギュウウッ
「ああ゛ぁっ!?…マ、ママのビールをおにぃちゃんのお股にかけようとしてましたぁっ!!」
「なんでそんなことしようとしたのっ!?」
ギュッ
「い゛いぃっ!?お、おにぃちゃんがお漏らししたって事にして、ママからお仕置きされるためぇっ!?」
「またそんなバカなこと考えてっ!?」
ギュウウッ
「いっだぁぁいぃっ!?」
パッ
耳に与えられる激痛が突然止み、私は耳を庇いながらうずくまった。
耳が取れていないことに対する安心感と、“作戦”が完全にバレてしまった恐怖感からママの顔を見れずにいる。
「……あんた、今日あんなに痛いお仕置きをしてあげたのに、全然反省していないじゃない。」
ビクッ
先ほどまで怒鳴るように怒っていたママの声がいきなり静かなトーンに変わる。
これは“本気”で怒っている合図なのを、私は短くないお仕置き生活で“学んで”いた。
「マ、ママッ!そのっ…」
「ちなつ、あんたにはこんな生ぬるいお仕置きじゃ足りないみたいだから、今日からは“毎日”お仕置きをしてあげるわ。」
「ま、毎日っ!?」
「きっとそれでも足りないだろうから、明日からの1ヶ月間は“おしっこ管理”のお仕置きも追加するわ。…この家にいる間はママの指示するタイミング以外でおしっこを禁止します。」
「そ、そんなぁ…。」
「もし指示したタイミング以外でおしっこをしたくなったら、“お庭”でさせてあげる。…もちろん、お股には我慢出来なかった罰をたっぷりあげるから、覚悟しなさい。」
「い、いやだぁ…。」
あまりの内容に、私はお股を庇いながら涙が溢れ出す。
「あら、まだ反抗するのね。…いいわ、今から与えるお仕置きでそんなことも言えなくなるだろうし。」
「ご、ごめんなさ…」
「さあちなつ、着てる服を全部脱いでリビングに来なさい。テーブルの上で“おむつ替え”の姿勢になるの。」
その言葉を聞いた瞬間、私は自分の“これから”を悟って首を横にブンブンと振った。
バヂンッ!
「いい゛ぃぃっ!?」
その振っている左頬が思いっきり叩かれ、私は動きを止めた。
「言う通りにするまで叩き続けるわよ?」
ママは腕を大きく振り上げながら、私を睨みつける。
「い、今脱ぐっ!脱ぐからぁぁっ!!」
その恐怖感からパジャマの上下とクマさんの柄の入ったパンツを脱ぎ捨て、リビングに急いで走って行く。
テーブルに上がっておむつ替えの姿勢になると、今日のお仕置きで痛々しい色になったお股が視界に入った。
「じゃあお仕置きを始めるわよ。…ご近所迷惑になるから叫び声は出さないようにしなさい。」
バチャッ
「ひいぃっ!?」
ママは水道からコップに水を汲み、それを私のお股にかける。
いきなりの冷たさとお股から感じる激痛に、早くも私の口からは悲鳴が溢れ出た。
「じゃあ今日は久しぶりに“これ”を使うわよ。…明日からのお仕置きでも毎日使うから“予備”も買っておかないといけないわね。」
「……もう、やだぁ。」
ママの手には、滅多なことでは使われない“ケイン”と言う細長い木の棒が握られていた。
この棒からは想像を絶する痛みが与えられ、これまでに“たった一度”しか使われていないのに、私の1番嫌いなお道具として“堂々の一位”を獲得しているほどだ。
「ほらちなつ、なにボーッとしてるの、今からお股の“中”を叩いてあげるから、自分で開きなさい。」
「……ママ、ごめんなさい。…ちなつ、いい子になります。……だから、…だから」
もはやこれ以上の痛みの想像が出来ず、私は声を震わせながら必死に許しを求める。
「だから“いい子”になるためにお仕置きを受けるんでしょ?…早くしないとお兄ちゃんを起こして手伝ってもらうわよ。」
「……。」
スッ
「い゛っ…」
身体が私の意思とは関係なく勝手にお股を開き、押し寄せる激痛が私の身体を駆け巡る。
…なんで、“こんなこと”になっちゃったんだろ。
……ただ、おにぃちゃんの“痛がる姿”を見たかっただけなのに。
何気なくチラッと横を見ると、部屋の隅にある姿見に“自分の姿”が映っていた。
…これから痛がる様子を嫌というほど晒し出すことになるだろう、その“哀れな姿”が。
「…あはっ。」
もはや呪いのように自分へ“返ってくる”状況に、乾いた笑いが溢れる。
…正面に顔を戻すと、そこには高々と上げたケインを振り下ろす“ママの姿”が映るのだった。
「完」
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