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…スプーンを“落とした”だけなのに
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…最近、ママはわたしに“構って”くれない。
いつも“スマホ”を見て、わたしと話す時も顔を合わせてくれなくなった。
きっかけはわかっている。
…4ヶ月くらい前に、“パパ”が出ていってしまってからだ。
……その前は、ご飯を食べる時も“笑顔”でわたしのたわいない学校でのお話を聞いてくれていたのに。
ご飯を食べている今もママはスマホばかりを見つめている。
…そして、変わったことは“もう一つ”ある。
「あっ!?」
カンッ カンカンカンッ
テーブルの上に置いていたスプーンにわたしの腕が当たり、そのまま床に落下する。
広いキッチンに響き渡る“雑音”が、わたしの顔を青く染めた。
「にこっ!また“粗相”をしたのねっ!?いつもあれだけ注意してるのにっ!!」
「マ、ママッ!?ごめんなさいっ!!」
スマホを見ていたママは、わたしの顔を睨みながら怒鳴りつける。
ガラッ
ママは椅子から立つと、苛立った様子でわたしの方へ向かってきた。
「立ちなさいっ!」
ギュッ
「い゛っ!?」
そして、わたしの“ほっぺた”をつねり上げながら無理矢理立たせ、そのままリビングへと連れて行く。
「お仕置きが必要ね、その前に“検査”と“お説教”。早く用意しなさい。」
「…はい。」
…“あの日”以来、ママはとても些細な事で怒るようになってしまった。
……しかもその“躾け方”は、以前よりもはるかに厳しいものとなっている。
ソファに座るママと向かい合いながら、わたしは靴下と上着・ジーパンを脱いで、床に捨てる。
そしてシャツを脱いでブラのホックを外すと、年相応の膨らみかけの胸が顔を出す。
ゆっくりと幼さが残るパンツを脱ぐと、年齢の割にはかなり生い茂ったお股が、ママの前に晒された。
部活で日焼けした小麦色の肌と、普段は服で隠れている部分の白さが、わたしに辱めを与えてくる。
わたしは涙目でママにパンツを手渡すと、足を肩幅に開いて両手は頭の上に組んだ。
「…また濃くなったんじゃないの?」
「っ!?」
ママのその一言が、わたしの顔を耳まで真っ赤に染め上げた。
いくら同性同士とはいえ、この歳になって一矢纏わぬ姿で恥ずかしいところを晒す行為に、涙目になりながら耐える。
わたしのパンツを確認するママの目からは、“数ヶ月前”の優しさを微塵も感じられなかった。
「またおトイレの後、ちゃんと拭かなかったわね。1点のシミができてるわよ。」
「ご、ごめんなさい…。」
「お股にもお仕置きを追加ね。」
「…よろしく……お願いします。」
前回の“お股打ち”の痛みを思い出し、わたしの身体がガクガクと震え出す。
ママはパンツをソファの上に置くと、右手にハァッと息をかけた。
「じゃあ次はお説教。“叩きやすい”ようにもっと近くに来なさい。」
「…はい。」
わたしが近づくとママは手を振り上げ、“太もも”へと狙いを定める。
バヂンッ
「いだっ!」
「一体何回粗相をするのっ!?」
ママのお説教と共に平手打ちが左太ももに当たり、ジンジンとした痛みが襲ってくる。
半分が日に焼けた太ももには、真っ赤な手形がくっきりと浮き出てきた。
バヂンッ
「い゛っ!」
「成長してるのは“身体だけ”なのかしらっ!」
「っ!?」
わたしを辱める言葉に、涙がつうっと頬を伝う。
ママは生い茂ったお股を見ながら、平手打ちを重ねる。
バヂンッ!バヂンッ!
「いっだぁぁいっ!!」
「これまでよりももっと厳しいお仕置きをしないといけないみたいねっ!」
「…そ、そんなぁっ!?」
バヂンッ!バヂンッ!バッヂィィンッ!!
「ごめんなざぁぁいぃっ!!」
…。
・
「次は“お仕置き”よ。ママの部屋に来なさい。」
…あれから1時間後、散々叩かれた太ももは、左側だけが真っ赤に腫れ上がっていた。
ギュッ
「い゛っ!?」
ママは立ち上がると、わたしの真っ赤な左耳を握り、そのまま歩き出した。
ズキッズキッ
歩くたびに耳から伝わる痛みに、わたしのすすり泣きがこだまする。
ガチャッ
「じゃあベッドの上で四つん這いになりなさい。」
「…はい。」
ママのクイーンサイズのベットに登り、お尻を高く突き上げて四つん這いになり、足は肩幅に開いた。
恥ずかしい所が全て丸見えとなるこの姿勢に、ママのベッドへ2点のシミを作っていく。
「今日も“このコード”を使うわよ。しっかり反省しなさいね。」
「っひぃ…」
わたしの声にならない小さな悲鳴が自然と出る。
“あの日”以来のお仕置きでよく使われるようになった“2つに折り畳んだコード”。
…その痛みは想像を絶する物で、1週間はお尻の痛みが残り続ける恐ろしい道具だ。
……数ヶ月前までは、お膝の上での平手打ちだったのに。
「お、おじおき…よろしくお願いします…。」
早く言わないと“追加罰”になるお願いをして、わたしのおでこからはつうっと一筋の汗が流れる。
ビッヂンッ!
「ああ゛っ!」
たった1発で、平手打ちの数十回分の痛みが一気にわたしへ襲いかかる。
お尻の真ん中には、真っ赤なコード痕がくっきりと出来、わたしの全身からは“脂汗”が滲み出ていた。
ビヂィィンッ!!ビヂィィンッ!!
「いぎぃぃぃぃっ!?」
次は左右の太もも裏に強めの衝撃が走り、わたしは歯を食いしばりながら耐える。
ビヂィィンッ!!
「あ゛っ!…ああ゛ぁぁぁぁっ!?」
次は“お股”。
一瞬の鋭い痛みと、その後に絡みついてくる激痛に、わたしの身体が酸素を求めてガクガクと震える。
ビヂィィンッ!!
「い゛っ!?……いぎゃぁぁぁっ!?」
不意の一撃がお尻の割れ目に飛び、その中心にある“お尻の穴”に直撃した。
「いだいっいだいっいだいぃっ!?」
わたしはあまりの痛みから無意識でベッドの上を転げ回る。
「にこっ何してんのっ!早く姿勢戻しなさいっ!!」
「だ、だってっ!痛すぎるのぉっ!?」
涙と汗で顔をぐちゃぐちゃにしながらママに訴える。
ママはコードを握る力を強め、わたしを睨みつけた。
「…今すぐに戻らないと、ずっと“お尻の割れ目だけ”を叩くわよ?」
「ひ、ひいっ!?それはいやぁっ!!」
その言葉を聞いた瞬間、わたしの身体は考えるよりも早く動き出す。
それまであった“なけなしの羞恥心”はすでに無くなり、わたしは肩幅以上に足をめいいっぱい広げ、姿勢を戻した。
ビヂィィンッ!!
「いっだぁいっ!!」
ビヂィィンッ!!ビヂィィンッ!!
「ごめんなざぁぁいぃっ!?」
お尻全体に与えられる痛みに、わたしの悲鳴が部屋中に響き渡る。
太ももから敏感な所にかけて与えられる痛みに、ママのベッドには“人型のシミ”がくっきりと出来上がっていた。
特に顔の部分は濃く、そのむごさがひしひしと伝わってくる。
「…後で、ママのベッドを“汚した罰”もあげないとね。」
「そ、そん」
ビヂィィンッ!!
…その“理不尽すぎる”理由に反論する前に、次の1発がお尻へ与えられる。
……“スプーンを床に落とした罰”は、その後2週間続く下半身の痛みと引き換えに、お許しが出るのだった。
「完」
いつも“スマホ”を見て、わたしと話す時も顔を合わせてくれなくなった。
きっかけはわかっている。
…4ヶ月くらい前に、“パパ”が出ていってしまってからだ。
……その前は、ご飯を食べる時も“笑顔”でわたしのたわいない学校でのお話を聞いてくれていたのに。
ご飯を食べている今もママはスマホばかりを見つめている。
…そして、変わったことは“もう一つ”ある。
「あっ!?」
カンッ カンカンカンッ
テーブルの上に置いていたスプーンにわたしの腕が当たり、そのまま床に落下する。
広いキッチンに響き渡る“雑音”が、わたしの顔を青く染めた。
「にこっ!また“粗相”をしたのねっ!?いつもあれだけ注意してるのにっ!!」
「マ、ママッ!?ごめんなさいっ!!」
スマホを見ていたママは、わたしの顔を睨みながら怒鳴りつける。
ガラッ
ママは椅子から立つと、苛立った様子でわたしの方へ向かってきた。
「立ちなさいっ!」
ギュッ
「い゛っ!?」
そして、わたしの“ほっぺた”をつねり上げながら無理矢理立たせ、そのままリビングへと連れて行く。
「お仕置きが必要ね、その前に“検査”と“お説教”。早く用意しなさい。」
「…はい。」
…“あの日”以来、ママはとても些細な事で怒るようになってしまった。
……しかもその“躾け方”は、以前よりもはるかに厳しいものとなっている。
ソファに座るママと向かい合いながら、わたしは靴下と上着・ジーパンを脱いで、床に捨てる。
そしてシャツを脱いでブラのホックを外すと、年相応の膨らみかけの胸が顔を出す。
ゆっくりと幼さが残るパンツを脱ぐと、年齢の割にはかなり生い茂ったお股が、ママの前に晒された。
部活で日焼けした小麦色の肌と、普段は服で隠れている部分の白さが、わたしに辱めを与えてくる。
わたしは涙目でママにパンツを手渡すと、足を肩幅に開いて両手は頭の上に組んだ。
「…また濃くなったんじゃないの?」
「っ!?」
ママのその一言が、わたしの顔を耳まで真っ赤に染め上げた。
いくら同性同士とはいえ、この歳になって一矢纏わぬ姿で恥ずかしいところを晒す行為に、涙目になりながら耐える。
わたしのパンツを確認するママの目からは、“数ヶ月前”の優しさを微塵も感じられなかった。
「またおトイレの後、ちゃんと拭かなかったわね。1点のシミができてるわよ。」
「ご、ごめんなさい…。」
「お股にもお仕置きを追加ね。」
「…よろしく……お願いします。」
前回の“お股打ち”の痛みを思い出し、わたしの身体がガクガクと震え出す。
ママはパンツをソファの上に置くと、右手にハァッと息をかけた。
「じゃあ次はお説教。“叩きやすい”ようにもっと近くに来なさい。」
「…はい。」
わたしが近づくとママは手を振り上げ、“太もも”へと狙いを定める。
バヂンッ
「いだっ!」
「一体何回粗相をするのっ!?」
ママのお説教と共に平手打ちが左太ももに当たり、ジンジンとした痛みが襲ってくる。
半分が日に焼けた太ももには、真っ赤な手形がくっきりと浮き出てきた。
バヂンッ
「い゛っ!」
「成長してるのは“身体だけ”なのかしらっ!」
「っ!?」
わたしを辱める言葉に、涙がつうっと頬を伝う。
ママは生い茂ったお股を見ながら、平手打ちを重ねる。
バヂンッ!バヂンッ!
「いっだぁぁいっ!!」
「これまでよりももっと厳しいお仕置きをしないといけないみたいねっ!」
「…そ、そんなぁっ!?」
バヂンッ!バヂンッ!バッヂィィンッ!!
「ごめんなざぁぁいぃっ!!」
…。
・
「次は“お仕置き”よ。ママの部屋に来なさい。」
…あれから1時間後、散々叩かれた太ももは、左側だけが真っ赤に腫れ上がっていた。
ギュッ
「い゛っ!?」
ママは立ち上がると、わたしの真っ赤な左耳を握り、そのまま歩き出した。
ズキッズキッ
歩くたびに耳から伝わる痛みに、わたしのすすり泣きがこだまする。
ガチャッ
「じゃあベッドの上で四つん這いになりなさい。」
「…はい。」
ママのクイーンサイズのベットに登り、お尻を高く突き上げて四つん這いになり、足は肩幅に開いた。
恥ずかしい所が全て丸見えとなるこの姿勢に、ママのベッドへ2点のシミを作っていく。
「今日も“このコード”を使うわよ。しっかり反省しなさいね。」
「っひぃ…」
わたしの声にならない小さな悲鳴が自然と出る。
“あの日”以来のお仕置きでよく使われるようになった“2つに折り畳んだコード”。
…その痛みは想像を絶する物で、1週間はお尻の痛みが残り続ける恐ろしい道具だ。
……数ヶ月前までは、お膝の上での平手打ちだったのに。
「お、おじおき…よろしくお願いします…。」
早く言わないと“追加罰”になるお願いをして、わたしのおでこからはつうっと一筋の汗が流れる。
ビッヂンッ!
「ああ゛っ!」
たった1発で、平手打ちの数十回分の痛みが一気にわたしへ襲いかかる。
お尻の真ん中には、真っ赤なコード痕がくっきりと出来、わたしの全身からは“脂汗”が滲み出ていた。
ビヂィィンッ!!ビヂィィンッ!!
「いぎぃぃぃぃっ!?」
次は左右の太もも裏に強めの衝撃が走り、わたしは歯を食いしばりながら耐える。
ビヂィィンッ!!
「あ゛っ!…ああ゛ぁぁぁぁっ!?」
次は“お股”。
一瞬の鋭い痛みと、その後に絡みついてくる激痛に、わたしの身体が酸素を求めてガクガクと震える。
ビヂィィンッ!!
「い゛っ!?……いぎゃぁぁぁっ!?」
不意の一撃がお尻の割れ目に飛び、その中心にある“お尻の穴”に直撃した。
「いだいっいだいっいだいぃっ!?」
わたしはあまりの痛みから無意識でベッドの上を転げ回る。
「にこっ何してんのっ!早く姿勢戻しなさいっ!!」
「だ、だってっ!痛すぎるのぉっ!?」
涙と汗で顔をぐちゃぐちゃにしながらママに訴える。
ママはコードを握る力を強め、わたしを睨みつけた。
「…今すぐに戻らないと、ずっと“お尻の割れ目だけ”を叩くわよ?」
「ひ、ひいっ!?それはいやぁっ!!」
その言葉を聞いた瞬間、わたしの身体は考えるよりも早く動き出す。
それまであった“なけなしの羞恥心”はすでに無くなり、わたしは肩幅以上に足をめいいっぱい広げ、姿勢を戻した。
ビヂィィンッ!!
「いっだぁいっ!!」
ビヂィィンッ!!ビヂィィンッ!!
「ごめんなざぁぁいぃっ!?」
お尻全体に与えられる痛みに、わたしの悲鳴が部屋中に響き渡る。
太ももから敏感な所にかけて与えられる痛みに、ママのベッドには“人型のシミ”がくっきりと出来上がっていた。
特に顔の部分は濃く、そのむごさがひしひしと伝わってくる。
「…後で、ママのベッドを“汚した罰”もあげないとね。」
「そ、そん」
ビヂィィンッ!!
…その“理不尽すぎる”理由に反論する前に、次の1発がお尻へ与えられる。
……“スプーンを床に落とした罰”は、その後2週間続く下半身の痛みと引き換えに、お許しが出るのだった。
「完」
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