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「1発目からやり直し」
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バヂンッ!
「27っ!お漏らししてごめんなさいっ!」
…。
バヂンッ!
「28っ!お漏らししてごめんなざいっ!」
スズメの鳴き声が外から聞こえ、朝日が部屋を明るく照らす時間。
わたしはリビングで“お仕置き”を受けていた。
立ち膝で手を頭の上に組んだ姿勢。
上はパジャマ姿、下は裸という格好で行われるのは、お漏らしをした下半身への厳しい罰だった。
30分のお説教の後、お尻百叩き、太もも百叩きの順に行われ、今は仕上げとなる“お股百叩き”の最中だ。
母の持つ“物差し”が振られるたび、わたしのお股の赤みが増し、痛みのピークが過ぎるのをじっくりと我慢させられる。…その繰り返しだ。
ジクジクと痛みが残るお股を庇いたくなるが、そんなことをすれば“お尻百叩き”からやり直しになるため、歯を食いしばりながら必死に耐えるしかない。
バッヂィィンッ!!
「んぎぃっ!?…あ、あぁっ!」
「…数はどうしたの?また1発目からやり直しね」
「ご、ごめんなさいぃっ!?」
時々強めに物差しが振るわれ、そのたびにわたしの思考が停止してしまう。
この調子ですでに3回分お股叩きがやり直しになり、合計で100発ほどは打たれていた。
…その中で迎える4回目のやり直しに、わたしの心はついに折れてしまう。
「つ、強く叩くのはどうか許してくださいっ!!もうお股限界ですっ!」
「……きちんとお仕置きが受けられない挙句、今度は口答え?…いつからお仕置きに意見できるようになったのかしら?」
「ひっ…」
上から低い声で睨みつけられ、わたしの顔がみるみる青く染まっていく。
「高学年になってもお漏らし癖が治らないあんたが悪いんでしょ?ママはみはるのお世話で忙しいのに、汚れたお布団の洗濯なんて仕事を増やして」
「ご、ごめんなさい…」
2年前に妹が産まれてから、母がイライラする頻度が増えていった。
その時期くらいから、わたしに対するお仕置きが厳しくなっていき、今日みたいなお漏らしをした日には“半日”という長時間に渡り、罰が続けられる。
「お尻百叩きからやり直し、もう一回“お馬さん”に戻りなさい」
「ごめんなさいっ!もう口答えしませんっ!せめてお股叩きの1発目からで許してくださいっ!!」
「いい加減にしないと、“二百叩き”に変更するわよ?…そっちの方がいいのかしら?」
「ひぃっ!?」
ドサッ
その言葉を聞いた瞬間、わたしは急いでお馬さんの姿勢になる。
すでに真っ赤に腫れ上がったお尻を突き出し、恥ずかしい所が母の前に晒された。
バヂンッ!
「ひとつっ!お漏らししてごめんなざいっ!!」
バッヂィィンッ!!
「ああ゛っ!!ふだづっ!……お漏らしじで、ごめんなざぃぃっ!!」
バッヂィィンッ!!
「う゛、うわぁぁぁんっ!!」
同じ部分を2回連続で叩かれ、お尻がビクンッと跳ね上がった。
ついにわたしの口からは叫び声しか発せなくなる。
…その様子を冷たく見下ろす母はため息を吐くと、呆れた声でわたしに告げるのだった。
「1発目からやり直し」
「完」
「27っ!お漏らししてごめんなさいっ!」
…。
バヂンッ!
「28っ!お漏らししてごめんなざいっ!」
スズメの鳴き声が外から聞こえ、朝日が部屋を明るく照らす時間。
わたしはリビングで“お仕置き”を受けていた。
立ち膝で手を頭の上に組んだ姿勢。
上はパジャマ姿、下は裸という格好で行われるのは、お漏らしをした下半身への厳しい罰だった。
30分のお説教の後、お尻百叩き、太もも百叩きの順に行われ、今は仕上げとなる“お股百叩き”の最中だ。
母の持つ“物差し”が振られるたび、わたしのお股の赤みが増し、痛みのピークが過ぎるのをじっくりと我慢させられる。…その繰り返しだ。
ジクジクと痛みが残るお股を庇いたくなるが、そんなことをすれば“お尻百叩き”からやり直しになるため、歯を食いしばりながら必死に耐えるしかない。
バッヂィィンッ!!
「んぎぃっ!?…あ、あぁっ!」
「…数はどうしたの?また1発目からやり直しね」
「ご、ごめんなさいぃっ!?」
時々強めに物差しが振るわれ、そのたびにわたしの思考が停止してしまう。
この調子ですでに3回分お股叩きがやり直しになり、合計で100発ほどは打たれていた。
…その中で迎える4回目のやり直しに、わたしの心はついに折れてしまう。
「つ、強く叩くのはどうか許してくださいっ!!もうお股限界ですっ!」
「……きちんとお仕置きが受けられない挙句、今度は口答え?…いつからお仕置きに意見できるようになったのかしら?」
「ひっ…」
上から低い声で睨みつけられ、わたしの顔がみるみる青く染まっていく。
「高学年になってもお漏らし癖が治らないあんたが悪いんでしょ?ママはみはるのお世話で忙しいのに、汚れたお布団の洗濯なんて仕事を増やして」
「ご、ごめんなさい…」
2年前に妹が産まれてから、母がイライラする頻度が増えていった。
その時期くらいから、わたしに対するお仕置きが厳しくなっていき、今日みたいなお漏らしをした日には“半日”という長時間に渡り、罰が続けられる。
「お尻百叩きからやり直し、もう一回“お馬さん”に戻りなさい」
「ごめんなさいっ!もう口答えしませんっ!せめてお股叩きの1発目からで許してくださいっ!!」
「いい加減にしないと、“二百叩き”に変更するわよ?…そっちの方がいいのかしら?」
「ひぃっ!?」
ドサッ
その言葉を聞いた瞬間、わたしは急いでお馬さんの姿勢になる。
すでに真っ赤に腫れ上がったお尻を突き出し、恥ずかしい所が母の前に晒された。
バヂンッ!
「ひとつっ!お漏らししてごめんなざいっ!!」
バッヂィィンッ!!
「ああ゛っ!!ふだづっ!……お漏らしじで、ごめんなざぃぃっ!!」
バッヂィィンッ!!
「う゛、うわぁぁぁんっ!!」
同じ部分を2回連続で叩かれ、お尻がビクンッと跳ね上がった。
ついにわたしの口からは叫び声しか発せなくなる。
…その様子を冷たく見下ろす母はため息を吐くと、呆れた声でわたしに告げるのだった。
「1発目からやり直し」
「完」
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