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優しい私の名前は田中雅美。
子供と同じ目線になるようにしゃがむ。優しい。
女の子はぬいぐるみを離さないように強く抱きしめている。
「お姉ちゃんは…私を見捨てない?」
「それはも…」
ぬいぐるみの目と目が合った。
急にふと恐ろしいことが頭によぎる。
ぬいぐるみ、もしかして心器では?そもそも女の子って…
私は速攻後ろに下がった。
「お姉ちゃんも…結局…酷いよ…!」
「魔族じゃないならの話だから!そっちが魔族なら…」
えー戦うのも嫌なんだけど。
だってワンチャン敗けるよ?
ゲームみたいに復活しないんだから…
すると、女の子の目の色が変わった。
いや、ぬいぐるみの目の色と女の子の目の色が交換された?
「何で、分かったの?小さい子供を信じないなんて最低ね。」
「小さい子供を含む人間を基本信用しないもので。(もっと最低)」
人格が変わったみたいに喋るやん。
こわ。
人格が二つあるの?
「貴方はこの世界を消すために必要。」
「はあ!?」
「その為に呼んだもの。」
「はああ!?」
いや私のせいで世界崩壊乙★とか死んでも嫌なんだけど。
「だけど貴方はそれに抗おうとする。この力の差を、教えてあげる。」
子供と同じ目線になるようにしゃがむ。優しい。
女の子はぬいぐるみを離さないように強く抱きしめている。
「お姉ちゃんは…私を見捨てない?」
「それはも…」
ぬいぐるみの目と目が合った。
急にふと恐ろしいことが頭によぎる。
ぬいぐるみ、もしかして心器では?そもそも女の子って…
私は速攻後ろに下がった。
「お姉ちゃんも…結局…酷いよ…!」
「魔族じゃないならの話だから!そっちが魔族なら…」
えー戦うのも嫌なんだけど。
だってワンチャン敗けるよ?
ゲームみたいに復活しないんだから…
すると、女の子の目の色が変わった。
いや、ぬいぐるみの目の色と女の子の目の色が交換された?
「何で、分かったの?小さい子供を信じないなんて最低ね。」
「小さい子供を含む人間を基本信用しないもので。(もっと最低)」
人格が変わったみたいに喋るやん。
こわ。
人格が二つあるの?
「貴方はこの世界を消すために必要。」
「はあ!?」
「その為に呼んだもの。」
「はああ!?」
いや私のせいで世界崩壊乙★とか死んでも嫌なんだけど。
「だけど貴方はそれに抗おうとする。この力の差を、教えてあげる。」
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