異世界は夢

ユア教 教祖ユア

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浪漫っていいですよね。あ、田中雅美です。
やっぱり私よりも強いですこの子。

「何で楽しそうなんだよ!」

TM-B93…
BってバーサーカーのBじゃ…

「だけど、お前がゴーレムを呼ぶことは想定内!今あの孤児院に魔物を大量に召喚した!だが、田中雅美!お前が、ゴーレムを孤児院に戻せば、お前は俺に殺される!だが、戻さないと…」

なにわろてんねん。腹立つな。
傷がポーションで癒えて、再び恐怖が倍増してきた。
死にたくない。
人間の本能を否定はしない。

「…孤児院に戻って。」
「そうしたら…」
「もう簡単に…殺されはしない。」

彼女は頷きここから消えた。

「お前に俺を殺せる訳が…お前…何故笑ってる?」
「知ってる?恐怖と興奮ってほぼ同じなんだよ?」

私は収まらない笑いを手で押さえる。

「頭の天辺から…足のつま先まで…フヘヘッ…ハイになってきたぁ。」
「とうとうイカれて…いや、自ら狂いにいったのか!?」

理性を自ら破壊する。

「魔族は…」

殲滅だ。
私は気が済むまで暴れ散らした。

「ひっ…」
「お前が一番恐怖を感じてるじゃん!面白!」

流石に理性が無いままは駄目。
私は右手を瓦礫で切り付けた。
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