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はーい!田中雅美でーす。
今私が目指している、街は魔族に支配されているお陰で繁栄している場所らしい。
お陰では無いわ。都合よくしてるだけだろう。
ま、先に小さい村に着くんですけどね。
ご飯とか買い込みますか。
買い物を終わらせた私は散策をしていた。
「おい!この化け物!」
「この村から出て行け!」
「僕は…化け物なんかじゃ!」
虐めか?
恥ずかしくないんかな。
大人は?何故止めん。馬鹿なのかな?
「じゃあ、心器を出してみろよ!」
「…おいで。」
背中から翼が生える。
いや、手に持っている翼がそう見せているだけか。
「気持ち悪い!」
虐めの理由それ?
安直過ぎないか?
でも大人たちも気持ち悪い目で指さしてごにょごにょ言ってる。
「おい、クソガキ。」
いやあ、片足突っ込んで有難迷惑と思われたら嫌だなあ。
「いくら何でも化け物呼びは駄目だろ。」
「いやでも…」
「君に対して化け物と私が言ったらどう思う。」
「…俺は化け物じゃないし…」
「何を以って?何を根拠に?どういう基準で?」
「え…」
「この子に対しても同じ。雑に言うな。」
田中先生、覚醒!なんちゃって。
今私が目指している、街は魔族に支配されているお陰で繁栄している場所らしい。
お陰では無いわ。都合よくしてるだけだろう。
ま、先に小さい村に着くんですけどね。
ご飯とか買い込みますか。
買い物を終わらせた私は散策をしていた。
「おい!この化け物!」
「この村から出て行け!」
「僕は…化け物なんかじゃ!」
虐めか?
恥ずかしくないんかな。
大人は?何故止めん。馬鹿なのかな?
「じゃあ、心器を出してみろよ!」
「…おいで。」
背中から翼が生える。
いや、手に持っている翼がそう見せているだけか。
「気持ち悪い!」
虐めの理由それ?
安直過ぎないか?
でも大人たちも気持ち悪い目で指さしてごにょごにょ言ってる。
「おい、クソガキ。」
いやあ、片足突っ込んで有難迷惑と思われたら嫌だなあ。
「いくら何でも化け物呼びは駄目だろ。」
「いやでも…」
「君に対して化け物と私が言ったらどう思う。」
「…俺は化け物じゃないし…」
「何を以って?何を根拠に?どういう基準で?」
「え…」
「この子に対しても同じ。雑に言うな。」
田中先生、覚醒!なんちゃって。
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