異世界は夢

ユア教 教祖ユア

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敵が味方になる時のシーンってワクワクしますよね。どうも、田中雅美です★

「何で助けてくれたの?」
「私の前世が地球人だからよ。」
「ゑゑ!?」
「とはいっても、六千年前に転生したから、貴方が特に私を知っているという訳でもないわ。昔は異世界が不安定のあまり、地球の魂を吸い込んでしまってた。私もそれに巻き込まれたというだけの話よ。もう、跡形もなくなってしまったから、滅びようが何でもよかった。リーダーに地球の話をしたのも私だし。」

黒幕お前かい。
じゃあなんでやねん。
いやまあ、助けてくれたのはありがたいんだけど。

「だけど、久しぶりに思い出したわ。「人間」を。私は人間の心は無いけれど、人間だったことを思い出して、あの時の私がやりそうなことをしてみたかった。ただ人間が、いくら弱体化したとはいえあの魔族を倒したのことは凄いと思うわ。もし貴方がまたこっちに来てしまった時は、また会いましょ。」

また来たいとは思わないなあ…
どうせ戦う気だろうし…

「ま、この異世界にいれるのも、貴方は少ししかないし、あのゴーレムちゃんと会話してきなさい。」
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