義理の兄に恋をした

香月 咲乃

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41 友人たちとお泊まり会2

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 栞が朱莉と結菜に『性事情について知りたい』と言ったので、ひまりは動揺していた。

「ひまりも勉強しておいた方がいいでしょ? 知識はどれだけあってもいいんだから」
「うーん……」

 ひまりは素直に栞の意見に同意できなかった。

 ——一緒に会話に入りたいけど……私、嘘つくの下手なんだよね……。しかも、相手はりょうちゃんだなんて、どうしても言えない……。

 ひまりは渋りつつも、性欲で悩んでいたので栞に便乗して質問してみることに決めた。

「それで? 何が聞きたいの?」

 朱莉は興味津々に栞に問いかけた。

「今度、愛佳が家に遊びに来るんだけど——」
「もう、呼び捨て!?」
「普通じゃん。ほら、栞、続けて」

 朱莉は結菜が栞の話の邪魔をしたので、軽く肘で突く。

「うん。でね、最初ってどこまでするのかなって……」
「キスはもうしたの?」

 栞は朱莉の質問で顔を真っ赤にする。

「まあ、クリスマスに……愛佳の家で」
「「「きゃー」」」

 3人は思わずうれしい悲鳴をあげる。

「どっちから?」
「愛佳から……」
「マジ!? 結構積極的~」

 結菜は照れて顔を両手で覆う。

「女の子同士だと、親も変なことしないって思いそうだから逆にしたい放題だよね! いいな~」

 朱莉は羨ましそうに栞を見つめる。

「キスまでだったの?」

 ひまりは勢いで質問する。

「まあ……ね」
「絶対その先進んでるよね?」

 栞の含みのある言い方に朱莉は突っ込む。

「……Cの手前まで?」
「手前? それってどこまで?」

 結菜はガンガン突っ込む。

「結菜、聞きすぎ」

 容赦ない質問だったので、ひまりは慌てて制する。

「いいよ、ひまり。今はそういう話をするんだから」
「そうそう!」

 朱莉は食い気味に相槌を打った。

「えっと——」

 栞はその時のことを思い出しながら話し始めた——。



 愛佳の部屋。

 2人はベッドを背もたれにして座り、愛佳オススメの百合漫画について語り合っていた。

「——栞、キスって抵抗ある?」
「え? 好きな人ならないよ」
「そっか……してみる?」
「うん」

 2人は本を置き、見つめ合った。
 顔を赤くし、少し息が上がっている。

 ——愛佳、すごく綺麗な顔立ち……この子とファーストキスできるなんて……。

 2人は自然と目を閉じ、唇を合わせた。

 ——愛佳、いい匂い……。あっ……。

 愛佳は舌を出してきたので、栞は自然と口を開けて招き入れる。

「はああ……はあ、はあ」

 2人は抱き合いながら舌を絡ませ始めた。

 ——愛佳の息の音、エッチ……。あー止まらない。

 絡め合う音は2人をさらに刺激し、どんどん激しくなっていく。

 ——下がムズムズしてきた……。このまましたくなっちゃう……。

 愛佳は目をとろんとさせながら栞を押し倒した。
 栞は招き入れるように愛佳を抱き寄せ、キスを続ける。

 ——胸、触っていいかな……?

 栞がそう考えていると、愛佳が先に服の下に手を入れてきた。
 そして、ブラの上から優しく胸を揉む。

「はあああ……はあ、あっ」

 ——私も……。

「あっ……はあ、はあ……」

 栞も愛佳の服の下から手を入れ、柔らかい控えめな胸を揉む。

『愛佳ー?』

 1階から、愛佳の母親が名前を呼んだ。

「栞、ごめん、ちょっと待ってて」
「うん」
「はーい!」

 愛佳は急いで服と髪を整え、下へ降りていった。




「——で、その後は何もせずに帰ったの。雪が降ってたから早く帰った方がいい、って愛佳の親に言われて……」

 栞の内容を聞いて、朱莉はため息をついた。

「それ、我慢するの大変だったでしょ?」
「まあ、それしか頭にないくらいに……」

 栞は抱いたクッションをポンポン叩く。

「私の彼氏、最初がそんな感じだったから、『きつかった』って言ってた」
「そっか、結菜は最初、痛くて入らなかったんだよね」

 ——わかるな……私も我慢の真っ最中だから、きついよ……。りょうちゃんとエッチしたい……。

 3人の会話に入れるひまりだったが、黙ったままわからないふりをした。

「で、女の子同士って何が最後?」
「指とか道具をあそこに入れて刺激するのかな、と思ってる」

 朱莉の質問に栞が答えた。

「私、指でイけないんだよね……」
「私も」

 3人が事細かく話し始め、ひまりは目を泳がす。

 ——朱莉も結菜も指でイけないんだ……私なんて、胸だけでもイっちゃうのに……。やっぱり敏感すぎて性欲抑えられないのかな……。

 その後も、3人の話はヒートアップする……。
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