この手に楽園を

一章 旅を始める

登場人物紹介

突然ですが、登場人物紹介をさせていただきます。
今更感はありますが･･･。
また、随時この小説の幕間として紹介を投稿していきます。この物語はシリアス要素が主なので、たまにはこういう息抜きもないと♪♪(作者の見解)。



ケイ
本作品の主人公。本当は村長の家系の息子だが、忌み子であることを理由に地下牢に幽閉される。“ケイ”という言葉は古の言葉で“災厄”という意味。白い髪と瞳を持つ人を蔑むこの国の人々に復讐し、同じような境遇のものを助けることを目指す。かなりのサイコパス。本人は意識していないが傾国級の美貌の持ち主。
瞑想状態に陥った時、“大いなるもの”をその身に宿らせることが出来る。

ラクラス・ガリエラ
人を虐げ蹂躙する快感に目覚め、天界から魔界に堕ちた堕天使。復讐を唆してケイと契約を結び、以来行動を共にする。ケイに対して少なからず想い入れはあるようで、彼を守ると決意している。自由奔放で一番嫌いなことは何かに縛られること(精神的、肉体的どちらもだめ)。ガリエラという名前は彼の中の何かを封印している(ああ、伏線張りました張ってしまいました！ちゃんと設定考えてますのでご安心ください！)。“大いなるもの”と対等に言葉を交わす。

リオン
少したどたどしい話し方をする十歳ほどの美少女。白髪白眼のケイと違い、瞳は濃く美しい青灰の色。ケイと同じように、自覚のない美少女。作中でも描かれる通り、彼女自身が望めば一国の政治を動かすことが出来る。暗器の扱いは達人級。筋力も余りなく、腕力も同年代の子供と比べても劣るため暗殺力を磨いた。

ユスリ・スマウグ
リオンと行動を共にする堕天使。ラクラスと旧知の仲。男のような話し方と容姿、出で立ちのため男と見間違われることが非常に多い。リオンに暗器の扱いを教えたのは彼女で、得物は二振りの小刀。襟足にかからないぐらいの長さの青鈍色の髪と、同色の瞳を持つ。リオンの母親的な存在。

ケイの母親
村長の家系に嫁ぎ、ケイを身籠る。産後すぐに当時の村長(彼女からしたら義理の父親)によって斬首されたが、最後までケイのことを想っていた。彼女が考えていたケイの名前は“ズエラ”。外国の言葉で“幸福をもたらすもの”という意味だった。

大いなるもの
瞑想状態のケイに宿るもの。この世界において重要な存在らしいが、詳細は不明。ラクラスと面識があるらしい。

アウラ
ケイが村で拾った少女。髪色は白銀だが、白にも見えるという理由で迫害を受けていた。ケイが名前を与え、以来ケイを心から愛する。

産まれさせた赤子
ケイが時空魔法を操り、時を早めて強制的に誕生させた赤子。名前はまだない。

ガイル
ケイに殺された村長。村の人々が忌み子を生み出した元の村長の血筋に激昴し殺害したあと、たくさんの金を積まれて村長となった。元々は国の依頼を受けるほど高位の冒険者だったらしいが、ケイに一方的に蹂躙されて亡くなった。

女騎士
隣の宿場町で宿泊していた女性の騎士。魔法は使えないが気配を察知することは出来る。ケイの異様な魔力を感じ取りその場に駆けつける。ケイに勝負を挑むが敗れる。その後、ケイの気まぐれにより丁寧に埋葬される。



改めてこうして整理してみると楽しいものです！また、まだ物語で明かしていないネタも一つ飛び出してしまいました。まだまだ書きたいことはたくさんあります。これからも投稿はずっと続けていくつもりなので、末永くよろしくお願いします！
それでは皆様、またお会いしましょう。感想や、こんなキャラを登場させて欲しい、休日のケイはどんな感じなの？などなど、お寄せいただければ幸いです。私が出来る限り、答えさせていただきます。