白蛇様の花嫁はじっくりと執着淫愛される。

猫とろ

文字の大きさ
37 / 40

しおりを挟む
妙な感覚だった。
私の体は鈍くて、まるで蜂蜜の中に沈んだよう。
でも、こうして意識ははっきりとしていた。

蛇に足首を咬まれてから、ほんの少しの間。気を失ってしまったが。目を薄らと開けると。
壁の白い垂れ幕。部屋の奥には祭壇が見えて。白檀みたいな甘い香りも感じた。

それらには見覚えがあって、ここはあの神社の本殿だと分かった。
そして布団の上で私は一糸纏わない、生まれたままの姿になっていた。
しかし、あまり羞恥心はなく。蛇に咬まれたせいか体が火照り。気だるく。外気に触れた乳首の先は、既にしっかりと自己主張をしていた。

熱が籠る体には、衣服を身につけない方が心地よい。布団の柔らかな肌触りが気持ち良いと思っていると。

「結希ちゃん。好きだよ。これでやっと僕の悲願が叶う。長かった。二つの想いが叶えれる。これで僕の力はより強固になる。あぁ。結希ちゃん大好き。大好き。大好き。結希ちゃんも僕のことを好きだよね?」

ふっと、目の前に着物姿のが現れた。
長いまつ毛に優しい琥珀色の瞳が私を見つめる。

一瞬だけ。その妖しい瞳に何故か、危機感を覚えたけども──。

次の瞬間には愛しい旦那様だったと思い直し。

「はい。好きです。旦那様」と、自らその色白の頬に手を伸ばした。指先から伝わるさらりとしたきめ細やかな肌は、まるで女性みたいだ。

「うん。僕も好き。だから今から一つになろうね。前に結希ちゃんの体のいいところは全部調べ尽くして、前も後ろも解したから。最高に気持ちよくしてあげるね」

とろんとした恍惚の顔の旦那様。
手早く着物を脱ぎ去る姿が色っぽい。襦袢姿になった旦那様は私にキスをした。

旦那様柔らかな唇は私の唇を啄み。浅いキスから深いキスへと変わる。私もそれに応えるように、旦那様が舌を絡めやすいようにと舌を突き出す。

すると、すぐに舌が絡みあい。粘膜を擦りあう。ちゅるっとした水音が部屋に響き。
衣擦れの音も重なり。気持ちが昂っていく。

これから私と旦那様は、セックスをするんだと思った。
すると早くも体が準備をし始めたのか、舌が絡みあう度に蜜壺からじわりと。蜜が溢れるのが分かった。

「ふっ、ん……キス、気持ちいいっ。はぁ……」

「僕も気持ちいいよ」

旦那様の唾液は甘くて、甘くて。口にすればするほど思考が蕩けそうになる。
何か大事なことがあったかも知れないが、考えるのが億劫で。舌を絡ませて旦那様の華奢な首に腕を回した。

するとそれに応えるように、旦那様の手が胸に下がり。胸を優しく揉みしだき始めた。胸の柔肉の感触を、手でじっくりと楽しんでいるのがわかる。

けれども、既に硬くなっている乳首に触れて欲しい。
切なくて、赤く色づいているのに気付かない旦那様じゃないのにと、うずうずして。腰を揺らしてしまうと。

旦那様が「結希ちゃんは随分とエッチになった。時間を掛けて調教したかいがあるよ」と、笑い。

かりっと乳首を弾いて。こすこすと指の腹で乳首の先を捏ねくり始めた。

「あぁっ! ああ……!」

「ここを虐められるのが好きだもんね。僕もこの白くて、柔らかな胸を虐めるの大好きだよ」

旦那様の指先は私の乳首を優しく虐めるかと思うと、きゅっと摘みあげ。指の腹で押し潰す。
それを何度か繰り返されると、いつのまにか私の目には涙が浮かび。
快感は胸から、下腹部。お腹の奥に蓄積されてじゅわりと。蜜壺からの蜜が溢れる量が増える。

旦那様から胸の甘い刺激に身を捩らせていると。硬くなった頂きを旦那様の長い舌先がねろりと、舐めあげたかと思うと。

ちゅうっと勢いよく吸い始めた。

「んっ! はぁ、ぁぁっ」

旦那様の口腔内でぷっくりと膨れた乳首が、舌で突かれ、優しく歯で甘噛みされ。舌先で舐め回される。

気持ちいいのに、下腹部が切ない。

切なさを逃したくて、きゅっと太ももを擦り合わせてしまうと。
旦那様の指先がぬるりと、割れ目に侵入した。

「やっ、ぁあ」

「こっちも一緒に触ってあげるね」

旦那様の短い言葉が終わると、また乳首への愛撫が始まり。
割れ目に侵入した指先は乳首同様。
快感に膨らんでいる花芯をあっさりと、旦那様に捉えられてしまい。
蜜壺から溢れた蜜を指先でたっぷりと掬い。その濡れた指先で、にちゅっにちゅと嬲り始めた。

「──っあぁぁ……! 旦那様ぁ。ど、同時はダメっ……あああ」

刺激が強すぎて体がびくびくと反応する。布団を強く握り締めてしまう。

胸を吸われているのと。花芯を嬲られて蜜壺からだらしなく、蜜が溢れてしまっている。そのせいで部屋に淫猥な水音が響く。その音すらも興奮してしまう。

「ダメじゃないから。もっと体の力を抜いて。ほら、足を開いて」

旦那様はちゅぱっと乳首から唇を離して、私に指示を与えてきた。
しかし、その間も下の手はちゅこちゅこと花芯を弄っているので、快感の波に翻弄されないように必死だった。

「んっ、だ。だって」

恥ずかしい。

「だってじゃないよね」

その瞬間に、くりっと指の腹で花芯を押し潰されてしまい。のけぞった。

「はぁ! あ、ああっ……」

今の刺激で軽くイってしまい、太ももがふるふると震えてしまった。
それでも、旦那様の言うことは絶対に聞かないといけないと思った。
そう、私は旦那様に敵いっこないのだ。私が足掻いても無駄。

だから、力が入らない足をなんとかゆっくりと開くと。

旦那様はにっこりと満足気に笑った。

「いい子だね。僕ね、もう限界でさ。挿入たくて仕方ない。結希ちゃんの中でイきたい。我慢が出来ない……結希ちゃんを抱き潰したいんだ。それが終わったら子作りセックスもしようね。いいよね? 結希ちゃん?」

その言葉に。
頭の奥でまた『旦那様の言うことは絶対』『足掻いても無駄』と言う声が聞こえてきて。

こうして旦那様に身を全て委ねたらいい。そうするとこの体を、旦那様はずっと愛してくれるのだ。

蕩けるような快楽が目の前にある。
声に従わなければとこくりと、小さく頷いた。

すると旦那様はしゅるっと、襦袢の帯を解き。私と同じく裸になった。
白い肌に、しなやかな体躯。見惚れるような均整の取れたからだ。

しかし、その腰の下には──……。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

赤ずきんちゃんと狼獣人の甘々な初夜

真木
ファンタジー
純真な赤ずきんちゃんが狼獣人にみつかって、ぱくっと食べられちゃう、そんな甘々な初夜の物語。

橘若頭と怖がり姫

真木
恋愛
八歳の希乃は、母を救うために極道・橘家の門を叩き、「大人になったら自分のすべてを差し出す」と約束する。 その言葉を受け取った橘家の若頭・司は、希乃を保護し、慈しみ、外界から遠ざけて育ててきた。 高校生になった希乃は、虚弱体質で寝込んでばかり。思いつめて、今まで養ってもらったお金を返そうと夜の街に向かうが、そこに司が現れて……。

ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました

大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――

【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜

来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、 疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。 無愛想で冷静な上司・東條崇雅。 その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、 仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。 けれど―― そこから、彼の態度は変わり始めた。 苦手な仕事から外され、 負担を減らされ、 静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。 「辞めるのは認めない」 そんな言葉すらないのに、 無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。 これは愛? それともただの執着? じれじれと、甘く、不器用に。 二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。 無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

執着系狼獣人が子犬のような伴侶をみつけると

真木
恋愛
獣人の里で他の男の狼獣人に怯えていた、子犬のような狼獣人、ロシェ。彼女は海の向こうの狼獣人、ジェイドに奪われるように伴侶にされるが、彼は穏やかそうに見えて殊更執着の強い獣人で……。

病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜

来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。 望んでいたわけじゃない。 けれど、逃げられなかった。 生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。 親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。 無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。 それでも――彼だけは違った。 優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。 形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。 これは束縛? それとも、本当の愛? 穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。

下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。 またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。 あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。 ご都合主義の多分ハッピーエンド? 小説家になろう様でも投稿しています。

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

処理中です...