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終
結③
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ほら。結希ちゃん。
まだ終わってないよ。お尻をこっちに向けて。
ふわふわとした意識の中。耳元で旦那様の声が聞こえてはっとした。
「え……わ、わたし」
重い瞼をあけると私はうつ伏せになっていた。
頬に布団の感触を感じて。
あぁ。私イったんだ。あんなに深く快感に絡め取られたことがなくて、気を失ってしまったんだと分かった。
「そんなに激しくしたつもりは無かったのに。結希ちゃん。さ、これからが本番だよ」
「だ、旦那様……?」
何が本番なのだろうと思っていると、旦那様が後ろから腰ををぐいっと掴み。お尻を高く突き出すポーズになり。あっと思った。
そうだ。
旦那様のは二本ある。
まだセックスは終わってない。
「結希ちゃん。これでずっと一緒だよ」
再度、蜜壺に。にちゅっと雄槍が押し付けられる。
そしてもう一本の雄槍は、後ろの窄まりに宛てがわれ。窄まりにぐっと押し付けられる。
「ひっ。だ、旦那様っ。私まだ、イッたばかりで、二本同時だなんてっ……!」
思わず首だけ振り向き、旦那様に訴える。
旦那様は恍惚の表情を浮かべ。琥珀色の瞳は快楽に濡れていた。そして、ぺろりと唇を舐めた。
「大丈夫。もうちゃんと慣らしているから──……」
でも、と思った次の瞬間には二つの雄槍が容赦なく。にちゅりと。ぞぶりと私の中に入ってきた。
「あ──っ、あ、ああっ!!」
「──最高」
前と後ろにとんでもない熱量と切迫感を感じて、目を見開く。口をパクパクと戦慄かせる。
体がガクガクする。
こ、こんな二つ同時だなんて、体が壊れてしまう。
窄まりに痛みはない。それどころ痛痒感にも似たムズムズしたものを感じる。
先ほどの快楽より、もっと大きな兆しを早くも感じてしまう。
はぁはぁと大きく呼吸をしていると、旦那様が私の背にぴったりと張り付き。
「落ち着くまで、ここを触ってあげる」と、いまだに熱を持っている花芯をねっとりと擽り始めた。
「んんっ! そ、そんなところ。今触ったらだめぇ……っ」
「全部、全部。僕が愛し尽くすからね。この体は僕だけのもの。ほら、乳首も可愛がってあげるから、可愛い結希ちゃんの声が聞きたいなぁ……」
「……っ!」
前と後ろが繋がったまま。花芯も乳首も旦那様にいたぶられて、快感を通り越してこれは悦楽だと思った。
これ以上の悦なんて、性の喜びなんてきっとない。
旦那様に言われた通り、私はただ淫らに喘いだ。
「あんっ、む、胸もあそこも、全部気持ちいい、ですっ、……だ、旦那様、大好きっ……!」
「ふふっ……結希ちゃんは僕に抱かれるの大好きだよね?」
耳元で淫らに囁かれて。敏感な場所を弄られ。
ゆっくりと腰を動かされるたびに、もっともっと、して欲しいと思ってしまった。
「はい……大好き。エッチなこと、もっとたくさんして、欲しいです……あんっ」
何も考えず、ただ旦那様を受け止める。セックスをする。愛し愛される。
これでいい。私は旦那様に愛される為にここにいるのだ。
そう思えると、自ら腰を振ってしまっていた。
「っと、そんな可愛らしい動きをされたら、堪らないじゃないか……」
旦那様はクスッと笑うと。弄っていた手を外し。私の背から離れて、腰より少し上の骨盤の位置をぐっと握った。
旦那様が本気になった。これから、いよいよ始まる。
「さぁ、本気セックスをしようね」
「──はい」
私は夢見心地のまま、返事をするのだった。
まだ終わってないよ。お尻をこっちに向けて。
ふわふわとした意識の中。耳元で旦那様の声が聞こえてはっとした。
「え……わ、わたし」
重い瞼をあけると私はうつ伏せになっていた。
頬に布団の感触を感じて。
あぁ。私イったんだ。あんなに深く快感に絡め取られたことがなくて、気を失ってしまったんだと分かった。
「そんなに激しくしたつもりは無かったのに。結希ちゃん。さ、これからが本番だよ」
「だ、旦那様……?」
何が本番なのだろうと思っていると、旦那様が後ろから腰ををぐいっと掴み。お尻を高く突き出すポーズになり。あっと思った。
そうだ。
旦那様のは二本ある。
まだセックスは終わってない。
「結希ちゃん。これでずっと一緒だよ」
再度、蜜壺に。にちゅっと雄槍が押し付けられる。
そしてもう一本の雄槍は、後ろの窄まりに宛てがわれ。窄まりにぐっと押し付けられる。
「ひっ。だ、旦那様っ。私まだ、イッたばかりで、二本同時だなんてっ……!」
思わず首だけ振り向き、旦那様に訴える。
旦那様は恍惚の表情を浮かべ。琥珀色の瞳は快楽に濡れていた。そして、ぺろりと唇を舐めた。
「大丈夫。もうちゃんと慣らしているから──……」
でも、と思った次の瞬間には二つの雄槍が容赦なく。にちゅりと。ぞぶりと私の中に入ってきた。
「あ──っ、あ、ああっ!!」
「──最高」
前と後ろにとんでもない熱量と切迫感を感じて、目を見開く。口をパクパクと戦慄かせる。
体がガクガクする。
こ、こんな二つ同時だなんて、体が壊れてしまう。
窄まりに痛みはない。それどころ痛痒感にも似たムズムズしたものを感じる。
先ほどの快楽より、もっと大きな兆しを早くも感じてしまう。
はぁはぁと大きく呼吸をしていると、旦那様が私の背にぴったりと張り付き。
「落ち着くまで、ここを触ってあげる」と、いまだに熱を持っている花芯をねっとりと擽り始めた。
「んんっ! そ、そんなところ。今触ったらだめぇ……っ」
「全部、全部。僕が愛し尽くすからね。この体は僕だけのもの。ほら、乳首も可愛がってあげるから、可愛い結希ちゃんの声が聞きたいなぁ……」
「……っ!」
前と後ろが繋がったまま。花芯も乳首も旦那様にいたぶられて、快感を通り越してこれは悦楽だと思った。
これ以上の悦なんて、性の喜びなんてきっとない。
旦那様に言われた通り、私はただ淫らに喘いだ。
「あんっ、む、胸もあそこも、全部気持ちいい、ですっ、……だ、旦那様、大好きっ……!」
「ふふっ……結希ちゃんは僕に抱かれるの大好きだよね?」
耳元で淫らに囁かれて。敏感な場所を弄られ。
ゆっくりと腰を動かされるたびに、もっともっと、して欲しいと思ってしまった。
「はい……大好き。エッチなこと、もっとたくさんして、欲しいです……あんっ」
何も考えず、ただ旦那様を受け止める。セックスをする。愛し愛される。
これでいい。私は旦那様に愛される為にここにいるのだ。
そう思えると、自ら腰を振ってしまっていた。
「っと、そんな可愛らしい動きをされたら、堪らないじゃないか……」
旦那様はクスッと笑うと。弄っていた手を外し。私の背から離れて、腰より少し上の骨盤の位置をぐっと握った。
旦那様が本気になった。これから、いよいよ始まる。
「さぁ、本気セックスをしようね」
「──はい」
私は夢見心地のまま、返事をするのだった。
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