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改悪
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がっつり食材を集めていれば思った以上にたくさん収穫できた。
「大量♪大量♪おかわりはもう終わりか?」
熊どころか他の食材までどんどん集まってくれた。キノコ豚まで追加できてくれたのはありがたい。
背中にキノコを生やした豚は、うま味が引き立っているだけではなく、キノコ自体の味もかなりいい。レアな豚だ。
ここでは出ないどころか初見殺しになりかねない。
レベルが50を越えるモンスターが初期地点にいるなんて状況は、さすがに新規を無視したやり方ではある。これを初見殺しといわずなんと呼ぶべきか。
それとも俺のステータスに合わせてか?…そんなアップデートならありっちゃありだ。
だが、ケチすぎる。
「っち…やっぱりレベル上がらないか」
経験値が思ったより低い。前よりも低くなるのは転生の影響なんだろうけど、これではデビルハニーベアを億も狩ってもレベルは上がらない。
「どっかに美味しい経験値のモンスターがいればいいんだが」
つい愚痴りつつふと思う。
レベルは必要なのか?
もしかしたら、AIになっている可能性がある俺は、エタニティアではNPCだ。好き勝手やっていいとはいえ、もしもバグキャラとして運営に認定されたら消される。
そうじゃなくても、現実の俺が気づいたら、せっかく集めたアイテムや装備を勝手に使っているNPCは…消去する。
「…いや、まだNPCになったと決まったわけじゃないんだし、レベルは上げても問題ないだろう」
適当な理由を決めねば不安になる。ばくつく心臓が本当なのかデータなのかはわからないが、この恐怖心だけは本当だ。
俺は消えたくなんてない。
「…人生に飽きてても消えたくはないんだな…」
何でも手に入り、ただ人類の発展のためだけに生きてきている俺たちのような人モドキが人間になれるのがこのエタニティアだ。
ここでは遺伝子の優劣はない。本人の持っている才能と努力で強くなる。
一つの世界だ。
俺たちは暇つぶしに作った。
同じように暇で人生に飽きていたほぼ全ての人類がこの世界に入り、エタニティアを世界として成り立たせたのだ。
「前でも悪くない世界だったんだがな」
こうなってしまったそもそもの原因はアップデートだ。そうじゃなければ、緊急時だって即座に対応できた。
運営コマンドだって使えたし、俺一人ではなく、あの居城で配下たちにかしずかれて仲間のの作る敵を倒して、俺も対抗して…いやよそう。終わった話だ。
「ファスに転移すればギルドボードとかから運営に連絡が取れるはずなんだが…『表』のアクセスポイントがないのはつらいな」
植物なんかを採取しつつ、愚痴をこぼす。
各地の街やダンジョンや拠点なんかにはアクセスポートを置いてあり、消費アイテムや魔法なんかで飛ぶことができる。
俺も『帰巣の杖』っていうアイテムを持っていたが、俺らのいたエタニティアではないからかどこの街へも行けない。
やたらと繁りすぎている森をようやく抜ければ整備された街道にでた。石畳なんだが、かなり古い見た目をしている。
「街道?そんなもん作ったのか?」
おそらくファスへ続く道なんだろうが、えらく中途半端な石畳だ。途切れ途切れで、ほとんど土がみえ、あるところからぷつりとなくなっている。
これもアップデートの影響だな…ちゃんと作れよ。
「スキル『マップ』!」
手持ちのスキルを起動する。スキルはパッシブ:スキルやアクティブ:スキルなんかがある。今回は後者のスキルを使う。
その名の通りマップを呼び出して位置情報をみるスキルだ。
だがそうはならない。
『こちらの情報は存在しません』
マップが表示される場所にはその文字が浮かんでいただけだ。
「はぁ?なんで…そうか!アップデート!」
忘れていたが厄介な話だ。
今回のアップデートで、エタニティアの世界を拡張しているらしい。
すでに世界中は探検し尽くされたから、ワールドマップを二倍にすると記載されていたしマップデータに変更があってもおかしくない。
街道ができているのもおそらく世界が拡張されたときに追加されたんだろう。
他にも俺たちのエタニティアと今のエタニティアでは大きな違いがある。
内容は確かこうだ。
『アップデート後は以前のエタニティアから666年後となります。エタニティアでは魔王級と呼ばれる強敵のモンスターがいましたが、そのモンスターよりさらに強敵で人と変わらないAIを搭載させた六魔王を用意しました。』
魔王級のモンスターは転生を何度もしていないと倒せない頭のおかしなモンスターだ。しかも、俺やメタボライオンたち専用といっていい、廃人しか相手にできない敵だった。AIはモンスター用だからパターンを覚えれば倒しやすい。
それでも気を抜けば装備のない前の俺でもやられただろう。
まぁ、フル装備なら楽々周回で作った仲間に瞬殺動画を送りつけていたんだが…思えばそのせいで、バランスのおかしいモンスターになったのかもしれない。
表ではレイドボス扱いだったんだが、俺らは単騎かパーティだったしな。難易度が違いすぎるか。
そこに人と変わらないAIで魔王にするか…馬鹿だ。
大馬鹿しかいない。
魔王なんて安っぽい敵を作ってエタニティアの世界になんてことをしやがったんだ。
思い出しても腹が立つ。
しかもさらに改悪がある。
『六魔王には対となる六人の勇者がいます。みなさんはどちらの陣営についてもよし。魔王や勇者ではなく新たな陣営を作るもし。自由に行動してください』
ときたもんだ。
このゲームに勇者とか不要だ。しかもエルフだと勇者と仲間になりやすいって、書いてもあった。ってことは、勇者の種族がエルフか、エルフ信者ってことだろ?
ヨリタとはベクトルが違う大馬鹿がいるのだろうが、ヨリタはこんな安っぽいシナリオは組んでいない。
エタニティアの神話や設定は突っ込みまくったが。
「にしても…六魔王か…ありがちだが…俺らとは無関係だよな?」
よくある設定だし…気にしすぎかもしれない。だが、六魔王の見た目をしている奴らなら知っているし…俺の最新称号も六芒の廃人っていうが…たまたまだよな。
「…スキル『探索:周辺PC及びNPC』
気を取り直して別なスキルを使う。プレイヤーキャラとノンプレイヤーキャラを探すスキルだ。
かなり習得に苦労するスキルなんだがあると便利だ。主にこういうときなんかにな。
『半径三キロ圏内に多数の人型を確認。色分けをしますか?』
未知のエリアでは基本的にイベントを用意していた。それはここでも同じなんだろう。
それを利用すればマップデータがなくても地形が多少は予測がつく。
「おっと…赤か」
やはり地形が変わっているのか三キロ圏内には街はないようだ。
とはいえ、NPCの存在は確認できた。
色分けをすればほとんどが赤や白だ。近くにいるのは赤ばかりで、離れた場所に白がある。
赤はどうやっても敵でしかなく、倒しても問題ないNPCだ。経験値やアイテムもドロップするから見つけしだい治安のためにも殺していい。
NPCが増えすぎないために用意された犯罪者NPCは、放っておくと犯罪者が増えすぎて徒党をくんで街と争いだしたり変な組織を作って戦争をしたりする。
改心はしない。そうエタニティアを管理するエタニエルが組んだのだ。
白はどうなるかわからないNPCだが、敵ではない。敵対しても色は変わらないから、おそらく普通のNPCだろう。
どちらかが何かのイベントが発生するフラグとみた。
それじゃ、街を探すついでにイベントの方にいかせてもらうかな。
「大量♪大量♪おかわりはもう終わりか?」
熊どころか他の食材までどんどん集まってくれた。キノコ豚まで追加できてくれたのはありがたい。
背中にキノコを生やした豚は、うま味が引き立っているだけではなく、キノコ自体の味もかなりいい。レアな豚だ。
ここでは出ないどころか初見殺しになりかねない。
レベルが50を越えるモンスターが初期地点にいるなんて状況は、さすがに新規を無視したやり方ではある。これを初見殺しといわずなんと呼ぶべきか。
それとも俺のステータスに合わせてか?…そんなアップデートならありっちゃありだ。
だが、ケチすぎる。
「っち…やっぱりレベル上がらないか」
経験値が思ったより低い。前よりも低くなるのは転生の影響なんだろうけど、これではデビルハニーベアを億も狩ってもレベルは上がらない。
「どっかに美味しい経験値のモンスターがいればいいんだが」
つい愚痴りつつふと思う。
レベルは必要なのか?
もしかしたら、AIになっている可能性がある俺は、エタニティアではNPCだ。好き勝手やっていいとはいえ、もしもバグキャラとして運営に認定されたら消される。
そうじゃなくても、現実の俺が気づいたら、せっかく集めたアイテムや装備を勝手に使っているNPCは…消去する。
「…いや、まだNPCになったと決まったわけじゃないんだし、レベルは上げても問題ないだろう」
適当な理由を決めねば不安になる。ばくつく心臓が本当なのかデータなのかはわからないが、この恐怖心だけは本当だ。
俺は消えたくなんてない。
「…人生に飽きてても消えたくはないんだな…」
何でも手に入り、ただ人類の発展のためだけに生きてきている俺たちのような人モドキが人間になれるのがこのエタニティアだ。
ここでは遺伝子の優劣はない。本人の持っている才能と努力で強くなる。
一つの世界だ。
俺たちは暇つぶしに作った。
同じように暇で人生に飽きていたほぼ全ての人類がこの世界に入り、エタニティアを世界として成り立たせたのだ。
「前でも悪くない世界だったんだがな」
こうなってしまったそもそもの原因はアップデートだ。そうじゃなければ、緊急時だって即座に対応できた。
運営コマンドだって使えたし、俺一人ではなく、あの居城で配下たちにかしずかれて仲間のの作る敵を倒して、俺も対抗して…いやよそう。終わった話だ。
「ファスに転移すればギルドボードとかから運営に連絡が取れるはずなんだが…『表』のアクセスポイントがないのはつらいな」
植物なんかを採取しつつ、愚痴をこぼす。
各地の街やダンジョンや拠点なんかにはアクセスポートを置いてあり、消費アイテムや魔法なんかで飛ぶことができる。
俺も『帰巣の杖』っていうアイテムを持っていたが、俺らのいたエタニティアではないからかどこの街へも行けない。
やたらと繁りすぎている森をようやく抜ければ整備された街道にでた。石畳なんだが、かなり古い見た目をしている。
「街道?そんなもん作ったのか?」
おそらくファスへ続く道なんだろうが、えらく中途半端な石畳だ。途切れ途切れで、ほとんど土がみえ、あるところからぷつりとなくなっている。
これもアップデートの影響だな…ちゃんと作れよ。
「スキル『マップ』!」
手持ちのスキルを起動する。スキルはパッシブ:スキルやアクティブ:スキルなんかがある。今回は後者のスキルを使う。
その名の通りマップを呼び出して位置情報をみるスキルだ。
だがそうはならない。
『こちらの情報は存在しません』
マップが表示される場所にはその文字が浮かんでいただけだ。
「はぁ?なんで…そうか!アップデート!」
忘れていたが厄介な話だ。
今回のアップデートで、エタニティアの世界を拡張しているらしい。
すでに世界中は探検し尽くされたから、ワールドマップを二倍にすると記載されていたしマップデータに変更があってもおかしくない。
街道ができているのもおそらく世界が拡張されたときに追加されたんだろう。
他にも俺たちのエタニティアと今のエタニティアでは大きな違いがある。
内容は確かこうだ。
『アップデート後は以前のエタニティアから666年後となります。エタニティアでは魔王級と呼ばれる強敵のモンスターがいましたが、そのモンスターよりさらに強敵で人と変わらないAIを搭載させた六魔王を用意しました。』
魔王級のモンスターは転生を何度もしていないと倒せない頭のおかしなモンスターだ。しかも、俺やメタボライオンたち専用といっていい、廃人しか相手にできない敵だった。AIはモンスター用だからパターンを覚えれば倒しやすい。
それでも気を抜けば装備のない前の俺でもやられただろう。
まぁ、フル装備なら楽々周回で作った仲間に瞬殺動画を送りつけていたんだが…思えばそのせいで、バランスのおかしいモンスターになったのかもしれない。
表ではレイドボス扱いだったんだが、俺らは単騎かパーティだったしな。難易度が違いすぎるか。
そこに人と変わらないAIで魔王にするか…馬鹿だ。
大馬鹿しかいない。
魔王なんて安っぽい敵を作ってエタニティアの世界になんてことをしやがったんだ。
思い出しても腹が立つ。
しかもさらに改悪がある。
『六魔王には対となる六人の勇者がいます。みなさんはどちらの陣営についてもよし。魔王や勇者ではなく新たな陣営を作るもし。自由に行動してください』
ときたもんだ。
このゲームに勇者とか不要だ。しかもエルフだと勇者と仲間になりやすいって、書いてもあった。ってことは、勇者の種族がエルフか、エルフ信者ってことだろ?
ヨリタとはベクトルが違う大馬鹿がいるのだろうが、ヨリタはこんな安っぽいシナリオは組んでいない。
エタニティアの神話や設定は突っ込みまくったが。
「にしても…六魔王か…ありがちだが…俺らとは無関係だよな?」
よくある設定だし…気にしすぎかもしれない。だが、六魔王の見た目をしている奴らなら知っているし…俺の最新称号も六芒の廃人っていうが…たまたまだよな。
「…スキル『探索:周辺PC及びNPC』
気を取り直して別なスキルを使う。プレイヤーキャラとノンプレイヤーキャラを探すスキルだ。
かなり習得に苦労するスキルなんだがあると便利だ。主にこういうときなんかにな。
『半径三キロ圏内に多数の人型を確認。色分けをしますか?』
未知のエリアでは基本的にイベントを用意していた。それはここでも同じなんだろう。
それを利用すればマップデータがなくても地形が多少は予測がつく。
「おっと…赤か」
やはり地形が変わっているのか三キロ圏内には街はないようだ。
とはいえ、NPCの存在は確認できた。
色分けをすればほとんどが赤や白だ。近くにいるのは赤ばかりで、離れた場所に白がある。
赤はどうやっても敵でしかなく、倒しても問題ないNPCだ。経験値やアイテムもドロップするから見つけしだい治安のためにも殺していい。
NPCが増えすぎないために用意された犯罪者NPCは、放っておくと犯罪者が増えすぎて徒党をくんで街と争いだしたり変な組織を作って戦争をしたりする。
改心はしない。そうエタニティアを管理するエタニエルが組んだのだ。
白はどうなるかわからないNPCだが、敵ではない。敵対しても色は変わらないから、おそらく普通のNPCだろう。
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