16 / 46
第三夜 Lost Relic
Episode15 Monologue -回顧-
しおりを挟む
玄室を抜けると、そこは薄暗い回廊になっていた。
部屋の作り方からある程度感じていたが、まるで古代遺跡の内部のように見える。
しかし、床は整然と組まれた石畳。
壁面も、わずかに発光する材質不明の鉱物できれいに組み上げられている。
通路には、拳大くらいの浮遊する光…“彷徨鬼火”が無数に漂っており、光源には事欠かないのが幸いだった。
そんな得体の知れない回廊を共に進む二人の連れ合いを、狭間那はチラリと見やった。
一人は“不朽人”
黄金の仮面を被り、全身を包帯で覆われた2メートルを超す巨漢…太陽帝アクエンアテンである。
狭間那が所属する博物館で行われていた、古代エジプトをテーマとした特別企画展。
そこに目玉として展示されていた、エジプト新王国時代の第18王朝の王妃ネフェルティティの棺から、よもや本人が“幽霊”として復活した。
しかも、何と彼女は夫である王、アクエンアテンを一人二役で演じていた同一人物であり、現在の姿は「王モード」である“不朽人”となっていた。
ちなみに当の本人は、現在、無数の動く骸骨(生前の臣下らしい)を召喚し、彼らが担ぐ輿に乗って移動中である。
“冥界”から続々と這い出してきた骸骨の群れを目の当たりにし、最初こそ肝を潰した狭間那だったが、黙々と歩みを進める骸骨達の姿に、ようやく精神が慣れ始めてきたところだった。
そして、もう一人。
狭間那は自分の少し前を進む黒づくめの青年を見やった。
青年の名前は、十逢 頼都。
特別企画展で頻発する怪異の原因究明を国に相談したところ、やって来たのが彼と二人の女性だった。
その二人の女性…リュカとミュカレは、現在、この「幽世」に引き込まれた際、はぐれてしまった。
頼都によれば、この「幽世」はあの世とこの世の狭間にあり、神話や伝説に語られる魔物たちが無数に蠢いている魔境らしい。
事実、狭間那も今しがたギリシャ神話に登場する“牛頭鬼”を目にしたばかりである。
そんな世界に放り出されれば、女性二人など、あっという間に魔物たちの餌食になってしまうだろう。
が、彼女らについては、心配はないといえた。
聞けば、リュカは、並みはずれた運動機能を有する“人狼”
ミュカレも、中世から生きる“魔女”
要はどちらも人間ではない。
すなわち「怪物」なのだ。
そして、彼女らを率いる頼都自身も“鬼火南瓜”という怪物である。
“鬼火南瓜”のことは、狭間那も知っている。
ハロウィンでお馴染みのカボチャ頭の怪物だ。
最近ではデフォルメされた愛らしいキャラクターの姿で描かれることも多いが、その伝承は全く救いが無いものだ。
遥かな昔、悪賢い遊び人だった一人の男が悪魔を騙し「死んでも地獄に落ちない」という契約を取り付けた。
しかし、男は死後、生前の行いの悪さから天国へ迎え入れられず、悪魔との契約により地獄に行くこともできず、カボチャのランタンを手にこの世を彷徨い続けており、いつしか“鬼火南瓜”と呼ばれるようになったとされる。
狭間那は、頼都の端正な横顔を盗み見た。
どこかけだるそうで、人を食ったような態度のこの青年を、狭間那は最初、内心毛嫌いしていた。
国からの紹介では、頼都達は「オカルトなどの怪異に対する超自然現象の専門家チーム」という触れ込みだった。
それを聞いた狭間那は、内心、唾棄したいほどだった。
彼女にとってオカルトなどというとものは、デマと迷信に彩られた胡散臭いインチキだったからだ。
なので、頼都達のことはペテン師程度にしか思えなかった。
しかし、今は印象がガラリと変わっていた。
彼らが開いて見せた「世界の裏側」は、現時点までに体験した事象を見る限り、全て本物だ。
それは、狭間那にとっては衝撃だった。
自分達“人間”が過ごす日常…その裏側では、誰もが想像しない昏い闇の世界があったのである。
そして、その中では、狭間那は悲しいほど無力だった。
これまで得てきた経験や知識が、木っ端ほども役に立たない。
そもそも、彼女がこの幽世に引き込まれたのは、頼都達にとっては想定外のアクシデントだった。
それでも、頼都は狭間那を見捨てることはしなかった。
「死にたくなかったら、俺達から離れるな」
ただ、それだけを告げて、彼は仲間であるリュカとミュカレを探すために、アクエンアテンとの共闘を受け入れ、こうして異界での探索を続けているのだ。
「俺の顔がそんなに珍しいか?」
前を向いたままの頼都に、不意にそう尋ねられた狭間那は、何故か視線を背けた。
「…いいえ。ただ『あの顔』は本物だったのか、と思いまして」
「あの顔?」
「さっき、企画展示室で見せた、炎の悪魔みたいな顔です」
それに頼都は薄く笑った。
「もちろん本物さ。色男だろ?」
「ええ。お陰で腰が抜けそうになりました」
いまさらながら、意図的に脅かされたことを察し、ジロリと睨み返す狭間那。
頼都は視線を前に戻した。
「そいつは悪かったな。だが、ああいうものでも見せないと、あんたみたいな学者さんは『こっち側』のことを信用しないだろ?現にあんた自身『自らの手による検証・立証・確証は絶対のもの』って言っていたしな」
「…」
無言になる狭間那。
だが、頼都の言うことは当たっていた。
事実、自分は頼都達を全く信用していなかったのだから。
狭間那は“鬼火南瓜”の伝承を思い出しながら、ふと尋ねた。
「…一つお伺いしていいですか…?」
「ああ」
「その…貴方は本当に死ぬことがないんですか…?」
狭間那の問いに、頼都は無言だった。
しばし、回廊を進む一行の足音だけが響き渡る。
気を悪くしたのかと思い、狭間那が口を開こうとしたその時、頼都は答えた。
「死ねねぇな。たぶん、この星の命が尽きるまで…いいや、下手すりゃそれでも生かされるのかも知れねぇ」
そう言った頼都の横顔が。
狭間那には、ひどく疲れているように見えた。
「…後悔してるんですか?」
ふと、そう尋ねる狭間那。
伝承通りなら、この男は悪魔を騙し、取り引きをした。
故に、その所業により天国にも行けず、地獄に落ちることも叶わない。
つまり、死ねないまま、永劫にこの世を彷徨う運命にある。
同時に、彼は恐らくこの星で唯一「永遠」を生きる存在だ。
そして「不老不死」は、古今東西求める者が後を絶たない幻でもある。
頼都が本当に伝承どおりの“鬼火南瓜”であるならば、この目の前の男はその幻を掴んでいるといえる。
彼がこれまで生きた時間は計り知れないが、その中で彼を羨望する者はいくらでもいただろう。
しかし、頼都の顔からはそうした「超越者」としての優越感みたいなものは一切感じられない。
その言葉に、頼都は珍しく曖昧に笑った。
「昔はな。あんたには分からないだろうが、何をしても死ねないってのは…まあ、ちょいと退屈なのさ。生きてるって実感がねぇから、あらゆる欲も失せる。そうなれば、世界も無味無臭になる」
「…」
「今はもう、後悔してるのもうざってぇ。ただ、早く燃え尽きてぇ一心で、怪物退治をやってる。まあ、いい暇つぶしにはなってるのかもな」
「…そうですか」
「あんたも気をつけな」
煙草を取り出すと、頼都は指先に灯した炎で、その先に火を点けた。
「うっかりでも、死ねねぇ身体になると…つまんねぇぞ」
「…はい」
狭間那は、視線を落とした。
飄々と歩くその背中が、狭間那はに酷く孤独に映った。
「焔魔よ、臭うぞ」
「あん?いいだろ、煙草ぐらい大目に見ろって」
アクエンアテンの言葉に、輿を見上げながら頼都が唇を尖らせる。
「否。気付かぬか…?」
「あぁ?」
アクエンアテンが宙空を見上げて告げる。
「これは血臭である」
その言葉に、頼都の目が鋭くなった。
部屋の作り方からある程度感じていたが、まるで古代遺跡の内部のように見える。
しかし、床は整然と組まれた石畳。
壁面も、わずかに発光する材質不明の鉱物できれいに組み上げられている。
通路には、拳大くらいの浮遊する光…“彷徨鬼火”が無数に漂っており、光源には事欠かないのが幸いだった。
そんな得体の知れない回廊を共に進む二人の連れ合いを、狭間那はチラリと見やった。
一人は“不朽人”
黄金の仮面を被り、全身を包帯で覆われた2メートルを超す巨漢…太陽帝アクエンアテンである。
狭間那が所属する博物館で行われていた、古代エジプトをテーマとした特別企画展。
そこに目玉として展示されていた、エジプト新王国時代の第18王朝の王妃ネフェルティティの棺から、よもや本人が“幽霊”として復活した。
しかも、何と彼女は夫である王、アクエンアテンを一人二役で演じていた同一人物であり、現在の姿は「王モード」である“不朽人”となっていた。
ちなみに当の本人は、現在、無数の動く骸骨(生前の臣下らしい)を召喚し、彼らが担ぐ輿に乗って移動中である。
“冥界”から続々と這い出してきた骸骨の群れを目の当たりにし、最初こそ肝を潰した狭間那だったが、黙々と歩みを進める骸骨達の姿に、ようやく精神が慣れ始めてきたところだった。
そして、もう一人。
狭間那は自分の少し前を進む黒づくめの青年を見やった。
青年の名前は、十逢 頼都。
特別企画展で頻発する怪異の原因究明を国に相談したところ、やって来たのが彼と二人の女性だった。
その二人の女性…リュカとミュカレは、現在、この「幽世」に引き込まれた際、はぐれてしまった。
頼都によれば、この「幽世」はあの世とこの世の狭間にあり、神話や伝説に語られる魔物たちが無数に蠢いている魔境らしい。
事実、狭間那も今しがたギリシャ神話に登場する“牛頭鬼”を目にしたばかりである。
そんな世界に放り出されれば、女性二人など、あっという間に魔物たちの餌食になってしまうだろう。
が、彼女らについては、心配はないといえた。
聞けば、リュカは、並みはずれた運動機能を有する“人狼”
ミュカレも、中世から生きる“魔女”
要はどちらも人間ではない。
すなわち「怪物」なのだ。
そして、彼女らを率いる頼都自身も“鬼火南瓜”という怪物である。
“鬼火南瓜”のことは、狭間那も知っている。
ハロウィンでお馴染みのカボチャ頭の怪物だ。
最近ではデフォルメされた愛らしいキャラクターの姿で描かれることも多いが、その伝承は全く救いが無いものだ。
遥かな昔、悪賢い遊び人だった一人の男が悪魔を騙し「死んでも地獄に落ちない」という契約を取り付けた。
しかし、男は死後、生前の行いの悪さから天国へ迎え入れられず、悪魔との契約により地獄に行くこともできず、カボチャのランタンを手にこの世を彷徨い続けており、いつしか“鬼火南瓜”と呼ばれるようになったとされる。
狭間那は、頼都の端正な横顔を盗み見た。
どこかけだるそうで、人を食ったような態度のこの青年を、狭間那は最初、内心毛嫌いしていた。
国からの紹介では、頼都達は「オカルトなどの怪異に対する超自然現象の専門家チーム」という触れ込みだった。
それを聞いた狭間那は、内心、唾棄したいほどだった。
彼女にとってオカルトなどというとものは、デマと迷信に彩られた胡散臭いインチキだったからだ。
なので、頼都達のことはペテン師程度にしか思えなかった。
しかし、今は印象がガラリと変わっていた。
彼らが開いて見せた「世界の裏側」は、現時点までに体験した事象を見る限り、全て本物だ。
それは、狭間那にとっては衝撃だった。
自分達“人間”が過ごす日常…その裏側では、誰もが想像しない昏い闇の世界があったのである。
そして、その中では、狭間那は悲しいほど無力だった。
これまで得てきた経験や知識が、木っ端ほども役に立たない。
そもそも、彼女がこの幽世に引き込まれたのは、頼都達にとっては想定外のアクシデントだった。
それでも、頼都は狭間那を見捨てることはしなかった。
「死にたくなかったら、俺達から離れるな」
ただ、それだけを告げて、彼は仲間であるリュカとミュカレを探すために、アクエンアテンとの共闘を受け入れ、こうして異界での探索を続けているのだ。
「俺の顔がそんなに珍しいか?」
前を向いたままの頼都に、不意にそう尋ねられた狭間那は、何故か視線を背けた。
「…いいえ。ただ『あの顔』は本物だったのか、と思いまして」
「あの顔?」
「さっき、企画展示室で見せた、炎の悪魔みたいな顔です」
それに頼都は薄く笑った。
「もちろん本物さ。色男だろ?」
「ええ。お陰で腰が抜けそうになりました」
いまさらながら、意図的に脅かされたことを察し、ジロリと睨み返す狭間那。
頼都は視線を前に戻した。
「そいつは悪かったな。だが、ああいうものでも見せないと、あんたみたいな学者さんは『こっち側』のことを信用しないだろ?現にあんた自身『自らの手による検証・立証・確証は絶対のもの』って言っていたしな」
「…」
無言になる狭間那。
だが、頼都の言うことは当たっていた。
事実、自分は頼都達を全く信用していなかったのだから。
狭間那は“鬼火南瓜”の伝承を思い出しながら、ふと尋ねた。
「…一つお伺いしていいですか…?」
「ああ」
「その…貴方は本当に死ぬことがないんですか…?」
狭間那の問いに、頼都は無言だった。
しばし、回廊を進む一行の足音だけが響き渡る。
気を悪くしたのかと思い、狭間那が口を開こうとしたその時、頼都は答えた。
「死ねねぇな。たぶん、この星の命が尽きるまで…いいや、下手すりゃそれでも生かされるのかも知れねぇ」
そう言った頼都の横顔が。
狭間那には、ひどく疲れているように見えた。
「…後悔してるんですか?」
ふと、そう尋ねる狭間那。
伝承通りなら、この男は悪魔を騙し、取り引きをした。
故に、その所業により天国にも行けず、地獄に落ちることも叶わない。
つまり、死ねないまま、永劫にこの世を彷徨う運命にある。
同時に、彼は恐らくこの星で唯一「永遠」を生きる存在だ。
そして「不老不死」は、古今東西求める者が後を絶たない幻でもある。
頼都が本当に伝承どおりの“鬼火南瓜”であるならば、この目の前の男はその幻を掴んでいるといえる。
彼がこれまで生きた時間は計り知れないが、その中で彼を羨望する者はいくらでもいただろう。
しかし、頼都の顔からはそうした「超越者」としての優越感みたいなものは一切感じられない。
その言葉に、頼都は珍しく曖昧に笑った。
「昔はな。あんたには分からないだろうが、何をしても死ねないってのは…まあ、ちょいと退屈なのさ。生きてるって実感がねぇから、あらゆる欲も失せる。そうなれば、世界も無味無臭になる」
「…」
「今はもう、後悔してるのもうざってぇ。ただ、早く燃え尽きてぇ一心で、怪物退治をやってる。まあ、いい暇つぶしにはなってるのかもな」
「…そうですか」
「あんたも気をつけな」
煙草を取り出すと、頼都は指先に灯した炎で、その先に火を点けた。
「うっかりでも、死ねねぇ身体になると…つまんねぇぞ」
「…はい」
狭間那は、視線を落とした。
飄々と歩くその背中が、狭間那はに酷く孤独に映った。
「焔魔よ、臭うぞ」
「あん?いいだろ、煙草ぐらい大目に見ろって」
アクエンアテンの言葉に、輿を見上げながら頼都が唇を尖らせる。
「否。気付かぬか…?」
「あぁ?」
アクエンアテンが宙空を見上げて告げる。
「これは血臭である」
その言葉に、頼都の目が鋭くなった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる