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第二話〈健診〉
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(気になる、星乃は恐らく花粉症でマスクをつけているんだろうけど、気になるっ)
亜樹は健診を受けている間ずっと心の中で復唱している。
「次で最後か、、、ん゙ン゙歯科健診」
少し様子のおかしい亜樹に星乃が
「ねえ歯科健診がどうかしたの?もしかして虫歯あるとか?」
「虫歯!?断固としてないけど、もっと重大なことが」
亜樹は後ろにいくにつれて急激に小さく消え帰るような声で答えた。
(俺にう蝕はない、そんなことより星乃は俺の一個前に健診を受ける、つまり俺は星乃の健診結果を知ることができる)
亜樹は内心とても興奮していたが、なんとか平然を装う。
「そっか、あ、もう次だ」
星乃は椅子に座り学校歯科医の前で口を開けた。
「7番マル6から反体側5番まで斜線6番マル7番CO」
よく皆んなが言う歯科健診中の呪文を唱える歯科医に次を待つ亜樹がピクっとした。
(あいつCOって)
「下行くね、7番マル6番から反体側7番まで斜線、えっとGOと歯石の沈着。はい終わり次の人」
亜樹は考える間も無く呼ばれ、口を開けた
「7番から反体側7番まで斜線下行って7番から反体側7番まで斜線、虫歯ないのすごいね」
亜樹は想定外に褒められ「あ、ありがとうございます」と動揺しつつ答えた。しかし亜樹にはそんなことはどうでもよく
(星乃、処置歯多いし初期う蝕と歯肉炎、歯石、、、案外問題児だ、でも直接本人に言うわけにも)
悶々と考えながら星乃に誘われて食堂で昼食をとる。
「ねえ亜樹、僕の顔なんかついてる?」
「え、いや何もついてないけど」
「あ、そっかならいいんだけど。あまりにもじっと見つめるから」
亜樹は気になると人の歯をずっと見てしまうようだ。
(、、、悪い癖がでた。確かに歯肉の炎症が見られたし、寮も同室だし、でも他人の口内状況に首突っ込むわけにも、、、)
果たして亜樹のこの挙動不審はなんなのだろうかと不思議がる星乃と共に寮へ戻った。
亜樹は健診を受けている間ずっと心の中で復唱している。
「次で最後か、、、ん゙ン゙歯科健診」
少し様子のおかしい亜樹に星乃が
「ねえ歯科健診がどうかしたの?もしかして虫歯あるとか?」
「虫歯!?断固としてないけど、もっと重大なことが」
亜樹は後ろにいくにつれて急激に小さく消え帰るような声で答えた。
(俺にう蝕はない、そんなことより星乃は俺の一個前に健診を受ける、つまり俺は星乃の健診結果を知ることができる)
亜樹は内心とても興奮していたが、なんとか平然を装う。
「そっか、あ、もう次だ」
星乃は椅子に座り学校歯科医の前で口を開けた。
「7番マル6から反体側5番まで斜線6番マル7番CO」
よく皆んなが言う歯科健診中の呪文を唱える歯科医に次を待つ亜樹がピクっとした。
(あいつCOって)
「下行くね、7番マル6番から反体側7番まで斜線、えっとGOと歯石の沈着。はい終わり次の人」
亜樹は考える間も無く呼ばれ、口を開けた
「7番から反体側7番まで斜線下行って7番から反体側7番まで斜線、虫歯ないのすごいね」
亜樹は想定外に褒められ「あ、ありがとうございます」と動揺しつつ答えた。しかし亜樹にはそんなことはどうでもよく
(星乃、処置歯多いし初期う蝕と歯肉炎、歯石、、、案外問題児だ、でも直接本人に言うわけにも)
悶々と考えながら星乃に誘われて食堂で昼食をとる。
「ねえ亜樹、僕の顔なんかついてる?」
「え、いや何もついてないけど」
「あ、そっかならいいんだけど。あまりにもじっと見つめるから」
亜樹は気になると人の歯をずっと見てしまうようだ。
(、、、悪い癖がでた。確かに歯肉の炎症が見られたし、寮も同室だし、でも他人の口内状況に首突っ込むわけにも、、、)
果たして亜樹のこの挙動不審はなんなのだろうかと不思議がる星乃と共に寮へ戻った。
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