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1章 出会い
記憶を嫌う少年
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─────!
目を覚ますと木造の部屋の中にいた。
だが部屋にしては狭く、一部壁が張られていない所もあった。
そしてガラガラという音と共に部屋全体が揺れている。
「よく眠れやしたか、お客さん。」
小窓の向こうから声が聞こえた。
そこから顔を覗かせると2頭の馬の手綱を握る御者の姿が見えた。
どうやら馬車の中でいつの間にか眠ってしまっていたようだ。
「……街まであとどれくらいだ?」
「そんなにかかりませんよ。気長に待っていてくだせぇ。なんならもう一回寝てても構いませんぜ。」
御者は豪快に笑って答えた。
「それにしてもお客さんは冒険家にしては若そうだが、仲間はいないのかい?」
仲間……
「その若さで1人で依頼を受けている人は珍しいですぜ。何か理由でもあるのかい?」
「……個人情報だ。話すつもりは無い。」
「釣れない人だなぁ。」
御者は残念そうにそう言うと、胸ポケットから何かを取り出し、小窓越しに渡してきた。
それは御者の名前が記載されたカードだった。
「まぁ、また乗ってくださいよ。お客さんに仲間がいようがいまいが、俺は馬を走らせるだけ。いつでも話は聞きますぜ。それに最近はテレポートばかりで馬車に乗せる数も減ってやす。お客さんを逃す手は無いんですわ。」
「最後のが本音だろ。」
「お客さん鋭い!」
変な御者だな。
呆れた俺は小窓を離れて、壁に寄りかかった。
……ん?
ガラガラという車輪の音の中、微かに何か別の音が聞こえた。
目を閉じ、聴覚を研ぎ澄ませ微細な音を聞く。
すると、何かを壊す音がこちらに近付いてくるのが分かった。
音の正体は分からないが何か嫌な予感がする。
俺は立て掛けていた剣を手に取る。
「……爺さん馬を走らせろ。」
「どうしたんです?」
「いいから走らせろ。」
少し圧を掛けてそう言うと、御者は何か言いたげそうにしながらも馬を走らせた。
その瞬間、後方で木々が薙ぎ倒される音が聞こえた。
馬車の後ろが吹き抜けになっているため、俺は確認することができた。
後方で舞い上がる土埃の中で巨大な影が蠢いている。
グォォォォォ───!!
巨大な影が咆哮を上げると、風圧により土埃が一気に晴れる。
そこにいたのは異様に発達した腕を持つ熊がいたのだ。
「どうしてこんな所にアンベアが!?」
あの巨大な腕が特徴の熊型のモンスターはどうやらアンベアというらしい。
アンベアの目がギロリとこちらを捉え、猛進し始めた。
見た目が獰猛そうだしこうなるのは当然か。
「そのまま馬を全力で走らせろ。」
「もうしてるさ!」
なら追いつかれるのは時間の問題か。
やるしかない。
俺は鞘から剣を抜き、
「爺さん、悪いが使わせてもらうぞ。」
俺は馬車内の縄で固定されていた荷物を切りつける。
そして固定が外れた荷物を外に蹴り飛ばした。
しかし、アンベアは勢いを失うこと無く、木箱を破壊しながら追い掛けてきた。
「あぁ!俺の大事な荷物たちが!」
相当な力だ。
あの腕で攻撃されたら骨だけじゃ済まなそうだ。
次に腰がけポーチから小型のナイフを取り出し、アンベアに投げつけた。
ナイフは肩辺りに刺さったもののやはり止まる気配が無い。
「爺さん。なんか持ってないか?」
「一応緊急時の道具がある!魔物に襲われた時用のな!」
「それを早く言え。」
小窓から御者の鞄を受け取り、中を漁る。
入っていたのは様々な魔道具だった。
その一つに煙を出す魔道具があった。
だが、相手は獣型のモンスター。
恐らく視界を遮っても、嗅覚で追ってくるだろう。
そこで俺はもう一つの魔道具を使うことに。
それは小さな魔物達から身を守ることができる音が鳴る爆弾式の魔道具だ。
音で相手を怯ませる程度の威力を放つ、小型爆弾で殺傷能力は低いが、使い方を変えればいい。
二つの魔道具を手に持ち、アンベアと向き合う。
徐々にアンベアと馬車との距離が縮まっていく中、俺はタイミングを見計らっていた。
ある程度距離を詰められたその瞬間、アンベアが飛び掛かった。
まさにこれを待っていた。
俺はアンベアの爪に沿ってなぞるように剣を滑らせる。
それによって軌道がずれ、態勢を崩したアンベア。
それを逃さず俺は起動させた小型爆弾式の魔道具を顔にぶつける。
いくら硬い皮膚を持っていても、目までは防げないだろ。
強烈な音と共にアンベアが怯んだ。
それと同時に煙を焚き、アンベアとの視界を消した。
「そのまま走らせろ。」
「お、おう!」
立ち込める煙の中で巨大な影が蠢いているものの、こちらに近付いてくる気配は無かった。
──────────
「さっきは助かったぜ……」
あのまま逃げ続けた俺たちは無事に街まで辿り着くことができた。
今は馬車が並ぶ、馬留め所で精算を行っているところだ。
「代金はこれで十分か?」
「お客さん、よくずっと冷静でいられるな……」
そう言いながら御者は金を受け取った。
「あれ?お客さん、料金が多いですぜ。」
俺は乗車料金よりも多くの金を渡していた。
「……詫びだ。荷物を投げて損害を出したからな。」
「いやあの状況じゃ仕方ないことですぜ。気にしてないんでお返ししやす。」
「なら馬代だ。2頭ともよく走ってくれた。」
馬の頭を撫でると、嬉しそうに耳をパタパタとさせた。
「お客さんいい人だな。そういうことならありがたく受け取らせてもらいやす。」
御者は笑顔を見せて金を鞄に突っ込んだ。
「にしてもお客さん。どうしても聞きたいことがあるんだが……」
「なんだ?」
「若いのに相当な実力があると見受けた。それなのにお客さんが仲間を連れていないってのが、やっぱり気になっちまって。俺が冒険家だったらお客さんみたいな人、真っ先に声を掛けると思いやすぜ。」
またその話かと俺は深々とため息をついた。
「個人情報だと言ったはずだ。」
「少しくらい、いいじゃないすか!共に窮地を乗り切った仲!俺たちはもう仲間ですぜ!」
「勝手なことを……」
でもこれ以上何も言わないでいてもこの人がしつこくなりそうだ。
「……単純な話だ。俺は冒険家じゃない。」
「え!?そうなんです!?」
「冒険家じゃなかったらパーティーを組む必要無いだろ。」
「冒険家じゃないのにあの実力……お、お客さん一体あんた何者なんです……?」
御者は驚いた表情をしながらも、理解はしているのか何度も小さく頷いていた。
その姿を見て俺はその場を去ろうとした。
「あ!お客さん!」
しかし、まだ御者が引き止めた。
「まだお客さんの名前を聞いてない!せめてそれだけ教えてくれ!」
「それも個人情──」
「次来た時安くしますから!」
断ろうとしたが、その言葉に少し惹かれた。
……名前を教えるだけで安くなるなら等価交換か。
「シエル。」
「シエルの旦那、またのご利用お待ちしておりやす!」
御者は満面の笑みを浮かべた後、頭を深々と下げた。
馬留め場から外へ出ると、太陽はすっかり真上まで昇っていた。
早めに帰らないとベルの機嫌を損ねてしまうかもしれない。
それにしても、ああいう気さくな人と関わるのは本当に疲れる。
……仲間……
ふと御者の言葉を思い出していた。
それと同時に、さっきまで見ていた夢が脳裏に過る。
守れなかった。
守られてしまった。
俺みたいな人間のためにあいつは命を落とした。
俺みたいな人間を逃がすために必死に抗っていた。
当の俺は何もできなかった。
そんな俺に仲間を持つ資格なんて無いんだよ。
もう誰も巻き込みたくは無い……
……くそ。
思い出したくなかったのに。
こんなことなら寝なきゃよかった。
もう帰ろう。
そうして俺は街門へと向かった。
目を覚ますと木造の部屋の中にいた。
だが部屋にしては狭く、一部壁が張られていない所もあった。
そしてガラガラという音と共に部屋全体が揺れている。
「よく眠れやしたか、お客さん。」
小窓の向こうから声が聞こえた。
そこから顔を覗かせると2頭の馬の手綱を握る御者の姿が見えた。
どうやら馬車の中でいつの間にか眠ってしまっていたようだ。
「……街まであとどれくらいだ?」
「そんなにかかりませんよ。気長に待っていてくだせぇ。なんならもう一回寝てても構いませんぜ。」
御者は豪快に笑って答えた。
「それにしてもお客さんは冒険家にしては若そうだが、仲間はいないのかい?」
仲間……
「その若さで1人で依頼を受けている人は珍しいですぜ。何か理由でもあるのかい?」
「……個人情報だ。話すつもりは無い。」
「釣れない人だなぁ。」
御者は残念そうにそう言うと、胸ポケットから何かを取り出し、小窓越しに渡してきた。
それは御者の名前が記載されたカードだった。
「まぁ、また乗ってくださいよ。お客さんに仲間がいようがいまいが、俺は馬を走らせるだけ。いつでも話は聞きますぜ。それに最近はテレポートばかりで馬車に乗せる数も減ってやす。お客さんを逃す手は無いんですわ。」
「最後のが本音だろ。」
「お客さん鋭い!」
変な御者だな。
呆れた俺は小窓を離れて、壁に寄りかかった。
……ん?
ガラガラという車輪の音の中、微かに何か別の音が聞こえた。
目を閉じ、聴覚を研ぎ澄ませ微細な音を聞く。
すると、何かを壊す音がこちらに近付いてくるのが分かった。
音の正体は分からないが何か嫌な予感がする。
俺は立て掛けていた剣を手に取る。
「……爺さん馬を走らせろ。」
「どうしたんです?」
「いいから走らせろ。」
少し圧を掛けてそう言うと、御者は何か言いたげそうにしながらも馬を走らせた。
その瞬間、後方で木々が薙ぎ倒される音が聞こえた。
馬車の後ろが吹き抜けになっているため、俺は確認することができた。
後方で舞い上がる土埃の中で巨大な影が蠢いている。
グォォォォォ───!!
巨大な影が咆哮を上げると、風圧により土埃が一気に晴れる。
そこにいたのは異様に発達した腕を持つ熊がいたのだ。
「どうしてこんな所にアンベアが!?」
あの巨大な腕が特徴の熊型のモンスターはどうやらアンベアというらしい。
アンベアの目がギロリとこちらを捉え、猛進し始めた。
見た目が獰猛そうだしこうなるのは当然か。
「そのまま馬を全力で走らせろ。」
「もうしてるさ!」
なら追いつかれるのは時間の問題か。
やるしかない。
俺は鞘から剣を抜き、
「爺さん、悪いが使わせてもらうぞ。」
俺は馬車内の縄で固定されていた荷物を切りつける。
そして固定が外れた荷物を外に蹴り飛ばした。
しかし、アンベアは勢いを失うこと無く、木箱を破壊しながら追い掛けてきた。
「あぁ!俺の大事な荷物たちが!」
相当な力だ。
あの腕で攻撃されたら骨だけじゃ済まなそうだ。
次に腰がけポーチから小型のナイフを取り出し、アンベアに投げつけた。
ナイフは肩辺りに刺さったもののやはり止まる気配が無い。
「爺さん。なんか持ってないか?」
「一応緊急時の道具がある!魔物に襲われた時用のな!」
「それを早く言え。」
小窓から御者の鞄を受け取り、中を漁る。
入っていたのは様々な魔道具だった。
その一つに煙を出す魔道具があった。
だが、相手は獣型のモンスター。
恐らく視界を遮っても、嗅覚で追ってくるだろう。
そこで俺はもう一つの魔道具を使うことに。
それは小さな魔物達から身を守ることができる音が鳴る爆弾式の魔道具だ。
音で相手を怯ませる程度の威力を放つ、小型爆弾で殺傷能力は低いが、使い方を変えればいい。
二つの魔道具を手に持ち、アンベアと向き合う。
徐々にアンベアと馬車との距離が縮まっていく中、俺はタイミングを見計らっていた。
ある程度距離を詰められたその瞬間、アンベアが飛び掛かった。
まさにこれを待っていた。
俺はアンベアの爪に沿ってなぞるように剣を滑らせる。
それによって軌道がずれ、態勢を崩したアンベア。
それを逃さず俺は起動させた小型爆弾式の魔道具を顔にぶつける。
いくら硬い皮膚を持っていても、目までは防げないだろ。
強烈な音と共にアンベアが怯んだ。
それと同時に煙を焚き、アンベアとの視界を消した。
「そのまま走らせろ。」
「お、おう!」
立ち込める煙の中で巨大な影が蠢いているものの、こちらに近付いてくる気配は無かった。
──────────
「さっきは助かったぜ……」
あのまま逃げ続けた俺たちは無事に街まで辿り着くことができた。
今は馬車が並ぶ、馬留め所で精算を行っているところだ。
「代金はこれで十分か?」
「お客さん、よくずっと冷静でいられるな……」
そう言いながら御者は金を受け取った。
「あれ?お客さん、料金が多いですぜ。」
俺は乗車料金よりも多くの金を渡していた。
「……詫びだ。荷物を投げて損害を出したからな。」
「いやあの状況じゃ仕方ないことですぜ。気にしてないんでお返ししやす。」
「なら馬代だ。2頭ともよく走ってくれた。」
馬の頭を撫でると、嬉しそうに耳をパタパタとさせた。
「お客さんいい人だな。そういうことならありがたく受け取らせてもらいやす。」
御者は笑顔を見せて金を鞄に突っ込んだ。
「にしてもお客さん。どうしても聞きたいことがあるんだが……」
「なんだ?」
「若いのに相当な実力があると見受けた。それなのにお客さんが仲間を連れていないってのが、やっぱり気になっちまって。俺が冒険家だったらお客さんみたいな人、真っ先に声を掛けると思いやすぜ。」
またその話かと俺は深々とため息をついた。
「個人情報だと言ったはずだ。」
「少しくらい、いいじゃないすか!共に窮地を乗り切った仲!俺たちはもう仲間ですぜ!」
「勝手なことを……」
でもこれ以上何も言わないでいてもこの人がしつこくなりそうだ。
「……単純な話だ。俺は冒険家じゃない。」
「え!?そうなんです!?」
「冒険家じゃなかったらパーティーを組む必要無いだろ。」
「冒険家じゃないのにあの実力……お、お客さん一体あんた何者なんです……?」
御者は驚いた表情をしながらも、理解はしているのか何度も小さく頷いていた。
その姿を見て俺はその場を去ろうとした。
「あ!お客さん!」
しかし、まだ御者が引き止めた。
「まだお客さんの名前を聞いてない!せめてそれだけ教えてくれ!」
「それも個人情──」
「次来た時安くしますから!」
断ろうとしたが、その言葉に少し惹かれた。
……名前を教えるだけで安くなるなら等価交換か。
「シエル。」
「シエルの旦那、またのご利用お待ちしておりやす!」
御者は満面の笑みを浮かべた後、頭を深々と下げた。
馬留め場から外へ出ると、太陽はすっかり真上まで昇っていた。
早めに帰らないとベルの機嫌を損ねてしまうかもしれない。
それにしても、ああいう気さくな人と関わるのは本当に疲れる。
……仲間……
ふと御者の言葉を思い出していた。
それと同時に、さっきまで見ていた夢が脳裏に過る。
守れなかった。
守られてしまった。
俺みたいな人間のためにあいつは命を落とした。
俺みたいな人間を逃がすために必死に抗っていた。
当の俺は何もできなかった。
そんな俺に仲間を持つ資格なんて無いんだよ。
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