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第二十七章 ちびっ子たちの冒険者デビュー
八百三話 調査団結成
因みに、今年は他に軽微な罪で捕まった職員がいたくらいで、ほぼ問題なく特別調査終了です。
無事にサギー伯爵領への調査に専念できるので、本格的に調査団の派遣が決まった。
しかし、調査団の一箇所に疑問点が。
「あの、何で調査団の団長が僕なんですか? 農地開発だから、農務卿が団長で良いと思うんですけど」
「そこは、書類をチェックしたのがアレク君だからだよ。アレク君は副宰相だから、権限的にも問題ない」
宰相、サギー伯爵領に僕が行くとうるさい人がいなくなると思っていそうです。
でも、他の人達が宰相をガッチリと押さえています。
「アレク君、不在の間はおじいちゃんがしっかりとやっておくよ」
「そうそう、サボったらあたしがこいつをガツンとやってやるぞ」
「ははは、私は部下に恵まれているね……」
うん、グロスター侯爵のおじいさまはともかくとして、シーラさんは宰相がサボったら間違いなく怒りそうです。
宰相がサボるのは、どう考えても無理っぽそうです。
因みにリズ達も僕と調査官についていくので、それなりの服に着替えています。
ということで、一旦辺境伯様の屋敷に行ってジンさん達と合流します。
「あの、何で俺が副団長になっているんだ?」
「そりゃ、ジンは副宰相だからよ。当たり前じゃない」
任命書を手にしたジンさんの呟きに、レイナさんがさも当たり前だとツッコんでいました。
まずは現地視察がメインなので、普通にお仕事をします。
もちろん、裏で色々とやるけどね。
「あの、軍もついておりますけど、近衛騎士が私だけで良いのでしょうか?」
「全然問題ないだろう。こいつらが誰かに遅れを取る事はないが、形式は大事だからな」
「ノエルさんは、リズが守るよ!」
今回は近衛騎士がノエルさんだけなんだけど、ノエルさんの実力的には問題ない。
それと、リズは僕がゴーサインを出すまで大人しくしていなさい。
「ふふふ、ポッキー全てを丸裸にしてくるのよ」
「キュー!」
そして、裏ではポッキー率いるマジカルラット部隊が出向機関を隅から隅まで調べ尽くす予定です。
ルシアさんもニヤリとしているけど、ポッキーもやる気満々ですね。
スラちゃんもこっそりと侵入していくみたいだけど、プリンはいつも通り僕たちの護衛です。
こういうのは堂々と行った方がいいので、騎馬隊を組んで現地に向かいました。
僕たちは、王家の馬車に乗っていきます。
サギー伯爵領の防壁の門のちょっと手前に転移してから、騎馬隊と馬車で向かいます。
「国の出向機関からの要望書に基づき、調査を行う調査団だ。こちらが、命令書になる」
「確認しました。どうぞ中にお入り下さい」
「後ほど領主のところにも向かうので、連絡するように」
近衛騎士のノエルさんが、門を警備する兵に陛下からの命令書を見せて手続きをしていた。
物凄くスムーズに話が進んでいき、何だかとっても拍子抜けです。
そして、馬車は街の中をゆっくりと進んで行きました。
パカパカパカ。
「うーん、街はとても平和ですね。物も沢山あるし、人々も笑顔です」
「何も、悪いものを感じないよ」
「だろう? だから、俺もレイナ達も拍子抜けでな。スラちゃんも、街から悪意を感じないと聞いていたぞ」
僕とリズが感じた感想に、ジンさんも同意していました。
ブランデー子爵領の時は家臣からも悪意を感じたし、街も貧困が進んでいた。
でも、サギー伯爵領はそんな気配は感じられず、普通の街って感じです。
初日ジンさんが半日で感じたものと、変わりはなさそうです。
「こういうのは、意外なところで裏を引いているものがいるだろう。気を引き締めないと」
ジンさんの勘なのか、黒幕がいるのは間違いないと思っているみたいだ。
僕も、何となくそんな事を思っていました。
無事にサギー伯爵領への調査に専念できるので、本格的に調査団の派遣が決まった。
しかし、調査団の一箇所に疑問点が。
「あの、何で調査団の団長が僕なんですか? 農地開発だから、農務卿が団長で良いと思うんですけど」
「そこは、書類をチェックしたのがアレク君だからだよ。アレク君は副宰相だから、権限的にも問題ない」
宰相、サギー伯爵領に僕が行くとうるさい人がいなくなると思っていそうです。
でも、他の人達が宰相をガッチリと押さえています。
「アレク君、不在の間はおじいちゃんがしっかりとやっておくよ」
「そうそう、サボったらあたしがこいつをガツンとやってやるぞ」
「ははは、私は部下に恵まれているね……」
うん、グロスター侯爵のおじいさまはともかくとして、シーラさんは宰相がサボったら間違いなく怒りそうです。
宰相がサボるのは、どう考えても無理っぽそうです。
因みにリズ達も僕と調査官についていくので、それなりの服に着替えています。
ということで、一旦辺境伯様の屋敷に行ってジンさん達と合流します。
「あの、何で俺が副団長になっているんだ?」
「そりゃ、ジンは副宰相だからよ。当たり前じゃない」
任命書を手にしたジンさんの呟きに、レイナさんがさも当たり前だとツッコんでいました。
まずは現地視察がメインなので、普通にお仕事をします。
もちろん、裏で色々とやるけどね。
「あの、軍もついておりますけど、近衛騎士が私だけで良いのでしょうか?」
「全然問題ないだろう。こいつらが誰かに遅れを取る事はないが、形式は大事だからな」
「ノエルさんは、リズが守るよ!」
今回は近衛騎士がノエルさんだけなんだけど、ノエルさんの実力的には問題ない。
それと、リズは僕がゴーサインを出すまで大人しくしていなさい。
「ふふふ、ポッキー全てを丸裸にしてくるのよ」
「キュー!」
そして、裏ではポッキー率いるマジカルラット部隊が出向機関を隅から隅まで調べ尽くす予定です。
ルシアさんもニヤリとしているけど、ポッキーもやる気満々ですね。
スラちゃんもこっそりと侵入していくみたいだけど、プリンはいつも通り僕たちの護衛です。
こういうのは堂々と行った方がいいので、騎馬隊を組んで現地に向かいました。
僕たちは、王家の馬車に乗っていきます。
サギー伯爵領の防壁の門のちょっと手前に転移してから、騎馬隊と馬車で向かいます。
「国の出向機関からの要望書に基づき、調査を行う調査団だ。こちらが、命令書になる」
「確認しました。どうぞ中にお入り下さい」
「後ほど領主のところにも向かうので、連絡するように」
近衛騎士のノエルさんが、門を警備する兵に陛下からの命令書を見せて手続きをしていた。
物凄くスムーズに話が進んでいき、何だかとっても拍子抜けです。
そして、馬車は街の中をゆっくりと進んで行きました。
パカパカパカ。
「うーん、街はとても平和ですね。物も沢山あるし、人々も笑顔です」
「何も、悪いものを感じないよ」
「だろう? だから、俺もレイナ達も拍子抜けでな。スラちゃんも、街から悪意を感じないと聞いていたぞ」
僕とリズが感じた感想に、ジンさんも同意していました。
ブランデー子爵領の時は家臣からも悪意を感じたし、街も貧困が進んでいた。
でも、サギー伯爵領はそんな気配は感じられず、普通の街って感じです。
初日ジンさんが半日で感じたものと、変わりはなさそうです。
「こういうのは、意外なところで裏を引いているものがいるだろう。気を引き締めないと」
ジンさんの勘なのか、黒幕がいるのは間違いないと思っているみたいだ。
僕も、何となくそんな事を思っていました。
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