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第十二章 再びの帝国との紛争
第七百八十六話 緊急会議
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僕とウェンディさんは、急いでギルバートさんの執務室に向かいました。
すると、ギルバートさんは忙しそうに動いている職員に指示を出していました。
更に先に面接試験が終わったのか、シロちゃんとユキちゃんもギルバートさんの仕事を手伝っていました。
「ギルバートさん、大変なことになっているって聞きました」
「おお、レオ君か。ウェンディも試験お疲れ。この後緊急の閣僚会議が行われ、レオ君たち軍の幹部にも出てもらう。それまで、書類整理を手伝ってくれ」
緊急事態なのは間違いなく、僕とウェンディさんもギルバートさんの仕事を手伝います。
書類整理は軍の施設でも行ったことがあるので、このくらいは全然平気です。
一時間ほど書類整理を手伝ったところで、僕はギルバートさんと共に会議室に向かいました。
「おお、レオか。試験終わりにすまんな」
「いえ、さっきまでギルバートさんのお手伝いをしていました。ある意味時間潰しになりました」
「そうか、レオは本当に真面目だな」
会議室に入ると、陛下もにこやかに僕の事を出迎えてくれました。
僕は軍の枠なので、会議室に来ていたアイリーンさんたちの隣に座ります。
閣僚と軍の幹部も出揃ったので、さっそく会議を始めます。
最初に、ブランドルさんが戦況の報告を行います。
「報告します。本日昼ごろ、帝国より事前通告なしに攻撃が行われました。警戒態勢を取っていたため、直ぐに迎撃を行っております。しかし、ディフェンダーズ伯爵領の国境では、複数の魔法使いによる攻撃が確認されました」
「「「なっ!?」」」
この場に集まった多くの人が、魔法使いが戦場に出てきたと聞いてかなり驚いていました。
もちろん僕もです。
魔法使いが戦闘に出るとなると、被害はかなり大きいはずです。
「陣地を強化したことにより、前線は崩れてはいません。ただ、ポーションでは治せない怪我人の発生と陣地の破壊が起きています」
「あまりよくない事態だな。とにかく早急に対応しないとならない」
ブランドルさんの報告を聞いた陛下も、腕を組みながら深刻そうな表情をしていた。
しかし、陛下は直ぐに頭を切り替えた。
「前回の紛争時と同じく、軍の治療班を派遣する。今回は二つの領地で紛争が起きているので、治療班は分けて派遣するように」
「畏まりました」
前回の紛争時は、サンダーランド辺境伯領に治療班の拠点を置いていました。
うーん、今回は僕はどこに派遣されるのだろうか。
すると、陛下が僕にある命令を下しました。
「仕方ないが、レオの機動力を借りるしかない。明日朝、ディフェンダーズ伯爵領に向かうように」
「はい!」
僕がソラちゃんに乗って一気に現地に向かえば、一足早く治療が出来ます。
更に土魔法を使って陣地を直して、みんなの力を借りて偵察を行えば情報も集められます。
他の人たちも、致し方ないとそんな判断です。
「ただし、戦闘には出ないように。行っても守備までだぞ」
「畏まりました」
みんなの不安もあるだろうし、陛下も僕に釘を差しました。
なんとか他の人たちが到着するまで持ちこたえるのが、僕に課せられた使命ですね。
シロちゃんも、頑張るぞと触手をフリフリとしていました。
同席している人たちも、僕に無理をしないようにと声をかけていました。
兵の増員なども決定したのだけど、ブランドルさんはこの懸念を忘れませんでした。
「帝国が王国の貴族と繋がっていた件もあり、このタイミングで何かをしてくる懸念もあります。王城内と王都内の警備の強化は、即時行うようにいたします」
「直ぐに実行するように。そして、明日緊急の謁見を行い、全貴族に戦時体制に突入したと宣言する」
僕も、冒険者学校の夏休みに帝国と繋がっている貴族を捕まえたっけ。
王都周辺もまだまだ危険はあるだろうし、軍はとにかく対応をしないと。
その後も、物流などの話も行なわれ緊急会議は終了しました。
僕とシロちゃんは、軍の施設に向かって明日出発時の件を話し合うことになりました。
ユキちゃんは、そのままウェンディさんと一緒に書類整理のお仕事をしてもらいましょう。
すると、ギルバートさんは忙しそうに動いている職員に指示を出していました。
更に先に面接試験が終わったのか、シロちゃんとユキちゃんもギルバートさんの仕事を手伝っていました。
「ギルバートさん、大変なことになっているって聞きました」
「おお、レオ君か。ウェンディも試験お疲れ。この後緊急の閣僚会議が行われ、レオ君たち軍の幹部にも出てもらう。それまで、書類整理を手伝ってくれ」
緊急事態なのは間違いなく、僕とウェンディさんもギルバートさんの仕事を手伝います。
書類整理は軍の施設でも行ったことがあるので、このくらいは全然平気です。
一時間ほど書類整理を手伝ったところで、僕はギルバートさんと共に会議室に向かいました。
「おお、レオか。試験終わりにすまんな」
「いえ、さっきまでギルバートさんのお手伝いをしていました。ある意味時間潰しになりました」
「そうか、レオは本当に真面目だな」
会議室に入ると、陛下もにこやかに僕の事を出迎えてくれました。
僕は軍の枠なので、会議室に来ていたアイリーンさんたちの隣に座ります。
閣僚と軍の幹部も出揃ったので、さっそく会議を始めます。
最初に、ブランドルさんが戦況の報告を行います。
「報告します。本日昼ごろ、帝国より事前通告なしに攻撃が行われました。警戒態勢を取っていたため、直ぐに迎撃を行っております。しかし、ディフェンダーズ伯爵領の国境では、複数の魔法使いによる攻撃が確認されました」
「「「なっ!?」」」
この場に集まった多くの人が、魔法使いが戦場に出てきたと聞いてかなり驚いていました。
もちろん僕もです。
魔法使いが戦闘に出るとなると、被害はかなり大きいはずです。
「陣地を強化したことにより、前線は崩れてはいません。ただ、ポーションでは治せない怪我人の発生と陣地の破壊が起きています」
「あまりよくない事態だな。とにかく早急に対応しないとならない」
ブランドルさんの報告を聞いた陛下も、腕を組みながら深刻そうな表情をしていた。
しかし、陛下は直ぐに頭を切り替えた。
「前回の紛争時と同じく、軍の治療班を派遣する。今回は二つの領地で紛争が起きているので、治療班は分けて派遣するように」
「畏まりました」
前回の紛争時は、サンダーランド辺境伯領に治療班の拠点を置いていました。
うーん、今回は僕はどこに派遣されるのだろうか。
すると、陛下が僕にある命令を下しました。
「仕方ないが、レオの機動力を借りるしかない。明日朝、ディフェンダーズ伯爵領に向かうように」
「はい!」
僕がソラちゃんに乗って一気に現地に向かえば、一足早く治療が出来ます。
更に土魔法を使って陣地を直して、みんなの力を借りて偵察を行えば情報も集められます。
他の人たちも、致し方ないとそんな判断です。
「ただし、戦闘には出ないように。行っても守備までだぞ」
「畏まりました」
みんなの不安もあるだろうし、陛下も僕に釘を差しました。
なんとか他の人たちが到着するまで持ちこたえるのが、僕に課せられた使命ですね。
シロちゃんも、頑張るぞと触手をフリフリとしていました。
同席している人たちも、僕に無理をしないようにと声をかけていました。
兵の増員なども決定したのだけど、ブランドルさんはこの懸念を忘れませんでした。
「帝国が王国の貴族と繋がっていた件もあり、このタイミングで何かをしてくる懸念もあります。王城内と王都内の警備の強化は、即時行うようにいたします」
「直ぐに実行するように。そして、明日緊急の謁見を行い、全貴族に戦時体制に突入したと宣言する」
僕も、冒険者学校の夏休みに帝国と繋がっている貴族を捕まえたっけ。
王都周辺もまだまだ危険はあるだろうし、軍はとにかく対応をしないと。
その後も、物流などの話も行なわれ緊急会議は終了しました。
僕とシロちゃんは、軍の施設に向かって明日出発時の件を話し合うことになりました。
ユキちゃんは、そのままウェンディさんと一緒に書類整理のお仕事をしてもらいましょう。
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