月の影に隠れしモノは

しんいち

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仙界にて

16 選択の儀 …究極の初体験…

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 慎也は呆然としてされるがまま…。が、股間のモノは、素早く反応し、一気に大きく勃起ぼっきして着物から顔を出した。
 それをすかさず、舞衣がくわえ込む。チュパチュパと卑猥ひわいな音を立て、数回口から出し入れする。

(う、うわ、すぐにも出ちゃいそう!)

「早く、入れて! ここがダメなら、お尻で!」

(ええ~っ! アナルセックス?
でもそれなら……。本人も良いって言ってるし……)

 舞衣はサッと慎也の着物を脱がせ、自分は仰向あおむけ状態になって、挿入しやすいように、腰の下に枕を入れた。正常位で後ろの穴に、ということだ。

「早く!! 時間が無い! あ、で、でも私こんなの初めてだから、その、優しく…。だけど、急いで!」

「う、うん、分かった」

 急かされ、でも優しくって、どうすれば良いんだか実際よく分からないが、とにかく、そう返事はした。舞衣も初めてと言うが、慎也も初めてだ。いや、慎也はアナルどころか、普通のセックスさえも……。
 舞衣の菊の花のような綺麗な形の肛門に、慎也は自分のはち切れそうになっている男根を当てた。

「いくよ。力抜いてね」

「はい、お願いします」

 舞衣が根元までたっぷり唾液を付けたので、何とか入りそうだ。
 その舞衣の唾液を肛門に塗り付けるようにしてから、ゆっくりと押込み…。
 根本まで、舞衣の体内に入れた。
 舞衣は顔をしかめている。

「大丈夫?」

「う、何か変な感じですう……」

 慎也の問いに、舞衣は恥ずかしそうに顔を赤めている。
 ゆっくり出し入れしてみる。

「あ~っ、こすれる。変な感じ。でも、良いかも…。もっとお願い。時間が無いわ」

 どうやら、悪くは無いみたいだ。
 慎也の方も、悪くは無い。いや、悪くないどころか、物凄ものすごく気持ち良い。先の方は舞衣の柔らかで滑らかな腸壁で刺激され、根本は肛門で締め付けられる。時々、亀頭の先に何か硬いものが当たるのは、舞衣の腸内物だろう。普通であれば汚いモノだが、スーパーアイドル高橋舞衣のモノだ。それに、その刺激もまた堪らない。

 チリーンチリーン。鈴の音が二回。あと五分だ。
 舞衣はそれを聞き、両手を慎也の背に回し、しがみついてくる。
 舞衣の豊かな乳房が、慎也の胸に当たる。
 舞衣の柔らかな唇が、慎也の唇に重なり、彼女の弾力のある舌が入ってくる。
 気持ち良い。もう、体がとろけてしまいそうだ。慎也は力強くアレを動かす。

「う、出る! 」

 勢いよく舞衣の腸内に射精した。
 舞衣は唇を離し、真っ直ぐ慎也を見た。整った綺麗な顔で…。

「出た?」

「うん」

 慎也は頷|《うなず》いた。

「よかった。間に合ったね」

「うん、これが認められるかどうかが問題だけど……」

 慎也は、舞衣とつながっている男根を、彼女の後穴から抜き出す。
 舞衣はベッドから降り、お尻を押さえた。

「痛い?」

「えっ、いや、痛く無いんだけど、違和感が……」

 恥ずかしそうにする。

「そうだ、傷は?」

「う、うん、こっちは、ちょっと痛いけど、たぶん大丈夫」

 スーッと部屋の扉が開いた。と同時に

「う、うあ~!」

 慎也の体が浮かび、外へ投げ出された。
 尻餅をついた慎也に、祥子がニヤッと怪しい笑みを浮かべた。

「さてさて、どういう判定が出るかのう?」

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