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Emi 松原

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みりんの正体

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以前、お米のうんたらを書いた時に、お米を使った調味料にこだわるようになったと書いたが、その一つが「本みりん」である。

本みりんだの、みりん風調味料だのと沢山スーパーに並んでいるが、皆さま一度は思ったことがないだろうか。


みりん、お前、何ものだ? と。


結婚前の私は、「みりんは甘みと風味をつけるもの」との認識はあったが、全くこだわりなど持っていなかったため、一番安いみりん風調味料を買っていた。

別にみりん風調味料が悪い訳ではない。ぶっちゃけ、味の違いが分かるかと言われれば、わからないと思う。


ちなみに本みりんの正体は、米からできている、アルコールを含んだ調味料である。
みりん風は、水あめ、米、米麹などを原料にした、アルコールをほとんど含まないものだ。
とりあえず、原材料と製造方法が違うのである。
(原材料は似たものも)


物凄く簡単に書いてしまったが、とにかく「甘み」と言われるのが、このみりんである。

今回書く「本みりん」は、甘味だけでなくコクがあり、味に奥行きを出したり、てりやツヤまで出す。
アルコールなので臭み消しの効果もあったり、味が染みやすい上、煮崩れを防ぎ、旨み成分を閉じ込める作用まであると言うではないか。


なかなか奥が深かった、本みりん。


ちなみにこう思ったこともないであろうか?


甘味? 砂糖と何が違うの?? と。


私も思っていた。使い分けてはいたものの、何が違うかと言われたら、答えられない。

なんせ、みりんは日本酒と砂糖を合わせたら代用にもなると言うのだから、余計にである。


そこで今回改めて調べてみたところ、砂糖に入っている糖が1種類なのに対し、本みりんは9種類以上の糖が含まれているらしい。

そのため、砂糖が直接的な甘さに対して、本みりんはまろやかでコクのある、柔らかい味になると言うのだ。


なるほど、わからん。

いや、なんとなく感覚では分かるのだが、なんとなーくの感覚である。


そんなこんなだが、結婚直後の私は、色々と調味料を見るのが楽しかった。

米麹が何倍とか、国産米がどうとか、味の違いはわからないが、お米がいっぱい、的なキャッチフレーズに惹かれていたのである。

こうしてスーパーで選んでいたのが、米麹がなんちゃらのこだわりの本みりんである。
ちなみに本みりんは食塩0のことがほとんどである。
(みりん風調味料は含まれていることがある)


こだわり調味料で特に問題もなく日々を過ごしていたのだが、これを揺るがす事件が起きた。


そう、誰の身にも直撃した、物価高である。


我が家の場合、夫婦二人(現在は私の父と三人)で、子供がいる訳でもないため、明日食うものに困った訳ではない。

だが、食費が前よりぐんぐん上がり、こだわり調味料の部分が割と痛い出費になったのである。

こうして私は、泣く泣く、本みりん、食塩0、国産米、の部分は押さえて、メーカーを変えた。

本みりんの容量で考えたら、こだわっていた時と比べて半額以下のものを使っている。


だが良いのだ。味の違いはわかっていない。単なる気持ちの問題なのだから。


では我が家のこだわり? 調味料を色々と書いてみたところで、我が家の煮物を紹介しようと思う。

煮物は水分が多く、透析患者さんにはあまり向かない。
調味料も沢山入るため塩分にも要注意であるが、私が作るのは塩分を極力抑えたものだ。

なんせいっとくさんが、私の煮物が好物だと言ってくれるのだから。

ただ、実は調味料は全部目分量なので、そこは申し訳ない。


まず、最初の方で紹介したお出汁パックで出汁をとる。
これだけで割と味が出る。

そこへ、めんつゆ(3倍濃縮)をドバッと。軽く色がつくくらい入れる。

さらに本みりんをドバドバと、気の済むまで入れる。(そんなに多くなくても良い)

最後に砂糖をどちゃーっと入れて、煮汁が完成だ。

そこにお好みの具材を入れて煮込んでもらえれば、大抵なんでも美味しくなる。塩分はお出汁パックの少量と、めんつゆのものだけである。


いやいや、みりんと砂糖一緒に使うの!?

と思われたかもしれないが、砂糖は透析患者さんにとって大事なエネルギーなのだ。

という建前で、私は甘みが強い煮物が好きなので、コクの甘みをみりんで出して、砂糖の強い甘みも使っている。


適当すぎる!! とのお声が聞こえてくる。

そう、私の料理はレシピを参考にしない限り、超適当なのだ!!

必ず調味料を測れと、どの資料にも書いてあるのに、これである。

血液検査の結果を見ながらのことだ。肩の力を抜こうではないか。


と言っても、こんなレシピ紹介ばかりでは流石によろしくないと思うので、いずれ参考にしたレシピとその調味料の置き換え方法をちゃんと書いていきたいと思う。

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