ダークロッドを打ち破れ

Emi 松原

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ダークロッドを打ち破れ

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~本音・二人の本気~

 その次の日からもたいして変わらない日常を俺は送っていた。
 カイキとフユミともかなり連携がとれるようになったし,毎日お昼はアマキ,ユウさん,アカネさんと屋上で食べるし,アマキとユウさんとの生活にも完璧に慣れた。
 そんなある日の昼休み前。
 いつものように,休み時間をアマキの元で過ごしていたユウさんをアカネさんが迎えに来たときに,アマキがアカネさんに何かこっそり手紙を手渡していた。
 そして昼休み。
「ソウタ,悪いけど今日は教室で昼飯食ってくれ。あたい,ちょっと用事があるから。兄貴も今日は生徒会のはずだからさ。」
 アマキが言ったので,俺はうなずいた。
 そしてアマキは何処かに出ていった。
 昼食を食べてしばらくした後,突然三年生と思われる男の先輩が教室に飛び込んできた。
そして
「ソウタって子居るか!?」
 なぜか俺に指名が入った。
「俺ですけど・・・。」
 俺が側によると,先輩は小さい声で,
「アマキって子がタクヤに拉致された。助けてほしければ一人で来いって。」
 なんだって!?それは,はやく助けにいかないと!!
「何処ですか!?」
 俺は装備もそこそこにアマキを助けたい一心で必死にその先輩についていった。
 そして連れて行かれたところは・・・・・。
「おう,早かったじゃないか。」
 タクヤさんだ。アマキは居ない。
 俺は一瞬で何が起きたか理解した。
 はめられたんだ。うかつだった。
 そもそも,あんな短期間でアマキが拉致なんかされるはずないんだ。
「お前だろ,あのくそユウシの妹の親友ってやつは。悪いけど,しばらく帰さないぜ。」
 タクヤさんの言葉。ちくしょう。

屋上

「アマキちゃん,話って何?」
 アカネが言った。
「アカネさん,兄貴のこと好きですか?」
 アマキが唐突に言った。
「どうして?」
 アカネが冷静を装って答える。
「兄貴は,あたいの感ですけどアカネさんが好きだと思います。だって,家でするのはアカネさんの話しばかり。アカネさんと居る時の兄貴は,ほかの女の人と居るときの兄貴と違うんです。」
 アマキが言った。そして続ける。
「もし,アカネさんが兄貴を好きならつき合ってほしいと思ったんです。だって,あたいが二人の邪魔をしているようで・・・そんなの嫌で・・・。」
 珍しい,弱気な発言のアマキ。
 そんなアマキを見て,アカネはふっと笑った。
「いいわ,正直に言う。私,ユウシが好きよ。でも,つき合うことはできないの。一度,彼女は作らないのかって聞いたことがあるの。そしたら,アマキちゃんに安心してまかせられる彼氏ができるまでは絶対に作らないって言われたわ。」
「それじゃ,やっぱりあたいのせいで・・・。」
「その続きがあるの。どうしてそんなに貴方はシスコンなの!?って思わず聞いちゃったんだ。そしたらユウシ,突然真面目な顔になってね。アマキは,俺が一番苦しいときに笑顔で支えてくれたかえがえのない兄妹だから,俺は何があってもその笑顔を守りたい,兄として,できることは全てしたい。そうかえってきたわ。でもその行動が,アマキちゃんの彼氏作りをさまたげてることに気づいてはないのよね。まぁユウシが認めないと駄目なんだろうけど。」
 そう言ってアカネは笑った。
「でもね,その時気づいたの。私は,こんなユウシが好きになったんだって。だから,いつか告白できる日まで待とうって決めたの。」
 アカネが言った。
「アカネさん,あたいはどうしたら・・・。」
「どうもしなくていいのよ。アマキちゃんは,アマキちゃんらしく毎日を過ごせばいいし,ユウシともいつも通り接すればいい。それだけのことよ。」
 アカネは笑っていた。
 そして,アマキも笑い返した。
その時,突然校内放送がかかった。

「え~ユウシとその妹。バトルの申し込みだ。俺のチーム対お前ら兄弟。とりあえず体育館に来い。逃げても良いけど,大事な妹くんのソウタくんがどうなっても知らないぜ。」
 校内放送はそこでとぎれた。
 アカネとアマキは顔を見合わせると,体育館へと走っていった。

 俺は体育館の真ん中の端でタクヤさんに盾のようにされて捕らえられていた。
 背中にはジャックナイフがあたっている。
 そのタクヤさんを守るように,タクヤさんのチームが三人前に並んでいる。
 体育館は大勢の人で賑わっていたけど,一番に駆けつけてくれたのはユウさんだった。
 ユウさんは,本気で怒っている。俺は,あんなユウさんの目を見たことがない。
 フユミとカイキも居る。
 そして,人混みをかき分けてアマキとアカネさんが姿を現した。
 俺を見て,ショックな顔をするアマキ。すぐにリアルスコープを立ち上げて本気の目になる。
「本当に勝負をうけるのか?」
 タクヤさんが楽しそうに聞いた。
「あたりま・・・・・」
 アマキの言葉を遮って,「これでもか?」とタクヤさんが言った。
 ジャックナイフが俺の背中に突き刺さる。俺は一瞬顔をしかめたけど,すぐ平然を装った。
「俺の気分次第で,こいつにナイフが刺さっていくぜ。俺はこいつをここから離す気はない。それにこいつただの馬鹿だぜ。妹くんを拉致したから一人で助けに来いって言ったら,本当に一人でしかも丸腰できやがった。」
 タクヤさんが言った。なんて汚い奴なんだ。
 俺はアマキを見た。
 なんとアマキは,くやしそうに,戦闘放棄をしようとしていた。
 俺を助けるために・・・・。そんなの駄目だ!!
「駄目だ!!アマキ!!」
 俺は叫んだ。また俺の背中にナイフが刺さる。でも俺は続けた。
「アマキ,戦って俺を助けてくれ。」
 俺は笑って言った。人一倍負けず嫌いのアマキに,俺のせいで戦闘放棄なんてさせられない。今度は二連打でナイフが突き刺さる。黙れという意味だ。
 アマキが俺を見た。
 俺は痛みをこらえながら笑ってうなずいた。
 それを見て,アマキの迷いは消えた。
「ソウタ,少しだけ耐えてくれ。」
 アマキが言った。
 そしてユウさんと二人で,ロッドを向ける。
 審判は見知らぬ三年生。
「ルールはどちらか全員が戦闘不能になるまでだ。」
 タクヤさんが言った。
 アマキとユウさんがうなずく。
 そしてユウさんが,アマキに何かをささやいた。
「え・・・あたいそんなの無理だよ・・・。」
 アマキが何か言っている。
「無理じゃない。力のコントロールさえできれば,必ず成功する。」
 ユウさんの言葉。
 そしてバトルスタート。
アマキは真っ直ぐに俺とタクヤさんの方向にアクアロッドを向けた。
タクヤさんが動揺している様子が伝わってくる。
「おい,こいつがどうなっても・・・・・。」
「よくない。だからまずそいつを返してもらう。」
 アマキが言った。
 アマキが何をしようとしているのかは分からない。けれども俺はアマキを信じていた。
「ソウタ指定,ウォータービーム!!」
 アマキが下から上にロッドを振り上げた。しかも衝撃が少ないビームだ。
 でもその反動で,俺の体は空中に舞い上がった。
 俺はなんとか態勢を整えようとしたけど,サッと影が飛んできて俺の体を包むと,フユミ達の場所へ着地した。
 俺を助けてくれたのは,カイキだった。
「治療は,バトルが終わってアマキがその傷を見るまではしないわよ。」
 フユミが言った。でも,それ,アマキが傷つくんじゃ・・・。
「何も見ない方が,もっと傷つくでしょ。あの性格じゃ。」
 俺の心を察したようにフユミが言った。もっともな意見だ。
 そして俺はユウさんとアマキを見た。
「兄貴,これ。」
 アマキが,アクアロッドをユウさんに差し出した。
「おう。」
 それを受け取りながら,ウインドロッドをアマキに渡すユウさん。
 二人が,本気になった・・・・。
 タクヤさんはあきらかに動揺している。
 けれどもバトルは続く。
 相手の先制攻撃ファイヤービームをユウさんがアクアシールドでガードした。
 そしてアマキが回復型能力者に二本のロッドを向ける。
「ファイヤービーム,プラス,ウインドカッター!!」
 風の力で,炎が大きくなる。それに加えてウインドカッターの切る威力。
「うわぁぁぁぁっぁ!!」
 まともにくらった回復型能力者は,一気に体力が0になるとその場に倒れた。
「サンダービーム,プラス,ウォータービーム!!」
 そう言ってユウさんはロッドを横に振った。
 水と雷が混ざったビームが並んだ二人を直撃する。
「ぐぎゃぁぁぁぁぁっぁっ!!」
 水の威力と電気のしびれが相手を襲う。
 そして二人とも一気に体力が0に。
 残りはタクヤさんだけだ。
 この二人を本気にさせたら,これだけの力が余裕でだせる。
「分かった,降参だ!!」
 タクヤさんが逃げようとした。
「どちらか全員が戦闘不能になるまでのルールのはずだ。」
 ユウさんが,今まで聞いたことのないような冷たい声で言った。
 そして二人で四本のロッドを向ける。
「ファイヤービーム,プラス,ウインドサイクロン!!」
「ウォーターボール,プラス,スパーク!!」
 アマキのロッドから放たれた炎が,風の竜巻の力で炎の竜巻となりタクヤさんを襲う。
 そしてユウさんの放った水のボールはスパーク,電撃をふくんでタクヤさんに直撃する。
「うぎゃぁぁぁぁっぁぁぁ!!!」
 タクヤさんの体力が0になった。
 アマキ達の勝利だ!!
 アマキが俺の元に走り寄ってきた。
「ソウタ,怪我は・・・・!!」
「こんな感じよ。」
フユミが俺の背中を見せる。アマキの顔がゆがむ。
そしてフユミは俺を治療した。
「ソウタ,ごめん・・・あたいのせいで・・・・。」
 違う。アマキのせいじゃない!!違うんだ!!
 俺は気がついたら,アマキを抱きしめていた。
「アマキ,本当にごめん!!アマキがあんな短時間で拉致なんてされるはずないのに,装備もそこそこでのこのこついていった俺が悪かったんだ!!だからそんな顔しないでくれよ!!」
 腕の中で,アマキは驚いているようだったが小さくうなずいた。
 ふと気配を感じると,そこにはユウさんが立っていた。
 慌てて離れる俺。
「す,すみませんユウさん,やましいことは何も・・・。」
 しかしユウさんから殺気は感じられなかった。
「ソウタ・・・すまなかった。それと・・・本当にアマキを助けようとして単身で三年生の元に飛び込んだのか。」
 ユウさんが言った。いつもの様子と違う。
「は・・・はい。でも,俺のミスでした。結果的にユウさんを戦わせることになってすみませんでした。」
「いや・・・いいんだ。」
 そう言ってユウさんは体育館を出ていこうとした。
「ユウシは責任を感じているだけよ。あとはソウタくんの行為を良しとするか考えてるのね。もう元に戻っているわよ。」
 アカネさんの言葉。
「ためしにアマキちゃんを抱きしめてごらんなさい。」
 アカネさんに言われた通り,俺はアマキを抱きしめた。アマキも抵抗することなく俺の腕におさまった。すると
【ズドドドドドドド,ドカッ】
 ユウさんに,蹴飛ばされた。
「だーれが,何度も何度もアマキちゃんを抱きしめて良いって言ったかなぁぁぁぁぁ??」
 ユウさんのいつもの殺気のこもった声。
【ゲシッ】
 それに蹴りを入れるアカネさん。
 その様子を見て,なんだか俺は安心した。
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