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共に生きるため
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夢華にとって,妖精界で過ごす最後の夜が来た。
大聖堂に夢華,優姿,種子蕾隊のメンバーが居る。
「夢ちゃんや,本当にすまんかったのう・・・。しかし,君がこの世界に来てくれて本当によかった。優姿,君もじゃ。妖精と人間は,きっとまた共存できる。わしは,二人がその架け橋になってくれる,そう信じてるぞ・・・。」
夢華と優姿がしっかりうなずいた。
「たぶん,帰ったらあたいらはもう見えなくなる。」
唐突に秋美が言った。
「えっ!?」
夢華が驚いて声をあげる。
「夢華達があたいらを見えてたのは,本当に純粋だからだ。けど,あたいに合うまで妖精が見えたことはなかったろ?あたいの力は普通の妖精より強いから,見えたんだ。たぶん,人間界で生活してたら,もう見えなく・・・。」
秋美が言葉を切った。
しかし夢華は微笑んだ。
「前にも言ったよね?あたしがみんなを見えなくなっても,あたしの側にみんなは居る。ほんの小さな自然にも妖精は居る。だから,あたしは大丈夫!!」
優姿も,微笑んでうなずいた。
その後は,みんなで色々な話をした。
心から楽しく思え,帰るのが辛くてたまらない。
だが,夢華と優姿の居場所は人間界だ。
人間界で,二人は生きていく。
未来がどうなるかは分からない。
それでも悪い道だけが延びているのではない。
「草多,冬美を待つの?」
遠慮がちに夢華は草多に聞いてみた。
「あぁ,数年なんて,あっという間さ。冬美が生きていてくれたら,俺はそれだけで十分だ。」
そう言って草多は笑った。
「夢華達が帰ったら,少しは落ち着けよ。」
海起が秋美に話しかけている。
「うっせーな!!てめぇに関係ねぇよ。」
そう言いながらも,秋美は口元に笑みを浮かべている。
それを見て,夏美がにやついていた。
春美も微笑んでいる。
桜達精霊も,夢華と優姿に近づいた。
「本当に,ありがとう。」
桜が二人に向かって言った。
時間が過ぎるのも忘れて,夢華は全員と語り続けていた。
夢華達が人間界に帰る時が来た。
当たり前だが優姿とは別のゲートだ。
ゲートは新しく,大精霊様達が作ったらしい。
優姿と夢華が別れる前,大聖堂の前で優姿は夢華にメモを渡した。
「これ,俺の連絡先。・・・また向こうで会おう。待ってるから。」
優姿が夢華に言った。
「うん!!」
二人はしっかり握手すると,大精霊様と精霊に別れを告げ,別々のゲートに向かっていった。
大精霊様,それに精霊と妖精達は,ずっと手を振り続けていた。
夢華は秋美,桜,春美,夏美と共にゲートへ到着した。
「みんな,本当に,本当にありがとう。」
夢華が笑顔で言った。
「あなたのその心と行動力があれば,きっと,明るい未来が開けている。・・・頑張るのですよ。」
桜が夢華に言った。
全員としっかり握手をして,夢華は秋美と手をつないだ。
「さぁ!!行くぜ!!!!」
秋美の声と共に,夢華は人間界へと帰っていった・・・・・。
夢華は元の,獣道を抜けてきた楠木の前に立っていた。
隣には秋美もいる。
「お別れだな・・・・・。」
秋美が言った。
「夢華と出会えて,嬉しかった。」
秋美が笑いながら言った。
夢華も笑ってうなずいた。
「いつでもあたいは夢華の側にいる。みんなだ。それを,忘れないでくれよ。」
秋美がそう言うと夢華は言葉にならない想いを伝えるかのようにうなずいた。
空は暗くなっている。
「ゆめかぁぁぁ!!」
声が聞こえてきた。
夢華のお母さんの声だ。
「ほら,探してるぜ。行けよ。」
夢華はゆっくりと秋美の手を離すと,獣道へ向かって歩いていった・・・・。
大聖堂に夢華,優姿,種子蕾隊のメンバーが居る。
「夢ちゃんや,本当にすまんかったのう・・・。しかし,君がこの世界に来てくれて本当によかった。優姿,君もじゃ。妖精と人間は,きっとまた共存できる。わしは,二人がその架け橋になってくれる,そう信じてるぞ・・・。」
夢華と優姿がしっかりうなずいた。
「たぶん,帰ったらあたいらはもう見えなくなる。」
唐突に秋美が言った。
「えっ!?」
夢華が驚いて声をあげる。
「夢華達があたいらを見えてたのは,本当に純粋だからだ。けど,あたいに合うまで妖精が見えたことはなかったろ?あたいの力は普通の妖精より強いから,見えたんだ。たぶん,人間界で生活してたら,もう見えなく・・・。」
秋美が言葉を切った。
しかし夢華は微笑んだ。
「前にも言ったよね?あたしがみんなを見えなくなっても,あたしの側にみんなは居る。ほんの小さな自然にも妖精は居る。だから,あたしは大丈夫!!」
優姿も,微笑んでうなずいた。
その後は,みんなで色々な話をした。
心から楽しく思え,帰るのが辛くてたまらない。
だが,夢華と優姿の居場所は人間界だ。
人間界で,二人は生きていく。
未来がどうなるかは分からない。
それでも悪い道だけが延びているのではない。
「草多,冬美を待つの?」
遠慮がちに夢華は草多に聞いてみた。
「あぁ,数年なんて,あっという間さ。冬美が生きていてくれたら,俺はそれだけで十分だ。」
そう言って草多は笑った。
「夢華達が帰ったら,少しは落ち着けよ。」
海起が秋美に話しかけている。
「うっせーな!!てめぇに関係ねぇよ。」
そう言いながらも,秋美は口元に笑みを浮かべている。
それを見て,夏美がにやついていた。
春美も微笑んでいる。
桜達精霊も,夢華と優姿に近づいた。
「本当に,ありがとう。」
桜が二人に向かって言った。
時間が過ぎるのも忘れて,夢華は全員と語り続けていた。
夢華達が人間界に帰る時が来た。
当たり前だが優姿とは別のゲートだ。
ゲートは新しく,大精霊様達が作ったらしい。
優姿と夢華が別れる前,大聖堂の前で優姿は夢華にメモを渡した。
「これ,俺の連絡先。・・・また向こうで会おう。待ってるから。」
優姿が夢華に言った。
「うん!!」
二人はしっかり握手すると,大精霊様と精霊に別れを告げ,別々のゲートに向かっていった。
大精霊様,それに精霊と妖精達は,ずっと手を振り続けていた。
夢華は秋美,桜,春美,夏美と共にゲートへ到着した。
「みんな,本当に,本当にありがとう。」
夢華が笑顔で言った。
「あなたのその心と行動力があれば,きっと,明るい未来が開けている。・・・頑張るのですよ。」
桜が夢華に言った。
全員としっかり握手をして,夢華は秋美と手をつないだ。
「さぁ!!行くぜ!!!!」
秋美の声と共に,夢華は人間界へと帰っていった・・・・・。
夢華は元の,獣道を抜けてきた楠木の前に立っていた。
隣には秋美もいる。
「お別れだな・・・・・。」
秋美が言った。
「夢華と出会えて,嬉しかった。」
秋美が笑いながら言った。
夢華も笑ってうなずいた。
「いつでもあたいは夢華の側にいる。みんなだ。それを,忘れないでくれよ。」
秋美がそう言うと夢華は言葉にならない想いを伝えるかのようにうなずいた。
空は暗くなっている。
「ゆめかぁぁぁ!!」
声が聞こえてきた。
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「ほら,探してるぜ。行けよ。」
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